0 編集部が注目した重点ポイント
①売上高は前年比57.8%増で過去最高を更新する
2025年12月期は売上高7,413百万円(前年比57.8%増)を達成し、過去最高の業績を記録しました。特にリノベーション事業「BRO-ROOM」と大規模修繕事業「BRO-WALL」の受注が急拡大しており、インターネット回線以外の収益柱が確立されたことで、不動産価値向上をトータルで支える成長構造へと進化しています。
②創業以来初となる配当実施を決定する
2026年12月期より、創業以来初となる配当(初配)を実施する方針を発表しました 。2026年度の当期純利益が目標の5億円を超える650百万円となる見込みであり、株主還元と成長投資を両立できる強固な収益基盤が確立されたことを示しています。
③米国進出と地方創生への本格展開を開始する
2026年より、巨大なリフォーム需要が見込まれる米国市場へのアプローチを開始します。国内でも16の自治体と地方創生に向けた折衝を進めており、独自スキーム「BRO-ZERO」を軸としたグローバルかつ社会貢献性の高いフィールドでのキャリア機会が飛躍的に拡大する見込みです。
1 連結業績ハイライト
出典:2025年12月期 通期決算説明資料 P.4
2025年12月期の実績は、期初予想(売上高6,000百万円)に対して123.6%の達成率となりました。BRO-ROOMおよびBRO-WALLの受注が計画を大きく上回って推移したことが主因です 。営業利益に関しても、個別債権の貸倒引当金を追加計上(314百万円)しながらも増益を確保しました。
通期計画に対する進捗評価については、売上高・各段階利益ともに予想を上回り、極めて順調な着地となりました。特に売上高は上方修正後の目標値に対しても100.2%と、着実な実行力が証明されています。
2 事業別分析:転職者が活躍できるフィールド
出典:2025年12月期 通期決算説明資料 P.15
内装リノベーション・大規模修繕 (BRO-ROOM / BRO-WALL)
事業内容:オーナーの初期費用負担をゼロにする「BRO-ZERO」スキームを活用し、賃貸物件の内装リフォームや外壁塗装・屋上防水等の工事を請け負う事業です。
業績推移:BRO-ROOMは前年比183.4%増(2,888百万円)、BRO-WALLは前年比1,003%増(960百万円)と驚異的な伸びを記録しました。
注目ポイント:不動産オーナーのキャッシュフロー最大化に直結する提案が支持されています。一棟あたりの単価が高い分譲マンションや福祉施設、地方創生案件など建物種別が多様化しており、幅広い不動産知識を持つ専門人材が求められています。
インターネット・IoT (B-CUBIC / BRO-LOCK)
事業内容:マンション向け無料インターネット「B-CUBIC」や、スマホ応答可能なIoTインターフォン「BRO-LOCK」を提供しています。
業績推移:B-CUBICの累計導入棟数は10,293棟に達しました 。ストック売上高は1,846百万円と安定的に推移しています。
注目ポイント:入居率向上に不可欠なインフラとして、1,005社を超える管理会社との提携基盤が強みです。現在はリノベーション事業へのクロスセル(関連商品の販売)の入り口として機能しており、パートナー企業との連携強化を担う人材の重要性が高まっています。
3 今後の見通しと採用の注目点
出典:2025年12月期 通期決算説明資料 P.42
2026年12月期は、売上高10,000百万円(前年比34.9%増)、経常利益1,100百万円(前年比42.8%増)という、中期計画当初の予想(売上高74.8億円)を大きく上回る強気な増収増益を見込んでいます。
成長戦略の柱は「領域拡大」です。既存の賃貸マンションに加え、分譲・福祉施設・地方創生への「BRO-ZERO」適用を段階的に拡大します。さらに、2026年からは米国マーケットへの進出に向けた基盤構築を開始する予定であり、国内外で非連続な成長を実現するM&Aも積極的に展開する方針です。
4 求職者へのアドバイス
「初期導入費用ゼロ円」のファイナンススキームBRO-ZEROは、不動産オーナーの資金的な障壁を取り除く圧倒的な提案武器です。社会課題である空き家問題の解決や地方自治体の宿泊施設不足解消に直接貢献できるため、コンサルティングを通じて社会にインパクトを与えたいという動機が非常に高く評価されます。
- 「2026年からの米国進出において、現地パートナーシップ構築を担う人材にはどのようなスキルやマインドを求めていますか?」
- 「現在16自治体と折衝中の地方創生事業において、民間企業として自治体の課題にどう深く入り込んでいくのか、具体例を伺いたいです」
- 「2026年4月から開示されるフロー粗利額は、営業個人の評価制度や目標設定にどのように連動していく予定ですか?」
5 転職者が知っておきたい現場のリアル
仲のいい家族のような会社を目指している
経営方針、経営理念は仲のいい家族のような会社を目指しており、その圧迫感を感じる人が多分向いていないため退職している方がいるのだろうと感じた。
(20代前半・マーケティングコンサルタント・男性) [キャリコネの口コミを読む]※本記事は、公開されている決算短信、決算説明資料等の公開資料、および社員・元社員の口コミ情報をもとに、編集部の責任において作成しています。
使用した主な公開資料:
- 株式会社ブロードエンタープライズ 2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
- 株式会社ブロードエンタープライズ 2025年12月期 通期決算説明資料



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