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編集部が注目した重点ポイント
①研修センターの統合で特別損失を計上する
研修センター機能を三ケ日総合研修センターへ統合し、高度な人材育成体制を再構築しました。これに伴い猪苗代総合研修センターの運用を2025年度4Qに停止し、減損損失として特別損失2.8億円を計上しています。この教育体制の効率化は、転職者の早期戦力化を強力に後押しする基盤となります。
②新たな働き方の導入で人員増加に転じる
新規採用者を対象とした就労条件の見直しや新たな働き方を導入した結果、総従業員数が5年ぶりの増加に転じました。期末人員は1,013名に達しています。売上創出力の源泉である人材を確保できたことで、施工キャパシティと顧客接点が拡大し、持続的な成長に向けた強固な土台が構築されています。
③3年固定の中計で成長基盤を再構築する
従来のローリング方式を廃止し、3年間固定の新しい中期経営計画へ移行しました。最終年度の2028年度には売上高169億円、営業利益14.4億円を目指します。人的資本の拡充による売上創出力の拡大を最優先事項に掲げており、入社する転職者にとって多くのキャリア機会が生まれる見込みです。
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連結業績ハイライト
出典:2025年度 決算説明資料 P.3
売上高
143.5億円
前年比 +2.4%
営業利益
8.3億円
前年比 △31.9%
経常利益
8.3億円
前年比 △27.9%
当期純利益
2.7億円
前年比 △60.1%
当連結会計年度の売上高は143.5億円となり、前年比2.4%増の増収を達成しました。積極的なマーケティングやルート拡充の成果により申込調査件数が増加したものの、不安定な天候による白蟻の活性鈍化などが影響し、当初の計画には届きませんでした。利益面においては、人員増加や給与水準引き上げに伴う労務費・人件費の増加、さらにDX推進費用や求人費といった成長投資が先行したため、営業利益は8.3億円(同31.9%減)に留まりました。また、研修センターの運用停止に伴う遊休資産の減損損失2.8億円を特別損失として計上したため、親会社株主に帰属する当期純利益は2.7億円となりました。
公表されている通期業績予想に対する達成状況としては、売上高が達成率100.4%、営業利益が107.1%、経常利益が107.3%、当期純利益が114.3%を記録しており、すべての主要指標において事前の通期予想を上回り順調に達成しています。足元の減益は中長期的な事業規模拡大と人材確保に向けた意図的な先行投資によるものであり、業績の進捗そのものは極めて堅調に推移していると評価できます。
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事業別分析:転職者が活躍できるフィールド
出典:2025年度 決算説明資料 P.10
白蟻防除
【事業内容】国内の木造戸建て住宅を中心に、シロアリの発生予防および駆除サービスをダイレクトセリング(対面営業)によって提供しています。
【業績推移】当期の売上高は62億円(前年比+4.8%)と堅調に推移し、全体の43.4%を占める最大の柱です。
【注目ポイント】住宅用シロアリ防除で全国シェアNo.1の地位を誇ります。既存住宅を長く安全に使うという国策の追い風を受け、約8,200億円とされる莫大な潜在市場が広がっています。未経験から高度な技術を習得できる研修体制が整っており、確固たる競争優位性のもとで専門人材としてのキャリアを築けます。
地震対策
【事業内容】木造家屋の耐久性を高めるため、基礎コンクリートの補修や家屋補強システムの施工などの防災・減災サービスを行います。
【業績推移】当期の売上高は33億円(前年比△4.4%)となり、売上構成比は23.3%を確保しています。
【注目ポイント】近年頻発する大規模災害への備えとして、住人の命と財産を守る耐震対策への社会的関心は非常に高まっています。耐震性が不十分な戸建住宅の解消に向け、お客様の潜在的な不安を解消し、家屋の長寿命化を提案する社会的意義の大きな営業スキルが磨かれます。
湿気対策
【事業内容】床下換気扇や調湿材の配置を行うことで、木造住宅の床下に発生する腐朽やカビ、シロアリの発生を未然に防ぎます。
【業績推移】当期の売上高は28億円(前年比+2.5%)と安定した推移を見せ、全体の20.2%を占めています。
