【平均年収905万円】DMG森精機 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2025年12月期)

【平均年収905万円】DMG森精機 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2025年12月期)

DMG森精機は、工作機械や関連サービスを提供するトータルソリューション企業として、グループ各社とともに工作機械の製造・販売から関連サービスまで幅広く事業を展開しています。連結従業員数14,026名を擁し、直近の業績は減収減益となりましたが、親会社株主帰属当期純利益は増加しました。


目次

※本記事は、DMG森精機株式会社 の有価証券報告書(2025年12月期、2025年1月1日 ~ 2025年12月31日、2026年3月30日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は IFRS です。

1. 企業概要:どんな会社?


DMG森精機グループは、工作機械(5軸加工機、複合加工機など)やソフトウェア、計測装置、MRO(メンテナンス・リペア・オーバーホール)などを提供するトータルソリューション企業です。連結子会社127社、持分法適用関連会社8社とともに、工作機械の製造・販売から関連サービスまで幅広く事業を展開しています。

単体従業員数は451名、連結従業員数は14,026名です。同社グループの事業セグメントは、マシンツール、インダストリアル・サービスの2つです。

主な国内グループ会社は、DMG森精機セールスアンドサービス、太陽工機(工作機械の・製造及び販売)、マグネスケール(計測装置の・製造及び販売)、DMG MORI Digitalなどです。

2025年7月には機構改革を実施し、購買部門をDMG森精機伊賀に、開発部門をDMG森精機伊賀、DMG森精機奈良、DMG森精機Additiveへ移管しました。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


DMG森精機は、工作機械の製造を通じて世界のモノづくりを支える企業です。グローバルに事業を展開しており、多様なバックグラウンドを持つ人材が活躍できる環境が整っています。専門性の高い技術を追求しながら、従業員の働きやすさにも配慮した制度を導入しています。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社では、従業員の平均年齢が40代前半であり、平均勤続年数も比較的長い傾向が見られます。これは、長期的なキャリア形成を支援し、安定して働き続けられる環境が整備されていることを示唆しています。多様な経験を持つ人材が、それぞれの専門性を活かして活躍していると考えられます。

項目 数値
平均年間給与 9,050,000円
平均勤続年数 17.2年
平均年齢 43.3歳
単体従業員数 451人
連結従業員数 14,026人
単体のグループ内比率 3.2%


同社グループは、従業員の退職給付制度として確定給付型と確定拠出型の両方を採用しています。確定給付型は給与や勤続年数に応じて給付額が決まる制度、確定拠出型は会社が拠出した資金を従業員が運用する制度です。これらの制度は国内グループ会社および海外子会社を含む広範囲に適用されています。
なお、退職一時金の有無や支給条件、従業員ごとの会社拠出額などは、有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


同社グループは、グローバルに展開する事業において、多様な言語、国籍、性別、専門分野を持つ人材の活躍を重視しています。世界各地のお客様のニーズに応える技術的イノベーションを生み出すため、異なるバックグラウンドを持つ従業員が互いに尊重し協力し合う環境を推進しています。
特に、マシニングトランスフォーメーション(MX)の実現に向けて、アプリケーションエンジニアやMROエンジニアの育成を急務としています。2025年度には、グループ全体で職位を6グレードに、職種を65種類に標準化し、国内外での円滑な異動・出向を可能にする基盤を整備しました。
また、グローバル人事会議やリージョナル人事会議を定期的に開催し、優秀な人材の発掘と育成に努めています。2018年から続くグローバル・リーダーシップトレーニングでは、実践的な学習を通じて次世代リーダーを育成しています。
従業員が安心して働き続けられるよう、家庭と仕事の両立支援にも力を入れています。伊賀・奈良事業所には企業主導型保育園を常設し、小学校卒業までの子を育てる従業員が時間単位で利用できる有給の看護休暇も導入しています。
さらに、2025年には介護休暇制度の拡充や、感染症疾患による病気休暇、年間12日の有給生理休暇を新たに導入しました。忌引休暇についても、取得可能期間の延長や分割取得を認めるなど、従業員の多様な状況に合わせた柔軟な働き方を支援する制度を整備しています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社単体の法定開示データであり、当社の労働協約適用会社であるDMG森精機セールスアンドサービス株式会社、DMG森精機伊賀株式会社、DMG森精機奈良株式会社、DMG森精機Additive株式会社を含んだ集計値です。

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 9.9%
男性労働者の育児休業取得率 106.3%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 78.9%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 87.9%
労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) 94.0%

連結子会社の法定開示


主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
各指標の基準日は当事業年度末日、対象期間は当事業年度です。

▼ 株式会社マグネスケール

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 3.8%
男性労働者の育児休業取得率 100.0%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 75.3%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 79.2%
労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) 52.4%


