【平均年収559万円】エコートレーディング 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年2月期)

【平均年収559万円】エコートレーディング 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年2月期)

エコートレーディングは、ペット関連商品の卸売事業を中核に、商品開発やサービス、教育分野で事業を展開しています。直近の期では減収減益となりましたが、不採算事業の見直しを進めています。


目次

※本記事は、エコートレーディング株式会社 の有価証券報告書(2026年2月期、2025年3月1日 ~ 2026年2月28日、2026年5月26日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


同社グループは、ペットに関連する商品の卸売事業を中核としています。ペット関連の商品開発、サービス、教育の各分野で事業を展開しています。

単体従業員数は263名、連結従業員数は300名です。セグメントはペット関連事業の1つです。

主な国内グループ会社は、当社、ペッツバリュー、I&I、ペットペット、国分グループ本社などです。

同社グループは、不採算事業の見直しを進めており、株式会社ペットペットが運営していた情報提供サイト「PETPET」を2025年9月末に閉鎖しました。また、エコーペットビジネス総合学院・エコーペット高等学院の事業を2026年4月1日付で学校法人八洲学園へ譲渡しています。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


エコートレーディングは、ペット関連事業を展開する企業として、従業員の働きがい向上と持続的な成長を重視しています。人材育成や多様な働き方の推進に力を入れており、安定した環境でキャリアを築きたいと考える方にとって、魅力的な選択肢となるでしょう。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社では、従業員の長期的なキャリア形成を支援する環境が整っていることがうかがえます。平均勤続年数や平均年齢から、比較的長く勤める従業員が多い傾向にあると考えられます。

項目 数値
平均年間給与 5,585,005円
平均勤続年数 12.7年
平均年齢 42.0歳
単体従業員数 263人
連結従業員数 300人
単体のグループ内比率 87.7%


同社は、特定退職金共済制度を採用しています。これは会社が拠出した資金を従業員が運用する確定拠出型の制度です。

なお、退職一時金の有無や支給条件、従業員ごとの会社拠出額などは、有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


同社グループは、「個人の多様な強みを伸ばし、チームで活かし合うことで、イノベーションを起こし、社会課題の解決に資する自走できる人材集団」を目指す人材戦略を掲げています。従業員個人の成長が企業の発展につながるとの認識に基づき、様々な取り組みを進めています。

2023年4月には人事制度を改正し、「自立・自律」「挑戦」「変革」をキーワードに、自走する圧倒的なオーナーシップを持つ人材の育成を目的としています。この制度では、職掌に応じた能力・役割に基づいた評価項目が定められ、個人のキャリアプランやライフプランに応じたキャリアコースを選択できる仕組みが導入されています。労働者の男女の賃金差異については、男女同一の評価・賃金制度を適用しており、管理職と非管理職、職掌や職種ごとの男女間の人数割合の違いが背景にあると説明されています。

具体的な取り組みとして、キャリア支援制度では「社内FA制度(自己申告制度)」「キャリアコース転換制度」「社内公募制度」を設けています。教育研修プログラムも充実しており、入社前後の研修から階層別、職種別、目的別研修まで幅広く提供され、2023年9月からはeラーニングサービス『エコースタディー』も導入されています。ダイバーシティ&インクルージョンを推進するため、2026年2月からはLGBTQ+など性的マイノリティへの理解を深める「アライ研修」を実施しています。

また、「時差出勤制度」「育児短時間勤務制度」「年次有給休暇の時間単位取得制度」など、多様な働き方やライフプランを尊重する制度も整備されています。定年退職者を対象とした継続雇用制度もあり、最長67歳まで契約延長が可能です。健康管理・健康増進にも力を入れており、安全衛生管理体制の整備やメンタルヘルスケアの実施、健康経営優良法人への認定など、従業員が安心して活き活きと働ける職場環境づくりを進めています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社単体の法定開示データです。女性管理職比率および労働者の男女の賃金の差異は女性活躍推進法に基づき、男性労働者の育児休業取得率は育児介護休業法に基づき算出されています。

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 9.1%
男性労働者の育児休業取得率 100.0%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 45.6%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 78.8%
労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) 67.1%

連結子会社の法定開示


主要事業会社2社の数値のみ掲載します。

▼ ペッツバリュー㈱

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 0.0%
男性労働者の育児休業取得率 0.0%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 30.2%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 56.2%
労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) 18.9%


