※本記事は、寿スピリッツ株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月23日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
寿スピリッツは純粋持株会社であり、単体従業員数は7名、グループ連結従業員数は1,801名です。
同社グループは、連結子会社18社で構成され、菓子の製造・販売を主たる業務としています。主に地域事業会社を基礎としたセグメントで事業を展開しています。
主な国内グループ会社は、シュクレイ(連結子会社)、九十九島グループ(連結子会社)、ケイシイシイ(連結子会社)、寿製菓(連結子会社)、但馬寿(連結子会社)などです。
2025年4月1日付で連結子会社間の組織再編(会社分割)を実施し、「シュクレイ」と「九十九島グループ」を統合して「シュクレイグループ」に変更しました。また、「寿製菓・但馬寿」は「寿製菓グループ」に名称変更しています。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
寿スピリッツは持株会社として、グループ全体の経営理念「喜びを創り喜びを提供する」を掲げ、従業員一人ひとりが経営に参画する「全員参画経営」を推進しています。人財採用と育成を最重要課題と捉え、「少数精鋭主義による高賃金低人件費率の実現」を目指す方針です。従業員の物心両面の豊かさを追求し、個人の成長とグループ全体の業績拡大が循環する「喜びの連鎖」の仕組みづくりに注力しています。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社は、従業員が安心して業務に邁進できるよう、生活基盤の安定に配慮した給与水準の維持・向上に努めています。また、理念実践と成果への連動を重視した人事評価制度を運用し、個人の挑戦と業績貢献をバランスよく反映しています。従業員の定着を促し、長期的なキャリア形成を支援する傾向が見られます。
なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 10,244,628円 |
| 平均勤続年数 | 14.6年 |
| 平均年齢 | 49.6歳 |
| 単体従業員数 | 7人 |
| 連結従業員数 | 1,801人 |
| 単体のグループ内比率 | 0.4% |
退職給付制度
同社及び連結子会社は、退職金規程に基づく社内積立の確定給付型退職一時金制度を採用しています(確定給付型とは、給与や勤続年数に応じて給付額が決まる制度です)。
退職給付債務は15.6億円となっています。
退職一時金制度はありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは、全ての従業員が顧客やステークホルダーへの「熱狂的ファン創り」を基本ポリシーとし、従業員一人ひとりが当事者意識を持って経営に参画する「全員参画経営」を徹底実践しています。経営理念の浸透、戦略的な人事の展開、人財育成強化に向けたキャリア設定と研修に力を入れています。
また、女性の活躍推進や男性の育児休業取得推進、定年後継続雇用制度の見直しを通じて、多様な人財が活躍できる環境整備を進めています。
従業員の給与その他の給付の額及び内容の決定においては、「更なる高い価値の創造により、物心両面の豊かさを実現する」を基本方針としています。具体的には、経営理念の体現度を重視した定性評価と、業績への貢献度を反映する人事評価制度を運用しています。原材料価格の高騰や物価上昇等の外部環境を勘案し、生活基盤の安定に配慮した給与水準の維持・向上に努め、業績に応じた適正な賞与・手当等のインセンティブを支給しています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社は、女性活躍推進法及び育児介護休業法の規定による公表義務の対象ではないため、提出会社単体の法定開示データは開示されていません。
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。労働者の男女の賃金の額の差異については、男性の賃金に対する女性の賃金の割合を示しており、賃金制度、体系において性別による差異はありません。
▼ ㈱シュクレイ
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 22.2% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 50.0% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 72.6% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 82.2% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | 105.3% |
▼ ㈱ケイシイシイ
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 18.4% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 71.4% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 53.3% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 70.1% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | 60.7% |
▼ 寿製菓㈱
