コロニー(Qolony)への転職チャンスをモノにする【オーケストラ型コンサルティング】

コロニー(Qolony)への転職チャンスをモノにする【オーケストラ型コンサルティング】

株式会社グローバルウェイのリクルーティング・パートナー事業本部です。今回ご紹介するのは、「オーケストラ型コンサルティング」を掲げるコンサルティング会社のコロニー株式会社です。採用面接対策の企業研究にご活用ください。転職に興味のある方は当社エージェントがサポートいたします。


コロニーの概要

コロニー株式会社は、2018年1月に設立されたコンサルティング会社です。社名のコロニー(Qolony)の由来は、生物集団を表す「Colony」の頭文字をQに変えたものです。

従業員数は社内の80人のほか、「Experty」の専門家ネットワークなど社外に約1,000人のつながりがあります。

近年は大手企業との提携を相次いで発表。2021年12月にNTTデータと資本業務提携、2022年6月にヒト・コミュニケーションズ・ホールディングスと資本業務提携、2022年8月に富山銀行と業務提携を締結しています。

本社オフィスは、東京・神田錦町の神田スクエア11F WeWork内に設けています。

「Colony」には「絆」「つながり」「人が集まる」といった意味があります。人が集い、プロジェクトベースで協働していこうという思いより、この言葉を採用しました。そして、社名の表記をあえて「Qolony」と頭文字を「Q」にしたのは、「Quest」「Question」といった言葉と絡めたものであり、世の中の課題を解決したいという思いを込めています。(代表取締役 清水勇樹)

コロニーの経営体制

代表取締役の清水勇樹は米大学を卒業後、株式会社NTTデータに入社。インフラエンジニア、新規事業開発担当を経て、デロイトトーマツコンサルティングへ転職し、さらに楽天での事業開発、飲食ベンチャーCOOを務めた後、コロニーを創業しています。

取締役COO(最高執行責任者)の釼持 駿は、プロクター・アンド・ギャンブルのマーケティング部門での勤務経験を持ち、取締役CSO(最高戦略責任者)の田部井 健は、アクセンチュアで大手銀行の更改プロジェクトにPMOとして参画した経験を有します。

コロニー株式会社 代表取締役 清水勇樹 氏

コロニーのミッション・ビジョン

Mission:

課題解決の民主化

Vision:

コンサルテック市場を創り、No.1コンサルテックカンパニーを目指す

私たちは、数多くの事業創出のコンサルティング経験から構築された事業成長の「方法」と、経験豊富な各ジャンルの「エキスパート人材」を成長を目指す全ての組織・人が享受できる課題解決プラットフォームを構築し、No.1のコンサルテックカンパニーとなります

Values:

[ Set the Bar Sky High ]普通じゃない目標を掲げ、どうそれを達成していくのかから考える

[ Move at High Speed ]誰もやったことが無いことをやる。そのために、素早い意思決定と行動で前に進め、そこから学び、改善をする

[ Get Things Done ]様々な手段を用い何が何でも物事を達成する

[ Act as Professional ]1人1人がプロフェッショナルとして、スキルの研鑽を積み、行動で示す

[ Keep Integrity ]関わる全ての人やビジネス対して誠実に向き合い、行動する

コロニーについて - コロニー株式会社Icon outbound

https://qolony.co.jp/about/

Mission 課題解決の民主化 Vision コンサルテック市場を創り、No1コンサルテックカンパニーを目指す

コロニーの事業〔1〕コンサルティング

事業開発経験者や起業経験者のオープンネットワークを活用した「オーケストラ型コンサルティング」サービス事業を展開しています。

新規事業開発の企画~推進から、完全成果報酬型のコストカットを含めた業務改善、研修・採用計画も含めた組織構築までを、包括的に支援しています。

「オーケストラ型コンサルティング」とは

クライアントの課題感・フェーズ感に合わせ、外部人材を活用しながら、戦略立案から実行支援までを一括して実施する新しいコンサルティングサービスです。
コロニー社員のプロジェクトマネージャーを中心に、口コミを元に集まった事業開発や起業経験者の専門人材500名超を、戦略コンサルタント、業務コンサルタント、ITコンサルタント、エンジニア・デザイナーとして活用し、チームを構成します。

ネットワーク化した外部人材は、大手企業やベンチャー、コンサルティングファームで事業開発や起業経験を積んだ30代から40代が中心。金融、商社、化学・製薬、食品、電機から、空運、情報・通信、IT・広告、コンサルタント・シンクタンク、官公庁・大学と幅広い業界からプロフェッショナルを集めています。

未来予測プログラム「Futuring™」

企業の未来予測を可能にするサービスとして、スタンフォード研究所系ファーム発祥のメソッドを独自の知見と洞察でカスタマイズした事業機会発見プログラム「Futuring™」を提供しています。