▼ 株式会社太陽工機

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 5.9%
男性労働者の育児休業取得率 90.0%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 86.1%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 89.2%
労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) 74.1%


▼ 株式会社サキコーポレーション

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 14.7%
男性労働者の育児休業取得率 100.0%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 81.0%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 84.7%
労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) 42.3%

多様性・登用


日本単体の従業員を集計対象としています。

指標 実績(2025年度)
女性管理職比率 9.9%

育児・介護支援


日本単体の従業員を集計対象としています。

指標 実績(2025年度)
男性従業員の育児休業取得率 106.3%

人材育成・エンゲージメント


日本単体の従業員を集計対象としています。

指標 実績(2025年度)
1人当たり年平均有給休暇取得日数 18.5日
1人当たり平均総労働時間 1,994時間

有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


DMG森精機グループは、工作機械の製造・販売と、それに関連するサービスやソリューションの提供を主軸とする事業を展開しています。お客様の生産性向上と環境負荷低減に貢献する「MX(マシニング・トランスフォーメーション)」を推進し、持続可能な社会の実現を目指しています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、工作機械の製造・販売と、その後のサービス提供を通じて収益を上げています。特に、5軸加工機や複合加工機といった高付加価値な工作機械と、それらを活用するためのソフトウェアや周辺装置、エンジニアリングサービスをトータルソリューションとして提供しています。

マシンツール

このセグメントは、工作機械の製造と販売を担っています。5軸加工機、複合加工機、マシニングセンタ、ターニングセンタ、グラインディングセンタ、アディティブ・マニュファクチャリング機など、多岐にわたる製品を提供しています。
収益は、主に製品の販売から得ています。運営は、DMG MORI Pfronten GmbH、DMG MORI Seebach GmbH、DMG MORI Bielefeld GmbH、DMG MORI Tortona S.r.l.、DMG MORI Ultrasonic Lasertec GmbH、DMG MORI Additive GmbH、DMG MORI Poland Sp.z o.o、DMG MORI BERGAMO S.r.l.、DMG MORI MANUFACTURING USA, INC.、DMG森精機(天津)機床有限公司、太陽工機、DMG森精機伊賀、DMG森精機奈良、DMG森精機Additiveなどが行っています。

インダストリアル・サービス

このセグメントは、工作機械に関連するサービスやソリューションの提供を行っています。補修部品販売、修理復旧、エンジニアリング、ソフトウェア、計測装置の製造・販売などが含まれます。
収益は、主にサービス提供から得ています。運営は、DMG MORI Italia S.R.L.、DMG MORI FRANCE SAS、DMG MORI USA, INC.、DMG MORI EMEA Holding GmbH、DMG森精機セールスアンドサービス、マグネスケール、DMG MORI Digitalなどが行っています。

同社グループの事業は、欧州、米州、アジアなど世界各地に展開しており、特に欧州と米州からの受注が好調に推移しています。特定の顧客に収益が集中する状況は見られません。

セグメント 売上収益(2024年12月期) 売上収益(2025年12月期) セグメント利益(2024年12月期) セグメント利益(2025年12月期) 利益率
マシンツール 6,365億円 6,157億円 188億円 86.1億円 1.4%
インダストリアル・サービス 2,306億円 2,356億円 428億円 233億円 9.9%
全社機能 16.5億円 24.4億円 △158億円 △200億円 -

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


DMG森精機グループの過去5期間の業績を見ると、売上収益は一時的に増加傾向を示した後、直近の当連結会計年度では減少に転じています。営業利益も同様に、増加傾向から一転して当連結会計年度では大きく減少しました。一方で、親会社の所有者に帰属する当期利益は、前期に大きく落ち込んだ後、当連結会計年度では大幅に増加しています。

項目 2021年12月期 2022年12月期 2023年12月期 2024年12月期 2025年12月期
売上収益 3,960億円 4,748億円 5,394億円 5,409億円 5,150億円
税引前利益 196億円 365億円 479億円 221億円 282億円
税引前利益率 5.0% 7.7% 8.9% 4.1% 5.5%
親会社の所有者に帰属する当期利益 135億円 254億円 339億円 77.0億円 240億円
1株当たり当期純利益(円) 91.75 188.62 256.66 43.60 155.60

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


DMG森精機グループの従業員1人あたりの売上収益(連結)は、前期から当期にかけて減少しています。また、従業員1人あたりの営業利益(連結)も同様に、前期から当期にかけて減少する結果となりました。これらの指標の変動は、同社グループの生産性や収益体質の変化を示唆しています。

指標 2024年12月期 2025年12月期
従業員1人あたり売上収益(連結) 38.8百万円 36.7百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 3.1百万円 1.4百万円

