サイバードの採用面接前に知っておきたいこと
■社風への理解
モバイルを軸としたコンテンツサービスやコンテンツビジネス支援などを手がけるサイバード。1998年の創業当初からモバイルインターネットビジネスに参入しました。現在は、恋愛ゲームシリーズであるイケメンシリーズ事業、ゲーム/コンテンツ事業、女性向けメディアを軸とした乙女企画事業のほかに、Voice UI事業といった新たな領域にも進出しています。
そんなサイバードの口コミには、やりがいについてのコメントがあがっています。その多くが、「若いうちからそれなりに裁量権をもつことができる」「自分のやる気と行動力の高さが昇進につながるので、ベンチャー感があります」といったものです。アントレプレナーシップを持ちあわせた人にとっては成長の機会と相応の評価が与えられる環境だと言えるでしょう。一方で、「決まった路線で着々とこなすことが得意なタイプは肌に合わないか、地道にやっても報われない可能性もあります」といった声も。「良くも悪くも成果主義」という口コミもあり、こうした環境にフィットするかどうかは非常に重要なポイントです。
一方、社内の雰囲気については「フラット」「自由」というキーワードが見られました。ハロウィンパーティーやクリスマスパーティーといった社内イベントもおこなわれ、活気ある雰囲気がうかがえます。
面接にあたっては、フラットな社風の中でアントレプレナーシップを持って仕事に取り組める人材であることを伝えたいところです。これまでの経験などの具体的なエピソードがあれば、より説得力を持って伝えられるでしょう。
■選考は何次まで?
コーポレートサイトに選考プロセスに関する記載はありませんが、口コミ情報によると、書類選考後に複数回の面接がおこなわれます。筆記試験がおこなわれたという情報や、エンジニアの場合はプログラミングテストがおこなわれたという情報もありました。
2020年5月現在、エンジニア、デザイナー、ゲームプランナー/ディレクター、ライター、法務スタッフで中途社員を募集中です。インフラエンジニアの場合、技術ブログやGitHubなどで公開されているソースコードがあれば、応募の際にレジュメと併せて提出する必要があります。応募に関わる条件や求める人材像などについては、コーポレートサイトに設けられた中途採用ページで確認してください。
■面接内容の傾向は?
これまでの経歴といった一般的な質問が中心となります。同社では、アントレプレナーシップを持った人材が歓迎されるため、これまでの経歴で主体的に関わったプロジェクトなどがあれば積極的にアピールしたいところです。その際、周囲の巻き込み方や困難の乗り越え方などの具体的なエピソードを交えると印象に残りやすいでしょう。
中途採用では即戦力となる人材が求められます。したがって、自分の得意領域や関心領域をハッキリとさせてアピールすることが大切です。中途採用ページに掲載されている応募条件にしっかりと目を通し、自分のスキルや経験が合致しているかを確認しておきましょう。
面接は和やかな雰囲気の中ですすめられるようです。面接経験者からは、「雑談が多めで面接というより面談という雰囲気でした」というコメントも見られました。落ち着いて自分らしく臨むためにも、事前の自己分析や企業研究はしっかりとおこなっておきたいところです。
サイバードの面接攻略法(面接対策)
■サイバードの「ミッション・ビジョン・バリュー」を理解した上で自己分析をする
採用面接を受けるにあたって必ずおさえておきたいのが、企業の理念や行動指針です。または、ミッション・ビジョン・バリューという言葉で表現されることもあります。これらは、企業としてのありたい姿とそれを具体的な行動に落とし込んだものであり、組織が最も大切にしていることを言語化したものです。
サイバードの場合、「Happyな瞬間を創り出す」というミッションと、「情熱力企業であり続ける」というビジョン、そしてこれらの基本姿勢に基づいて掲げている「挑戦」「本質」「愛」というバリューが定められています。同社が手がけるサービスは、これらを具現化したものだと言えるでしょう。事業をすすめるにあたって迷ったときには、この「ミッション・ビジョン・バリュー」に立ち返る必要があります。しがたって、これに共感できるかどうかは、応募者・採用者双方にとって非常に重要なポイントであり、事前に理解しておくことが不可欠です。
特に、行動指針にある「自分たちの可能性を信じ変化を恐れず進む」「知恵と勇気で物事の真価を追求する」「すべての人に大切な人と同じ想いを注ぐ」は、同社が求める人材像と言い換えることができるでしょう。この3つをしっかりとおさえて自己分析をおこない、印象に残る自己PRにつなげてください。
■「なぜサイバードに転職したいのか」の明確化には他社研究が必要
ミッション・ビジョン・バリューや社風への理解を通じて、サイバードという企業の輪郭がはっきりしてきたのではないでしょうか。さらに、おこなっておきたいのが他社との比較による同社の優位性や特徴の洗い出しです。面接では、「なぜサイバードなのか」を問われる場面が多く見られます。この質問に自信を持って答えるためにも、他社研究はしっかりとおこなっておきましょう。
ここでは、4社をピックアップしましたので、これを参考に研究対象を広げてみるのもよいでしょう。自分なりに軸を決めて業界マップを作ってみることもおすすめです。
- 株式会社ディー・エヌ・エー
- 株式会社ドワンゴ
- 株式会社ボルテージ
- 株式会社エムティーアイ
サイバードの採用面接で実際に聞かれた質問内容
サイバードが目指している方向性や、求める人材像がはっきりしてきたのではないでしょうか。
同社では、ミッション・ビジョン・バリューが大切にされています。比較的若い組織であるからこそ、組織の求心力を高めるためにも重要視され、社員もこれを指針に前進できるのです。バリューにも示されているように、変化をチャンスと捉えてぶれずに進んでいける資質が求められます。「やるべきことを自分で考えて実行できる主体的な人材」と印象づけられるよう、さまざまなエピソードを準備しておくとよいでしょう。
以下に、面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策しておきましょう。
[30代前半・男性/プログラマ] 【結果:入社】
[40代前半・男性/システムエンジニア] 【結果:二次面接で不採用】
[30代前半・男性/テストエンジニア] 【結果:一次面接で不採用】
[30代後半・男性/経営企画] 【結果:一次面接で不採用】
サイバードの採用面接に向けて
サイバードの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。
- フラットな社風の中でアントレプレナーシップを持って仕事に取り組める人材であることを、具体的なエピソードを交えてアピールする。
- サイバードのミッション・ビジョン・バリューを理解し、これに沿った自己分析をおこない、自己PRにつなげる。
- 競合他社についても研究し、「なぜサイバードなのか」に対する答えを明確にしておく。
これらを踏まえて準備をすすめ、面接当日は自分らしさを忘れずに落ち着いて臨みましょう。
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「転職エージェントって何?」という方はこちらの記事をお読みください。