※本記事は、ダイドーグループホールディングス株式会社 の有価証券報告書(2026年1月期、2025年1月21日 ~ 2026年1月20日、2026年4月14日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
ダイドーグループホールディングスは持株会社であり、単体従業員数は52名、グループ連結従業員数は5,375名です。
同社グループは、飲料・食品の製造販売を主たる業務とし、国内および海外で多岐にわたる事業を展開しています。連結子会社20社を中心に、清涼飲料の製造販売、医薬品関連製品の製造販売、フルーツゼリーの製造販売、希少疾病用医薬品の製造販売を手掛けています。
主な国内グループ会社は、(連結子会社)ダイドードリンコ(清涼飲料等の販売)、(連結子会社)ダイドービジネスサービス、(連結子会社)ダイナミックベンディングネットワークなどです。
直近では、2025年1月に連結子会社のアサヒ飲料販売を吸収合併し、ダイドーアサヒベンディングへ商号変更しました。また、2024年2月にはポーランドのヴォサナ社を子会社化しています。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
ダイドーグループホールディングスは持株会社として、グループ全体の人材マネジメントと企業文化の醸成に注力しています。多様な価値観を持つ人材が活躍できる環境を整備し、個々の成長を支援する方針を掲げています。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社は平均勤続年数が11.2年、平均年齢が40.8歳となっており、比較的長く勤める従業員が多い傾向にあることがうかがえます。
なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 8,482,299円 |
| 平均勤続年数 | 11.2年 |
| 平均年齢 | 40.8歳 |
| 単体従業員数 | 52人 |
| 連結従業員数 | 5,375人 |
| 単体のグループ内比率 | 1.0% |
同社グループは、確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型(会社が拠出した資金を従業員が運用する)の両方の退職給付制度を採用しています。同社グループは、2011年10月より確定給付企業年金制度としてキャッシュバランスプランを採用しており、一部の連結子会社は退職一時金制度及び中小企業退職金共済制度に加入しています。また、一部の連結子会社は2021年2月より確定拠出企業年金制度を採用しています。
退職一時金制度がありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。当連結会計年度末における退職給付債務は83.9億円、年金資産は113億円となっています。また、確定拠出制度への要拠出額は4.6億円です。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは「グループミッション2030」の達成に向け、社会の変化に柔軟に対応し、事業変革と新規領域獲得を推進する上で、多様な価値観と能力を持つ人材の構築と一人ひとりの主体的な成長・活躍が不可欠であると考えています。人材に求める資質として「志」を中心に、「チャレンジ精神」「成長意欲」「達成意欲」「自律心」の5つを重視しています。
これらの資質を持つ人材の成長・活躍を支援するため、主体的なキャリア形成を支援する仕組み「DyDoキャリア・クリエイト」を導入しています。国内飲料事業では、すべての部署における人材要件とそれに連動したオンライン学習のカリキュラムを設定し、社内公募の応募者数増加に繋がっています。また、国内飲料事業では人事総務部内にHRBP(ヒューマンリソースビジネスパートナー)を配置し、人材マネジメントや育成プログラムを展開しています。
DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)の推進にも力を入れており、2023年1月に新設した「ダイバーシティ推進グループ」を中心に、制度拡充や業務プロセス改善、テクノロジー活用による多様な人材が活躍できる組織作りを進めています。2025年度は管理職を対象にDE&I研修を強化し、アンコンシャス・バイアスをチェックするAIツールを取り入れました。主要子会社であるダイドードリンコは、2025年度に「えるぼし認定」の3つ星を取得しています。
心身ともに健やかで生産性高く働けるワークライフシナジーを実現するため、健康経営の推進やリモートワークなど柔軟な働き方を推進しています。また、2024年3月には「DyDoグループ人権方針」を策定し、グループ全体で人権尊重の取り組みを強化しています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データは、女性活躍推進法・育児介護休業法における公表義務がないことから、本記事では取得できていません。
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
女性活躍推進法の規定に基づき算出したものであり、育児介護休業法の規定に基づき育児休業等の取得割合を算出したものです。
▼ ダイドードリンコ
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 10.1% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 60.0% |
▼ ダイドーアサヒベンディング
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 0.3% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 26.5% |
▼ 大同薬品工業
