※本記事は、株式会社ショーケース の有価証券報告書(2026年3月期、2025年1月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月26日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
ショーケースは、デジタルトランスフォーメーション(DX)を目的としたSaaS事業を展開しています。Webサイト最適化技術を中心にオンラインビジネスのコンバージョン率向上を実現しており、「NaviCastシリーズ」や本人確認のセキュリティ強化サービス「ProTechシリーズ」を提供しています。
単体従業員数は78名、連結従業員数は78名です。セグメントはDXクラウド事業、広告・メディア事業、投資関連事業の3つです。
主な国内グループ会社は、AIフュージョンキャピタルグループ、Showcase Capital(投資関連事業)などです。
2025年3月25日付でReYuu Japan株式会社の株式を一部譲渡したことにより、情報通信関連事業が連結範囲から除外されました。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
株式会社ショーケースは、DXクラウドサービスと広告メディア事業を展開し、変化の速いデジタル市場で事業を拡大しています。同社グループでは、専門人材の確保と育成を重視し、社員が長く活躍できる環境づくりに注力しています。柔軟な働き方を支援する制度も整備されており、社員の成長と働きがいを両立できる環境が特徴です。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
株式会社ショーケースでは、社員の平均年齢が30代半ばであり、比較的若い世代が中心となって活躍している傾向が見られます。平均勤続年数も一定の水準を保っており、社員がキャリアを築きながら定着している様子がうかがえます。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 5,504,000円 |
| 平均勤続年数 | 6.6年 |
| 平均年齢 | 36.2歳 |
| 単体従業員数 | 78人 |
| 連結従業員数 | 78人 |
| 単体のグループ内比率 | 100.0% |
同社グループは、従業員の退職給付制度として、確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型(会社が拠出した資金を従業員が運用する)の両方を採用しています。これらの制度は国内グループ会社および海外子会社に適用されています。退職一時金制度もありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
株式会社ショーケースは、DXクラウドサービスと広告メディア事業を中核とし、変化の速いデジタル市場で新たな価値を創出できる人材の確保・育成を経営の最重要課題と位置付けています。人材戦略の基本方針として、「事業成長を担う専門人材の確保」「社員の成長を後押しする育成・評価の仕組み構築」「多様な人材が長く活躍できる環境整備」の3つを掲げています。
具体的には、職種・等級に応じた研修制度の強化、OJTを通じた実践的なスキル習得支援、社内公募や部門間異動によるキャリア形成機会の提供に取り組んでいます。採用においては、即戦力人材と若手人材の育成を両輪で進める方針です。社内環境整備では、福利厚生の充実、フルフレックス勤務や法定以上の年次有給休暇の付与といった柔軟な働き方を支える制度、人事制度の見直し・運用の高度化を進めています。
給与水準は、職務内容・役割・成果に基づく公正な評価制度のもとで決定され、特に専門性の高いエンジニア人材については、市場の賃金水準動向を踏まえた処遇の見直しを行い、優秀な人材の確保・定着につなげています。また、性別や国籍、新卒・中途採用を問わず、個人のパーソナリティが多様性と組織力向上に寄与するかを重視し、女性社員の活躍推進や管理職への登用機会拡大にも取り組んでいます。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社及び連結子会社は、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律及び育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の規定による公表義務の対象ではないため、法定開示データは開示されていません。
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
ショーケースは、デジタルトランスフォーメーション(DX)を目的としたWebサイト最適化技術を中心に、オンラインビジネスのコンバージョン率向上を実現するSaaS事業を展開しています。同社グループは「企業と顧客をつなぐDXクラウドサービス」をコンセプトに事業を推進しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するクラウドサービスを主軸に事業を展開しています。Webサイトの最適化技術を活用し、オンラインビジネスの成約率向上を目指すSaaS事業が中心です。特に、本人確認や多要素認証といったセキュリティ強化のニーズが高まる市場で、積極的な事業展開を進めています。同社グループの収益モデルは、クラウドサービスの提供によるストック型収益が特徴です。
また、同社グループは複数の事業セグメントで構成されています。
DXクラウド事業
