NJSの転職研究 2026年12月期1Q決算に見るキャリア機会

NJSの転職研究 2026年12月期1Q決算に見るキャリア機会

NJSの2026年12月期1Q決算は、国内の水インフラ再構築業務が好調に推移し、連結売上高が前年同期比20.1%増の10,626百万円を記録しました。「なぜ今NJSなのか?」「転職希望者がどの事業で、どんな役割を担えるのか」を整理します。


0 編集部が注目した重点ポイント

子会社を統合しカスタマー事業を強化する

当第1四半期である2026年1月10日付で、連結子会社の株式会社スカイアクアサービスが株式会社水道アセットサービスを吸収合併しました。この統合によりカスタマーサービス領域の体制が効率化され、前年同期比データへの影響として1社が除外されています。同領域での一体展開により、転職者にとって新たなキャリア機会が拡大する可能性があります。

国内のインフラ再構築業務が業績を牽引する

当第1四半期は国内業務において災害対策や老朽化に対応したインフラ再構築、劣化調査・診断業務などが非常に好調に推移しました。この結果、連結売上高は前年同期比20.1%増の10,626百万円、営業利益は25.3%増の4,090百万円を記録しています。インフラ管理の高度化需要を背景に、専門人材の活躍フィールドが大きく広がっています。

1 連結業績ハイライト

国内の水インフラ再構築や災害対策業務が非常に力強く牽引し、各利益項目は極めて高い成長率を維持しています。
2026年12月期連結業績見通し

出典:260303IRMeetingDoc.pdf P.11

売上高

10,626百万円

(前年同期比 +20.1%)

営業利益

4,090百万円

(前年同期比 +25.3%)

経常利益

4,124百万円

(前年同期比 +25.8%)

親会社株主帰属四半期純利益

2,910百万円

(前年同期比 +28.7%)

当第1四半期連結累計期間は、国内経済における景気の底堅さを背景に、水インフラ事業プロセス全体を管理するオペレーションサービスやカスタマーサービスの強化が功を奏しました。特に国内業務における災害対策や老朽化対策への需要が非常に強く、連結受注高は前年同期比36.7%増の5,231百万円と大幅な増加を達成し、将来の成長基盤をさらに確固たるものにしています。

通期業績予想に対する進捗状況としては、売上高が通期予想28,000百万円に対し37.9%に達しているほか、営業利益は計画の3,600百万円をすでに上回る4,090百万円を記録しており、足元の業績は極めて順調に推移しています。

2 事業別分析:転職者が活躍できるフィールド

主軸の国内業務が大幅な成長を遂げているほか、海外業務においても確かな改善の兆しが見られます。
2025年12月期売上高構成

出典:260303IRMeetingDoc.pdf P.7

国内業務

【事業内容】 災害対策やインフラ老朽化に対応したインフラ再構築業務、施設の劣化調査・診断業務、官民連携の導入調査業務、ソフトウェア関連やインスペクション業務に注力しています。

【業績推移】 受注高は前年同期比42.4%増の4,675百万円、売上高は20.8%増の9,990百万円、営業利益は24.3%増の4,121百万円と、非常に好調な実績を残しています。

【注目ポイント】 人口減少や自然災害の激甚化に伴い、広域連携やウォーターPPPなどの官民連携事業の推進が加速しています。インフラ管理の高度化に向け、ソフトウェアやインスペクション技術(ドローンやAI解析など)の強化が進んでおり、最先端のデジタルインフラマネジメントに携わる専門人材のニーズが急激に高まっています。

注目職種

上下水道コンサルタント、土木設計エンジニア、システム開発エンジニア、インスペクション技術者

海外業務

【事業内容】 アジア、中東、アフリカにおいて、都市化に伴う水インフラ整備事業や浸水対策プロジェクトを推進しています。

【業績推移】 受注高は前年同期比2.4%増の556百万円、売上高は10.7%増の635百万円、営業損失は31百万円(前年同期は営業損失52百万円)と、赤字幅が縮小しています。