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 2.9% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 16.7% |
▼ たらみ
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 28.0% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 83.3% |
グループ全体(連結)
ダイドードリンコ㈱、大同薬品工業㈱、㈱たらみ、ダイドーファーマ㈱を主要子会社とし、4社を合計して算出しています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 14.4% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 57.6% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 73.3% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 77.8% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 68.1% |
DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)
ダイドードリンコ株式会社、大同薬品工業株式会社、株式会社たらみ、ダイドーファーマ株式会社の主要子会社を集計対象とし、4社を合計して算出しています。
| 指標 | 2024年度 | 2025年度 | 2030年度目標 |
|---|---|---|---|
| 正社員女性比率 | 28.6% | 29.2% | 35% |
| 女性管理職比率 | 12.9% | 14.4% | 20% |
| 男性育児休業取得率 | 43.3% | 57.6% | 100% |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
ダイドーグループホールディングスは、飲料事業を主軸に、医薬品関連事業、食品事業、希少疾病用医薬品事業を展開する持株会社です。国内外で多角的な事業を展開し、世界中の人々の楽しく健やかな暮らしをクリエイトすることを目指しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、主に飲料の製造委託・仕入れ・販売、ドリンク剤の受託製造、フルーツゼリーの製造販売、希少疾病用医薬品の製造販売を行っています。複数の事業セグメントを通じて収益を上げており、特に国内飲料事業と海外飲料事業が大きな割合を占めています。海外飲料事業は好調に推移し、連結売上高の増加に貢献しています。一方で、トルコにおける高インフレやリラ安といった為替変動リスクも抱えています。
国内飲料事業
この事業では、ダイドードリンコやその傘下の販売会社が、清涼飲料を主に自動販売機やコンビニエンスストア等の店頭を通じて消費者に販売しています。また、大同薬品工業が製造するドリンク剤も自動販売機で販売しています。収益は、飲料の販売から得ています。運営は、ダイドードリンコ、ダイドー・タケナカビバレッジ、大同薬品工業などが行っています。
海外飲料事業
海外飲料事業は、トルコ、ポーランド、中国、イギリスなど複数の国で清涼飲料の製造販売や輸出を行っています。特にトルコ飲料事業は、戦略的な価格改定や販売促進活動により販売ボリューム・金額ともに伸長し、増収に貢献しています。収益は、清涼飲料の製造販売および輸出事業から得ています。運営は、ダイドードリンコインターナショナル、上海大徳多林克商貿、Della Gıda Sanayi ve Ticaret A.Ş.、DyDo DRINCO TURKEY İçecek Satış ve Pazarlama A.Ş.、DyDo DRINCO UK Ltd、Wosana S.A.などが行っています。
医薬品関連事業
大同薬品工業が、医薬品・医薬部外品を含むドリンク剤やパウチ製品等の受託製造を主に行っています。ドリンク剤の需要が減少する一方で、パウチ製品の受注が堅調に増加しています。収益は、主に製薬会社等からの受託製造から得ています。運営は、大同薬品工業が行っています。
食品事業
株式会社たらみが、主にフルーツゼリーの製造および販売を行っています。消費者の節約志向や天候不順の影響を受け、販売数量が減少し減収となりました。収益は、フルーツゼリーの製造販売から得ています。運営は、たらみが行っています。
希少疾病用医薬品事業
ダイドーファーマが、希少疾病用医薬品の製造販売を行っています。ランバート・イートン筋無力症候群治療剤「ファダプス®錠10mg」の販売を開始し、売上高が伸長しています。収益は、医薬品の製造販売から得ています。運営は、ダイドーファーマが行っています。
| セグメント | 売上高(2025年1月期) | 売上高(2026年1月期) |
|---|---|---|
| 国内飲料事業 | 1,474億円 | 1,425億円 |
| 海外飲料事業 | 563億円 | 653億円 |
| 食品事業 | 206億円 | 196億円 |
| 医薬品関連事業 | 128億円 | 132億円 |
| 希少疾病用医薬品事業 | 8百万円 | 6.1億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの売上高は、過去5年間で増加傾向にあります。特に直近の連結会計年度では、海外飲料事業の好調が牽引し、売上高は前期から増加しました。一方で、経常利益は変動が大きく、直近の連結会計年度では前期から減少しています。親会社株主に帰属する当期純利益は、直近の連結会計年度で大幅な損失を計上しました。これは主に国内飲料事業における自動販売機等の事業関連資産の減損損失が影響しています。しかしながら、営業活動によるキャッシュ・フローは堅調に推移しており、本業でのキャッシュ創出力は維持されている状況です。