Webサイトのコンバージョン率を高める「NaviCastシリーズ」と、セキュリティ強化を目的とした「ProTechシリーズ」を提供しています。特に「FormAssist」は入力フォーム最適化市場で高いシェアを維持し、「ProTech ID Checker」は金融機関や通信キャリアなど幅広い業界で導入が進んでいます。収益は、クラウドサービスの提供やコンサルティング、DX支援開発から得ています。運営は、ショーケースが行っています。
広告・メディア事業
スマートフォン関連ニュースメディア「ショーケース プラス」などのオウンドメディア運営と、運用広告関連サービスやSNS広告運用サービスを提供しています。収益は、メディア運営によるアフィリエイト収益や広告関連サービスの提供から得ています。運営は、ショーケースが行っています。
投資関連事業
国内外の技術ベンチャー企業への投資事業を行っています。ファンドの分配収益や、スタートアップ企業と事業会社をマッチングするプラットフォーム「SmartPitch」の提供、上場企業の資金調達支援も手掛けています。収益は、投資活動による収益やプラットフォームサービスから得ています。運営は、Showcase Capitalが行っています。
情報通信関連事業
中古スマートフォンなどの通信端末機器の販売、買取、レンタル事業を行っています。この事業は、同社グループの売上高において大きな割合を占めています。収益は、これらの端末機器の取引から得ています。運営は、ReYuu Japanが行っています。
同社グループの売上高は、特定の顧客に集中する傾向が見られます。当連結会計年度においては、株式会社オプテージへの売上高が全体の一定割合を占めています。
| セグメント | 売上高(2025年3月期) | 売上高(2026年3月期) |
|---|---|---|
| 情報通信関連事業 | 47.2億円 | 13.8億円 |
| DXクラウド事業 | 11.5億円 | 13.7億円 |
| リユース関連事業 | 46.6億円 | 13.6億円 |
| 広告・メディア事業 | 3.1億円 | 3.0億円 |
| 投資関連事業 | 30百万円 | 1.8億円 |
| その他の事業セグメント | - | 30百万円 |
| その他の事業 | 54百万円 | 21百万円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの業績は、過去5期間で売上高が大きく変動しています。直近の数期間は売上高が増加傾向にありましたが、当連結会計年度では減少に転じました。経常利益は過去3期間で損失が続いていましたが、当連結会計年度で黒字に転換しています。親会社株主に帰属する当期純利益も、当連結会計年度で大幅な黒字を計上しました。
当連結会計年度は決算期変更に伴う15ヶ月間の変則決算であり、前期との単純な比較はできません。当期純利益の大幅な増加には、関係会社株式売却益が大きく寄与しています。営業活動によるキャッシュ・フローは過去数期間でマイナスが続いていましたが、当連結会計年度ではマイナス幅が大幅に縮小しています。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 15.9億円 | 46.3億円 | 56.8億円 | 62.1億円 | 32.6億円 |
| 経常利益 | 78百万円 | △5.4億円 | △3.0億円 | △2.4億円 | 1.2億円 |
| 経常利益率 | 4.9% | △11.7% | △5.3% | △3.9% | 3.7% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 60百万円 | △5.3億円 | △1.2億円 | △7.4億円 | 8.5億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 6.98 | △61.43 | △14.61 | △104.86 | 99.25 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたりの売上高は、前期から減少しています。一方で、従業員1人あたりの営業利益は前期のマイナスからプラスに転じており、収益性の改善が見られます。これは、組織の効率化や事業構造の変化が影響している可能性があります。
| 指標 | 2024年12月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 51.8百万円 | 41.8百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | △1.4百万円 | 1.6百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
同社グループの財務基盤と資金の流れは、事業活動の維持拡大に向けた取り組みを進めている状況を示しています。
特に、営業キャッシュ・フローは改善傾向にあり、手元資金の確保も進められています。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの財務基盤は、自己資本比率と手元資金の状況から確認できます。
当期の自己資本比率は70.8%となっており、プライム市場の平均と比較して高い水準を示しています。
ROE(自己資本利益率)は当期68.6%と大幅に改善し、収益性の向上が見られます。
手元資金は当期末で7.3億円となっており、前期から減少しています。
これらの財務状況は、同社グループの事業運営における安定性を示す要素の一つとなっています。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 12.9億円 | 16.8億円 |
