※本記事は、株式会社タカショー の有価証券報告書(2026年1月期、2025年1月21日 ~ 2026年1月20日、2026年4月17日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
同社グループは、庭空間を構成する各種庭園資材の製造販売を主な事業内容とし、関連するその他のサービスも展開しています。子会社17社および関連会社3社で構成されています。
単体従業員数は320名、連結従業員数は891名です。セグメントは日本、欧州、中国、韓国、米国、その他の6つです。
主な国内グループ会社は、ガーデンクリエイト、タカショーデジテック(照明機器の製造および販売)、トーコー資材、3and garden、グリーン情報(雑誌・書籍の・出版および販売)などです。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
タカショーは、トータルエクステリア事業を展開し、都市環境庭文化づくりを実践する企業です。同社グループは、創業以来「環境との共生」をコンセプトに掲げ、常に新たな価値創造に取り組んでいます。従業員の成長と働きがいを重視し、多様な人材が活躍できる環境づくりに注力していることがうかがえます。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社では、従業員の平均勤続年数が比較的長く、安定して働ける環境がうかがえます。平均年齢も一定の水準にあり、経験豊富な人材が活躍している傾向が見られます。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 5,070,158円 |
| 平均勤続年数 | 14.06年 |
| 平均年齢 | 42.07歳 |
| 単体従業員数 | 320人 |
| 連結従業員数 | 891人 |
| 単体のグループ内比率 | 35.9% |
同社は、確定給付企業年金制度(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出年金制度(会社が拠出した資金を従業員が運用する)を導入しています。これらの制度は、同社において適用されています。退職一時金制度があります。ただし支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
退職給付債務は13.6億円、年金資産は22.2億円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは、「人が成長することにより会社が成長する人材型企業としての職場を実現します」という理念を掲げ、人材戦略の重要課題として多様な人材が個性を生かして健やかに働ける環境の構築を目指しています。具体的には、「多様な人材の活躍、多様な働き方の推進、働きがいの追求、人権の尊重、心身の健康増進」を実現するための人材育成方針と社内環境整備方針を策定しています。
また、気候変動対応を含むCSR活動をグループ全体で推進するため、サステナビリティ委員会を設置しており、人材育成や社内環境整備もこの取り組みの一環として位置づけられています。従業員の成長と働きがいを重視し、持続可能な社会の実現に貢献する企業として、人材への投資を積極的に行っていることがうかがえます。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性従業員の割合 | 8.8% |
| 男性従業員の育児休業取得率 | 80.0% |
| 従業員の男女の賃金の差異(全従業員) | 57.9% |
| 従業員の男女の賃金の差異(雇用期間の定めのない従業員) | 73.8% |
| 従業員の男女の賃金の差異(臨時従業員) | 57.5% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
▼ ガーデンクリエイト㈱
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性従業員の割合 | 3.6% |
| 男性従業員の育児休業取得率 | - |
| 従業員の男女の賃金の差異(全従業員) | 58.9% |
| 従業員の男女の賃金の差異(雇用期間の定めのない従業員) | 72.9% |
| 従業員の男女の賃金の差異(臨時従業員) | 82.4% |
▼ ㈱タカショーデジテック
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性従業員の割合 | 5.3% |
| 男性従業員の育児休業取得率 | - |
| 従業員の男女の賃金の差異(全従業員) | 59.9% |
| 従業員の男女の賃金の差異(雇用期間の定めのない従業員) | 73.4% |
| 従業員の男女の賃金の差異(臨時従業員) | 66.8% |
人材育成及び社内環境整備
同社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」に基づく「一般事業主行動計画」および「障がい者の雇用の促進等に関する法律」に基づく障がい者雇用状況を開示しています。
女性活躍推進
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性社員の管理職への昇格目標(2026年3月末まで) | 5名 |
| 女性社員の管理職候補への昇格目標(2026年3月末まで) | 5名 |
| 在宅勤務制度の導入状況 | 2023年11月21日より運用開始 |
