【平均年収1020万円】三洋貿易 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2025年9月期)

【平均年収1020万円】三洋貿易 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2025年9月期)

三洋貿易は、グループ各社とともにゴム、化学品、機械機器、自動車部品、科学機器といった多岐にわたる商材の輸出入・国内販売、技術サービスや研究も展開する、幅広い事業領域を持つ商社です。連結従業員数は747名規模で、売上高は増加傾向を維持しましたが、直近の業績は増収減益となりました。


目次

※本記事は、三洋貿易株式会社 の有価証券報告書(2025年9月期、2024年10月1日 ~ 2025年9月30日、2025年12月17日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


三洋貿易グループは、ゴム、化学品、機械機器、自動車部品、科学機器など多岐にわたる商品の輸出入および国内販売を手がける商社です。各事業に関する技術サービスや研究も展開しています。

単体従業員数は323名、連結従業員数は747名です。セグメントはファインケミカル、インダストリアル・プロダクツ、サステナビリティ、ライフサイエンス、その他の5つです。

主な国内グループ会社は、日本フリーマン、コスモス商事、三洋機械工業、新東洋機械工業、ワイピーテックなどです。

当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しました。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


三洋貿易は、多岐にわたる事業領域で専門性の高い商材を扱う専門商社です。このような企業では、個々の従業員の専門知識や経験が重視され、それが給与水準や働き方にも反映される傾向があります。多様な事業を展開する中で、従業員がどのように成長し、活躍できる環境が整えられているかを見ていきましょう。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社は、平均年齢が30代後半であり、平均勤続年数は8年台後半となっています。これは、比較的若手の従業員が中心となって活躍しつつも、一定の経験を積んだ人材が定着している傾向を示しています。

項目 数値
平均年間給与 10,204,000円
平均勤続年数 8.71年
平均年齢 39.08歳
単体従業員数 323人
連結従業員数 747人
単体のグループ内比率 43.2%


同社および一部の連結子会社では、退職給付制度として確定給付型と確定拠出型の両方を採用しています。確定給付型は給与や勤続年数に応じて給付額が決まる制度、確定拠出型は会社が拠出した資金を従業員が運用する制度です。

退職一時金制度も設けられています。ただし支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
確定給付制度における退職給付債務は9.3億円、年金資産は53百万円となっています。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


同社グループは、中期経営計画「SV2028」において「人的資本」を重点施策の一つに掲げています。従業員一人ひとりを最大の財産と位置づけ、自律的なキャリア形成支援、多様な人材・働き方の推進、安全・健康の促進など、人への投資を強化する方針です。これにより、従業員が継続的にキャリアアップしながら長く安心して活躍できる環境を整備し、経営基盤の強化と企業価値向上を目指しています。

人材育成の基本戦略として「Sanyo人材3S」を定めています。これは、従業員の育成を支援する「Sanyo Growth Style」、活躍を環境面から支援する「Sanyo Work Style」、信頼と良き社風の基盤となる「Sanyo Governance Code」で構成されています。同社は「誠実な対応で常に挑戦し、最適解を提供できる自燃型人材」を理想の人材像とし、これらの制度を通じて育成を推進しています。

具体的な取り組みとして、社員の知見やスキル習得を後押しする「Sanyoアカデミー」を整備し、OJT、Off-JT、自己啓発・資格取得支援などの各種制度を提供しています。特に事業開発人材、海外ナショナルスタッフ、マネジメント人材の育成に注力しており、新規事業を企画・立案する「SUNBOWプロジェクト」や、タイ・ベトナム法人合同の「ナショナルスタッフ研修」などを実施しています。また、キャリア形成支援として人事異動の公募制度やキャリア面談を設け、女性従業員のキャリア構築支援や職種転換制度も推進しています。

社内環境整備においては、自由闊達な社風を支える「Sanyo Governance Code」と多様な働き方を支援する「Sanyo Work Style」を掲げています。従業員と会社の関係性を測るエンゲージメント調査を毎期実施し、改善施策を検討しています。妊娠・出産・育児や介護と仕事の両立支援として、時差出勤、テレワーク、子の看護休暇、介護休暇の時間単位取得、ベビーシッター費用補助などを導入しています。D&I推進委員会による制度提案や意識向上活動も行われ、男性育児休業取得率の向上にもつながっています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


