※本記事は、千代田インテグレ株式会社 の有価証券報告書(2025年12月期、2025年1月1日 ~ 2025年12月31日、2026年3月25日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
千代田インテグレは、OA機器、AV機器、通信機器、AE機器などの機構部品や機能部品の製造・販売をグローバルに展開しています。同社グループは、日本、東南アジア、中国、北米、その他地域で事業を展開し、幅広い産業に製品を提供しています。
単体従業員数は223名、連結従業員数は2,756名です。セグメントは日本、東南アジア、中国、北米、その他の5つです。
主な国内グループ会社は、サンフェルト(フェルト製品の加工販売)などです。
なお、同社グループは当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しています。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
千代田インテグレは、従業員一人ひとりの能力を最大限に引き出し、自己実現を支援する環境づくりに注力しています。安定した雇用とキャリア形成を重視し、多様な働き方に対応する制度整備を進めていることが特徴です。グローバルな事業展開を背景に、人材育成にも力を入れています。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社では、従業員の長期的なキャリア形成を支援する環境が整っている傾向が見られます。平均勤続年数から、従業員が長く働き続けることができる職場であることがうかがえます。また、平均年齢は30代後半であり、経験豊富な人材が活躍していることが示されています。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 7,414,720円 |
| 平均勤続年数 | 15.15年 |
| 平均年齢 | 39.72歳 |
| 単体従業員数 | 223人 |
| 連結従業員数 | 2,756人 |
| 単体のグループ内比率 | 8.1% |
同社は、従業員の退職給付に充てるため、確定給付型と確定拠出型の両方の制度を採用しています。確定給付型は給与や勤続年数に応じて給付額が決まる制度、確定拠出型は会社が拠出した資金を従業員が運用する制度です。これらの制度は、国内および一部の海外連結子会社に適用されています。
退職一時金制度もありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。なお、退職給付債務は17.2億円、年金資産は16.0億円となっています。確定拠出制度への要拠出額は27百万円です。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは、100年企業に向けた持続的な成長のため、従業員一人ひとりの可能性と創造性を引き出し、能力を最大限に発揮できる環境整備に取り組んでいます。人事、能力開発、評価、福利厚生に関する諸制度の充実と働きやすい職場環境の整備を推進しています。
具体的には、従業員が主体的に専門能力を高めるための能力開発制度を支援しています。また、明確な人事考課項目に基づき、目標達成度合いや職務遂行能力、貢献度を公正に評価し、その評価に基づいた処遇を行っています。
従業員の安全と健康を考慮した快適で能率的な職場環境の整備にも努めています。多様なライフスタイルに対応するため、労働時間の短縮や雇用形態、勤務形態の多様化も推進しています。人材育成に関する戦略としては、研修内容の刷新による従業員の能力開発推進、教育制度の充実化による従業員エンゲージメントの向上、高度専門人材・グローバル人材育成に向けた人事制度の実効性向上に取り組んでいます。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体のデータを示します。男性労働者の育児休業取得率は、育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものです。賃金制度上、同一資格等級での男女の賃金差異はありませんが、上位職種・資格等級に占める女性の割合が少ないことが正規雇用労働者の賃金差異の要因となっています。また、女性労働者に占めるパート・有期雇用労働者の割合が高いことが、全労働者の男女の賃金差異を広げる要因となっています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 5.3% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 125.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 49.3% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 71.1% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 98.6% |
多様性・登用
連結グループにおける記載が困難であることから、以下の指標は提出会社のものを記載しています。海外グループ会社における女性管理職人数は70名であり、全管理職の約40%を占めています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性管理職人数(当連結会計年度実績) | 4人 |
人材育成・エンゲージメント
連結グループにおける記載が困難であることから、以下の指標は提出会社のものを記載しています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 有給休暇取得率(当連結会計年度実績) | 86.7% |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