| 全社員の有給取得率(2026年度実績) | 62.40% |
障がい者雇用
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 障がい者雇用率(目標値) | 4.00% |
| 障がい者雇用率(実績値) | 2.81% |
有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
タカショーは、庭空間を構成する各種庭園資材の製造販売を主たる事業とし、関連するサービスも展開しています。同社グループは、持続可能なガーデンライフスタイルの提案を通じて、環境負荷の低減と未来の実現に取り組んでいます。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、庭空間を構成する各種庭園資材の製造販売を主な事業内容としています。心身の健康や快適性、持続可能性を重視する「WELL-BEING」志向の高まりを背景に、自然との共生を取り入れたバイオフィリックデザインへの関心が高まっており、同社グループが推奨する「ガーデンセラピー®」の事業領域は追い風となっています。
収益は、プロユース事業における外装化粧建材関連商品の販売増加や、各施設の設計折り込みの採用拡大による非住宅分野の伸長が寄与しています。また、LEDサインや庭照明の拡大、連結子会社であるタカショーデジテックの事業拡大も収益に貢献しています。
日本
日本では、プロユース事業が同社グループの連結売上高の約70%を占めています。自社展示会やショールームを活用した非住宅分野への提案強化が奏功し、公共施設や商業施設等での採用が拡大しています。連結子会社のGLD-LAB.によるAR・VRを活用したDX営業や生成AIサービス「EXVIZ AI」の提供により、空間提案力を強化しています。また、タカショーデジテックが手掛けるLEDサインや景観照明、ドローンショー事業も業績を牽引しています。ホームユース事業では、直販ECサイト「青山ガーデン」を含むeコマース分野が堅調に推移しています。
欧州
欧州では、エネルギー価格の安定化の兆しが見えるものの、物価高騰に伴う消費者の買い控えが継続し、厳しい市場環境にあります。現地の展示会への積極的な出展を通じて、未開拓地域への営業展開を推進し、販売体制の整備を進めています。日本文化と自然の共生を体現する人工強化竹垣「エバーバンブー」など、高付加価値商品の提案を開始し、中長期的な成長に向けた基盤構築を加速させています。
中国
中国では、不動産市場の低迷や景気回復の遅れから不透明な状況が続いています。同社グループは生産効率の向上に注力し、自社工場の強みを活かしたコスト競争力の強化を図っています。
韓国
韓国では、個人消費の伸び悩みなど市場環境の停滞が続く中、現地ホームセンターとの直送取引や高級住宅及び商業施設向けの市場をターゲットとした差別化戦略を継続しています。
米国
米国では、利益率の改善と適正価格の実現を目的として一部のネット販売を一時停止しましたが、店舗販売チャネルへの転換を戦略的に推進しています。The Home Depot, Inc.をはじめとする新規大手有力チェーンストアへの導入が開始され、販売は回復基調にあります。関税対策として現地調達体制の構築を急ぎ、仕入価格の抑制と安定供給体制の確立を図ることで、事業基盤の再構築を進めています。
その他の事業セグメント
オーストラリアやインドを含むその他の地域では、各国の経済情勢に合わせた販売戦略を展開しています。オーストラリアでは大手ホームセンターへの営業強化を図り、経済成長が著しいインド等においても、将来的な市場拡大を見据えたリサーチと販路開拓を継続しています。
同社グループの事業は日本が中心ですが、欧州、中国、韓国、米国、その他の地域にも展開しており、海外事業も一定の割合を占めています。当連結会計年度においては、円安に伴う為替差益の計上が経常利益の大幅増益に寄与しており、為替変動が業績に影響を与える傾向が見られます。
| セグメント | 売上高(2025年1月期) | 売上高(2026年1月期) |
|---|---|---|
| 日本 | 173億円 | 177億円 |
| 中国 | 9.4億円 | 10.3億円 |
| 欧州 | 6.7億円 | 6.0億円 |
| 米国 | 5.4億円 | 4.8億円 |
| その他の事業セグメント | 2.6億円 | 3.2億円 |
| 韓国 | 2.0億円 | 1.6億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの過去5期間の業績を見ると、売上高は概ね横ばいから微増の傾向にあります。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益は、第44期および第45期に損失を計上していましたが、当期である第46期には大幅に改善し、黒字に転換しました。特に営業利益以下の大幅な改善は、販売管理費の効率化及び為替差益の計上等が寄与したものです。
| 項目 | 2022年1月期 | 2023年1月期 | 2024年1月期 | 2025年1月期 | 2026年1月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 208億円 | 204億円 | 194億円 | 199億円 | 202億円 |
| 経常利益 | 15.3億円 | 9.8億円 | 2.5億円 | 84百万円 | 7.2億円 |
