損益計算書(PL):減収減益も20年12月期には回復見込み
2019年12月期決算は減収減益でした。売上高は2901億円で前期比0.9%減、営業利益は327億円で同10.4%減でした。
売上原価は1807億円で前期比0.9%減と抑制したものの減収の影響をカバーできず、売上総利益は同1.0%減で1095億円。ただし粗利率は前期比増減なしの37.7%を確保しました。
そんな中、販売費及び一般管理費は同3.6%増の768億円と増加し、営業利益率は前期比1.1pt減の11.3%となっています。
全体として売上高は2015年12月期から上昇傾向にあり、2020年12月期の業績予想を踏まえると、一時的な落ち込みであるとも考えられます。好調だった前期の反動という側面もありそうです。
親会社株主に帰属する当期純利益は前期比5.0%減の244億円でした。
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