千代田インテグレは、OA機器やAV機器、通信機器、AE機器などに使われる機構部品や機能部品の製造・販売をグローバルに展開しています。地域別のセグメントで事業を構成し、それぞれの地域で顧客ニーズに応じた製品を提供しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、主に電気メーカー向けに機構部品や機能部品を製造・販売することで収益を上げています。各地域の現地法人が独立した経営単位として、製品の製造から販売までを一貫して行い、地域ごとの戦略に基づいた事業活動を展開しています。
事業は「日本」「東南アジア」「中国」「北米」「その他の事業セグメント」の5つの地域セグメントで構成されています。売上高は東南アジア地域が最も大きく、次いで中国、日本と続いています。
日本
同社は、OA機器、AV機器、通信機器、AE機器などの機構部品、機能部品を製造し、主に国内電気メーカーへ販売しています。子会社への原材料販売や、海外子会社からのロイヤリティー収入も収益源です。運営は、千代田インテグレが行っています。
サンフェルトは、手芸や服飾雑貨向けのフェルト製品の加工販売を行っています。
東南アジア
シンガポール現地法人のCHIYODA INTEGRE CO.(S)PTE.LTD.は、主に東南アジア地域の電気メーカー等からの注文を受け、機構部品、機能部品の製造を東南アジア及び中国の子会社に依頼し、その製品を販売しています。収益は、主に電気メーカー等への製品販売から得ています。運営は、CHIYODA INTEGRE CO.(S)PTE.LTD.、CHIYODA INTEGRE CO.(M)SDN.BHD.、CHIYODA INTEGRE CO.(JOHOR)SDN.BHD.、CHIYODA INTEGRE CO.(PENANG)SDN.BHD.、CHIYODA INTEGRE(THAILAND)CO.,LTD.、PT.CHIYODA INTEGRE INDONESIA、CHIYODA INTEGRE VIETNAM CO.,LTD.、CHIYODA INTEGRE(PHILIPPINES)CORPORATIONが行っています。
主要分野が顧客の生産調整や減産により低調に推移し、前期から売上高は減少しています。
中国
香港現地法人の千代達電子製造(香港)有限公司は、主に香港、中国の電気メーカー等からの注文を受け、機構部品、機能部品の製造を中国の子会社5社に依頼し、その製品を販売しています。収益は、主に電気メーカー等への製品販売から得ています。運営は、千代達電子製造(香港)有限公司、千代達電子製造(中山)有限公司、千代達電子製造(東莞)有限公司、千代達電子製造(大連)有限公司、千代達電子製造(蘇州)有限公司、千代達電子製造(山東)有限公司、千代達瑛帖国際貿易(上海)有限公司が行っています。
市場の低迷によりOA・AV機器向けが落ち込み、前期から売上高は減少しています。
北米
米国現地法人のCHIYODA INTEGRE OF AMERICA,INC.は、米国の電気製品メーカー等からの注文を受け、機構部品、機能部品の製造をメキシコ現地法人に加工委託し、その製品を販売しています。収益は、主に電気製品メーカー等への製品販売から得ています。運営は、CHIYODA INTEGRE OF AMERICA,INC.、CHIYODA INTEGRE DE BAJA CALIFORNIA S.A.DE C.V.、CHIYODA INTEGRE DE MEXICO, S.A. DE C.V.が行っています。
関税政策によりAE機器向けは低調でしたが、建材向けが好調に推移し、前期から売上高は増加しています。
その他の事業セグメント
スロバキア現地法人のCHIYODA INTEGRE SLOVAKIA,s.r.o.は、OA機器、AV機器、通信機器、AE機器などの機構部品、機能部品を製造し、主に欧州地域の電気メーカー等へ販売しています。収益は、主に電気メーカー等への製品販売から得ています。運営は、CHIYODA INTEGRE SLOVAKIA,s.r.o.、CHIYODA INTEGRE Europe GmbHが行っています。
全体的に底堅く推移し、前期から売上高は増加しています。
| セグメント | 売上高(2024年12月期) | 売上高(2025年12月期) |
|---|---|---|
| 東南アジア | 149億円 | 137億円 |
| 日本 | 101億円 | 97.1億円 |
| 中国 | 113億円 | 94.0億円 |
| 北米 | 41.5億円 | 42.9億円 |
| その他の事業セグメント | 8.0億円 | 8.9億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの過去5期間の業績を見ると、売上高は400億円前後で推移していましたが、直近の2025年12月期は減少に転じています。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益も、2024年12月期にピークを迎えた後、2025年12月期は減少しています。
| 項目 | 2021年12月期 | 2022年12月期 | 2023年12月期 | 2024年12月期 | 2025年12月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 400億円 | 394億円 | 394億円 | 412億円 | 380億円 |
| 経常利益 | 30.2億円 | 37.8億円 | 37.7億円 | 46.5億円 | 32.8億円 |
| 経常利益率 | 7.6% | 9.6% | 9.6% | 11.3% | 8.6% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 24.0億円 | 27.2億円 | 25.6億円 | 32.3億円 | 26.2億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 194.06 | 229.93 | 230.56 | 310.89 | 272.41 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたりの売上高は、前期から減少しています。また、従業員1人あたりの営業利益も前期から減少しており、生産性指標は前期に比べて低下している傾向が見られます。これは、売上高の減少が主な要因となっています。