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 0.0% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 54.5% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 60.5% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 75.1% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | 71.9% |
多様性・登用
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(目標) | 30.0% |
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(2026年3月末時点) | 15.0% |
| 中途採用者の管理職比率(2026年3月末時点) | 60.9% |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
寿スピリッツは、純粋持株会社としてグループ全体の経営方針を策定し、子会社が菓子の製造・販売を主たる業務としています。美味しさと地域性を追求したプレミアムギフトスイーツの創造と育成に注力しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
寿スピリッツグループは、菓子の製造・販売を主軸とする事業を展開しています。純粋持株会社である寿スピリッツがグループ全体の経営方針や中期経営計画を策定し、各子会社がその方針に基づいて独立した経営単位として事業活動を行っています。収益は主に菓子の製造・販売から得ており、国内卸売、国内小売、通信販売、海外事業といった多様なチャネルを通じて顧客に商品を提供しています。
シュクレイグループ
シュクレイグループは、各ブランドにおいて主力商品や季節限定商品の開発を通じてブランド訴求力の向上に取り組んでいます。インバウンド対策にも注力し、国際線ターミナルでの販売強化や新商品の拡販を進めています。新規出店も積極的に行っており、百貨店を中心に新ブランドを展開しています。収益は、菓子の製造・販売から得ています。運営は、シュクレイなどが行っています。
ケイシイシイ
ケイシイシイは、「ルタオ」ブランドを擁し、ブランド価値の増大を目指しています。店舗のリニューアルや新紅茶カテゴリーの発売、新作限定スイーツの投入など、新商品開発を推進しています。インバウンド対策として販売人員の増強や新ブランドによる催事展開にも力を入れています。通信販売では季節イベント対策を推進し、店舗とオンラインショップの連携強化も図っています。収益は、菓子の製造・販売から得ています。運営は、ケイシイシイが行っています。
寿製菓グループ
寿製菓グループは、新商品開発に注力し、主要代理店や販売子会社への提案営業を推進しています。販路拡大にも取り組み、沖縄でのOEM展開や直営ブランドの強化を進めています。地元の山陰地区では、商業ゾーンのリニューアルに合わせてセレクトショップをリニューアルオープンするなど、地域に根差した活動も行っています。主力商品の知名度向上にも努めています。収益は、菓子の製造・販売から得ています。運営は、寿製菓などが行っています。
販売子会社
販売子会社は、各販売拠点において主力商品対策や地域特性に合わせた新商品の発売、インバウンド対策に注力しています。東海地区では季節限定新商品を、関西地区では主力商品の販売強化に取り組むなど、エリアごとの戦略を展開しています。福岡地区では、ブランドの展開強化を進めています。収益は、菓子の販売から得ています。運営は、販売子会社各社が行っています。
その他の事業セグメント
その他の事業セグメントには、損害保険代理業、健康食品事業、海外(台湾)における菓子事業が含まれています。収益は、これらの多様な事業活動から得ています。
| セグメント | 売上高(2025年3月期) | 売上高(2026年3月期) |
|---|---|---|
| シュクレイグループ | 337億円 | 361億円 |
| ケイシイシイ | 210億円 | 228億円 |
| 寿製菓グループ | 98.8億円 | 115億円 |
| 販売子会社 | 70.9億円 | 77.0億円 |
| その他の事業セグメント | 6.9億円 | 6.7億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
寿スピリッツグループの業績は、過去5期にわたり売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに増加傾向を示しています。特に直近の連結会計年度では、売上高及び各段階利益ともに過去最高値を更新しました。これは、新規出店の増加やインバウンド売上高の伸長、沖縄向け卸売上の好調などが主な要因となっています。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 322億円 | 502億円 | 640億円 | 723億円 | 788億円 |
| 経常利益 | 29.2億円 | 103億円 | 159億円 | 177億円 | 187億円 |
| 経常利益率 | 9.1% | 20.5% | 24.8% | 24.4% | 23.8% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 19.1億円 | 70.2億円 | 108億円 | 121億円 | 126億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 12.31 | 45.10 | 69.61 | 78.00 | 81.32 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