業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


同社グループの財務状況は、事業活動で安定的に資金を生み出し、将来に向けた投資も行いながら、堅実な財務基盤を維持していることを示しています。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社グループの財務基盤を見ると、自己資本は前期から増加し、堅調な推移を示しています。自己資本比率は39.2%であり、プライム市場の製造業平均と比較するとやや低い水準となっています。

ROE(自己資本利益率)は7.3%で、前期から改善が見られますが、プライム市場平均を下回っています。手元資金である現金及び現金同等物は399億円を確保しており、事業運営に必要な流動性を維持している状況です。

これらの財務状況は、同社グループが安定した事業運営を継続し、従業員の雇用や給与の安定性を支える基盤となっていることを示しています。

指標 2024年12月期(前期) 2025年12月期(当期)
自己資本 3,145億円 3,405億円
自己資本比率 39.4% 39.2%
ROE(自己資本利益率) 2.6% 7.3%
現金及び現金同等物 417億円 399億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


同社グループのキャッシュフローを見ると、本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローは259.8億円の収入となりました。これは減価償却費及び償却費の増加などが主な増加要因であり、営業債権及びその他の債権の増加などが主な減少要因となっています。

投資活動によるキャッシュフローは112.1億円の支出となり、有形固定資産や無形資産の取得による支出が主な減少要因です。非継続事業からの投資活動キャッシュフローが主な増加要因となっています。

この結果、フリーキャッシュフローは147.7億円のプラスとなり、本業で得た資金で投資を賄い、なお余剰資金を生み出している状況です。財務活動によるキャッシュフローは203.6億円の支出で、ハイブリッド資本の返済や長期借入れの返済、配当金の支払いが主な減少要因となっています。

これらのキャッシュフローの状況は、同社グループが事業活動で安定的に資金を生み出し、将来に向けた投資も継続しながら、財務の健全性を維持していることを示しており、従業員の雇用安定性や給与の持続性にもつながる基盤があると言えます。

項目 2024年12月期(前期) 2025年12月期(当期)
営業CF 445.8億円 259.8億円
投資CF △381.9億円 △112.1億円
財務CF △56.6億円 △203.6億円
フリーCF(営業CF+投資CF) 63.8億円 147.7億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

同社グループは、工作機械業界において厳しい競争にさらされており、有利な価格決定が困難な状況にあることをリスクとして認識しています。また、工作機械産業は景気変動に左右されやすく、グローバルな景気後退により設備投資需要が減退する可能性も指摘されています。

③ 人材・組織に関するリスク

人材・組織に関するリスクの記載はありません。

④ 雇用安定性・リストラ

解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


DMG森精機は、工作機械メーカーとして技術革新を追求し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。顧客価値創造と社会との共生を重視する企業文化が特徴です。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


同社グループの経営方針は、「独創的で、精度良く、頑丈で、故障しない機械、自動化システム、デジタル技術を、最善のサービスとコストでお客様に供給すること」です。コネクテッド・インダストリーズの高まりを背景に、工作機械やソフトウェア、計測装置、MRO(メンテナンス・リペア・オーバーホール)、スペアパーツ、エンジニアリングといったトータルソリューションを提供しています。

全世界のお客様にとってなくてはならない企業を目指しており、業界のリーディング・カンパニーとして、顧客価値創造と社会との共生を実現し、継続的な企業価値向上に努めています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


同社グループは、経営理念として「責任ある企業市民として地域、社会に貢献する」「環境資源を大切にし地球環境を守る」「高い倫理観を持って、社会良識に準拠した企業活動を行う」を掲げています。工作機械産業がSDGsの実現に貢献する産業であることに誇りと責任を感じており、持続可能な社会と中長期的な企業価値の向上を目指しています。

コーポレート・ガバナンスの充実と経営監視機能の強化を最重要課題とし、経営の透明性を高め、公正かつ効率的な企業運営に努めています。多様なバックグラウンドを持つ人材を尊重し、互いに協力して技術的イノベーションを生み出すことを重視する企業風土です。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


同社グループは、持続的な売上成長に向けて、航空・宇宙・防衛、データプロセス関連、エネルギー関連といった成長分野におけるお客様の開拓・維持を進めています。コスト管理においては、ノーコードの製造現場向けIoTプラットフォームTULIPによる生産性向上に加え、生成AIやAIエージェントを活用し、間接業務およびMROプロセスの効率化を進めています。

安全保障貿易管理の厳格化、法令遵守の徹底も重点課題です。グローバルなコンプライアンス体制の強化や、勤務間インターバル制度、在社時間制限の設定による従業員の健康維持とワークライフバランスの適正化にも取り組んでいます。

