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【20年3月期】富士通、12期ぶりの営業利益2000億円台 「ニューノーマル」への対応が課題に
総合電機メーカーからITベンダーへのシフトを果たした富士通。いまや売上収益の8割近くを「テクノロジーソリューション」が占め、国内トップのシステムインテグレーターです。20年3月期は減収も増益で着地。12年ぶりの営業利益2000億円台で株価も上昇中です。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【20年3月期】NEC、23年ぶり最高益 世界一の「顔認証技術」をポストコロナで活かせるか
ITバブル崩壊以降、半導体やPCなどの事業売却や人員整理を行うなど長い低迷期にあった日本電気(NEC)。2020年3月期決算で23年ぶりに過去最高益を更新するまでに回復を果たしました。今後もポストコロナの「New Normal」を支えるIT社会基盤への貢献が期待されます。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【決算】増収増益のネットワンシステムズ テレワーク関連の業績期待で株価が上昇中
独立系システムインテグレーターのネットワンシステムズ。循環取引の不正で一時株価が急落しましたが、コロナ禍を契機としたテレワークやクラウド化、セキュリティなどネットワーク関連の業績期待で右肩上がりに上昇しています。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【20年2月期】イオン、コロナ禍影響で大幅な減益予想。要因はイオンモール休業?
国内最大の総合流通グループであるイオン。「イオン」や「ダイエー」ブランドの小売事業を始め、国内外で約300社の子会社によって構成されています。新型コロナウイルスの影響から、2021年2月期は大幅な減益を予想していますがその背景はなんでしょうか?財務諸表などを基に業界トップであるイオンの現状と課題を整理します。
【19年12月期】会員制医療情報サイトのケアネット 動画コンテンツ拡充支える「安定財務」
30万人の会員を要する医療情報ポータル「CareNet.com」を運営するケアネット。医師など医療従事者に医療コンテンツを提供し、購読者や製薬企業、転職支援会社などから収入を得ています。新型コロナ後には「オンライン医療銘柄」としても注目されています。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【19年12月期】クラウド型ERPが好調のオロ 豊富なキャッシュはどこに向かうのか?
クラウド型ERPとWebマーケティングを展開するオロ。2017年にマザーズ上場、2018年に東証一部に市場変更と着実な成長を遂げています。2019年12月期の決算では6期連続最高益を記録し、翌期も更新する予想を出しています。財務諸表に基づき会社の現状と課題を整理します。
【18年12月期】LINEの赤字要因はマーケティング費用 ヤフーとの統合で消耗防ぐ
2019年11月18日に突如発表されたヤフーとの経営統合のニュースで、多くの人を驚かせたLINE。日本や東南アジアで約1.9億人のユーザーを抱え、コミュニケーションアプリとして欠かせない存在となっています。今回は財務面からLINEの特徴を分析し、ヤフーとの経営統合の背景を探ります。
【18年12月期】資産売却を進めるキリンHD 新しい投資先は「医と食をつなぐ事業」
キリンビール(麒麟麦酒)を中心とする国内飲料事業で知られるキリンホールディングスですが、海外事業や医薬・バイオケミカル事業でも利益を上げ、「多角化戦略」を進めています。ここ最近は不採算事業の整理で財務面での健全性を高める一方で、「医と食をつなぐ事業」に積極投資。会社の現状と課題について、財務諸表を中心に分析します。
【19年7月期】はてな、過去最高益を記録 伸びているのはどの事業なのか?
はてなブログやはてなブックマークを通じ、インターネット上のユーザー同士をつなげるプラットフォームを提供するはてな。2016年に東証マザーズに上場し、1株800円だった公募価格は一時5480円まで上昇し注目を集めました。今回ははてなの財務諸表分析を行い、どのようなビジネスモデルなのかについて見てきます。
【19年3月期】日本テレビHD 視聴率だけでなく利益率も民放キー局中トップ
ここ5年間、民放キー局視聴率ランキングで3冠を達成した日本テレビ放送網などを傘下に置く日本テレビホールディングス。インターネットメディアに押されて広告収入減に悩むテレビ業界ですが、キー局唯一の営業利益率10%台を保っています。財務面から分析し、特徴や今後の運営において死角がないか見ていきます。
【19年3月期】堅実経営のテレビ東京HD 成長の鍵は「アジア向けにアニメ」か
民放キー局5社の一角であるテレビ東京ホールディングス。低予算ながらも独自色の強い番組制作を行い、民放キー局最下位ながらも安定した業界立ち位置を形成しています。今回は、テレビ東京HDを財務面から分析し、運営における特徴を洗い出していきます。
【19年3月期】NHKの事業収入の9割は受信料 人口減にどう対応する?