寿スピリッツグループの従業員1人あたりの売上高は、前期から増加しています。また、従業員1人あたりの営業利益も前期から増加しており、グループ全体の生産性が向上している傾向が見られます。これは、事業規模の拡大と効率的な経営努力が結びついていることを示唆しています。
| 指標 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 41.2百万円 | 43.7百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 10.0百万円 | 10.3百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
同社グループは、本業で安定した資金を生み出し、財務基盤を強化しながら成長投資も行っている状況がうかがえます。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの財務基盤は、自己資本比率がプライム市場の製造業平均を大きく上回る水準で推移しており、強固な状態を示しています。
ROE(自己資本利益率)もプライム市場平均を大きく上回る水準で、効率的な経営が行われていることがうかがえます。
手元資金である現金及び預金も増加傾向にあり、事業運営における安定性が高い状況です。
これらの財務状況は、事業の持続可能性と将来の成長に向けた基盤が整っていることを示しています。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 401億円 | 479億円 |
| 自己資本比率 | 77.1% | 79.7% |
| ROE(自己資本利益率) | 32.2% | 28.5% |
| 現金及び預金 | 261億円 | 322億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
営業活動によるキャッシュフローは増加しており、本業で安定的に資金を生み出している状況です。
投資活動によるキャッシュフローは支出が増加しており、定期預金の預け入れや有形固定資産の取得など、将来に向けた投資を積極的に行っていることがうかがえます。
財務活動によるキャッシュフローは支出が減少しており、配当金の支払いや長期借入金の返済が行われています。
本業で得た資金で投資を賄い、なお余剰資金を生み出すフリーキャッシュフローはプラスで推移しており、事業の成長と財務の健全性を両立している状況です。
これらのキャッシュフローの状況は、同社グループが安定した事業基盤を持ち、将来の成長に向けた投資余力も確保していることを示しており、雇用や給与の安定性にもつながる要素であると考えられます。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 132.0億円 | 138.0億円 |
| 投資CF | △34.4億円 | △54.5億円 |
| 財務CF | △73.7億円 | △52.4億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 97.7億円 | 83.5億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループの主力事業は菓子類を主とした嗜好品であり、異常気象や大規模災害、感染症の発生により消費動向が急激に変動し、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
また、製菓原材料の価格高騰や安定的な調達が困難になるリスク、為替変動による仕入価格の変動リスクも存在します。
③ 人材・組織に関するリスク
人材・組織に関するリスクの記載はありません。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
寿スピリッツは、「喜びを創り喜びを提供する」という経営理念のもと、地域社会に貢献する企業集団として事業活動を行っています。お客様に喜ばれる商品創りとサービスの提供を通じて、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
同社グループは、「喜びを創り喜びを提供する」を経営の基本方針としています。これは、お客様に喜ばれる商品を創り、サービスを提供し続けることで、地域社会への貢献と共存共栄を目指すという使命に基づいています。
「お菓子の総合プロデューサー」として、全国各地のプレミアムギフトスイーツブランドを創造し、蓄積した技術とノウハウを活かして成長・拡大を図ることを目指しています。中長期経営目標「Value Up Vison2030」では、美味しさと地域性を追求した「プレミアムギフトスイーツ」の創造と育成を推進し、社会から信頼され必要とされる企業集団となることをビジョンとしています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、「感謝と報恩」「創意と工夫」「本氣と誠実」を社是として掲げています。経営信条では「お客様に喜ばれることを自らの喜びとする」ことや「ナンバーワンをめざし、日々チャレンヂする」ことなどを重視しています。
基本ポリシーは「熱狂的ファンづくり」であり、全従業員がお客様一人ひとりに一生お付き合いできる熱狂的なファンを創ることに徹することをモットーとしています。経営理念手帳「こづち」を活用し、経営哲学の浸透を図り、実践成果を共有する「こづち発表全国大会」も開催されています。
経営理念をベースとした「全員参画による超現場主義経営」を成長テーマに掲げ、従業員一人ひとりが当事者意識をもって経営に参画する企業集団を目指しています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