現状をもととした計画策定であるフォーキャスティングモデルではなく、未来を知り、そこから計画を策定する「バックキャスティングモデル」を実現するための事業創造ワークショップです。

コロニーは独自の未来予測・事業開発プログラム「Futuring™」によって、これまでの観点では出てこなかったビジネス機会の発見と事業化策定が可能です。

未来予測・事業開発プログラム「Futuring™」とは

米国シリコンバレーのイノベーションを生み出すオープンカルチャーと自由発想のメンタリティが根底に流れる「スキャニング社会俯瞰メソッド」を、独自の知見と洞察とともにカスタマイズした未来志向型のインテラクション・プログラムです。
(1) まずは身近で起こる「変化点」の収集による日常生活での変化に対するインテリジェンス活動を行い、(2) 参加者全員でのワークショップによる「アイデア発想とブレインストーミング」を経て、(3) 重要テーマの抽出と優先順位付け(クラスタリング、プロット、プロファイリング)を行い、(4) 最終的に「未来地図」「新たな戦略」として新規事業展開に向けた成果物を作成します。

M&Aコンサルティング

効率的かつ効果的なM&Aを実現するための「M&Aプレーブック」(社内ガイドラインおよびマニュアル)の作成から、M&Aの実務支援まで一気通貫でご支援します。

「M&Aプレーブック」とは

経営戦略をもとに作成する投資戦略に関する意思決定を行うためのガイドラインであり、M&A検討のための社内基準等を定めたマニュアルです。
投資戦略の「策定(Pre)」「実行(In)」「実行後(Post)」の3つのフローごとに、アクションを洗い出し、それぞれの実施方法を定めます。
「事前検討事項」や「実施すべき手続」「検討すべき環境・条件」「買収対象を定める基準」など、M&A検討時に踏むべき手順・検討事項を定めた基準を作成します。この手法は、新規事業やアライアンス、資本業務提携、研究開発投資など、M&A以外の投資戦略にも適用できます。

人材育成

DX時代の人と組織のトランスフォーメーションである「ヒューマン・トランスフォーメーション」(HX)を実現する唯一無二の組織・人材変革コンサルティングを提供しています。

  • 組織・人材戦略、ビジョン策定
  • DX時代の組織・人材トランスフォーメーション
  • 採用~定着、離職率低減を目的としたエンゲージメント向上

ハンズオンコンサルティング

「コンサルタントに頼るのではなく、自社で回せるようにしたいが育成が追い付いていない」「PMを行える人材が足りていない」「社員と一緒に動いてほしい」などの課題を持つクライアントへ、ハンズオン型でプロジェクトに最適なコンサルタントを提供し、プロジェクト推進から現場社員育成までを達成します。

調査支援

後述する独自データベースの「Experty」(エキスパティ)を活用した1次情報コロニーシンクタンクに蓄積された国内外の情報を元に、効果的な調査設計からレポート化までを支援します。

マーケティングコンサルティング

IT・データ分析・独自コンセプト「習慣マーケティング」を駆使したマーケティング支援で、顧客起点マーケティングの実現をサポートします。

  • マーケティング戦略開発
  • 独自の習慣マーケティングによるUIUX開発
  • デジタル・データマーケティング支援

新規事業開発

事業開発経験豊富なコンサルタントが、事業の種を発見するアイディエーションから、事業構築、プロダクト開発、PoC実行、M&Aやアライアンス実行、営業支援など、一気通貫でサポートいたします。

コロニーの事業〔2〕課題解決プラットフォーム Experty(エキスパーティ)

課題解決の方法とエキスパートが集まる課題解決プラットフォーム「Experty(エキスパティー)」は、高い課題解決力を低コスト × 短期間で提供し、企業のナレッジ化まで達成するサービスです。

各分野のエキスパートのアドバイスを手軽に受けられ、高い課題解決力を低コスト × 短期間で提供し、企業のナレッジ化までを達成する。2022年6月にヒト・コミュニケーションズ・ホールディングスとの資本業務提携を締結しており、人材採用や「Experty」の開発への投資を強化しています。

Experty(エキスパティー) - 必要な時に必要なだけコンサル依頼Icon outbound

https://www.experty.jp/

コンサルティングファームが提供するサービスだからこそできる、課題解決力。高い課題解決力を低コスト × 短期間で提供し、企業のナレッジ化まで達成します

コロニーの売上実績

コロニーは未上場企業なので、業績は公開されていません。なお、2018年の創業から丸3年を終えた2021年1月1日のnoteに、清水代表は以下のように記しています。

お客様も含め、社内外で関わって頂ける優秀な方々も増え、
創業時7000万程度だった年商も10億を超え、起業当時、オフィスも無かったころと比べると、信じられません。
私自身、とても幸運に恵まれた3年間でした。
改めて、ありがとうございました。