【注目ポイント】白蟻防除や地震対策と組み合わせることで、家屋全体のメンテナンス価値を最大化する重要な役割を担っています。目に見えない床下の環境を劇的に改善する施工技術は、顧客からの信頼が厚く、確かな技術力を身につけたい技術系人材に最適な環境です。
その他(害虫・害獣対策、高断熱施工等)
【事業内容】連結子会社である株式会社ハートフルホームを通じたリフォームや、個人向けPCO(害虫・害獣対策)、高断熱施工などを展開しています。
【業績推移】当期の売上高は18億円(前年比+7.4%)と高い伸び率を見せ、全体の13.1%まで拡大しています。
【注目ポイント】個人向けPCOの提供体制整備が完了し、積極的なマーケティングを展開しています。さらに窓断熱の本格販売を開始するなどサービスの多角化が進んでおり、新たな収益の柱として急成長しています。新規事業の拡大フェーズに携わりたい挑戦志向の強い人材にとって魅力的なフィールドです。
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今後の見通しと採用の注目点
出典:2025年度 決算説明資料 P.26
次期(2026年度)の業績予想においては、年間休日の増加を伴う処遇改善を実施するため営業稼働日数が10%超減少し、一時的に売上高が136.6億円(前期比4.8%減)、営業利益が2.0億円(同76.1%減)と減収減益を見込んでいます。これは、労働市場の変化に対応し、優秀な人材の確保と定着を最優先とするための「構造改革に踏み切る戦略的ステップ」です。給与水準の引き上げや就労環境整備などの費用が先行しますが、中長期的な持続的成長を支える強固な土台となります。
中期経営計画の最終年度である2028年度には、売上高169.0億円(2025年度比17.7%増)、営業利益14.4億円(同72.3%増)、営業利益率8.5%への大幅なV字回復を計画しています。この成長の鍵を握るのが人的資本の拡大であり、期中平均人員を1,174名まで増強し、JA等の新規提携先数を2,400社へと倍増させる営業推進戦略が進められています。採用市況の売り手市場化を見据えた処遇改善と教育投資の高度化が一体となって推進されており、入社する転職者にとって非常に魅力的な労働環境とキャリアアップの機会が約束されています。
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求職者へのアドバイス
志望動機のヒント
アサンテが掲げる「人と技術を育て、人と家と森を守る」という経営理念に基づき、既存住宅の長寿命化や防災・減災といった社会課題解決に直結する事業の公益性に共感した点を伝えると効果的です。特に、足元で断行されている年間休日増加や給与水準引き上げといった人的資本への積極的な投資姿勢に魅力を感じ、新設された高度な教育・研修体制のもとで自らも一生モノの技術を身につけ、企業の第二創業期とも言える成長拡大に貢献したいという意欲を示すことで、高い評価に繋がります。
面接での逆質問例
「新しい中期経営計画では『人的資本の開発・活用』を最優先事項とし、次期における一時的な減益を辞さずに年間休日の増加や給与水準の引き上げといった処遇改善に踏み切られていますが、現場の社員の皆様の間ではモチベーションや働きやすさにどのような前向きな変化や実感が生まれていますでしょうか。」
「統合された三ケ日総合研修センターでの集合研修やOJTを組み合わせた教育インフラの高度化が進んでいますが、未経験から中途入社した社員が早期に独り立ちし、社内検定制度を通じて着実にキャリアアップしていくために、入社前に最も準備しておくべき心構えがあれば教えてください。」
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転職者が知っておきたい現場のリアル(口コミ)
自分のやり方で仕事を進める事が出来る
完全飛び込みでの訪問販売なので、自分のやり方で仕事を進める事が出来る。大きな契約が取れたり、大きな予算をクリアしたときはやりがいを感じる事ができた。それが給与としてあらわれた時は、やはりこの仕事の旨味は給料だなとおもう。
(30代前半・営業・男性) [キャリコネの口コミを読む]※本記事は、公開されている決算短信、決算説明資料等の公開資料、および社員・元社員の口コミ情報をもとに、編集部の責任において作成しています。
使用した主な公開資料
- 株式会社アサンテ 2025年度 決算説明資料(2026年5月12日公表)
- 株式会社アサンテ 2026年3月期 決算短信(2026年5月12日公表)



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