▼ ㈱I&I

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 0.0%
男性労働者の育児休業取得率 0.0%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 50.1%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 91.5%
労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) 0.0%

人材の育成(任意開示)

指標 数値
女性従業員の割合 27.8%
男性の育児休業取得率 100.0%
研修時間(延べ研修時間合計) 504時間

有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


エコートレーディングは、ペット関連商品の卸売事業を中核として、商品開発やサービス、教育など多角的に事業を展開しています。ペットの家族化が進む市場において、高付加価値商品や関連サービスへの支出が伸長する傾向が見られます。

同社グループの主力事業であるペットフード・ペット用品の卸売では、メーカーが開発した商品を「作品」として扱い、その価値を正しく伝える提案力を強みとしています。市場創造を目的とした様々な企画・提案活動も行っています。

イベント事業としては、『みんな大好き!!ペット王国』を開催し、ペットとの生活の素晴らしさや効用を実感・体験できる場を提供することで、コト消費の拡充にも取り組んでいます。子会社のペッツバリューは店舗開発事業や商品開発を、株式会社I&Iはプロモーション戦略強化や新たなチャネル開拓、オリジナルブランド『ShareZ』の展開を進めています。

収益は主にペットフードとペット用品の販売から得ており、特にキャットフードが最も大きな割合を占め、次いでスナックフード、犬・猫用品、ドッグフードが続いています。直近では、ドッグフードとキャットフードの売上が増加傾向にある一方、鳥・小動物・観賞魚等フード、犬・猫用品、その他用品は減少傾向にあります。また、楽天グループ株式会社が主要な顧客の一つとなっています。

セグメント 売上高(2025年2月期) 売上高(2026年2月期)
キャットフード 34兆2,977億円 35兆1,801億円
スナックフード 29兆8,475億円 29兆5,506億円
犬・猫用品 21兆5,769億円 20兆2,507億円
ドッグフード 14兆8,359億円 15兆5,320億円
鳥・小動物・観賞魚等フード 2兆9,286億円 2兆7,436億円
その他用品 2兆5,354億円 2兆2,235億円
その他 3,666億円 3,314億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの売上高は、直近5年間で増加傾向を示した後、直近の期ではわずかに減少しています。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益も同様に、増加傾向から直近の期にかけて減少する動きが見られます。

これは、価格改定効果の一巡や物価高騰による買い控え、サプライチェーン全体におけるコスト上昇圧力などが影響していると考えられます。現中期経営計画では「選択と集中」をキーワードに、不採算事業の撤退・縮小を進めることで、ローコストオペレーションの徹底を図っています。

項目 2022年2月期 2023年2月期 2024年2月期 2025年2月期 2026年2月期
売上高 919億円 970億円 1,074億円 1,064億円 1,058億円
経常利益 4.8億円 9.0億円 17.5億円 13.7億円 11.1億円
経常利益率 0.5% 0.9% 1.6% 1.3% 1.0%
親会社株主に帰属する当期純利益 2.9億円 5.9億円 12.1億円 10.0億円 7.8億円
1株当たり当期純利益(円) 47.82 97.98 201.65 166.38 128.63

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたり売上高(連結)は、前期から当期にかけてわずかに増加しています。これは、連結従業員数が減少する中で売上高がほぼ横ばいで推移したことによるものです。

一方、従業員1人あたり営業利益(連結)は、前期から当期にかけて減少しています。これは、売上高の微減と営業利益の減少が影響していると考えられます。これらの指標は、組織全体の効率性や収益体質の変化を示すものとして注目されます。

指標 2025年2月期 2026年2月期
従業員1人あたり売上高(連結) 341.0百万円 352.7百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 4.4百万円 3.7百万円

業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


エコートレーディングは、財務基盤の安定性と資金の流れから、事業の健全な状態を示しています。本業で得た資金を適切に運用し、安定した経営を継続していることがうかがえます。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


エコートレーディングの財務基盤は、自己資本比率が非製造業のプライム市場平均(24.2%)を上回る水準にあります。これは、安定した経営基盤を構築していることを示しています。一方で、ROE(自己資本利益率)はプライム市場平均(9.4%)を下回る水準となっています。手元資金である現金及び預金は増加傾向にあり、不測の事態への耐性も備えていることがうかがえます。これらの財務状況は、従業員の雇用や給与の安定性にも影響を与える要素となります。