| 自己資本比率 | 22.8% | 70.8% |
| ROE(自己資本利益率) | △88.6% | 68.6% |
| 現金及び預金 | 12.3億円 | 7.3億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループのキャッシュフローは、事業活動、投資活動、財務活動における資金の流れを示しています。
当期の営業活動によるキャッシュフローは△0.1億円とマイナスですが、前期の△6.7億円から大幅に改善しています。
これは主に、税金等調整前当期純利益の増加があった一方で、関係会社株式売却益の減少があったことによるものです。
投資活動によるキャッシュフローは△0.6億円の支出超過となっており、関係会社への貸付けや無形固定資産の取得に資金が使われています。
財務活動によるキャッシュフローは△4.3億円の支出超過であり、主に借入金の返済に資金が充てられています。
結果として、事業活動と投資活動を合わせたフリーキャッシュフローは△0.7億円とマイナスですが、前期の△8.7億円から大きく改善している状況です。
これらの資金の流れは、同社グループが事業構造の改善と財務基盤の安定化に向けた取り組みを進めていることを示しており、今後の事業成長と雇用安定性につながる可能性があります。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | △6.7億円 | △0.1億円 |
| 投資CF | △1.9億円 | △0.6億円 |
| 財務CF | 8.1億円 | △4.3億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | △8.7億円 | △0.7億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
同社グループは、過去に営業キャッシュ・フローが連続してマイナスとなる状況があり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象が存在していました。
しかし、当連結会計年度において営業利益及び営業キャッシュ・フローが大幅に改善し、第三者割当増資や株式譲渡により安定的な手元流動性を確保した結果、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しています。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、インターネット関連市場の拡大が困難になった場合や新規参入企業との競争が激化した場合に、収益力が低下するリスクを認識しています。
また、IT及びインターネット関連業界の急速な技術革新に対応が遅れた場合、技術的優位性やサービス競争力が低下し、業績に影響を及ぼす可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループは、今後の事業拡大に向けて、営業、開発、管理の各部門における優秀な人材の確保と育成が不可欠であると認識しています。
計画通りに人材の採用や育成、管理体制の構築が進まなかった場合、事業拡大が想定通りに進まない可能性や採用コストの増加の可能性があります。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
ショーケースは「おもてなしテクノロジーで人を幸せに」をコアバリューに掲げ、「企業と顧客をつなぐDXクラウドサービス」をビジネスコンセプトとしています。独自のSaaSテクノロジーを通じて、顧客の持続的な成長を支えるパートナーとなることを目指しています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
同社グループは「おもてなしテクノロジーで人を幸せに」をコアバリューとし、事業戦略を伝えるビジネスコンセプトとして「企業と顧客をつなぐDXクラウドサービス」を掲げています。自社独自のSaaSテクノロジーで多様なビジネス課題を解決し、絶え間ない機能進化と確かな信頼を提供しています。顧客の持続的な成長を支えるパートナーを目指すことをビジョンとしています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは「おもてなしテクノロジーで人を幸せに」というコアバリューに基づき、社会の「不」を解消するサービスを通じて企業価値向上を目指しています。サステナビリティの取り組みを推進し、ステークホルダーの期待を上回る幸せを提供することで持続可能な社会の実現を目指す方針です。人材育成方針として「すべての社員が誠実に仕事に向き合い、挑戦を続け、社員と会社が共に成長できる環境創り」を人事ビジョンに掲げています。性別や国籍、新卒・中途採用に関わらず、個人のパーソナリティが多様性と組織力向上に寄与することを重視しています。
また、経営の効率性と透明性を高め、株主をはじめとしたステークホルダーの利益最大化と企業価値向上を目指し、コーポレート・ガバナンスの確立を重要な経営課題としています。コンプライアンス委員会を設置し、法令・定款・規程等違反の未然防止と迅速な対応、社員教育の徹底を通じて、コンプライアンス体制の強化を図っています。社内環境整備としては、フルフレックス勤務や法定以上の年次有給休暇の付与、従業員間のコミュニケーションを促進する仕組みの構築を継続的に実施しています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