会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


DMG森精機は、取締役会を中心としたコーポレート・ガバナンス体制を構築しています。経営の透明性と公正性を高め、長期的な企業価値向上を目指す方針です。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


DMG森精機の株主構成を見ると、複数の信託銀行が上位に名を連ねており、機関投資家による安定的な保有がうかがえます。また、DMG森精機従業員持株会が上位株主として存在しており、従業員による自社への投資も特徴の一つです。

株主名 持株比率
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 12.06%
日本カストディ銀行(信託口) 10.87%
DMG森精機従業員持株会 3.67%
森 雅彦 2.78%
GOVERNMENT OF NORWAY 2.74%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は15名(男性12名・女性3名)で構成され、女性役員比率は20.0%です。代表取締役社長は森雅彦氏が務めています。社外取締役比率は50.0%です。

氏名 役職 主な経歴
森 雅彦 代表取締役 社長 1985年3月京都大学工学部精密工学科卒業、1985年4月伊藤忠商事株式会社入社。1993年4月同社入社、1999年6月代表取締役社長就任。2003年10月東京大学工学博士号取得、2018年5月DMG MORI AG監査役会議長就任より現職。
玉井 宏明 代表取締役 副社長 管理・製造管掌 1983年3月同志社大学商学部卒業、1983年3月同社入社。2003年6月取締役就任、2014年6月代表取締役副社長就任。2020年2月製造管掌、2025年3月管理・製造管掌より現職。
藤嶋 誠 代表取締役 副社長 開発・品質管掌 1981年3月同志社大学工学部電子工学科卒業、1981年3月同社入社。2003年6月取締役就任、2025年3月開発・品質管掌。2026年3月代表取締役副社長就任より現職。
アルフレッド ガイスラー 取締役 副社長 DMG MORI AG管掌 1983年2月Technische Hochschule Augsburg卒業、1983年7月IROBUS Robot Systems社入社。2005年7月DECKEL MAHO Pfronten GmbH Managing Director。2023年5月DMG MORI AG Chairman of the Executive Board、2026年3月取締役副社長就任より現職。
イレーネ バーダー 取締役 グローバルコーポレートコミュニケーション・ グローバルHR 管掌 1999年6月Akademie für Sprachen und Wirtschaft卒業、2001年3月DMG Büll & Strunz GmbH入社。2012年3月The Open University Business School MBA取得。2023年3月取締役就任、2026年3月グローバルコーポレートコミュニケーション・グローバルHR管掌より現職。
太田 圭一 取締役 CFO・CIO・営業管掌 2004年3月東京大学工学部卒業、2006年4月同社入社。2015年3月京都大学工学博士号取得。2026年3月取締役就任、CFO兼CIO兼営業管掌より現職。


社外取締役は、御立尚資氏(ボストン・コンサルティング・グループ シニアアドバイザー)、中嶋誠氏(元特許庁長官)、渡邊弘子氏(富士電子工業代表取締役社長)、光石衛氏(東京大学名誉教授)、河合江理子氏(京都大学名誉教授)、柿沼康弘氏(慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科教授)です。

同社は監査役制度を採用しており、取締役会は12名の取締役(うち6名が社外取締役)で構成されています。監査役会は3名の監査役(うち2名が社外監査役)で構成されており、経営の客観性と透明性を確保しています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


DMG森精機の役員報酬制度は、企業価値の持続的な向上に資する人材の確保を目的としています。報酬は固定報酬と変動報酬で構成され、変動報酬は単年度の業績に連動する賞与と複数年度の業績を反映する株式報酬からなります。賞与の算出にあたっては、連結売上高や連結営業利益といった全社目標に加え、各取締役の管掌部門における目標達成度合い、さらにはCO2排出量削減などの社会的責任も考慮されています。また、従業員の平均年間給与の50倍以上にならない独自の基準も設けています。社外取締役および社外監査役については、業務執行から独立した立場であるため、固定報酬である基本報酬のみが支給されています。報酬の方針および構成は、報酬委員会に諮問された上で、取締役会で決定されています。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(社外除く) 4名 7.5億円 1.88億円
監査役(社外除く) 1名 33百万円 33.0百万円
社外役員 7名 1.5億円 21.4百万円


なお、上記報酬等の額には、同社の連結子会社からの報酬等は含まれていません。

個人別報酬が開示されている役員は、森雅彦氏(3.00億円)、玉井宏明氏(1.59億円)、小林弘武氏(1.59億円)、藤嶋誠氏(1.33億円)、ジェームスヌド氏(2.00億円)、アルフレッドガイスラー氏(2.96億円)、イレーネバーダー氏(1.50億円)、柳原正裕氏(0.33億円)です。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

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この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。