指標 2025年2月期(前期) 2026年2月期(当期)
純資産 115億円 122億円
自己資本比率 33.6% 31.3%
ROE(自己資本利益率) 9.1% 6.6%
現金及び預金 42.2億円 62.3億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


エコートレーディングのキャッシュフローを見ると、当連結会計年度は営業活動によるキャッシュフローが39.8億円の収入超過となりました。これは主に税金等調整前当期純利益の計上や仕入債務、未払金の増加があった一方で、売上債権や棚卸資産の増加、法人税等の支払いがあったことによるものです。投資活動によるキャッシュフローは、無形固定資産の取得による支出があったものの、投資有価証券の売却による収入もあり、△1.5億円の支出超過となっています。財務活動によるキャッシュフローは、短期借入金の純減額や配当金の支払いにより、△18.2億円の支出超過となりました。

結果として、フリーキャッシュフローは38.3億円のプラスとなっており、本業で得た資金が投資を上回り、事業活動に必要な資金を自力で生み出している状態を示しています。この資金状況は、安定した事業運営と将来への再投資余力があることを示唆しており、従業員の雇用や給与の安定性にもつながる要素です。

項目 2025年2月期(前期) 2026年2月期(当期)
営業CF △47百万円 39.8億円
投資CF 3.8億円 △1.5億円
財務CF △1.8億円 △18.2億円
フリーCF(営業CF+投資CF) 3.4億円 38.3億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク


継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク


同社グループは、ペットフード・用品の卸売事業が売上高の大半を占めています。取引先の経営環境の変化や営業政策の変更による販売価格の引き下げ、仕入価格の引き上げ、または帳合先の変更が想定以上に進行した場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、ペット生体の数の増減によっても業績に影響を及ぼす可能性があります。

③ 人材・組織に関するリスク


人材・組織に関するリスクの記載はありません。

④ 雇用安定性・リストラ


当連結会計年度において、事業構造改善費用を8百万円計上しています。この費用は事業再編や事業譲渡に伴うものであり、転職先を検討する際に留意すべき情報です。

財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


エコートレーディングは、「人とペットの共生」を企業理念に掲げ、ペット産業全体をドメインとした事業展開を通じて社会貢献を目指す会社です。お客様の期待を超える組織体となることをビジョンに、マーケティング・デザイン・カンパニーとして豊かな生活環境作りをサポートしています。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


同社グループは、「ペットを通じて人に安らぎを与え、豊かでゆとりのある生活環境作りをサポートすることにより社会貢献する」ことを経営の基本方針としています。2022年2月期からは「I3☆55 お客様の期待を超える組織体へ」を新ビジョンに掲げ、Communication、Education/Entertainment、Designの頭文字を取った「CED」をコンセプトに事業を展開しています。

人と人、人とペットの絆をプロデュースするマーケティング・デザイン・カンパニーとして、「人とペットの共生」の実現を目指しています。卸売事業を核とし、「世界一のペットカテゴリー企画会社」となることを目標に、ペットフード、ペット用品、ペット関連サービス提供のリーディングカンパニーでありたいと考えています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


同社グループは、企業理念である「人とペットの真の共生」の実現に向け、行動規範やECHO Visionを踏まえて事業を進めています。人材づくりや環境への取り組みを重要な社会課題と捉え、事業を通して持続的な社会実現に貢献していく方針です。

人材育成においては、「個人の多様な強みを伸ばし、チームで活かし合うことで、イノベーションを起こし、社会課題の解決に資する自走できる人材集団」を目指す姿としています。「自立・自律」「挑戦」「変革」をキーワードに、自走する圧倒的なオーナーシップを持つ人財を創ることを目的とした人事制度を改正しています。

多様な価値観を認め合い、個々の従業員が能力を最大限に発揮できることを大切にしており、国籍・民族・人種・思想・宗教・性別・性的指向・障害・年齢・社会的身分による差別を行いません。LGBTQ+をはじめとする多様性への理解を深めるための「アライ研修」も実施し、心理的安全性の高い職場環境の実現を目指しています。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