| 経常利益率 | 7.4% | 4.8% | 1.3% | 0.4% | 3.5% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 10.0億円 | 5.2億円 | △76百万円 | △2.4億円 | 2.0億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 65.00 | 29.60 | △4.45 | △14.41 | 11.78 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたりの売上高(連結)は前期から増加しており、生産性が向上している傾向が見られます。また、従業員1人あたりの営業利益(連結)も前期の損失から当期は黒字に転換し、収益性の改善を示しています。これらの指標は、同社グループの事業活動が効率化され、従業員一人ひとりの稼ぐ力が高まっていることを示唆しています。
| 指標 | 2025年1月期 | 2026年1月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 22.1百万円 | 22.7百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | △0.2百万円 | 0.2百万円 |
業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
タカショーの経営安定性について、財務基盤、キャッシュフロー、事業リスクの観点から見ていきます。同社グループは、本業で安定した資金を創出し、財務基盤を堅固にしています。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
タカショーの財務基盤は、自己資本比率が54.2%と前期の53.0%から増加しており、プライム市場の製造業平均と比較しても高い水準にあります。これは、同社グループの財務の安定性を示しています。ROE(自己資本利益率)は1.6%となっています。手元資金である現金及び預金は35.1億円を確保しており、事業運営における流動性を維持しています。これらの財務状況は、従業員の雇用や給与の安定性にも影響を与える要素となります。
| 指標 | 2025年1月期(前期) | 2026年1月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 128億円 | 129億円 |
| 自己資本比率 | 53.0% | 54.2% |
| ROE(自己資本利益率) | - | 1.6% |
| 現金及び預金 | 36.5億円 | 35.1億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
タカショーのキャッシュフローを見ると、当連結会計年度の営業活動によるキャッシュフローは6.4億円の増加となりました。これは、税金等調整前当期純利益の増加や棚卸資産の減少などが主な要因です。本業で安定的に資金を創出している状況を示しています。
投資活動によるキャッシュフローは3.9億円の減少となりました。有形固定資産や無形固定資産の取得による支出があったものの、前期に比べて減少幅は縮小しています。これは、事業に必要な設備投資などを継続していることを示しています。
財務活動によるキャッシュフローは3.1億円の減少となりました。短期借入金の減少や長期借入金の返済による支出が主な要因です。その結果、フリーキャッシュフローは2.5億円のプラスとなり、前期のマイナスから改善しています。本業で得た資金で投資を賄い、余剰資金を生み出していることから、同社グループは安定した事業運営と将来への投資余力を有していると言えます。
| 項目 | 2025年1月期(前期) | 2026年1月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | △2.7億円 | 6.4億円 |
| 投資CF | △8.8億円 | △3.9億円 |
| 財務CF | 6.0億円 | △3.1億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | △11.5億円 | 2.5億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、商品の約50%を海外からドル・ユーロ等の通貨建で輸入しており、為替レートの変動が仕入原価や仕入債務に影響を与える可能性があります。為替予約等の措置を講じていますが、予測を超える変動が生じた場合、財政状態や経営成績に影響を及ぼすリスクがあります。
また、アルミニウム地金や鋼材などの原材料・資材の価格変動リスクも存在します。これらの価格高騰は調達コスト増加につながり、コストダウンや販売価格への転嫁を実施しているものの、その影響をすべて吸収できない可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループは、退職年金資産運用の結果が前提条件と異なる場合、翌連結会計年度以降の財政状態および経営成績に影響を与える可能性があります。年金資産の運用利回りの悪化や割引率の低下等が発生した場合、退職給付に係る費用が増加するリスクがあります。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