| 項目 | 2022年1月期 | 2023年1月期 | 2024年1月期 | 2025年1月期 | 2026年1月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1,626億円 | 1,601億円 | 2,134億円 | 2,372億円 | 2,412億円 |
| 経常利益 | 56.5億円 | 5.9億円 | 31.1億円 | 30.2億円 | 14.7億円 |
| 経常利益率 | 3.5% | 0.4% | 1.5% | 1.3% | 0.6% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 39.7億円 | △5.1億円 | 44.2億円 | 38.0億円 | △303億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 127.10 | △16.20 | 140.77 | 120.66 | △957.83 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたり売上高は、前期から増加しています。これは、連結売上高の増加と従業員数の変化が影響していると考えられます。一方で、従業員1人あたり営業利益は前期から減少しました。これは、国内飲料事業と食品事業における減収や原価高騰、および減損損失が影響したことによるものです。
| 指標 | 2025年1月期(前期) | 2026年1月期(当期) |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 42.7百万円 | 44.9百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 0.9百万円 | 0.8百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
同社グループは、本業で資金を生み出しつつ、将来に向けた投資を継続している状況です。財務基盤とキャッシュフローの状況から、現在の経営状態を把握できます。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの自己資本比率はプライム市場の製造業平均と比較して低い水準にあります。ROE(自己資本利益率)もマイナスとなっており、収益性には課題が見られます。一方で、手元資金は一定の厚みがあり、事業運営の安定性を支えています。これらの財務状況は、今後の事業戦略や雇用環境に影響を与える可能性があります。
| 指標 | 2025年1月期(前期) | 2026年1月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 935億円 | 649億円 |
| 自己資本比率 | 49.6% | 39.5% |
| ROE(自己資本利益率) | 4.2% | -38.8% |
| 現金及び預金 | 307億円 | 280億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループのキャッシュフローは、本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローが前期から増加し、114億円のプラスとなっています。これは事業活動を通じて安定的に資金を生み出していることを示しています。一方で、投資活動によるキャッシュフローは△121億円のマイナスとなり、前期よりも支出が増加しています。
これにより、営業活動で得た資金だけでは投資を賄いきれず、フリーキャッシュフローは△701百万円のマイナスとなっています。財務活動によるキャッシュフローは、社債の償還と新規発行、長期借入金の増加により、前期のマイナスから3.0億円のプラスに転じています。同社グループは本業で資金を生み出しつつ、事業投資を継続している状況であり、今後の成長に向けた取り組みが雇用や給与の安定性につながる可能性があります。
| 項目 | 2025年1月期(前期) | 2026年1月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 108億円 | 114億円 |
| 投資CF | △116億円 | △121億円 |
| 財務CF | △17.1億円 | 3.0億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | △771百万円 | △701百万円 |
※フリーCF(フリーキャッシュ・フロー)とは、会社が事業活動と投資活動を通じて自由に使える余剰資金のこと。
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、コアビジネスである国内飲料事業の自販機チャネルにおいて、原材料価格の高騰や消費者の節約志向の高まりにより収益性の改善が課題となっています。また、海外飲料事業の主要拠点であるトルコでは、急激なインフレの進行が会計上の調整に影響を及ぼす可能性があり、経営成績に重要な影響を与えるリスクがあります。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループは、国内の少子高齢化に伴う人口減少や労働市場の流動化により、新たな人材の確保が進まないリスクを認識しています。多様な価値観や能力を持つ人材の確保と育成が、安定的な事業継続に不可欠であると考えています。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
ダイドーグループホールディングスは、「共存共栄」の精神を基盤とし、ステークホルダーと共に成長することを目指しています。
「世界中の人々の楽しく健やかな暮らしをクリエイトする」というミッションを掲げ、ダイナミックな挑戦を続ける企業風土を大切にしています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
ダイドーグループホールディングスは、2014年に「グループ理念・グループビジョン」と「ブランドメッセージ」を制定しています。