また、企業サイトの役員紹介のページには、清水代表が以下のようなコメントを残しています。

まずは足元の売上を30億前後まで拡大しIPOを目指したいと考えています。その後、100億くらいまでの売上を目指しています。0から1、10、100と桁を上げるたびに、基本的には、既存の延長線上ではなく、全く新しい発想で事業ドメインを捉える必要があるので、会社の成長を通じた『事業開発の方法論作り』と『人材育成』の2つを軸に、日本社会全体に貢献していきたいと思います。

コロニーの育成研修・労働環境整備

BDM CollegeとCDP

  • コロニーでは、入社から1か月間の間は座学と実践の繰り返しにより、コンサルタントとしての基本的なスキルを身に着けるBDM Collegeを運用しています。このメソッドはDX時代におけるコンサルタントに必要なマインドセット・ヒューマンスキル・テクニカルスキルを鍛える内容となっています。
  • BDM College後も、コンサルタントのCDP(Career Development Program)によってトップコンサルタント・事業家を目指した育成を行っています。

ESプロジェクト

  • 「日本一従業員満足度の高いコンサル会社」を目指すべく、ES(Employee Satisfaction)プロジェクトを実施しています。本プロジェクトは入社したての社員〜CEOまで11名で構成され、それぞれのポジションから活発な意見交換が行われています。
  • 取り組み範囲は、MVV(Mission,Vision,Value)定着施策の立案、コロニーにおける目指すべき人材像の設定など多岐に渡ります。急速に事業拡大する中、更なる成長力の底上げを図って今後も取り組みを進める予定です。

コロニーの求人・募集要項・求める人材像

コロニーでは現在、「アカウントマネージャー」「コンサルタント(アナリスト/コンサルタント/マネージャー/ディレクター/パートナー)」「エンジニア」「バックオフィス」人材募集を行っているとのこと。採用サイトには、以下の職種の募集要項が掲載されています。

なお、コロニーではリモートワークが可能ですが、事業の特性上、フルリモートではなく出社とリモートワークの組み合わせになります。海外赴任や転勤はありません。

コンサルティング会社での勤務経験について

コロニーのコンサルタント職の求人には、コンサルティング会社での勤務経験がなくても応募が可能です。コンサルカレッジを通して、コンサルタントとしての基礎を学ぶ機会も用意しており、実際に勤務経験のない社員がコンサルタントとして活躍しています。
採用選考では、職務経験やコミュニケーションを踏まえ、コロニーの社風とあうか、現場でのマネジメント能力、実務能力などを審査しています。また、ビジネスレベルの英語ができる方が望ましいです。

コロニーの採用面接で聞かれる質問

コロニーの面接に際して、志望動機をまとめるためには「Can」「Will」「Must」についてよく考え、整理しておいた方がいいでしょう。念のため簡単に説明すると、

  • Can:自分ができること(スキル、能力、経験、実績)
  • Will:自分がしたいこと(意思、意欲、ビジョン)
  • Must:自分がしなければならないこと(会社から要求・期待されると認識していること)

の3点を整理し、それらが重なったところで「自分の志望動機」を整理するということです。

なお、コロニーの企業サイトには、各職務に求められる【必須要件】のほか、【歓迎要件】【求める人物像】【英語力】が明記されています。書かれている要件を自分がいかにクリアしているかを説明する準備が必要です。

マネジャークラス以上の面接準備

マネジャー以上については「Can」「Will」「Must」は当然として、職務に応じた個別の質問が多くなっており、あらかじめ準備が必要です。詳しくは、グローバルウェイ・エージェントまでお問い合わせください。(※登録フォームの備考欄に「コロニーの件」と明記願います。)

コロニーへの転職を成功させるために

以上、コロニーについて、概要を説明しました。

求人は、求められるスキルのハードルが高いのが特徴的です。しかし、仮に書類が通過したしたとしても、次の面接でつまづく方が多くいらっしゃいます。

面接の質問は、様々な内容が投げかけられます。あらかじめ面接対策をしないと、選考を通過する確率はかなり落ちます。限りあるチャンスを活かすためにも、ぜひ十分な準備を行ってから臨んでください。

コロニーの採用面接に臨む前に

転職成功の確率をアップさせたい方は、ぜひグローバルウェイ・エージェントにご相談ください。私たちはCxOや役員から直接情報を共有してもらうことで、必要な候補者像を把握しており、上記以外の「候補者公開不可情報」や「過去の面接成功・失敗事例」を把握しています。
なお、スピーディな対応を行うために、登録フォームの備考欄に「コロニーの件」と明記願います。費用は一切かかりません。ぜひご相談ください。

この記事の執筆者

外資系IT企業、コンサルティングファーム、システムインテグレーターの各業界の現場の最前線で活躍してきたヘッドハンター集団。サーチ型エージェントとして活動しています。
直接キャリア面談の実施から入社、その後一生涯のキャリア形成までを丁寧にサポートします。

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