0 編集部が注目した重点ポイント
① 豪州企業M&Aによりスポーツ事業売上が約2倍に拡大
2025年10月より豪州等のPoints Bet Holdings Limitedが新規連結され、スポーツ事業の売上高が前年同期比63.8%増と大幅に伸長しました。グローバル展開に伴い、当該事業でのキャリア機会が大きく拡大する可能性があります。(注:前年同期は未連結のため単純比較不可)
② 「みてね」注力領域が牽引しライフスタイル事業が黒字化
家族向けアプリ「家族アルバム みてね」において、GPSやプレミアムプランなどの注力領域が前年同期比37.5%増収と好調に推移し、事業全体の通期黒字化を達成しました。収益基盤の確立により、更なるサービス拡充が見込まれます。
③ 全社的なAI活用を推進し年間約10億円のコスト削減を実現
社内のAI活用率が99%を超え、月間約17,600時間の業務時間削減と年間約10億円の削減効果を創出しました。生産性の高い労働環境が整備され、創出されたリソースは新規事業やサービス品質向上に投資される方針です。
1 連結業績ハイライト
出典:2026年3月期通期決算説明会資料 P.6
売上高
1,713億円 +10.7%
EBITDA
311億円 -1.6%
営業利益
222億円 -16.3%
親会社株主に帰属する当期純利益
172億円 -1.9%
※EBITDA = 減価償却費及びのれん償却額を考慮しない営業利益ベースの数値
2026年3月期の通期連結業績は、スポーツ事業における海外企業の新規連結などが牽引し、売上高が前年同期比10.7%増と順調に拡大しました。一方で、M&Aに関連するのれん及びソフトウェア償却費の増加等の影響により、営業利益は減少しています。
通期予想に対する進捗評価としては、売上高は期初予想を達成して順調に着地しています。利益面では一時的な償却負担が生じているものの、既存事業の実力値ベースでは安定した収益を維持しており、全体として堅調な業績推移を示しています。
2 事業別分析:転職者が活躍できるフィールド
出典:2026年3月期通期決算説明会資料 P.33
スポーツ事業
事業内容:ベッティング事業(「TIPSTAR」、株式会社チャリ・ロト)及び観戦事業(株式会社千葉ジェッツふなばし、FC東京)の運営を行っています。
業績推移:売上高は65,848百万円(前年比+63.8%)、EBITDAは5,088百万円(前年比+154.5%)と大幅に伸長しました。(注:前年同期はPoints Bet Holdings Limited未連結のため単純比較不可)
注目ポイント:「TIPSTAR」のMAUが20万人に到達し、ソーシャルベッティング機能が好調です。また、千葉ジェッツがクラブ史上最多入場者数を更新するなどオフライン体験への投資も加速しており、スポーツビジネスの更なる成長を牽引する専門人材が求められています。
ライフスタイル事業
事業内容:「家族アルバム みてね」、サロンスタッフ直接予約アプリ「minimo」、SNS「mixi」などのサービスを運営しています。
業績推移:売上高は17,159百万円(前年比+16.0%)、EBITDAは876百万円(前年は赤字128百万円)となり、通期での黒字化を達成しました。
注目ポイント:「みてね」の利用者が3,000万人を突破し、そのうち海外ユーザーが全体の約4割を占めるなどグローバル展開が順調です。収益性が改善した今、海外における事業規模拡大やマネタイズを推進するグローバルマーケターの活躍の場が広がっています。
デジタルエンターテインメント事業
事業内容:スマートデバイス向けゲーム「モンスターストライク」を中心としたエンターテインメントサービスの提供を行っています。
業績推移:売上高は83,889百万円(前年比-10.8%)、EBITDAは43,050百万円(前年比-2.8%)と、減収ながらもコスト効率化により高い利益水準を維持しています。
注目ポイント:インド市場に向けて「モンスターストライク」のグローバル版「STRIKE WORLD」の本格運用を開始しました。独自の決済チャネルの利用率上昇など事業基盤を強固に保ちながら、日本発IPと連携した海外開拓に挑める刺激的な環境があります。
投資事業
事業内容:スタートアップやベンチャーキャピタルへの出資を通じて、次世代の成長領域へのアプローチを行っています。
業績推移:売上高は4,440百万円(前年比-22.0%)、EBITDAは1,001百万円(前年比-49.4%)となりました。
注目ポイント:前年同期に計上した大型株式売却益の反動により減収減益となりましたが、ファンドからの分配金収入により安定的な利益を創出しています。企業の非連続な成長を支える戦略的投資やアライアンス構築を担うポジションでの貢献が期待されます。
3 今後の見通しと採用の注目点
出典:2026年3月期通期決算説明会資料 P.34
来期(2027年3月期)の連結業績は、売上高1,850億円(前年比+8.0%)、EBITDA315億円(前年比+1.0%)と増収増益を見込んでいます。スポーツ事業におけるPoints Bet Holdings Limitedの通期連結化や「TIPSTAR」の伸長、ライフスタイル事業の継続的な成長がこの計画を支えています。
採用面での注目点は、同社が掲げる「We-Timeエコノミー(家族や友人とのコミュニケーションが発生する領域)」でのサービス開発に共感できる人材です。特に、インド市場での「STRIKE WORLD」展開や、「みてね」の海外展開を牽引するグローバル人材の需要が高まっています。また、社内AI活用率99%超の組織基盤を背景に、AI技術を活用して新規サービスを生み出せるエンジニアやプロダクトマネージャーにとって、非常に魅力的な挑戦の場と言えます。
4 求職者へのアドバイス
志望動機のヒント
株式会社MIXIは単なるエンタメ企業ではなく、人々が共に過ごす「We-Time」に価値を置く独自の成長戦略を描いています。志望動機では、単にゲームやスポーツが好きというだけでなく、「誰かと一緒に楽しむ空間をどうデザインするか」という視点を持つことが重要です。自身のこれまでの経験から、ユーザー同士のコミュニケーションを活性化させた実績やアイデアを語れると、強いアピールに繋がります。
面接での逆質問例
「全社でAI活用が進み、月間約17,600時間の業務削減を実現されているとのことですが、創出されたリソースを活用して、現場では具体的にどのような新しいチャレンジが推奨されていますか?」といった質問は、同社の生産性向上への取り組みを理解した上で、自らの成長意欲を示す良い逆質問となります。
5 転職者が知っておきたい現場のリアル
実績を出せば評価されますし、和を大切にする社風だった
新卒の方はやはり大事にされていたと思いますが、中途だから働きづらいなどはなかったです。実績を出せば評価されますし、和を大切にする社風だったと思います。たまに疎外感はありましたが、新卒を大切にするのはどの企業もあると思うので、問題というほどでもありませんでした。
(30代前半女性・マーケティング・正社員) [キャリコネの口コミを読む]本人のやりたいことを、やらせてくれる環境であります。
たくさんの事業部を持っているので、自分の興味のある事業部に携わりたいと思ったら、異動を許してくれます。(もちろん、前の事業部と相談し、引き継ぎが終わったからの異動になりますが)職種レベルでもやりたいことでも、応援してくれる環境です。人を大切にして、助け合いや応援をしてくれる人が多いと思います。
(20代後半男性・Web関連職・正社員) [キャリコネの口コミを読む]※本記事は、公開されている決算短信、決算説明資料等の公開資料、および社員・元社員の口コミ情報をもとに、編集部の責任において作成しています。
使用した主な公開資料
- 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
- 2026年3月期 通期決算説明会資料



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