【面接対策】大東建託の中途採用面接では何を聞かれるのか

賃貸仲介国内首位、11期連続の増収・増益を達成する大東建託は、建設・不動産業から新コア事業（介護・保育、エネルギー等）まで、幅広い事業にチャレンジする「生活総合支援企業」を目指しています。

大東建託の強みとして、多くの口コミが寄せられているのは、「完全実力主義」の社風です。入社年次や年齢、学歴には全く関係なく、成果に対して、正当に公平に評価される人事制度を有しています。「やったらやったぶん給料にかえってくるため、やりがいはすごくある」「数字をあげればあげるほど給料もどんどん青天井に上がっていく」「完全実力主義で、人の２倍働いて３倍稼ぐが企業理念」と、高いモチベーションを維持して仕事に取り組める環境であると言えます。また、成果を上げた社員に対しては、「インセンティブがしっかり用意される」「会社からお小遣い付きでハワイ旅行に行ける」「社内でも歓迎ムード」と、独自のインセンティブ制度についても、社員からの評判は上々です。

もちろん、成果を上げるためには、「厳しいノルマと長時間労働（休日出勤もある）で疲れが溜まる」「休みは取れて週一が限度」と、ハードワークを伺わせる声も見られます。目標を達成するため、全社としては「体育会系」な気質であることも多くの口コミから分かりますが、同時に、「指導は厳しい中にもやさしさがあったし、徐々に信頼関係が築けた」「職場の雰囲気は熱気があってよかったし、良い充実感があった」と、厳しさの中にも温かさも共存する風土であると言えます。

また、仕事そのもののやりがいについても、多くの口コミが見られます。コンサルタント営業職からは、「オーナー様の土地の活用をするので、直接喜びの声を聴くことができる」「素直に『ありがとう』、『どういたしまして』という対話ができる仕事」「本当にたくさんのお客様に会う事ができる、発想力がつくので創造性豊かな人間になれる」という声が多く寄せられています。設計職からも、「担当する物件のスパンが短いため、多くの物件を担当することができる」「自分で建物を作り上げるのは非常に面白い」「物件が完工したときの達成感はとても大きい」と、仕事を通して多くの喜びと達成感を感じていることが伺えます。

成果が正当に公平に評価される「完全実力主義」な風土の中で、一人ひとりが仕事を通して多くの喜びと達成感を感じる。こうした社風にフィットする人材かどうかを、採用面接では見極められます。

大東建託の中途採用プロセスは、募集職種ごとに異なります。募集職種は、「コンサルタント営業職」、「設計職」、「積算職」、「施行管理職」の大きく4つに分類されます。

「コンサルタント営業職」とは、土地オーナーに対して賃貸住宅経営の提案を行う職種です。この職種の中途採用プロセスは、書類選考後、適性検査・筆記試験と2回の面接です。1次面接は募集支店の課長級社員、2次面接はエリアマネージャーが担当します。「一回目の面接でたまたま上役の方の都合がついたため、一度で終わった」という口コミもあり、面接が1度のケースもあるようです。また、筆記試験については、「漢字や四則計算、時事問題等、広く浅くの一般常識テストという印象」であり、作文の課題も出題されます。

マンション・アパート等の測量からプランニング設計、各種申請まで行う「設計職」と、賃貸経営を成功させるためのコスト算出、調整業務等を行う「積算職」については、同じ中途採用プロセスです。書類選考後、専門試験と2回の面接が行われます。1次面接は応募支店の支店長、最終面接は本社人事部長が担当します。「設計職」の専門試験については、「建築設計に特化した1時間程度の筆記試験（意匠と法規）と、製図（配置計画）があった」との口コミが見られ、「持ち帰りでの提出もOK。作図はCADでも可」のようです。

「施行管理職」は、マンション・アパート等の建築現場の施行管理を行う職種です。中途採用プロセスは、書類選考と専門試験と適性試験、そして2回の面接です。1次面接は応募支店の支店と施行管理職社員、最終面接はエリア責任者が担当します。