同社グループは、事業規模の拡大と新たな収益源の確保のため、オンライン手続きプラットフォームサービス「おもてなしSuite」やWebマーケティングの最適化サービス「NaviCastシリーズ」、オンライン本人確認サービス「ProTechシリーズ」などの認知度向上に取り組んでいます。これは新規顧客開拓や優秀な人材確保に寄与するものと考えており、広報活動やセミナー、地方金融機関・自治体を対象としたマーケティングを継続して実施しています。
また、インターネットを通じたサービス提供を主な事業としているため、強固な情報セキュリティ体制の維持・継続が重要であると認識しています。技術的セキュリティ向上に加え、組織全体のマネジメント体制も含めた情報セキュリティ体制の継続的な改善に努めています。生成AIやインターネットサービス、スマートフォン等の技術革新への適時な対応も重要な要素であり、最新情報の入手やクライアントの潜在需要の迅速な製品反映、パートナー企業との連携強化を通じて、技術革新に対応できる体制強化に取り組んでいます。
さらに、事業拡大には優秀な人材の確保と育成が不可欠であり、採用市場における認知度向上、魅力ある職場環境の構築、研修制度の強化、福利厚生の充実、人事制度の整備・運用を進めています。2024年12月にAIフュージョンキャピタルグループの子会社となったことから、事業運営の独立性を担保しつつ、グループ内のガバナンス強化を十分に行う方針です。株主価値向上を目的としたグループ一丸の経営戦略遂行に努め、少数株主の利益保護のため特別委員会を設置するなど、ガバナンス体制の強化を図っています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
ショーケースは、取締役会の監査・監督機能強化のため、監査等委員会設置会社へ移行しています。
同社グループは、取締役会、監査等委員会、内部監査室、会計監査人との連携を通じて強固な内部統制システムを構築し、企業価値の最大化に努めています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
ショーケースの筆頭株主はAIフュージョンキャピタルグループです。
同社は発行済株式の過半数を保有しており、経営に強い影響力を持つ資本構成となっています。
上位株主には個人名も複数見られます。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| AIフュージョンキャピタルグループ | 51.00% |
| 森 雅弘 | 4.05% |
| 倉員 伸夫 | 3.15% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は7名(男性7名・女性-名)で構成され、女性役員比率は-%です。
代表取締役社長は松本高一氏が務めています。社外取締役比率は42.9%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 松本 高一 | 代表取締役社長 | 2003年9月 株式会社AGSコンサルティング入社。2006年1月 新光証券株式会社(現みずほ証券株式会社)入社。2014年10月 SMBC日興証券株式会社入社。2026年4月 同社 代表取締役社長より現職。 |
| 澤田 大輔 | 代表取締役会長 | 1996年12月 個人事業主として開業。2018年1月 株式会社DSG1 代表取締役。2024年10月 AIフュージョンキャピタルグループ株式会社 代表取締役社長。2025年3月 同社 代表取締役会長より現職。 |
| 平野井 順一 | 取締役 | 1998年4月 若築建設株式会社入社。2018年10月 株式会社ソフトフロントホールディングス 代表取締役社長。2019年6月 同社入社。2024年1月 同社 代表取締役社長。2026年4月 同社 取締役より現職。 |
社外取締役は、鵜川太郎氏(株式会社リルーデンス代表取締役)、柿沼佑一氏(高篠・柿沼法律事務所パートナー・監査等委員)、中原裕幸氏(株式会社FN代表取締役社長・監査等委員)です。
同社は監査等委員会設置会社であり、社外取締役1名と社外監査等委員2名が経営の意思決定と業務執行の監督を外部から強化しています。
これにより、客観的な視点からの経営監視が期待されます。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
ショーケースの役員報酬は、同社の持続的成長と企業価値の中長期的向上を動機づけることを基本方針としています。
報酬は金銭報酬と譲渡制限付株式報酬で構成されており、金銭報酬は月例の固定報酬として職位や職務執行への評価を勘案して決定されます。
譲渡制限付株式報酬は、企業価値向上へのインセンティブと株主との価値共有を目的としています。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(監査等委員及び社外除く) | 3名 | 33百万円 | 10.9百万円 |
| 監査等委員(社外除く) | 1名 | 2百万円 | 2.4百万円 |
| 監査役(社外除く) | 1名 | 2百万円 | 1.5百万円 |
| 社外役員 | 7名 | 12百万円 | 1.7百万円 |
なお、人数は事業年度中に報酬の支給対象となった人数であり、期中に退任した役員を含みます。
また、取締役を退任後に取締役(監査等委員)に就任した1名の報酬額と員数は、それぞれの在任期間に応じて区分して記載されています。
無報酬取締役3名については報酬額に含まれていません。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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