| 指標 | 2024年12月期 | 2025年12月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 14.0百万円 | 13.8百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 1.3百万円 | 1.1百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
千代田インテグレグループの財務状況は、事業活動で安定した資金を生み出し、手元資金も厚い状態を示しています。これにより、入社後の雇用や給与の安定性について、現状の財務基盤から読み取れる傾向を把握できます。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの財務基盤は、高い自己資本比率と潤沢な現金及び預金残高によって特徴づけられています。自己資本比率はプライム市場平均と比較して高い水準を維持しており、財務の安定性を示しています。ROE(自己資本利益率)はプライム市場平均を下回っていますが、事業活動で得た資金を適切に管理している状況です。これらの財務指標は、同社グループが安定した経営を継続するための基盤を持っていることを示しています。
| 指標 | 2024年12月期(前期) | 2025年12月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 416億円 | 403億円 |
| 自己資本比率 | 81.0% | 80.1% |
| ROE(自己資本利益率) | 8.0% | 6.4% |
| 現金及び預金 | 182億円 | 174億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループのキャッシュフローを見ると、本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローは前期から減少したものの、当期もプラスを維持しています。これは主に税金等調整前当期純利益と減価償却費によるものです。投資活動によるキャッシュフローは、前期の支出から当期は収入超過に転じています。これは主に定期預金の払戻による収入が大きかったことによるものです。
フリーキャッシュフローは前期から増加し、当期もプラスを維持しており、事業活動と投資活動を通じて自由に使える資金が潤沢にあることを示しています。一方で、財務活動によるキャッシュフローは前期に引き続きマイナスとなっており、自己株式の取得や配当金の支払いによる支出が主な要因です。これらの資金の流れは、同社グループが安定した事業運営を継続しつつ、株主還元も行っている状況を示しており、入社後の雇用や給与の安定性にもつながる財務状況であると言えます。
| 項目 | 2024年12月期(前期) | 2025年12月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 52.3億円 | 41.3億円 |
| 投資CF | △31.4億円 | 16.1億円 |
| 財務CF | △34.0億円 | △45.8億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 20.9億円 | 57.4億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループの事業構造に関するリスクとして、最終製品の販売動向や技術革新の影響が挙げられます。取扱部品が電子・電気機器メーカーの最終製品に使用されるため、これらの製品の販売動向や急速な技術革新、顧客ニーズの変化が経営成績に影響を与える可能性があります。また、アジア地域を中心にグローバルに事業を展開しているため、為替相場の変動や各国の政治・経済状況の変化、法律・税制の改正等が経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
人材・組織に関するリスクの記載はありません。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
千代田インテグレは、「100年企業」を目指し、グローバルな視点と高付加価値ビジネスの拡大を通じて持続的な成長を追求しています。従業員一人ひとりの可能性を最大限に引き出し、社会から信頼される企業であり続けることを重視する企業です。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
同社グループは、2025年からの新たな中期経営計画(2025-2027)を策定しています。経営ビジョンとして「100年企業=『連邦経営』の継続」を掲げています。
「連邦経営」とは、各拠点のビジネスに必要な責任と権限を与え、グループ全体の相乗効果を最大化する同社グループの経営スタイルです。指針として「ソフトプレスを柱としたグローバル企業」を目指し、アジアだけでなく、同社が拠点展開している全エリアで成功する企業になることを目指しています。
基本方針は「高付加価値ビジネスの拡大」を通じ、持続的な成長のために収益力の強化を図ることです。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、企業が持続的成長を実現するためには、ステークホルダーとの信頼関係の構築が極めて重要であると考えています。コンプライアンスの意識を高め、倫理観に基づく誠実な行動を実践することで、ガバナンス体制の強化を図り、透明性のある経営を確保し、企業価値向上に邁進しています。
サステナビリティに関する取り組みとして、CSR委員会を設置し、全社横断的な施策の検討・立案と進捗管理を行っています。経営信条とともに、役員および従業員が遵守すべき事項として「CSRガイドライン」を定めています。
世界中の社員一人ひとりがこれを正しく理解し行動することで、社会により一層信頼される企業となることを宣言しています。CSRガイドラインでは、生産販売活動、社会との関係、情報管理、海外との関係、従業員との関係について定めています。
