※本記事は、イオン九州株式会社 の有価証券報告書(2026年2月期、2025年3月1日 ~ 2026年2月28日、2026年5月19日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
イオン九州は、イオングループに属し、九州地区を拠点とする小売業を展開しています。衣料品、食品、住居余暇商品、ホームセンター商品などを販売し、スーパーマーケット・ディスカウントストア、総合スーパー、ホームセンター、ドラッグ&フードといった多様な事業形態でサービスを提供しています。
単体従業員数は5,316名、連結従業員数は5,431名です。
主な国内グループ会社は、(連結子会社)イオンウエルシア九州(小売業)などです。
同社グループは、2025年7月に株式会社ジョイフルサンアルファを子会社化し、2026年3月には同社を吸収合併しました。また、2026年3月には株式会社トキハインダストリーを完全子会社化しています。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
イオン九州は、小売業を主軸とする企業として、従業員の成長と働きがいを重視する「人間尊重の経営」を掲げています。多様な人材がそれぞれのライフステージに合わせて活躍できる環境づくりに力を入れており、地域社会への貢献も重視する企業文化が特徴です。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社では、従業員の平均年齢と平均勤続年数から、比較的落ち着いた年齢構成と長期的なキャリア形成が可能な環境であることがうかがえます。従業員が長く働き続けられるよう、安定した雇用環境が整備されている傾向が見られます。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 4,811,193円 |
| 平均勤続年数 | 11年8ヶ月 |
| 平均年齢 | 47歳2ヶ月 |
| 単体従業員数 | 5,316人 |
| 連結従業員数 | 5,431人 |
| 単体のグループ内比率 | 97.9% |
同社グループは、確定給付型の企業年金基金制度(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出年金制度(会社が拠出した資金を従業員が運用する)を設けています。これらの制度は、親会社であるイオン株式会社および同社の主要国内関係会社で設立されています。
なお、退職一時金の有無や支給条件、従業員ごとの会社拠出額などは、有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
当連結会計年度末における退職給付債務は52.9億円、年金資産は90.2億円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
イオン九州は、「人間尊重の経営」を基本理念とし、従業員一人ひとりの「志」と「心」を尊重し、その能力を最大限に活かすことを重視しています。従業員の「会社・家庭・地域」生活の充実を支援し、人材を価値創造の担い手として投資することで、企業価値の向上を目指す方針です。
人材戦略においては、「一人ひとりの挑戦と変革」「必要スキルを持つ人材の適材適所」「自律的なキャリアデザイン」「従業員のウェルビーイング」の4点を重要課題として掲げています。これらの課題に対し、全従業員が活躍できる人事制度の構築、自己成長を促す研修教育制度や登用制度の整備、多様な働き方の推進、健康経営への取り組みなどを通じて、従業員が仕事を通じて成長し、自己実現できる環境づくりを進めています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
連結子会社は法定開示の公表義務対象外のため、提出会社単体のデータを示します。労働者の男女の賃金差は、女性労働者の平均年間賃金が男性労働者の平均年間賃金に対してどの程度の割合であるかを示しています。正規雇用労働者における男女間の賃金差異の主な要因は、賃金制度に性別による差はないものの、資格等級の高い男性労働者の割合が多いためです。全労働者においても、非正規労働者の約8割が女性であることにより、賃金差が発生しています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 29.2% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 67.6% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 65.8% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 74.7% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 96.1% |
多様性・登用
イオングループ全体の重点指標と、イオン九州独自の重点課題に基づく指標を示します。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 障がい者雇用率 | 2.7% |
| 女性管理職比率 課長以上 | 13.2% |
| 女性管理職比率 主任以上 | 29.2% |
育児・介護支援
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 男性育休の取得率 | 67.6% |
健康・安全
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 健康指数(アブセンティズム) | 663名 |
