※本記事は、株式会社テノ.ホールディングス の有価証券報告書(2025年12月期、2025年1月1日 ~ 2025年12月31日、2026年3月19日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
テノ.ホールディングスは純粋持株会社であり、単体従業員数は37名、グループ連結従業員数は2,110名です。
同社グループは、「女性のライフステージを応援します」を経営理念に掲げ、保育、介護、生活関連支援の3つの主要事業を展開しています。女性が育児、家事、介護をしながら働き続けられる社会の実現を目指し、多岐にわたるサービスを提供しています。連結子会社9社を通じて、これらの事業を推進しています。
主な国内グループ会社は、テノ.コーポレーション(保育事業、その他)、フォルテ(介護事業)、ホームメイドクッキング(生活関連支援事業)などです。
2025年には、子会社による株式会社飛翔および株式会社愛翔会の株式取得、ウェルファ株式会社と株式会社Yellow Finの吸収合併、さらにテノ.コーポレーションからフォルテへの介護事業譲渡など、グループ内で事業再編が行われました。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
同社グループは、長期ビジョン「tenoVISION2030」を掲げ、女性が育児や介護をしながらも働き続けられる社会の実現を目指しています。事業を通して社会貢献を行うとともに、持続的な成長を目標としています。従業員が快適に働ける環境づくりにも力を入れている企業です。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社は、平均年齢が40代前半であり、平均勤続年数は4年台半ばとなっています。これは、比較的若手から中堅層が中心となっており、一定の期間にわたってキャリアを築いている従業員が多い傾向を示しています。
なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 5,217,000円 |
| 平均勤続年数 | 4.5年 |
| 平均年齢 | 40.5歳 |
| 単体従業員数 | 37人 |
| 連結従業員数 | 2,110人 |
| 単体のグループ内比率 | 1.8% |
同社グループは、確定拠出型の退職給付制度を採用しています。これは、会社が拠出した資金を従業員が運用する制度です。
この制度は、同社および一部の連結子会社に適用されています。
なお、退職一時金の有無や支給条件、従業員ごとの会社拠出額などは、有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは、長期ビジョン「tenoVISION2030」のもと、女性が育児や介護をしながらも働き続けられる社会の実現を目指し、企業活動を推進しています。時代に求められるサービスを提供するプロフェッショナル集団として、働き手にとって自己実現が可能な家庭総合サービスグループを目指すことを掲げています。
求める人材像として、グループの価値観を共有し「幸せ」を追求できる人材、仕事に誇りを持てる人材、多様性を尊重し協力できる人材、自律的に考え行動できる人材を育成・採用する方針です。
社内環境整備にも力を入れており、従業員が快適に働ける環境づくりに取り組んでいます。具体的には、福利厚生の充実、有給休暇の取得推進や夏季・冬季休暇の整備によるワークライフバランスの支援、メンタルヘルス・マネジメント検定資格保持者によるメンタルケアの実施を進めています。
また、「チームエンゲージメントセンター」を推進し、職員一人ひとりが「いきいき働ける会社」「働き続けたい会社」であるための「働きがい」向上プロジェクトを実施しています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。男女の賃金の差異は、専門性、キャリアおよび成果に応じた賃金設定によるものであり、性別によって差異は設けていないとされています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 36.4% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 100.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 68.1% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 71.1% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 45.8% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
▼ 株式会社テノ.コーポレーション
男女の賃金の差異は、専門性、キャリアおよび成果に応じた賃金設定によるものであり、性別によって差異は設けていないとされています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 88.3% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 57.1% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 86.9% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 81.5% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 108.4% |
人材育成・多様性
同社グループの人材育成方針および社内環境整備方針に関する指標です。管理職に占める女性の割合について、括弧内は現場を含む数値となっています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性の割合 | 32.3% |
