0 編集部が注目した重点ポイント
①通期売上高が171億円を突破し3期連続で過去最高を更新する
当期の連結売上高は前年同期比10.9%増の17,151百万円に達し、3期連続で過去最高を更新しました。社会インフラ事業における電力や交通・運輸分野の大型DX案件が強力に業績を牽引しており、顧客の旺盛なIT投資ニーズを確実に捉えています。業績の拡大に伴い、中核を担うエンジニアの採用・キャリア機会がさらに活発化しています。
②2026年4月にAIビジネス推進部を新設し専門人材の育成を加速する
2026年4月、AI技術を活用した生産性向上と新たな事業価値の創出を目的として「AIビジネス推進部」を新設しました。高度AI人材の育成を加速させ、従来のSI開発からAI活用を前提とした開発スタイルへのシフトを推進します。最先端のAI領域に挑戦したい求職者にとって大きなキャリア機会が到来しています。
③アジア航測との提携により都市OSの提供を開始する
2026年3月に空間情報のパイオニアであるアジア航測と戦略的パートナーシップを締結しました。デジタルツイン技術を用いた「スマートシティ統合プラットフォームサービス(都市OS)」の提供を目指します。社会インフラとGIS技術を掛け合わせた次世代SIビジネスモデルの創出に携わるチャンスが広がっています。
1 連結業績ハイライト
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.4
当連結会計年度における業績は極めて好調に推移しました。単価アップやコンサルティング等の高収益案件の増加により、売上総利益率が27.8%から29.0%へ大幅に良化しています。この利益率の改善により、3期連続となる処遇改定や新卒採用活動に伴う販売管理費の増加を完全に吸収し、営業利益は前年同期比25.4%増の大幅な増益を達成しました。顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資ニーズを的確に捉えた結果、持続的な成長基盤がさらに強固なものとなっています。
通期計画に対する進捗状況としては、当初の業績予想を完全に達成しており、業績の進捗は極めて順調かつ堅調に推移したと評価できます。受注高についても前年同期比14.2%増の17,560百万円と過去最高を更新しており、次期に向けた事業の継続的な拡大が約束されています。
2 事業別分析:転職者が活躍できるフィールド
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.10
社会インフラ事業
[事業内容]
電力・ガス、交通・運輸、公共、通信・ネットワーク分野向けのICTシステム開発およびDXソリューションの提供。
[業績推移]
売上高は11,183百万円(前年同期比14.9%増)と大幅な増収を達成し、全社成長の牽引役となっています。
[注目ポイント]
電力領域における次世代スマートメーター関連や送配電設備関連システムの刷新といった大型DX案件が継続して好調です。さらに、ベトナム・ダナンでのオフショア開発ノウハウを体系化したグローバルITサービス「+Global」の提供を2026年2月に開始しました。社会インフラの強靭化を支えるため、最先端のハイブリッドアジャイル開発やグローバル開発を主導できるPM・エンジニアが必要とされています。
先進インダストリー事業
[事業内容]
製造、サービス(決済・カード)、エンタープライズ分野向けのDXソリューションおよびシステム開発。
[業績推移]
売上高は5,968百万円(前年同期比4.1%増)となり、サービス分野を中心に堅調に推移しています。
[注目ポイント]
決済・カード領域においてデータマネジメント関連のDX案件が拡大しています。決済代行事業者向けのデータ分析基盤構築では、同社の中核ソリューション「AgileLeap」が多大な貢献を果たしました。また、2025年10月にはAIコンサルティング&エンジニアリングサービス「+AIdea」の提供を開始しており、AI前提の開発スタイル(AIネイティブ開発)へのシフトを担う高度なデータサイエンティストやAIエンジニアの増員が急務となっています。
3 今後の見通しと採用の注目点
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.26
2027年3月期は、売上高18,200百万円(前期比6.1%増)、営業利益2,400百万円(前期比11.9%増)を計画し、4期連続となる最高業績の更新を目指しています。IT市場では生成AIの活用が本格化しており、同社への引き合いも非常に旺盛です。これに対応するため、中長期的な成長に向けて人材育成やAI、データマネジメント領域の強化に対する積極的な投資を実行する予定です。東北大学との「AI新時代のデータプラットフォーム」領域における共同研究など、産学連携による最先端テクノロジーの知的財産化も推進中であり、エンジニアとしての専門性を極めたい技術者にとって魅力的な環境が整っています。
4 求職者へのアドバイス
志望動機のヒント:
同社は「3期連続過去最高業績」を達成しており、経営基盤は極めて安定しています。面接では、社会インフラ事業における安定的なDX需要に加え、新たに新設された「AIビジネス推進部」や新サービス「+Global」などの新技術・グローバル展開への挑戦に共感している姿勢を示すと効果逆です。特に「AIネイティブ開発」や「スマートシティ(都市OS)」といった次世代SIビジネスモデルに自身のスキルをどう活かせるかを具体的に言語化してアピールしましょう。
面接での逆質問例:
・「2026年4月に新設されたAIビジネス推進部において、現在最も注力しているAIネイティブ開発のユースケースや、中途採用者に期待される役割について教えてください。」
・「アジア航測との戦略的パートナーシップによる都市OSプラットフォームの構築において、GIS技術やデータマネジメントの知見を持つ人材は具体的にどのようなプロジェクトから参画することになりますか。」
5 転職者が知っておきたい現場のリアル(口コミ)
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使用した主な公開資料
- アドソル日進株式会社 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
- アドソル日進株式会社 2026年3月期 決算説明資料



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