| 健康指数(プレゼンティズム) | 30.7% |
人材育成・エンゲージメント
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 基本理念への共感度(1.0~5.0でスコア化) | 3.92 |
| エンゲージメントスコア・レーティング | 51.1(B) |
| 従業員エンゲージメント(1.0~5.0でスコア化) | 3.43 |
| 面談の実施率 | 73.1% |
| 学習機会の活用率 | 56.9% |
| 意思表示制度の応募率 | 46% |
| 経営人材審議における育成数 | 280名 |
| 店長・課長候補の育成数 | 106名 |
| 登録販売者取得者数 | 413名 |
| ITパスポート取得者数 | 313名 |
| 特定資格保有者の育成数 | 2,461名 |
| 理念・ビジョンの浸透度(1.0~5.0でスコア化) | 3.10 |
| チャレンジング目標の設定数 | 62.5% |
有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
イオン九州は、九州地域を基盤に、多様な商品を提供する小売業を展開しています。地域に密着した店舗運営と商品戦略を通じて、顧客の生活を支えるビジネスモデルを構築しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、親会社であるイオン株式会社を中心とするイオングループの一員として、九州地区で小売事業を中核に展開しています。衣料品、食品、住居余暇商品、ホームセンター商品などを販売し、スーパーマーケット・ディスカウントストア、総合スーパー、ホームセンター、ドラッグ&フードといった多様な業態で収益を上げています。収益は主に商品の販売から得ており、テナントの管理・運営や保育所・託児所の経営なども行っています。事業はほぼ国内に集中しており、特定の海外比率や為替リスクは言及されていません。また、特定の顧客への収益集中もありません。
衣料品
同社グループの衣料品事業では、衣料品、靴、鞄、服飾雑貨などを販売しています。主にスーパーマーケット・ディスカウントストア、総合スーパーの業態で展開されており、商品の販売が収益源となっています。
食品
同社グループの食品事業は、売上構成比が最も高く、事業の中核を担っています。スーパーマーケット・ディスカウントストア、総合スーパー、ホームセンター、ドラッグ&フードといった幅広い業態で食品を提供しており、商品の販売を通じて収益を得ています。
住居余暇商品
同社グループの住居余暇商品事業では、情報通信機器、化粧品、医薬品、日用雑貨、寝具、バス用品などのホームファッション、消耗品などを販売しています。主にスーパーマーケット・ディスカウントストア、総合スーパーの業態で展開されており、商品の販売が収益源です。
ホームセンター商品
同社グループのホームセンター商品事業では、建材、木材、補修材、家庭用品、ペット用品、園芸用品、食品などを販売しています。ホームセンター業態を中心に展開されており、商品の販売が収益源となっています。
その他
同社グループのその他事業では、食品、自転車関連商品などの販売、飲食サービスの提供を行っています。また、店舗におけるテナントの管理・運営や保育所・託児所の経営も手掛けており、これらのサービス提供が収益源となっています。
| セグメント | 売上高(2025年2月期) | 売上高(2026年2月期) |
|---|---|---|
| 食品 | 3,962億円 | 4,114億円 |
| 住居余暇商品 | 497億円 | 505億円 |
| 衣料品 | 416億円 | 413億円 |
| ホームセンター商品 | 172億円 | 167億円 |
| その他 | 7.5億円 | 7.1億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの直近3期間の業績を見ると、売上高は継続して増加傾向にあります。経常利益も同様に順調な伸びを示しており、本業での収益力が堅調に推移していることがうかがえます。一方で、親会社株主に帰属する当期純利益は直近の期でわずかに減少する結果となりました。
| 項目 | 2022年2月期 | 2023年2月期 | 2024年2月期 | 2025年2月期 | 2026年2月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | - | - | 4,847億円 | 5,055億円 | 5,206億円 |
| 経常利益 | - | - | 105億円 | 110億円 | 115億円 |
| 経常利益率 | - | - | 2.2% | 2.2% | 2.2% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | - | - | 70.2億円 | 60.4億円 | 59.7億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | - | - | 205.20 | 177.45 | 175.00 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたりの稼ぐ力を見ると、従業員1人あたり売上高は前期からわずかに増加しています。これは、組織全体の効率性が向上している傾向を示しています。一方、従業員1人あたり営業利益は前期と変わらず、安定した水準を維持していることがわかります。
