NTTデータSMSの採用面接前に知っておきたいこと
■社風への理解
同社は社会基盤である運用管理のプロ集団です。大規模システムや官公庁向けシステムを扱うことが多く、社員からは社会貢献度が高い仕事に携わっているという責任感と誇りが感じられます。社内では技術習得などが推奨されており、約3000種類の研修を受けることが可能です。勤務との両立は難しく、勉強時間や研修をうける時間はなかなかとれないようですが、バランスをとりながらスキルアップに努めているようです。
また社員が働きやすい環境づくりにも力を注いでおり、同社の平均残業時間は月15~20時間とIT業界では異例の低さとなっています。さらに有給休暇の取得率は83%と、「ワークライフバランスについては満足している」といった口コミが多く見受けられました。その結果、離職率も4%と低くなっており、長く安定的に就業することができる会社といえるでしょう。
このような社風であることから、「運用管理のプロとして長く働く中で技術力向上を目指していける人材か」を見極められるようです。
■選考は何次まで?
中途採用への応募は、ホームページのキャリア採用からエントリーすることができます。
選考フローは書類選考→適正検査→面接(1~3回)→内定となっており、適性検査はWeb上での受験が可能です。面接の回数は人によってさまざまですが、実際に面接を受けた人の口コミによると、人事担当者面接、現場担当者面接の2回が多いとのことでした。トータルの選考期間は、2週間~4週間とスピーディーに選考がおこなわれているようです。
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■面接内容の傾向は?
同社の面接では、技術よりも人物面でのアピールが大きな要素をしめているようです。これまでの経歴や前職での仕事内容、志望動機や入社して実現したいことなど、自身の考え方を問うような質問が多いとの口コミが目立ちました。IT業界が未経験であっても応募可能な求人も多いので、技術力よりもやる気や意欲で判断される傾向にあります。
面接では「何に働きがいを感じるのか」「自身の強みを同社の仕事でどう活かすのか」など、今までの経験やキャリアと同社の仕事とを繋げて語れるようにしましょう。入社したらどのように働き、成果をあげていきたいかなどを、具体的に伝えられる準備をしておくと良いでしょう。
最も重要なポイントは、「なぜIT業界にチャレンジしたいのか」、「なぜ同社でなければならないのか」という点です。将来に向けての前向きな意欲をアピールし、これから頑張っていきたいという思いを伝えるようにしましょう。
NTTデータSMSの面接攻略法(面接対策)
■NTTデータSMSの経営理念を理解した上で自己分析をする
面接を受ける際には、同社の経営理念である「Corporate Message」や「Our Mission」「Our Spirit」を理解しておきましょう。
「Corporate Message」及び「Our Mission」では、ITサービスマネジメントのプロとして、お客様へ価値あるITサービスを提供することを宣言しています。お客様に対して真摯に価値のあるサービス提供するために、品質の向上や組織力の強化をはかることも述べています。
そして「Our Spirit」においては、お客様との約束を守るために社員が大切にしている価値観が記されています。ただ要望を満たすだけではなく、お客様の想像を超えるほどITサービスを極め、追及することが求められています。そのためにグローバルな視野と時代を先見する姿勢、仲間意識が重要だと伝えています。
同社ではこのようにICT活用のプロである誇りを持ち、価値を追求することのできる人材を求めていることがわかります。そのため技術力を極め向上していく意志があるかどうか、お客様に対してプロとして真摯に向き合うことができるかどうかが面接で見極められるでしょう。
■「なぜNTTデータSMSに転職したいのか」の明確化には他社研究が必要
面接では「なぜ同社を志望したのか」という志望動機について確認されることが多いようです。この質問の意図は、「同社で何を実現したいと思っているのか」「それは実現可能か」といった点に加え、「同社の特徴をきちんと理解しているか」を確認することにあります。同社を受けるにあたっては、IT運用管理の社会貢献性や重要性はもちろん、経営理念や価値観も確認し、自身の意見や想いを整理しておくとよいでしょう。
NTTデータグループは80社ほどあり、それぞれの違いや特徴を比較することで同社の理解も深まります。またIT運用の競合他社を知ることでより同社の強みもわかってくるでしょう。グループ会社、競合他社との比較研究は同社を理解する重要なポイントとなりますので是非やってみましょう。以下、同社の競合となり得る企業をあげておきます。
- トランス・コスモス株式会社
- NECフィールディング株式会社
- TISシステムサービス株式会社
- 株式会社日立システムズ
NTTデータSMSの採用面接で実際に聞かれた質問内容
同社の採用面接を受ける前には、NTTグループ唯一のIT運用会社であるということを認識するとともに、そのプロ集団に加わる意志やお客様に対して真摯に向き合う姿勢を理解し、志望動機やキャリアの棚卸しをしておくことが大切です。
また面接では「運用管理の技術力向上を目指していける人材」そして「幅広い視野をもち、価値を追求することのできる人材」と印象づけられるよう、さまざまなエピソードを準備しておくとよいでしょう。
面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策しておきましょう。
[30代前半・男性/プロジェクトマネージャー] 【結果:二次を辞退】
[20代後半・女性/グローバルエンジニア] 【結果:入社】
[20代後半・男性/カスタマーエンジニア] 【結果:入社】
[50代前半・女性/技術関連職] 【結果:入社】
NTTデータSMSの採用面接に向けて
同社の面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。
- 「運用管理のプロとして長く働き、技術力向上を目指す」という社風を理解し、スキルの習得に対して前向きな姿勢とやる気をアピールする。
- 同社の経営理念を理解した上で、それに対し自分はどのように貢献できるのかを伝える。
- 競合他社についても研究し、「なぜNTTデータSMSなのか」という問いに明確に答えられるようにしておく。
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