同社グループは、中期経営目標「Value Up Vison2030」のもと、2026年経営スローガンを「今日一人熱狂的ファンを創る」とし、事業施策を推進しています。製造面では、食品の安心・安全を最優先に、食品安全マネジメントシステムの継続的な改善と設備投資による生産性の向上を図っています。
人財面では、理念共感型採用と理念浸透に向けた人財育成を強化し、人的資本経営を推進しています。成長テーマとして「全員参画による超現場主義経営」を掲げ、商品力、売場力、販売力、インバウンド対策、人財力のValue Upを重点対策としています。
サステナビリティに関する取り組みも重要視しており、「サステナビリティ委員会」を設置し、気候変動への対応や多様性を尊重した人財の採用と育成、持続可能なサプライチェーンの構築などを推進しています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
同社は監査等委員会設置会社であり、取締役会は社外取締役を含む9名で構成されています。また、指名・報酬諮問委員会も設置し、ガバナンス体制の強化を図っています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
寿スピリッツの株主構成は、筆頭株主であるエスカワゴエが全体の約3割を保有しています。その他、日本マスタートラスト信託銀行やSTATE STREET BANK AND TRUST COMPANYなどの機関投資家、地方銀行、従業員持株会などが上位株主として名を連ねています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| エスカワゴエ | 29.46% |
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 6.88% |
| STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 3.68% |
| INDUS SELECT MASTER FUND,LTD.(常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 3.19% |
| 山陰合同銀行 | 2.37% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は9名(男性7名・女性2名)で構成され、女性役員比率は22.0%です。代表取締役社長は河越誠剛氏が務めています。社外取締役比率は44.4%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 河越 誠剛 | 取締役社長 (代表取締役) | 1987年4月同社入社専務取締役、1989年3月代表取締役副社長、1994年6月より現職。純藍株式会社の代表取締役社長を兼務。 |
| 松本 真司 | 常務取締役 グループ経営管理本部長 | 1990年3月同社入社、2012年6月取締役経営企画部長、2022年10月より常務取締役グループ経営管理本部長。株式会社ケーエスケーの代表取締役社長を兼務。 |
| 城内 正行 | 取締役 | 1991年3月同社入社、2014年4月寿製菓株式会社取締役営業部長、2020年6月より同社取締役。寿製菓株式会社、株式会社但馬寿、株式会社ケーエムエフの代表取締役社長を兼務。 |
| 阪本 良一 | 取締役 | 1987年11月株式会社但馬寿入社、2019年5月株式会社シュクレイ代表取締役社長、2020年6月より同社取締役。株式会社シュクレイ、株式会社九十九島グループの代表取締役社長を兼務。 |
社外取締役は、岩田松雄氏(株式会社リーダーシップコンサルティング代表取締役社長)、好本惠氏(十文字学園女子大学名誉教授)、田中康裕氏(税理士法人田中事務所代表社員・監査等委員)、上田啓子氏(京橋・宝町法律事務所パートナー・一般社団法人ハビリスジャパン理事・日本テクノ社外取締役監査等委員・監査等委員)です。
同社は監査等委員会設置会社であり、経営の健全性と効率性を高めるため、独立性の高い社外取締役が経営監視機能を担っています。また、指名・報酬諮問委員会を設置し、取締役の指名と報酬に係るプロセスの透明性・客観性を確保しています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
取締役の報酬は、中長期にわたる企業価値の持続的な向上を図ることを最重要視した報酬体系とし、固定報酬である基本報酬(金銭報酬)と中長期インセンティブとして譲渡制限付株式報酬で構成されています。社外取締役については、その職務における独立性を考慮し、基本報酬のみとしています。基本報酬は役位及び職責に応じた貢献度合い、在任年数、他社水準、同社グループの業績、従業員の給与水準を総合的に勘案して決定されます。譲渡制限付株式報酬は、企業価値向上へのインセンティブと株主との価値共有を目的とし、各取締役の役位・職責を踏まえて付与数が決定されます。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(監査等委員及び社外除く) | 4名 | 1.7億円 | 43.0百万円 |
| 監査等委員(社外除く) | 1名 | 22百万円 | 22.0百万円 |
| 社外役員 | 4名 | 24百万円 | 6.0百万円 |
なお、役員ごとの報酬等の総額は1億円以上を支給している役員がいないため、個別の記載は省略されています。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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