【決算】電子コミックNo.1目指すイーブック ヤフーとの連携で増収増益、株価急上昇

【決算】電子コミックNo.1目指すイーブック ヤフーとの連携で増収増益、株価急上昇

【決算】電子コミックNo.1目指すイーブック ヤフーとの連携で増収増益、株価急上昇

電子書籍事業を2000年から行うイーブックイニシアティブジャパン。20年3月期はヤフーとのサービス統合で、売上利益ともに計画を上回る増収増益で過去最高業績となりました。コロナ禍の「巣ごもり消費」を狙い競争が激化していますが、株式市場の期待は大きく株価は上昇しています。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。


損益計算書(PL):売上利益ともに過去最高

イーブックイニシアティブジャパンの2020年3月期決算は、売上高が前期比43.9%増の213億円、営業利益は前期比36.0%増の7.9億円と大幅増収増益。売上高、利益共に計画を上回り、過去最高を更新しました。

増収に伴い、売上原価は前期比35.4%増の136億円と増加しましたが、売上総利益は前期比61.7%増の77.2億円と大きく伸び、粗利率は前期比4.0ptの36.3%に改善しています。

販管費は前期比65.3%増の69.3億円と大幅に増え、主な要因はヤフーとの取引に伴う外注費の増加。売上増とアプリ課金比率増に伴い、支払い手数料が増加したことも大きい要因です。

このため、大幅な増収増益にもかかわらず、営業利益率は3.7%で0.2pt減とやや悪化しています。

このほか、営業外収益が前期比499万円減、営業外費用が同320万円増、特別利益が同426万円減などがありましたが、前期発生した特別損失2億8904万円が今期なかったこともあり、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比3.28倍の5億4481万円と大幅増益となっています。


2021年3月期の業績も増収増益を予想。売上高が前期比10.4%増の235億円、営業利益が前期比10.9%増の8.8億円で着地を想定しています。

 

セグメント分析:「ebookjapan」をヤフーのサブドメインに統合

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この記事の執筆者

ビジネス会計の知識を生かして執筆活動を行っています。読者にわかりやすい記事を書けるよう日々精進しています。

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