タカショーは、「やすらぎのある空間づくり」を基本コンセプトに、住まいの庭空間を豊かにする事業を展開しています。業界トップ企業としての責任と誇りを持ち、顧客の信頼を高めることを重視する企業です。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
タカショーグループは、「やすらぎのある空間づくり」を基本コンセプトに掲げ、住まいの庭空間を構成する各種庭園資材を提供することを経営の基本としています。これにより、安定した業績と適正な利益の確保を目指しています。同社は業界トップ企業としての責任と誇りを持ち、顧客の信頼を高め、その関係を維持増進していくことを重視しています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
タカショーグループは、「環境との共生」、“風、光、水、緑”をコンセプトに、常に変化を先取りして新たな価値を創造する企業風土を持っています。企業競争力の原点を開発力と認識し、新商品開発や販路開拓、販売力強化に努める姿勢です。
また、「人が成長することにより会社が成長する人材型企業」を目指し、多様な人材が個性を生かして健やかに働ける環境構築を重視しています。低・脱炭素社会の実現に貢献するため、気候変動問題への対応も重要な経営課題として位置付けています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
タカショーグループは、今後の経営環境の変化に対応するため、いくつかの重点テーマに取り組んでいます。環境を考える時代を見据え、「スマートリビングガーデン」をテーマとした商品開発や、「ガーデンセラピー」「リフォームガーデン」といった新たな事業展開を推進しています。
また、業務の効率化と生産性の向上、サプライチェーンマネジメントの強化による物流コスト抑制も重要な課題です。優秀な人材の確保にも注力しており、成功報酬型給与体制の導入やジョブ・ローテーション、新規採用活動の強化を進めています。グローバル市場への展開と成長基盤の強化も図り、海外事業の収益性確保に向けた対応策を講じています。
会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
タカショーは監査役会設置会社であり、取締役会は少人数で構成され、社外取締役が過半数を占める体制です。
経営の意思決定の迅速化と監督機能の強化を図るガバナンス体制を構築しています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
タカショーの筆頭株主はタカオカ興産であり、代表取締役社長である高岡伸夫氏も上位株主の一人として名を連ねています。
機関投資家である信託銀行も上位に位置しており、多様な株主によって支えられている資本構成です。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| タカオカ興産 | 9.19% |
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 8.87% |
| 高岡伸夫 | 6.41% |
| タカショー社員持株会 | 2.97% |
| 紀陽銀行 | 1.43% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は8名(男性7名・女性1名)で構成され、女性役員比率は12.5%です。代表取締役社長は高岡伸夫氏が務めています。社外取締役比率は60.0%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 高岡伸夫 | 代表取締役社長 | 1975年松本金物株式会社入社、1977年高岡正一商店入社、1980年同社専務取締役、1989年同社代表取締役社長より現職。 |
| 寒川浩 | 取締役経営管理本部長 | 1988年同社入社、1997年同社取締役総務部長、2022年同社取締役専務執行役員経営管理本部長より現職。 |
社外取締役は、百瀬伸夫氏(テンポロジー未来コンソーシアム代表取締役)、宝田めぐみ氏(宝田グローバルアドバイザーズ代表取締役)、有江敬寛氏(ケーティーコンサルティング専務取締役)です。
同社は監査役会設置会社であり、社外取締役3名と社外監査役2名を選任しています。社外取締役は、取締役会において経営の公正性、中立性及び透明性を高めるよう努めています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
タカショーは、役員報酬について、世間水準や経営内容、従業員給与とのバランスを考慮し、取締役会で決定する方針を定めています。
報酬は固定報酬を基本とし、役位や職責に応じて支給額が決定されます。また、業績連動報酬や譲渡制限付株式などの非金銭報酬も、目標達成状況に応じて支給される仕組みです。
監査役の報酬は、株主総会で定められた限度額内で監査役の協議によって決定されます。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外除く) | 3名 | 53百万円 | 17.6百万円 |
| 監査役(社外除く) | 1名 | 11百万円 | 10.8百万円 |
| 社外役員 | 7名 | 17百万円 | 2.4百万円 |
なお、人数は事業年度中に報酬の支給対象となった人数であり、期中に退任した役員を含みます。
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