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編集部が注目した重点ポイント
① 営業利益81億円を達成し過去最高益を更新する
2026年3月期の売上高は1,037億円、営業利益は81億円に達し、4期連続で過去最高益を更新しました。すべてのビジネスモデルが伸長したほか、適正価格の追求や採算性審査の厳格化による収益性の改善が大きく寄与しており、高収益体質への転換が着実に進んでいます。
② 新区分を導入しサービス売上406億円を目指す
2027年3月期より自社の技術提供領域を「エンジニアリングサービス」に区分する管理体制変更の実行を行います。2029年3月期に同売上406億円を目指す戦略であり、転職者にとってはエンジニアとしてのキャリア機会が拡大する好機です。なお、新区分への移行にともない従来実績とは管理体制が変更となります。
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連結業績ハイライト
出典:2026年3月期決算および2027年3月期業績見通し P.2
売上高
103,728百万円
前期比 +5.6%
営業利益
8,178百万円
前期比 +26.2%
経常利益
8,320百万円
前期比 +26.1%
当期純利益
6,472百万円
前期比 +35.9%
※実質ROE(株主資本利益率)=特別利益・特別損失等を除いたROE(当期の実質的な資本効率を測る指標。当期実績は12.3%)
当期の業績は、企業の旺盛な設備投資意欲を背景に、売上高が103,728百万円(前期比5.6%増)、営業利益が8,178百万円(前期比26.2%増)と大幅な増収増益を達成しました。前中期経営計画の最終年度として、掲げていた売上高1,022億円、営業利益55億円の通期目標をいずれも上回って達成しており、中計の達成状況は非常に順調です。プライシングマネジメントや不採算案件の抑制が成果を上げており、営業利益率は7.9%へと向上しました。
中計の営業利益目標に対して147.3%の達成率を記録するなど、想定を上回る高水準な着地となっており、次なる成長ステージへの強固な足がかりを築いています。
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事業別分析:転職者が活躍できるフィールド
出典:2026年3月期決算および2027年3月期業績見通し P.4
機器ビジネスモデル
【事業内容】PC、サーバ、ストレージ、ネットワーク機器、PBX(構内交換機=回線交換システム)などのIT製品の販売・導入を担う領域です。
【業績推移】売上高は43,378百万円(前期比7.6%増)、受注高は49,891百万円(前期比24.3%増)と好調に推移しました。
【注目ポイント】製造業や官公庁向けのサーバ・ストレージ導入を中心に拡大しました。さらに、官公庁および金融業向けの大型機器導入案件の獲得に成功しており、顧客の旺盛な設備投資意欲を確実に取り込んでいます。
開発・構築ビジネスモデル
【事業内容】情報系・ネットワーク系のインフラ構築、ネットワーク設計、システムやアプリケーションの開発、音声基盤システムの設計などを行います。
【業績推移】売上高は17,391百万円(前期比13.6%増)、受注高は17,055百万円(前期比4.8%増)と大幅に伸長しました。
【注目ポイント】オフィス移転に伴うネットワーク構築や、サービス業・運輸業向けをはじめとする幅広い顧客のシステム開発案件が好調に推移しました。エンジニアリングリソースの拡大に注力しており、付加価値の高い開発案件の取り込みを強化しています。
サービスビジネスモデル
【事業内容】各種クラウドサービスやクラウド基盤の提供、機器保守、回線月額費用保守・運用サービスなどのストック型ビジネス(継続課金型モデル)を展開します。
【業績推移】売上高は42,957百万円(前期比0.8%増)、受注高は43,437百万円(前期比1.7%減)と固定収益をベースに堅調に推移しました。
【注目ポイント】クラウドソリューションをはじめとするストック型ビジネスの拡大により、安定的な収益を維持しています。受注高は前期の大型商談獲得の反動で微減となったものの、注力領域である物流向けDXサービスやマネージドサービスの着実な伸長が見られます。
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今後の見通しと採用の注目点
出典:2026年3月期決算および2027年3月期業績見通し P.7
2027年3月期の通期業績は、売上高1,070億円(前期比3.2%増)、営業利益87億円(同6.4%増)と増収および5期連続の最高益更新を見込んでいます。親会社株主に帰属する当期純利益は57.5億円(同11.2%減)となる予測ですが、これは前期に計上した有価証券売却益の反動によるものです。市場環境としては、メモリの供給制約や価格高騰の懸念があるものの、生成AIの社会浸透やDX加速に伴うICT投資意欲は堅調に推移すると予想されています。新たな中期経営計画「Trust & Challenge 2029」では、3か年で70億円規模の成長投資(人的資本・テクノロジー・社内IT/AI)や400億円規模の戦略投資を掲げており、キャリア採用の拡大や待遇改善による優秀な人材の獲得に注力する方針です。
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求職者へのアドバイス
志望動機のヒント
同社は新中期経営計画において、AIを前提とした価値創出モデルへの転換であるAI Nativeへの移行を強力に推進しています。単なるITツールの活用にとどまらず、業務プロセスや組織、提供サービスそのものをAI中心に再設計する先進的な取り組みに挑戦している環境は、自身の技術力を最先端の変革に活かしたいと考える求職者にとって、非常に魅力的な志望動機の主軸となります。
面接での逆質問例
新たな中期経営計画『Trust & Challenge 2029』では、従来のプロダクト偏重からエンジニアリングサービスを軸とした収益モデルへの進化が掲げられていますが、このサービス中心の収益モデルへの変革において、中途採用で参画するエンジニアには具体的にどのような提供価値やプロジェクトの牽引が期待されているでしょうか。
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転職者が知っておきたい現場のリアル
技術の幅が広いことが魅力
創業90年という長い歴史があり、経営的な安定感があります。最近ではDXやAIといった最先端の技術にも積極的に取り組んでおり、技術の幅が広いことが魅力です。また、業種に偏りがないため、様々な業界のプロジェクトに携われるのが大きなメリットです。
(40代後半・人事・男性)
[キャリコネの口コミを読む]結局は部署ないしは人に依ります
全体的に改善されつつあるものの、結局は部署、ないしは人に依ります。ハードワークを強いられる部署に所属する、またそのような部署では無いとしても、仕事を多く請負う優秀・やる気のある人は、どうしてもハードワークになってしまいます。
(20代後半・法人営業・男性)
[キャリコネの口コミを読む]※本記事は、公開されている決算短信、決算説明資料等の公開資料、および社員・元社員の口コミ情報をもとに、編集部の責任において作成しています。
使用した主な公開資料
- 都築電気株式会社 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
- 都築電気株式会社 2026年3月期決算および2027年3月期業績見通し(中期経営計画「Trust & Challenge 2029」説明資料)



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