| 男性の育休取得率 | 72.7% |
| 女性の育休取得率 | 98.8% |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
テノ.ホールディングスは、純粋持株会社として、保育事業、介護事業、生活関連支援事業を中心に、多岐にわたるサービスを提供する同社グループを統括しています。女性のライフステージを応援し、安心する社会を創造することをPurposeに掲げ、事業を展開しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、女性の育児や介護、家事といったライフステージにおける多様な困りごとを解決し、より幸福な生活を支援することを目指しています。主に保育、介護、生活関連支援の3つの報告セグメントと、その他の事業を展開しています。収益は、各事業におけるサービス提供や施設運営、商品の販売から得ています。
保育事業
認可保育所や小規模認可保育所の運営、病院や企業内での受託保育、学童保育などを手掛けています。また、保育人材の派遣やベビーシッターサービス、テノスクール(tenoSCHOOL)の運営なども行っています。
収益は、公的保育における国や地方公共団体からの補助金収入、および受託保育やその他保育サービスの提供から得ています。運営は、テノ.コーポレーションやオフィス・パレットが行っています。この事業は同社グループの売上高の大部分を占めており、前期から大きく成長しています。
介護事業
高齢者介護として住宅型有料老人ホームやデイサービスの運営、障がい福祉として児童発達支援・放課後等デイサービスの運営を行っています。
収益は、利用者との施設利用契約やサービス契約に基づいたサービス提供から得ています。運営は、フォルテ、飛翔、愛翔会、ウイッシュ、子育てサポートが行っています。この事業は前期から大幅に売上高を伸ばしており、同社グループの新たな柱として成長を加速させています。
生活関連支援事業
手づくり総合教室「ホームメイドクッキング」の運営や、少額短期保険業を展開しています。
収益は、料理教室の受講料や少額短期保険商品の販売から得ています。運営は、ホームメイドクッキングやセーフティージャパン・リスクマネジメントが行っています。この事業は前期から売上高が減少しています。
その他の事業セグメント
幼稚園や保育所等への保育人材の派遣、ベビーシッターサービス、ハウスサービス、テノスクール(tenoSCHOOL)の運営、結婚相談所事業「テノマリ」、プラットフォームサイト「保活アシスト」の運営などを行っています。
収益は、これらの多様なサービス提供から得ています。この事業は前期から売上高が減少しています。
同社グループは日本国内での事業展開に特化しており、海外からの売上高はありません。そのため、為替変動リスクは限定的です。また、特定の顧客への収益集中は10%未満ですが、保育事業において東京都中央区や東京都板橋区からの補助金収入が主要な顧客となっています。
| セグメント | 売上高(2024年12月期) | 売上高(2025年12月期) |
|---|---|---|
| 保育事業 | 122億円 | 136億円 |
| 生活関連支援事業 | 24.4億円 | 23.4億円 |
| 介護事業 | 11.4億円 | 19.6億円 |
| その他の事業セグメント | 2.4億円 | 2.0億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの売上高は、過去5期間にわたり継続的に増加する傾向を示しています。経常利益は変動が見られたものの、直近の連結会計年度では大きく改善しました。親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に損失を計上しましたが、当連結会計年度では黒字に転換しています。
売上高の増加は、主に保育事業における公定価格の改定や、保育・介護事業におけるM&Aや新規開設による施設数の増加が要因となっています。営業利益も大幅に増加しており、売上高の伸びに加え、売上高販管費率の改善も寄与しました。一方で、当連結会計年度では、生活関連支援事業において減損損失を特別損失として計上しています。営業活動によるキャッシュ・フローは安定的に資金を獲得しており、本業でのキャッシュ創出力は堅調に推移しています。
| 項目 | 2021年12月期 | 2022年12月期 | 2023年12月期 | 2024年12月期 | 2025年12月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 115億円 | 121億円 | 146億円 | 160億円 | 181億円 |
| 経常利益 | 4.5億円 | 1.6億円 | 1.9億円 | 1.8億円 | 6.0億円 |
| 経常利益率 | 4.0% | 1.3% | 1.3% | 1.1% | 3.3% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2.4億円 | △27百万円 | 1.0億円 | △4.7億円 | 1.1億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 50.71 | △5.99 | 22.00 | △102.03 | 24.08 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたり売上高は、前期から増加しています。また、従業員1人あたり営業利益も前期から改善しました。これらの指標の改善は、同社グループの事業規模拡大と効率化の傾向を示唆しています。
| 指標 | 2024年12月期 | 2025年12月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 7.8百万円 | 8.6百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 0.1百万円 | 0.3百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