| 指標 | 2025年2月期 | 2026年2月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 95.1百万円 | 95.9百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 2.0百万円 | 2.0百万円 |
業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
同社グループの財務状況は、本業で得た資金を将来の成長に向けた投資に積極的に充てている段階にあることを示しています。これにより、事業拡大への意欲がうかがえる財務状況となっています。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの自己資本比率は当期で29.2%となっており、非製造業のプライム市場平均と比較して高い水準にあります。ROE(自己資本利益率)は当期で10.3%を示しており、プライム市場平均を上回る水準です。手元資金である現金及び預金は当期で126億円に増加しており、事業運営に必要な資金を確保している状況がうかがえます。これらの財務指標は、同社グループの事業基盤が安定していることを示しています。
| 指標 | 2025年2月期(前期) | 2026年2月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 552億円 | 606億円 |
| 自己資本比率 | 30.6% | 29.2% |
| ROE(自己資本利益率) | 11.5% | 10.3% |
| 現金及び預金 | 76.4億円 | 126億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループの当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは237億円の増加となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益、減価償却費、減損損失による増加が要因です。本業で安定的に資金を生み出している状況を示しています。
投資活動によるキャッシュ・フローは288億円の減少となりました。これは主に、新規出店や既存店の活性化に伴う有形固定資産の取得による支出が要因であり、将来の成長に向けた積極的な投資が行われていることを示しています。その結果、フリーキャッシュ・フローは50.6億円のマイナスとなっています。
財務活動によるキャッシュ・フローは99.8億円の増加となりました。これは長期借入れによる収入が長期借入金の返済による支出を上回ったことによるものです。同社グループは本業で得た資金を上回る投資を行っており、借入れによって資金を調達しながら事業拡大を進めている状況がうかがえます。
| 項目 | 2025年2月期(前期) | 2026年2月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 144億円 | 237億円 |
| 投資CF | △174億円 | △288億円 |
| 財務CF | 50.6億円 | 99.8億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | △29.3億円 | △50.6億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、主に九州地域の小売市場に事業を依存しており、人口減少や経済の悪化、個人消費の落ち込み、業種・業態を超えた競争激化が業績に影響を及ぼす可能性があります。また、為替や原油等の市況変動により、商品・原材料・店舗資材等の調達価格や店舗の光熱費が増加し、業績や財政状態に影響を及ぼすリスクがあります。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループは、店舗数の拡大ペースに対応した人材の確保・育成に支障をきたす状況が発生した場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。特に、医薬品販売業務・調剤業務に必要な薬剤師や医薬品登録販売者の有資格者の確保は重要な課題となっています。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
イオン九州は、「すべてはお客さまのために」という原点を大切にし、九州の豊かな暮らしに貢献することを目指す企業です。常に変化と挑戦を続け、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を両立させることを追求しています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
イオン九州は、「すべてはお客さまのために」を経営の原点としています。お客さま満足と従業員の自己実現のため、絶えず「変革」と「挑戦」を続けることを基本方針としています。九州の成長とくらしの豊かさに貢献することを目指しています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、「お客さまを原点に平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献する」というイオンサステナビリティ基本方針に基づく基本理念を掲げています。持続可能な社会の実現と企業価値の向上を両立させるため、「環境」「社会」「ガバナンス」の側面でステークホルダーとともに取り組む姿勢です。