同社グループは、2027年2月期からスタートする次期中期経営計画において、「挑戦、さらなる成長へ」と「お客様の未来を共に創るパートナーへ」を新たなスローガンに掲げています。基本戦略の徹底と成長戦略への果敢な挑戦を行っていく方針です。

具体的には、「選択」と「集中」をキーワードに、事業ポートフォリオの抜本的な見直しを実行し、成長事業への積極投資と不採算事業の縮小・撤退を進めます。卸売事業では、メーカーが開発した商品の「価値」を市場へ正しく届ける提案力を最重要と位置づけ、価格競争から脱却した独自性のある価値提案を推進しています。

また、人的資本経営の一環として、人財育成への投資を継続していく方針です。次期以降の取り組みポイントとして、進化した「CED」戦略とデータ活用による独自性の追求、生成AIを活用した収益改善の仕掛けと事業構造変革、社会課題の解決を通じた市場の持続的成長の牽引の3点を挙げています。

会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


エコートレーディングは監査等委員会設置会社であり、監査等委員会が独立性を維持しながら取締役の業務執行を監査・監督する体制を採用しています。また、執行役員制度を導入し、経営の意思決定責任と業務遂行責任を明確にしています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


エコートレーディングの株主構成を見ると、筆頭株主は事業会社である国分グループ本社です。その他、エコートレーディング共栄会が上位株主として名を連ねており、従業員による持株も資本を支える要素の一つとなっています。複数の個人株主も上位に位置しており、多様な主体によって支えられていることが特徴です。

株主名 持株比率
国分グループ本社 18.20%
高橋 一彦 6.26%
エコートレーディング共栄会 5.63%
伊藤忠商事 3.62%
石見 健太 2.36%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は8名(男性8名・女性0名)で構成され、女性役員比率は0.0%です。代表取締役社長は豊田実氏が務めています。社外取締役比率は37.5%です。

氏名 役職 主な経歴
豊田 実 代表取締役 社長 2012年日清製粉プレミックス株式会社入社後、2015年同社入社。取締役副社長兼経営改革本部長を経て、2016年3月より同社代表取締役社長に現職。株式会社I&Iや株式会社ペットペットの代表取締役社長も務めています。
梅澤 広次 常務取締役 営業本部長 1994年同社入社。常務執行役員営業本部長などを経て、2023年5月より同社常務取締役営業本部長兼支店統括部長に就任。2025年3月より同社常務取締役営業本部長に現職。
小野 善治 取締役 常務執行役員 経営戦略室長 兼経理・システム本部長 兼財務部長 2001年司法書士・行政書士川村事務所入所後、2003年同社入社。経理財務部長、経営戦略室長などを経て、2023年5月より同社取締役常務執行役員経営戦略室長兼経理財務本部長に就任。2025年3月より現職。
加藤 幸久 取締役 常務執行役員 人事総務本部長 兼教育事業部長 1999年同社入社。教育事業部長、執行役員人事総務本部副本部長などを経て、2023年5月より同社取締役常務執行役員人事総務本部長兼教育事業部長に就任。2026年4月より現職。


社外取締役は、品田文隆氏(国分グループ本社取締役常務執行役員)、古西豊氏(公認会計士・税理士・監査等委員)、古川幸伯氏(弁護士法人本町総合法律事務所代表社員・監査等委員)です。

同社は監査等委員会設置会社であり、監査等委員である取締役が取締役の業務執行を監査・監督する体制です。社外取締役は、経営に関する専門知識や経験、財務・会計、法律の観点から、経営の意思決定と業務執行の監督機能の強化に貢献しています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


エコートレーディングの役員報酬は、企業価値の持続的な向上と株主との価値共有を目的として設計されています。報酬体系は基本報酬、株主総会決議に基づく賞与、および譲渡制限付株式報酬で構成されており、監督機能を担う取締役には基本報酬のみが支給される仕組みです。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(監査等委員及び社外除く) 4名 1.3億円 31.9百万円
監査等委員(社外除く) 3名 18百万円 6.1百万円
社外役員 2名 7百万円 3.5百万円


なお、社外役員の基本報酬は、無報酬としている取締役1名を除いた金額です。また、取締役(監査等委員及び社外取締役を除く。)の報酬等の総額には、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まれていません。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

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この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。