「未経験からの営業職」の転職活動を成功させるポイント

「未経験ですが、営業職に応募できますか？」というご相談をよくいただきます。答えはもちろん「応募可能」で、少しでも営業職に興味をお持ちの方にはぜひチャレンジしていただきたいですし、異職種での転職を検討している方に最もおすすめしたい職種でもあります。

その理由は、大きく3つあります。

●営業職は特別な資格やスキルを持っていなくてもスタートしやすい。

●営業職は他の職種と比べて社内での教育制度が整っているケースが多い。

●営業職での募集案件がとても多い。

今まで携わってきた業界で営業職に転職することはもちろん、異業界の営業職にチャレンジすることも可能です。営業にも様々な種類がありますが、中でも法人向けの無形商材を扱う営業職は未経験からスタートしやすいです。具体的には、人材業界やIT業界、保険業界、広告業界などが挙げられます。

営業職には、様々な種類があります。対象顧客によって「法人営業」「個人営業」に分かれますし、扱う商材も「有形商材」「無形商材」に大別されます。営業スタイルも「新規顧客営業」「既存顧客営業」に分かれており、最近は営業手法別に「インサイドセールス（電話やメールでアポイントを取り付ける）」「フィールドセールス（インサイドセールスがアポを取ったお客様に訪問して商談を進める）」「カスタマーサクセス（既存顧客のフォローアップ）」という呼び方をするケースもあります。

営業職は「物やサービスを売る仕事」というイメージが強いかもしれませんが、その本質は「売ること」ではありません。お客様の課題を把握し、その解決の手段として自社の商品やサービスをご提案していく仕事です。

基本的な仕事の流れとしては、新規開拓の場合はまずアポイントを取り付けることからスタートします。興味を持ってくださったお客様を訪問したら、ヒアリングを通してお客様が抱える課題やニーズを把握し、課題解決につながるサービスや商品提供を考えてご提案します。商談が成立したらアフターフォローをしたり、定期的に連絡をしたりして関係構築し、継続的な取引につなげていきます。

営業職の本質は「売ること」ではなく、お客様の課題を把握してその解決のお手伝いをしていくことですが、そうは言っても社内での営業職としての評価は「売り上げの数字」を通して行われます。これは、営業職のメリットにもデメリットにもつながります。

このように、営業職には様々なメリットとデメリットがありますが、お客様とのコミュニケーションを通して達成感を味わい、商品知識や業界知識を深めながら、幅広いビジネススキルを身に着けることができる仕事です。少しでも興味をお持ちの方には、ぜひチャレンジしていただきたいと思います。

未経験から営業職に応募する際のポイントをご紹介します。主に以下の点を意識しながら準備するのがおすすめです。 ＜職務経歴書＞ 今までの経歴は分かりやすく、簡潔にまとめましょう。仕事への向き合い方や目標達成経験、コミュニケーション能力の高さが伝わるエピソード、熱意などを中心にまとめます。特に、現在の職種で社外への提案経験や交渉経験がある場合は、積極的に盛り込むことをおすすめします。

＜志望動機＞ 「これまでの職種での経験を活かして、売り上げを上げられる営業になりたい」という切り口でアピールするのがおすすめです。例えば、SEから営業職への転職であれば、技術者として営業に同行した経験等をアピールしつつ、技術的な専門知識を武器とした営業になりたいという熱意を伝えると良いでしょう。 ＜面接対策＞ 面接の場こそ、コミュニケーション能力の高さをアピールする絶好のチャンスです。しっかりと準備して面接にのぞみ、自分の言葉で双方向コミュニケーションすることを心がけてください。面接官に質問したい内容も、予め準備しておきましょう。

未経験から営業職を目指す場合の転職活動について、そのポイントをご紹介しました。そうは言っても、転職活動には様々な準備が必要ですし、未経験からの応募となると迷うことも多いと思います。そこで、私たちのような転職専門エージェントをぜひご活用ください。グローバルウェイ・エージェントがお手伝いします（登録フォームに飛びます）。費用は一切かかりません。

グローバルウェイ エージェントについてお知りになりたい方はこちらのサイトをご覧ください。こちらからでも登録できます。

「転職エージェントって何？」という方はこちらの記事をお読みください。

皆様の転職活動が実り多いものとなるよう、心より応援しております。