テノ.ホールディングスグループは、事業拡大に向けた成長投資を進めながら、財務基盤の強化に取り組んでいます。本業で得た資金を投資に回し、将来の成長に繋げる経営状況を示しています。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
テノ.ホールディングスグループの財務基盤を見ると、当期の純資産は18.0億円となっています。自己資本比率は17.3%であり、プライム市場の非製造業平均24.2%と比較すると下回る水準です。ROE(自己資本利益率)は6.2%を示しています。
手元資金である現金及び預金は25.2億円を確保しており、前期から増加しています。これらの財務状況は、同社グループの事業運営における安定性や将来の成長投資の余力に影響を与える要素となります。
| 指標 | 2024年12月期(前期) | 2025年12月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 17.4億円 | 18.0億円 |
| 自己資本比率 | 17.8% | 17.3% |
| ROE(自己資本利益率) | - | 6.2% |
| 現金及び預金 | 21.7億円 | 25.2億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
テノ.ホールディングスグループのキャッシュフローを見ると、当期は営業活動によるキャッシュフローが10.4億円の獲得となりました。これは主に税金等調整前当期純利益、減価償却費、のれん償却額によるものです。投資活動によるキャッシュフローは△5.3億円の使用となり、有形固定資産の取得、子会社株式の取得、事業譲受などによる支出が主な要因です。
その結果、フリーキャッシュフローは5.1億円のプラスとなりました。前期はフリーキャッシュフローがマイナスでしたが、当期はプラスに転じています。財務活動によるキャッシュフローは△2.1億円の使用となり、長期借入れによる収入があった一方で、長期借入金の返済や短期借入金の純減額、配当金の支払額がありました。
同社グループは本業で安定的に資金を生み出し、成長に向けた投資を継続している状況です。この資金の流れは、今後の事業拡大や雇用・給与の安定性につながる可能性があります。
| 項目 | 2024年12月期(前期) | 2025年12月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 6.9億円 | 10.4億円 |
| 投資CF | △9.2億円 | △5.3億円 |
| 財務CF | 4.6億円 | △2.1億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | △2.3億円 | 5.1億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、主に0歳児から5歳児を対象とした保育サービスを展開しており、少子化が急速に進行し市場が著しく縮小した場合には、運営する施設への入所児童数の減少により業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。また、外部借入への依存度が高く、金利の急激な変動や金融情勢の変化によって計画どおり資金調達ができなかった場合には、新規開設が制約されるなど業績に影響を与える可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループが提供する各種サービスにおいては、保育士、調理師、看護師、介護士等の専門的人材が不可欠です。施設数の増加に人材の確保が追いつかない場合、同社グループの業績に影響を与える可能性があります。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
テノ.ホールディングスは、「女性のライフステージを応援します」という経営理念のもと、社会貢献と持続的な成長を目指す企業グループです。利用者の「より私らしく」という願いに応えるサービスを提供することを事業コンセプトとしています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
同社グループは、「私たちは、女性のライフステージを応援します。」を経営理念の第一に掲げています。その他、「私たちは、相手の立場に立って考えます。」「私たちは、コンプライアンスを推進します。」「私たちは、事業を通して社会貢献致します。」という理念も大切にしています。
“女性”が育児や家事、介護をしても働き続けられる社会の実現を基本に事業を展開しています。豊かな社会を築くために、さまざまな発想で多くの知恵を出すことが必要であると考えています。
2030年12月期のあるべき姿として「tenoVISION2030」を掲げています。これは「時代に求められるサービスを提供するプロフェッショナル集団となり、働き手にとって最も自己実現が可能な家庭総合サービスグループを目指す」というビジョンです。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、経営理念として「相手の立場に立って考えます。」「コンプライアンスを推進します。」「事業を通して社会貢献致します。」という価値観を重視しています。サステナビリティを中長期的な企業価値向上の重要な経営課題と位置づけています。
求める人物像として、グループの価値観を共有し「幸せ」を追求することにやりがいを感じる人材を挙げています。自身の仕事に誇りをもって取り組める人材、多様性を尊重し他者と協力してビジョン実現に貢献できる人材、自ら考え判断し行動できる自律型人材の育成・採用を目指しています。