社内環境整備に関する方針として、従業員一人ひとりの可能性、創造性を引き出し、能力を最大限に発揮し、自己実現がはかれるように、人事、能力開発、評価、福利厚生に関する諸制度の充実と働きやすい職場環境の整備に取り組んでいます。具体的には、従業員が主体的に専門能力を高めようとすることへの支援、人事考課の項目を明確にした公正な評価と処遇、安全で快適な職場環境の整備、労働時間の短縮や雇用形態・勤務形態の多様化に努めています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
同社グループは、世界経済の成長鈍化や日本での人手不足、物価高の影響から、事業環境は依然として厳しい状況が続くと見込んでいます。このような状況において、「高付加価値ビジネスの拡大」を通じて、持続的成長を実現するための収益力強化に取り組むことを重要な年度と位置付けています。
企業価値の向上を目指し、重点施策として、企業間連携や協業を通じた新たな成長の柱の構築、主要顧客との関係強化によるシェア拡大を図っています。また、独自の加工技術と製品の複合化により競争優位性を確立すること、中長期の人材育成と最適な人事異動を実施すること、管理部門のDXで生産性を向上させ企画・提案業務を推進することに取り組んでいます。
さらに、企業に求められる社会的責任が重くなるなかで、各自がコンプライアンスの意識を高め、倫理観に基づく誠実な行動を実践することで、ガバナンス体制の強化を図り、透明性のある経営を確保することを目指しています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
千代田インテグレは、経営の透明性向上とコンプライアンス遵守を徹底し、企業価値の最大化を図るためにコーポレート・ガバナンスの強化を重要な経営課題と認識しています。経営環境の変化に迅速かつ的確に対応できる組織体制の構築を目指しています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
同社グループの株主構成を見ると、筆頭株主は機関投資家であるいちごトラスト・ピーティーイー・リミテッドです。その他、日本マスタートラスト信託銀行や日本生命保険相互会社といった主要な機関投資家が上位株主として名を連ねています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| いちごトラスト・ピーティーイー・リミテッド | 32.21% |
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 8.48% |
| 日本生命保険相互会社 | 4.41% |
| 東京中小企業投資育成 | 4.15% |
| 光通信KK投資事業有限責任組合 | 3.50% |
なお、フィデリティ投信株式会社から2025年4月22日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書により、エフエムアール エルエルシーが2025年4月15日現在で505,100株(4.34%)を保有している旨が記載されています。
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は11名(男性10名・女性1名)で構成され、女性役員比率は9.1%です。代表取締役会長兼社長は小池光明氏が務めています。社外取締役比率は37.5%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 小池 光明 | 代表取締役会長兼社長 | 1969年3月同社入社、1990年9月CHIYODA FELT CO.(S)PTE.LTD.取締役社長、1999年11月取締役、2002年11月代表取締役社長、2021年3月より現職。 |
| 村澤 琢己 | 取締役専務執行役員 商品開発部長 | 1983年3月同社入社、2006年11月取締役、2011年11月常務取締役、2023年3月より現職。 |
| 村田 功 | 取締役常務執行役員 管理本部長兼経理部長 | 1985年3月同社入社、2017年3月取締役、2023年3月より現職。 |
| 辻 智晴 | 取締役執行役員 品質保証部長 | 2007年9月同社入社、2017年3月取締役、2023年3月より現職。 |
| 稲葉 淳一 | 取締役執行役員 海外部長 | 2022年10月同社顧問、2023年3月同社社外取締役、2024年3月より現職。 |
社外取締役は、眞下修氏(オフィスマシモ代表)、竹本雅則氏(東京中小企業投資育成常務取締役)、寺田由美氏(HRリスペクト代表取締役)です。
同社は監査役会設置会社であり、監査役3名のうち2名が社外監査役です。社外取締役は取締役会への助言やコーポレート・ガバナンス強化を担っています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
同社の取締役報酬は、基本報酬と業績連動報酬で構成されており、合理性、客観性、透明性を備えた「役員に関する内規」に基づき決定されています。社外取締役の報酬は基本報酬のみであり、取締役(社外取締役を除く)の業績連動報酬は報酬全体の概ね3割を占めます。業績連動報酬の指標には、連結売上高や親会社株主に帰属する当期純利益等が用いられ、各役員の役割や中長期的な取り組み状況が総合的に勘案されます。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役 | 8名 | 2.2億円 | 27.8百万円 |
| うち社外取締役 | 3名 | 20百万円 | 6.7百万円 |
| 監査役 | 3名 | 22百万円 | 7.3百万円 |
| うち社外監査役 | 2名 | 9百万円 | 4.5百万円 |
なお、取締役の支給額には、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まれていません。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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