グループ理念は「人と、社会と、共に喜び、共に栄える。その実現のためにDyDoグループは、ダイナミックにチャレンジを続ける。」であり、創業以来の「共存共栄」の精神を掲げています。
ブランドメッセージは「こころとからだに、おいしいものを。」です。
同社グループは、この理念のもと、2030年のありたい姿として「グループミッション2030」を掲げ、「世界中の人々の楽しく健やかな暮らしをクリエイトするDyDoグループへ」を目指しています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
ダイドーグループホールディングスは、創業以来の「共存共栄」の精神を文化としています。
ステークホルダーとの共存共栄を図りながら、従業員の成長とチャレンジする企業風土の醸成に取り組んでいます。
同社グループは、透明・公正かつ迅速・果断な意思決定を行うコーポレート・ガバナンスを重視し、「ダイナミックにチャレンジを続けていく」ことを基盤としています。
人財に求める資質として「志」を中心に、「チャレンジ精神」「成長意欲」「達成意欲」「自律心」の5つを重視し、多様な価値観が尊重される心理的安全性の高い組織開発とワークライフシナジー(心身ともに健やかで生産性高く働ける状態)の実現を目指しています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
ダイドーグループホールディングスは、「グループミッション2030」の実現に向け、サステナビリティ経営を推進しています。
8つのマテリアリティ(重要課題)を特定し、推進しています。
「脱炭素社会・循環型社会への貢献」としてCO2排出削減目標を設定し、環境価値創出を進めています。
「こころとからだにおいしい商品の提供」を高度に実現するため、「ダイドーグループ未来共創研究所」を設置し、健康価値創出力を強化しています。
「社会的意義の高い医療用医薬品の提供」として希少疾病用医薬品事業を育成し、ヘルスケア領域を非飲料事業の第2の柱とすることを目指しています。
「DX推進とIT基盤の構築」、「従業員のワークライフシナジーの実現/ダイバーシティの推進」、「コーポレートガバナンスの強化」も重点テーマです。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
ダイドーグループホールディングスは監査役制度を採用しており、取締役会は社外取締役が過半数近くを占める構成となっています。これにより、独立した視点からの経営への助言と監督が強化されています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
同社グループの株主構成を見ると、創業家やその関連会社が上位を占めていることが特徴です。筆頭株主であるハイウッドや有限会社サントミは、同社グループの創業地と関連する住所を有しており、経営に強い影響力を持つ資本構成となっています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| ハイウッド | 15.51% |
| 有限会社サントミ | 12.62% |
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 5.69% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は11名(男性8名・女性3名)で構成され、女性役員比率は27.0%です。代表取締役社長は髙松富也氏が務めています。社外取締役比率は42.9%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 髙松 富也 | 代表取締役 社長 | 2004年4月同社入社、2008年4月同社取締役就任、2014年4月同社代表取締役社長就任。2025年9月ダイドードリンコ代表取締役会長より現職。 |
| 殿勝 直樹 | 取締役 執行役員 財務部長 | 1986年3月同社入社、2011年1月同社財務企画部長、2017年4月同社取締役執行役員財務部長就任より現職。 |
| 西山 直行 | 取締役 経営戦略・ 内部統制担当役員 | 1988年3月同社入社、2014年1月同社経営戦略部長、2017年4月同社取締役執行役員経営戦略部長就任。2025年1月同社取締役経営戦略・内部統制担当役員より現職。 |
社外取締役は、井上正隆氏(元Mizkan Holdings経営企画本部担当部長・指名報酬委員会委員)、栗原道明氏(元IQVIAソリューションズジャパン企画渉外部長・指名報酬委員会委員)、河野純子氏(河野純子事務所設立・指名報酬委員会委員長)、伊藤三奈氏(ZENMONDO代表取締役CEO・指名報酬委員会委員)です。
同社は監査役制度を採用しています。取締役7名中4名が社外取締役であり、独立した立場から経営への助言や監督機能を果たし、経営の透明性向上に努めています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
同社の取締役の報酬は、基本報酬、単年度業績を反映した業績連動型賞与、および中長期インセンティブとしての株式報酬で構成されています。社外取締役は、その職務の性質から基本報酬のみが支給される体系となっています。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外除く) | 3名 | 1.8億円 | 61.3百万円 |
| 監査役(社外除く) | 1名 | 15百万円 | 15.0百万円 |
| 社外取締役 | 4名 | 24百万円 | 6.0百万円 |
| 社外監査役 | 3名 | 18百万円 | 6.0百万円 |
同社の役員報酬総額は2.41億円で、対象となる役員は合計11名です。
個人別報酬が開示されている役員は、髙松富也氏(1.67億円)です。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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