日本唯一の公共放送であるNHK。収入のほとんどは受信料で、特殊法人として営利活動を行うことはできませんが、連結子会社による周辺事業で利益があがっています。今後予想される人口減の中、どのような形で組織や事業を維持していくのか。さまざまな議論があります。
【18年12月期】楽天の売上高が初の1兆円突破 成長の牽引役は「フィンテック」
2018年12月期で売上収益が1兆円を突破した楽天。2019年10月よりMNO事業を開始し、第4の携帯電話事業も展開します。楽天市場や楽天カードを始め、楽天会員を軸に自社のサービスを結びつける「楽天エコシステム(経済圏)」によって成長を目指します。財務分析を基に現状と課題を整理します。
【18年9月期】広告とゲームが好調なサイバーエージェント 儲けを「AbemaTV」に注ぎ込む理由
広告事業およびゲーム事業の売上・利益が好調なサイバーエージェント。現在はこの儲けを「AbemaTV」への積極投資に回し、営業利益を抑制しています。転職や投資を考える人は、全体的な財務状況と戦略をチェックしておきましょう。
【19年6月期】それでもグリーの経営が安定している理由 売上はピーク時の半分以下
ソーシャルゲームの爆発的なヒットで、ピーク時には1500億円を超える売上高と50%を超える営業利益率を誇ったグリーですが、いまはその面影もありません。とはいえ、ゲーム事業による一定の収益と蓄積したキャッシュによって、引き続き新しい事業を打ち出そうとしています。財務諸表分析からグリーの現状と課題を整理します。
【19年3月期】DeNA、ゲーム事業の売上が急降下! カバーするのはどの事業?
ガラケー時代より「モバゲー」などモバイル端末向けのゲームを中心に急激な成長を果たしたDeNA(ディー・エヌ・エー)。スマホ時代にも様々な新規事業を展開し、成長をねらってきたものの、ここ数年は不調にあえいでいます。そんな中、リアルの世界を絡めたスポーツ事業が成長。今回はDeNAの財務諸表から現状と将来について分析します。
【19年3月期】事業構造改革に苦しむパナソニック 車載事業は「再挑戦事業」に格下げ
高度成長期には「ナショナル」「松下電器」として世界的なブランドとなったパナソニック。グローバル化が進む中で、消費者向けから公共インフラ・ビジネス向けにシフトしていますが、勝ちパターンが絞りきれないまま、低収益が続いています。財務諸表を基に現状と将来性を整理します。
【19年3月期】過去最高売上のホンダ 四輪事業が不振、二輪事業が利益の柱に
2019年3月期で過去最高売上を記録した本田技研工業(ホンダ)。しかし20年3月期は、第1四半期決算で、すでに通期予想の下方修正を発表しています。原因は四輪事業の不振。セグメント利益率は1.9%と低水準で、会社は二輪事業の利益に支えられています。財務諸表分析を基に、会社の現状と問題点を整理します。
【19年3月期】初めて売上30兆円突破したトヨタ自動車 下方修正の行く先は?
トヨタ自動車は2019年3月期で、日本企業初の売上高30兆円を突破しました。しかし決算説明会の豊田章男社長の口調は危機感迫るものでした。長年のビジネスモデルからの転換を図ろうとしているトヨタ自動車の財務諸表を分析し、現状と将来を解説していきます。
【19年3月期】営業利益率37.8%のJR東海 「リニア中央新幹線」の建設投資で減益へ
JRグループの中で群を抜く高収益体質のJR東海。その背景には交通の大動脈「東海道新幹線」というドル箱路線を有していることにあります。2027年に時速500キロで品川~名古屋間を40分で結ぶ「リニア中央新幹線」の開通を予定しているJR東海の現状と将来を、財務諸表から分析します。