面接内容には、「成果が正当に公平に評価される『完全実力主義』な風土の中で、一人ひとりが仕事を通して多くの喜びと達成感を感じる」という社風が大いに反映されています。「弊社は、完全に成果主義です。大丈夫ですか？」「勤務時間が長くても耐えられますか？」「他社と比べ二倍働いて三倍稼ぐ会社ですが覚悟はありますか？」と、直接的にカルチャーフィットを確認する質問が多く見られます。そして、「年収いくら欲しい？」と、処遇についてダイレクトに確認されるのも、大東建託の採用面接の特徴の一つです。

また、「忍耐力はありますか？」「ストレス耐性はあるか」「やる気と根性あるのか？とかなり熱血な感じで質問された」と、体育会系な風土に適用できるかを確認する質問も目立ちます。「将来の夢は？」「会社に入社して10年後の自分はどうなっていたいか？」と、キャリアビジョンを問う質問も見られますので、大東建託の仕事内容を絡めながら、自分の言葉で答えられるよう、しっかりと準備をしておきましょう。

大東建託の面接対策についてもっと具体的な情報を知りたい場合は、引き続きこの記事をお読みください。面接攻略法や、過去の面接で実際に聞かれた質問内容とその回答例をご紹介します。

大東建託の面接を受ける上では、「私たちの約束」と呼ばれる経営理念を理解しておくことが不可欠です。「私たちの約束」は以下の6つで構成されています。

これは、大東建託の企業カルチャーの土台となる価値観。しっかりと理解した上で自己分析に落とし込み、面接でこの「私たちの約束」に合致する人材であることをアピールしましょう。

「生活総合支援企業」を目指す大東建託にとって、お客様視点は何よりも大切なものです。「私たちの約束」でも、「土地オーナー様へ」「入居者様へ」「株主様へ」「取引先様へ」の項目で、一貫してお客様視点が語られています。この観点と、「成果が正当に公平に評価される『完全実力主義』な風土の中で、一人ひとりが仕事を通して多くの喜びと達成感を感じる」という社風を絡めて自身のエピソードを紹介することは、強力なアピールとなります。

例えば、これまでの職場で、様々なステークホルダーの立場に立った上で、最善の方策を模索し、プロジェクトを成功に導いたエピソードを準備するとよいでしょう。その中で、自身の成果を最大化するために工夫・努力した内容は、「完全実力主義」の風土にフィットすることをアピールできます。

また、どんな困難な状況でも、高付加な職場においても、諦めることなく、チャレンジ精神を持って仕事に取り組んできた姿勢を示すことで、「従業員として」の観点でのアピールも可能です。

大東建託の面接でよく聞かれる質問のひとつに「なぜ大東建託か」というものがあります。面接官がこの質問を通して知りたいのは、「この人は何をやりたいのか」「それが当社で可能なのか」「この人の経歴が当社でどう活かされるか」といった視点ももちろんですが、「本当に当社のことを理解しているか」という側面も合わせて見ています。

業界理解や職種理解の枠を超えて、大東建託という企業についてしっかり理解する。そのためには、競合となりやすい企業の他社研究も忘れないようにしましょう。具体的には、以下のような企業について調べておくことがおすすめです。

• 東建コーポレーション株式会社
• 住友不動産株式会社
• 株式会社竹中工務店

このように、大東建託の採用面接を受ける前には、行動指針に基づいた自己分析や、他社研究を踏まえた志望動機の整理が大切です。そして面接の場では、「成果が正当に公平に評価される『完全実力主義』な風土の中で、一人ひとりが仕事を通して多くの喜びと達成感を感じる」という社風を意識して、お客様視点と、どんな困難な状況でも諦めないチャレンジ精神を持って、組織に貢献できる人材であることを、具体的なエピソードで紹介すると良いでしょう。

面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策しておきましょう。

大東建託の採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。

• 「成果が正当に公平に評価される『完全実力主義』な風土の中で、一人ひとりが仕事を通して多くの喜びと達成感を感じる」という社風を意識する。そして、お客様視点と、どんな困難な状況でも諦めないチャレンジ精神を持って、組織に貢献できる人材であることを、自分の言葉でアピールする。


• 「大東建託の経営理念「私たちの約束」を理解して、これに沿った自己分析をして自己PRにつなげる。


• 競合他社についても研究し、「なぜ大東建託か」に対する答えを明確にしておく。

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