連結子会社は法定開示の公表義務対象外のため、提出会社単体のデータを示します。男女賃金差異は、男性を100%とした場合の女性の平均年間賃金の割合を示しており、その主たる要因は職種、職位、等級別の人員構成によるものです。

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 8.6%
男性労働者の育児休業取得率 69.2%
労働者の男女の賃率差異(全労働者) 61.7%
労働者の男女の賃率差異(うち正規雇用労働者) 62.7%
労働者の男女の賃率差異(うちパート・有期労働者) 41.8%

健康経営の推進


実績の対象期間は2024年4月~2025年3月です。

指標 数値
健康経営優良法人認定 認定維持

Sanyoアカデミー


実績の対象期間は2024年10月~2025年9月です。

指標 数値
選択式研修の年間延べ受講回数 443回 (年間平均1.4回/人)

エンゲージメント


満足度は、調査対象者のうち「非常にそう思う」「そう思う」と評価した比率です。

指標 数値
エンゲージメント調査回答率 82.6%
エンゲージメント調査満足度総合評価 72.6%

多様な人材のキャリア開発


実績の対象期間は2024年4月~2025年3月です。

指標 数値
総合職に占める女性割合 9.9%
えるぼし認定 申請準備中

女性の積極採用


実績の対象期間は2024年4月~2025年3月です。

指標 数値
新卒総合職女性採用比率 22.2%

妊娠・出産・育児や介護と仕事の両立支援


実績の対象期間は2024年4月~2025年3月です。

指標 数値
くるみん認定 申請準備中
男性従業員の年間育児休業取得率 69.2%

有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


三洋貿易は、ゴム、化学品、機械機器、自動車部品、科学機器など多岐にわたる商品の輸出入および国内販売を手掛ける専門商社です。各事業領域における技術サービスや研究開発も展開し、幅広い産業のニーズに応えています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、ゴム、化学品、機械機器、自動車部品、科学機器といった多様な商品を国内外で展開しています。これらの商品の輸出入や国内販売を主軸とし、関連する技術サービスや研究活動も行っています。事業セグメントは「ファインケミカル」「インダストリアル・プロダクツ」「サステナビリティ」「ライフサイエンス」の4つに区分されており、それぞれの専門分野で収益を上げています。

ファインケミカル

ゴム関連商品や化学品を中心に、高付加価値素材を提供しています。国内向け原材料需要や一部海外グループ会社の業績が好調に推移する一方で、一部輸出の不調が見られました。収益は、合成ゴムや化学品等の素材の提供から得ています。

インダストリアル・プロダクツ

自動車内装部材を中心としたモビリティ関連商品を取り扱っています。北米ではSanyo Corporation of AmericaやSun Phoenix Mexico, S.A. de C.V.が好調でしたが、中国の景気減速や為替変動、日系自動車メーカーの減産により、一部で売上と利益が減少しました。収益は、自動車関連部品の販売から得ています。

サステナビリティ

環境・エネルギー関連製品や再生資源分野を担っています。飼料加工機器の関連消耗品販売が好調であり、木質バイオマス関連事業で大型案件を計上しました。コスモス商事では海洋調査資機材関連が業績を牽引し、地熱関連機材も好調でした。収益は、グリーンテクノロジー関連商品や資源開発関連商品の提供から得ています。運営は、コスモス商事が行っています。

ライフサイエンス

医薬・化粧品・食品・ヘルスケア分野における製品や技術を提供しています。電材の輸出や輸入ビジネスの基幹商材が伸長し、科学機器関連商品も堅調に推移しました。ワイピーテックが取り扱う機能性飼料原料は販売数量が増加しましたが、スクラムが取り扱うバイオ関連機器は代理店契約終了の影響を受けました。収益は、マテリアルソリューション関連商品、科学機器関連商品、機能性飼料原料、バイオ関連機器の提供から得ています。運営は、ワイピーテック、スクラムが行っています。

同社グループの売上高は、サステナビリティセグメントが大きく伸長し、全体の増収を牽引しました。他のセグメントは概ね横ばいの推移となっています。

セグメント 売上高(2024年9月期) 売上高(2025年9月期)
ファインケミカル 428億円 424億円
ライフサイエンス 383億円 387億円
インダストリアル・プロダクツ 369億円 368億円
サステナビリティ 97.6億円 135億円
その他の事業セグメント 12.2億円 13.2億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの過去5期間の業績を見ると、売上高は継続して増加傾向にありましたが、直近の当連結会計年度ではその伸びが緩やかになっています。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に比べて減少に転じています。これは、売上総利益は増加したものの、人員増に伴う人件費やIT関連投資による販売費及び一般管理費の増加が影響しています。

