損益計算書(PL):増収も積極投資で減益
2019年12月期の売上高は11億4100万円で前期比21.9%増でしたが、営業利益は6400万円で同68.3%減でした。営業利益率も5.6%で同16.0pt減と悪化しています。
売上原価は前期比17.5%増の2億4200万円でしたが、売上総利益は同23.2%増の8億9900万円、粗利率は同0.8pt増の78.8%を確保しています。
しかし販売費及び一般管理費が前期比58.1%増の8億3500万円と大幅に増え、営業利益を圧迫しました。この要因について2019年12月期の決算説明会資料は、BtoC向けTVCMなど広告宣伝費が1億6429万円増、業容拡大による人員増など給与及び手当が5940万円増、オフィス移転地代・家賃や業務委託費が8135万円増加などによるものとしています。
なお、親会社株主に帰属する当期純利益は4400万円で、前期比68.1%減でした。
なお、すららネットは2019年12月期中に業績予想を再三修正しています。修正の履歴は後述します。
2020年12月期の業績は、売上高は前期比19.5%増の13億6400万円、営業利益は同136.2%増の1億5200万円、経常利益は同161.7%増の1億7200万円、当期純利益は同160.3%増の1億1400万円と予想しています。
セグメント分析:販路は「学習塾」「学校」「ウェブ」の3つ
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