また、「人間尊重の経営」を志向し、従業員の「志」を聴き、「心」を知り、活かすことを人事の基本理念としています。イオンピープル一人ひとりの「会社・家庭・地域」生活の充実を人事の行動理念としており、「一人ひとりの挑戦と変革」「必要スキルを持つ人材の適材適所」「自律的なキャリアデザイン」「従業員のウェルビーイング」の4点を人的資本経営上の重要課題としています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
同社グループは、人口動態等のマクロ環境変化や業種業態を超えた競争激化、資源・エネルギー価格の高騰、為替相場、地政学リスクによる物価上昇など、先行き不透明な経営環境に直面しています。
これらの課題に対し、中期経営計画において「成長領域へのシフト」「商品改革」「既存資産の魅力度向上」「生産性・経営効率の向上」「サステナブル経営の推進」の5つの重点取り組みを掲げています。地域密着型スーパーマーケットとのシナジーを発揮しながら、経営環境の変化に対応し、成長を加速させることを目指しています。
会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
イオン九州は、取締役会、執行役員会、監査役および監査役会を基本的な経営管理組織としています。イオンの基本理念に基づき、コーポレートガバナンス基本方針を制定し、企業価値の最大化を目指しています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
イオン九州は、イオンが筆頭株主であり、その資本構成は同社グループに強く支えられている特徴があります。社員持株会や共栄会も上位株主として名を連ねており、従業員や取引先との連携も資本面からうかがえます。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| イオン | 69.90% |
| イオン九州社員持株会 | 2.50% |
| イオン九州共栄会 | 2.20% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は12名(男性10名・女性2名)で構成され、女性役員比率は16.7%です。代表取締役社長は中川伊正氏が務めています。社外取締役比率は0.0%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 中川 伊正 | 代表取締役社長 | 1990年3月ジャスコ入社。マックスバリュ事業本部店長、マックスバリュ北陸代表取締役社長、イオン中国本社取締役社長を経て、2024年5月より同社代表取締役社長。 |
| 奥田 晴彦 | 取締役専務執行役員 ディベロッパー事業担当 (兼)ディベロッパー事業本部長 | 1984年4月ダイエー入社。不動産・テナント事業本部長、OPA代表取締役社長を経て、2019年5月同社執行役員ディベロッパー事業本部長。2025年3月より現職。 |
| 赤木 正彦 | 取締役常務執行役員 管理担当 (兼)経営管理本部長 (兼)企業倫理担当 | 1988年5月ますや(後マックスバリュ九州)入社。財経部長、取締役財経本部長を経て、2020年9月同社執行役員人事総務本部長。2025年3月より現職。 |
| 椎名 孝夫 | 取締役常務執行役員 営業担当 | 1991年4月信州ジャスコ(現イオンリテール)入社。イオン湖北取締役社長、北京イオン取締役社長を経て、2021年7月同社執行役員ビッグ事業部長。2025年5月より現職。 |
| 古澤 康之 | 取締役 | 1995年4月ジャスコ(現イオン)入社。北京イオン取締役社長、まいばすけっと代表取締役社長、イオンベトナム取締役社長を経て、2025年5月より同社取締役。 |
| 黒須 綾希子 | 取締役 | 2007年4月インテリジェンス入社。2010年4月タイセイ(現cotta)入社。2020年1月cotta代表取締役社長、2022年5月より同社社外取締役。 |
| 柚木 和代 | 取締役 | 1983年3月大丸入社。芦屋店長、執行役員札幌店長、博多大丸代表取締役社長を経て、2023年5月より同社社外取締役。 |
| 青柳 俊彦 | 取締役 | 1977年4月日本国有鉄道入社。1987年4月九州旅客鉄道入社。代表取締役社長、代表取締役会長執行役員を経て、2024年5月より同社社外取締役。 |
社外取締役は、黒須綾希子氏(cotta代表取締役社長)、柚木和代氏(元博多大丸代表取締役社長)、青柳俊彦氏(九州旅客鉄道取締役会長)です。
イオン九州は監査役会設置会社であり、取締役会と監査役会が経営を監督する体制です。社外取締役3名、社外監査役4名が選任されており、独立した立場から経営の監視と助言を行っています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
同社の役員報酬は、基本報酬、業績報酬、株式報酬型ストックオプションの3つの要素で構成されています。経営方針の遂行と企業価値向上への意欲を高めることを目的としており、社外取締役には基本報酬のみが支給される仕組みです。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外除く) | 5名 | 1.2億円 | 24.2百万円 |
| 社外取締役 | 3名 | 14百万円 | 4.7百万円 |
| 社外監査役 | 5名 | 24百万円 | 4.8百万円 |
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。
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