ガバナンス体制では、監査等委員会設置会社へ移行し、独立性の高い社外取締役が過半数を占める監査等委員会が取締役の職務執行を監督しています。コンプライアンスを基盤とした経営を徹底し、持続可能な社会の実現とコーポレート・ガバナンスの高度化に努めています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
同社グループは、人材の確保・育成を最重点課題としています。優秀な人材を持続的に確保・育成できることを最初の取り組みとし、給与条件の改善やキャリアパス設計、研修制度の充実、人事評価制度の見直し等を通じた総合的な処遇改善に取り組んでいます。また、チームエンゲージメントセンター(TEC)を立ち上げ、保育士の働きがいの向上を推進しています。
既存事業における「質」の向上も重要な課題です。保育・介護共に「選ばれる施設」としての価値提供が求められる中で、「保育みらい研究所Compass」を核としたメソッド構築やICT・AI技術を活用した業務変革を進めています。専門性の向上と従業員のエンゲージメント向上も不可欠と捉え、研修機会の拡充と処遇改善を推進しています。
コンプライアンスへの取り組みも重視しており、社内規程の拡充や相談窓口の設置、事例検討会や階層別研修を継続的に実施しています。ハラスメント防止や個人情報管理についても、早期発見・解決に向けた組織風土の醸成と即応体制の構築に注力しています。
事業領域の拡大とM&A・PMIの推進も重点テーマです。介護事業を保育に次ぐ「第二の柱」へと成長させるべくM&Aを推進し、買収後の経営管理体制の迅速な整備とグループノウハウの融合によるPMIを徹底しています。女性のあらゆるライフステージに寄り添うため、生活関連支援事業などの新規事業探索にも注力しています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
テノ.ホールディングスは監査等委員会設置会社であり、取締役会は社外取締役を含む監査等委員で構成されています。これにより、経営の監督機能と意思決定の迅速化を図る体制となっています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
テノ.ホールディングスの株主構成を見ると、代表取締役社長である池内比呂子氏の資産管理会社である夢源が筆頭株主となっています。また、池内比呂子氏個人も上位株主の一人です。このように、創業家が関連会社を通じて上位に並ぶ資本構成であり、経営陣が安定した基盤で事業を推進している様子がうかがえます。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 夢源 | 32.83% |
| 池内 比呂子 | 15.52% |
| カナモリコーポレーション | 8.18% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は8名(男性6名・女性2名)で構成され、女性役員比率は25.0%です。代表取締役社長は池内比呂子氏が務めています。社外取締役比率は62.5%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 池内 比呂子 | 代表取締役 社長 | 1981年ジャーディン・マセソンアンドカンパニー入社後、1996年に花村咲を開業し代表を務めました。1999年に有限会社ドウイット(現テノ.コーポレーション)を設立し代表取締役に就任。2015年より同社代表取締役社長を務めています。 |
| 岡田 基司 | 取締役 管理本部長 | 2002年国際証券(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券)入社、2005年みずほ銀行入行、2017年ABNアドバイザーズ入社。2021年同社入社後、管理本部付部長、管理本部長を経て、2022年より同社取締役管理本部長を務めています。 |
| 一番ケ瀨 達吉 | 取締役 | 1987年福岡銀行入行後、執行役員などを歴任。2021年熊本銀行取締役常務執行役員。2025年同社入社、2026年より同社取締役を務めています。 |
社外取締役は、古賀光雄氏(古賀公認会計士事務所代表・監査等委員)、柳瀬隆志氏(嘉穂無線ホールディングス代表取締役社長・監査等委員)、大崎麻子氏(国際協力・ジェンダー・スペシャリスト・監査等委員)、本郷譲氏(元JR九州リテール代表取締役社長・監査等委員)、穂束洋一氏(元九州債権回収取締役・常勤監査等委員)です。
同社は監査等委員会設置会社であり、取締役会の監督機能強化と意思決定の迅速化を図っています。社外取締役は客観的かつ中立的な立場から経営を監視し、取締役会における議論の質の向上に貢献しています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
テノ.ホールディングスでは、取締役(監査等委員である取締役を除く)の報酬は、各職責を踏まえた適正な水準とすることを基本方針としています。業務執行取締役および監督機能を担う社外取締役の報酬は、当面の間、全額を固定報酬としています。中長期的には、株主利益と連動した報酬体系の導入も検討していく方針です。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外除く) | 2名 | 39百万円 | 19.5百万円 |
| 社外取締役 | 2名 | 7百万円 | 3.5百万円 |
| 社外監査役 | 3名 | 14百万円 | 4.7百万円 |
同社の役員報酬等の総額は60百万円であり、対象となる役員の員数は7名です。
なお、取締役の報酬等の総額には、役員退職慰労引当金繰入額が含まれています。
報酬等の総額が1億円以上の役員は存在しないため、個人別の開示はありません。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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