【19年3月期】業績好調の大成建設 2兆円を超える工事繰越高が安心材料
大手スーパーゼネコンの大成建設。ここ数期は増収となっていたものの、今年度のキャッシュフローは大幅マイナス、減益に転じました。しかし、独自路線で中長期計画のプロジェクトを打ち出し、ポスト五輪の仕事量も堅調とのこと。財務分析を基に、会社の現状と今後の課題について整理します。
「地図に残る仕事」というスローガンを掲げる創業140年以上の老舗スーパーゼネコン。超高層ビルやダム、地下鉄、トンネルなどの大規模な建設土木工事に強い。首都高速中央環状品川線トンネルの内装工事や東京国際空港国際線旅客ターミナルビルの増築などを手がけた。チャレンジ精神があり情熱がある人材を採用し、専用教育プログラムの実施で自律型人材の育成に力を入れている。福利厚生として社宅や保養施設を用意し、諸手当も充実している。中途採用は会社のキャリア採用情報ページにて、建築職、土木職、営業職、事務職、契約社員などの募集が存在している。
業界区分
住所
東京都新宿区西新宿1丁目25番1号
代表者
相川 善郎
資本金
¥122,742,000
従業員数
13,604
設立年
1917年12月
上場区分
東証プライム