損益計算書(PL):増収も費用増で利益率悪化
テレビ東京HDの2019年3月期の売上高は、前期比1.4%増の1492億円と微増を続けています。
一方、営業利益は59億円と同20.0%減となりました。減益要因は、設備投資を前年比51%増加させたことでコストが増加したためです。売上原価は前期比2.9%増、販管費は同1.6%増となり、営業利益率は同1.1pt減の4%でした。
2019年3月期の民放キー局5社で比較すると、テレビ東京HDが5社中最もの営業利益率が低く、収益性改善が課題です。(日本テレビHDが11.7%、テレビ朝日HDが5.4%、フジ・メディアHDが5.2%、TBSHDが5.1%)。
セグメント分析:減益要因は放送事業への設備投資
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コンサル会社員をしながら、副業ライターとして執筆活動を行っています。証券アナリスト取得を目指し日々邁進しております。