項目 2021年9月期 2022年9月期 2023年9月期 2024年9月期 2025年9月期
売上高 891億円 1,073億円 1,205億円 1,293億円 1,327億円
経常利益 61.8億円 62.2億円 70.9億円 79.1億円 68.8億円
経常利益率 6.9% 5.8% 5.9% 6.1% 5.2%
親会社株主に帰属する当期純利益 42.5億円 42.4億円 47.9億円 52.1億円 46.2億円
1株当たり当期純利益(円) 148.19 147.59 166.43 180.88 160.23

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたりの売上高は前期からわずかに減少しており、売上高の伸びに対し従業員数の増加が影響していることがうかがえます。一方で、従業員1人あたりの営業利益も前期に比べて減少しています。これは、売上高の増加幅に対し、営業利益の減少幅が大きかったことによるものです。

指標 2024年9月期 2025年9月期
従業員1人あたり売上高(連結) 181.3百万円 177.6百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 9.9百万円 8.6百万円

業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


三洋貿易は、強固な財務基盤と安定したキャッシュフローを維持しており、事業活動を通じて着実に資金を創出しています。これにより、将来に向けた投資余力も確保されている状況です。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社グループは高い自己資本比率を維持しており、財務の安定性がうかがえます。収益性を示すROEはプライム市場平均と比較して同程度の水準を示しています。手元資金も増加傾向にあり、不測の事態への耐性も備わっている状況です。

指標 2024年9月期(前期) 2025年9月期(当期)
純資産 478億円 513億円
自己資本比率 63.3% 62.9%
ROE(自己資本利益率) 11.4% 9.3%
現金及び預金 80.1億円 119億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


同社グループの営業活動によるキャッシュフローは、当連結会計年度において71.6億円の収入となり、前連結会計年度に比べ増加しています。これは主に税金等調整前当期純利益の計上によるものです。

投資活動によるキャッシュフローは2.7億円の収入となり、前連結会計年度の支出から収入に転じています。これは定期預金の払戻や投資有価証券の売却による収入が主な要因です。

財務活動によるキャッシュフローは32.1億円の支出となり、主に親会社の配当金支払いによるものです。結果として、事業活動と投資活動を合わせたフリーキャッシュフローは74.3億円のプラスとなっており、本業で安定的に資金を創出し、財務的な余裕がある状態を示しています。

項目 2024年9月期(前期) 2025年9月期(当期)
営業CF 54.5億円 71.6億円
投資CF △20.4億円 2.7億円
財務CF △27.9億円 △32.1億円
フリーCF(営業CF+投資CF) 34.1億円 74.3億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

同社グループは、自動車、家電・情報機器関連向けが売上の大きな割合を占めており、これら業界の市況悪化が業績に影響を及ぼす可能性があります。また、多岐にわたる商品を取り扱っており、国内外の競合他社の戦略変更や新規参入により、優位性が維持できなくなるリスクがあります。

③ 人材・組織に関するリスク

労働市場の流動化や事業モデルの変化に伴い、特定分野に高度な知識・経験を持った人材へのニーズが集中する可能性があります。これにより、事業分野によっては求められる人材が不足し、新規事業創出や事業拡大の機会に十分応えられないリスクがあるとしています。

④ 雇用安定性・リストラ

解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


三洋貿易は、長期経営計画「SANYO VISION 2028」を策定し、堅実さと進取の精神を重んじる企業文化を基盤としています。国際社会の発展と従業員の幸福を共創することを目指し、社会課題の解決に貢献する姿勢を明確にしています。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


三洋貿易グループは、長期経営計画「SANYO VISION 2028」(SV2028)を策定しています。ミッションとして「堅実と進取の精神、自由闊達な社風の下、柔軟かつ迅速に最適解を提供し、国際社会の永続的な発展と従業員の幸福を共創する」を掲げています。