【注目ポイント】 新興国を中心とする海外都市の発展に伴い、確実な水インフラ整備の需要を取り込んでいます。自立的かつ持続可能な事業推進に向けた体制構築が進んでおり、グローバルな課題解決に貢献できるエンジニアやプロジェクトマネジメント人材にとって、その手腕を存分に発揮してキャリアを躍進させる好機となっています。

注目職種

海外プロジェクトマネージャー、グローバル水インフラ設計技術者

3 今後の見通しと採用の注目点

中長期的な売上高目標350億円の達成に向け、ソフトウェアやカスタマーサービスといった成長領域の拡充を急いでいます。
売上高目標

出典:260303IRMeetingDoc.pdf P.22

同社は2026年12月期の通期連結業績予想として、売上高28,000百万円、営業利益3,600百万円の当初計画を維持しています。水インフラを取り巻く環境は、施設の老朽化や八潮市の道路陥没事故などを契機として、整備・維持管理の統合的マネジメントの重要性が一段と増しています。同社は「水と環境 of オペレーションカンパニー」の実現を目指し、2030年に売上高350億円を掲げており、SmartPPPの展開やBIM/CIMデータの活用推進による生産性向上を急いでいます。これを具現化するため、同社は「プロアクティブ人材の育成」を施策に盛り込んでおり、失敗を恐れず挑戦する人材を求めているため、意欲的な転職者にとって理想的な挑戦の舞台が整備されつつあります。

4 求職者へのアドバイス

HINT

志望動機のヒント

「水と環境のオペレーションカンパニー」を目指し、従来のコンサルタントの枠を超えてソフトウェアやインスペクション技術の強化に邁進する同社の姿勢に共感することが鍵となります。特にウォーターPPPやSmartPPPの推進といった、官民連携とデジタル技術の融合による水インフラの統合的マネジメントに関わることで、社会の安全と持続可能性に貢献したいという熱意を示すことが、面接官の共感を呼ぶ強力なアピールになります。

Q&A

面接での逆質問例

「中長期の数値目標である2030年売上高350億円の達成に向け、カスタマーサービスやオペレーションサービスといった新規領域の強化を掲げられています。これらの新領域において、中途採用の専門人材に対して即戦力として期待される役割や、初期に発揮してほしい成果について詳しく伺えますでしょうか。」

「オペレーションカンパニーの実現に向けた施策として『プロアクティブ人材の育成』を重視されていると拝見しました。変化を機会と捉えて失敗を恐れず挑戦する人材に対して、具体的にどのようなスキル習得の支援や評価の仕組みがあるのかを教えていただきたいです。」

5 転職者が知っておきたい現場のリアル(口コミ)

決算資料や公式発表だけでは見えにくい、現場で働く社員・元社員の実体験(口コミ)を、転職判断の参考となるよう編集部で選定しています。
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コンサルタントとして成長できる環境

上下水道というインフラを支えている実感があり、その点はやりがいに繋がっている。コンサルタントとして、成長できる環境である。

(20代前半・コンサルタント・男性) [キャリコネの口コミを読む]
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残業はとても多い

休日出勤はないが、残業はとても多い。仕事とプライベートのオンオフをしっかりすることがとても大切。それじゃないとやっていけないかもしれない。管理職になれば年俸制になり残業代はでなくなる。休日に働いている管理職が多い。

(20代前半・コンサルタント・男性) [キャリコネの口コミを読む]

※本記事は、公開されている決算短信、決算説明資料等の公開資料、および社員・元社員の口コミ情報をもとに、編集部の責任において作成しています。

使用した主な公開資料

  • 140120260513529581.pdf:2026年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
  • 260303IRMeetingDoc.pdf:2025年12月期決算概要 オペレーションカンパニー戦略

この記事の執筆者

上場企業の四半期決算から、面接で差がつく「志望動機」や「逆質問」のヒントを導き出す専門チーム。3ヶ月ごとの業績推移と戦略の遂行状況をキャリコネ独自の現場データと照合し、求人票だけでは見えない企業の「現在地」を可視化します。投資家向け情報を、転職希望者が選考を有利に進めるための武器に変える、実戦的な企業研究を配信中。


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