目指すあり姿、すなわちビジョンは「世の中の課題解決に貢献し、人と地球の笑顔をつくる」と定めています。この理念実現が全てのステークホルダーの期待に応えることと考えており、コーポレートスローガン「Quest for Next」を合言葉に事業展開を推進しています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


同社グループは、行動指針として「誠実」「挑戦」「迅速」「変革」「利他」を掲げています。自由闊達で挑戦を奨励する企業文化を醸成し、従業員一人ひとりが能力を最大限に発揮できる環境を提供することを目指しています。

これにより、社員の創造性や革新性を引き出し、新しい価値の創造や事業変革の推進を促進するとしています。また、人材のありたい姿を「誠実な対応で常に挑戦し、最適解を提供できる自燃型人材」と定義し、その育成を重視しています。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


同社グループは、外部環境の変化に対して柔軟かつ迅速に対応することを課題と認識しています。リスクを新たな事業機会と捉え、持続的な成長と企業価値の向上に向け「SV2028」を推進しています。

重点施策として「収益基盤の強化」と「企業体質の改善」に取り組んでいます。特に企業体質の改善では、企業文化の醸成、人的資本の強化、サステナビリティ推進、IT利活用を掲げています。ESG(環境・社会・ガバナンス)を経営の中心に据え、環境負荷の低減、社会的責任の遂行、ガバナンスの適正化を推進しています。

会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


三洋貿易は、取締役会がグループ経営上の重要事項に関する意思決定と業務執行の監査・監督を担っています。同社は監査等委員会設置会社であり、取締役会の職務執行に対する監査・監督機能の強化と、意思決定の機動性・迅速性向上を図っています。社外取締役を過半数とする指名・報酬委員会も設置し、役員報酬に関する客観性と透明性を確保しています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


三洋貿易の株主構成を見ると、機関投資家や信託銀行が上位に名を連ねています。複数の信託銀行が上位株主として存在し、安定した資本基盤を形成していることがうかがえます。

株主名 持株比率
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 11.29%
日本カストディ銀行(信託口) 6.81%
東亞合成 5.20%
玉木 廸 3.42%
三菱UFJ銀行 3.26%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は9名(男性8名・女性1名)で構成され、女性役員比率は11.1%です。代表取締役社長兼社長執行役員は新谷正伸氏が務めています。社外取締役比率は44.4%です。

氏名 役職 主な経歴
新谷 正伸 代表取締役社長兼社長執行役員 1982年4月同社へ入社。2012年10月執行役員Sanyo Corporation of America社長。2018年12月代表取締役社長兼社長執行役員より現職。
平澤 光康 取締役兼執行役員 事業部門担当 1989年4月同社へ入社。2016年10月執行役員産業資材事業部長。2022年12月取締役兼執行役員事業開発室長(事業部門担当)。2025年10月取締役兼執行役員事業部門担当より現職。
大谷 隆一 取締役兼執行役員 管理部門担当 1994年4月同社へ入社。2021年12月執行役員経営戦略室長。2024年12月取締役兼執行役員管理部門担当より現職。
難波 嘉己 取締役兼執行役員 事業部門担当・経営企画部長 1988年4月三井物産へ入社。2022年9月同社へ入社。2024年12月取締役兼執行役員事業部門担当・経営企画部長より現職。


社外取締役は、杉原弘隆氏(ポケットカード副社長執行役員企画本部長)、小河光生氏(クレイグ・コンサルティング代表取締役)、長谷川麻子氏(長谷川公認会計士事務所代表・監査等委員・指名・報酬委員)、小林邦聡氏(山田・合谷・鈴木法律事務所弁護士・監査等委員・指名・報酬委員)です。

同社は監査等委員会設置会社であり、取締役会の職務執行に対する監査・監督機能を強化しています。豊富な見識と知識を有する社外取締役が、客観的・中立的な立場から重要事項の決定や業務執行の監視を行っています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


三洋貿易の取締役(監査等委員を除く)の報酬は、固定報酬、業績連動報酬、および譲渡制限付株式報酬で構成されています。社外取締役には、その職務に鑑み固定報酬のみが支払われます。報酬の決定は、社外取締役が過半数を占める指名・報酬委員会での協議を経て、取締役会で決定される仕組みです。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(監査等委員及び社外除く) 6名 2.2億円 36.8百万円
監査等委員(社外除く) 1名 17百万円 16.8百万円
社外役員 4名 29百万円 7.2百万円


※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

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この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。