※本記事は、倉敷紡績株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月25日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
倉敷紡績は、化成品、繊維、環境メカトロニクス、食品・サービス、不動産といった多岐にわたる事業をグループ各社とともに展開しています。高機能樹脂製品からバイオ関連製品、ホテル経営まで幅広い分野で事業を行っています。
単体従業員数は1,090名、連結従業員数は3,714名です。セグメントは化成品事業、繊維事業、環境メカトロニクス事業、食品・サービス事業、不動産事業の5つです。
主な国内グループ会社は、当社、、倉敷繊維加工、東名化成、シーダム、、クラボウケミカルワークス、、クラボウインターナショナル、大正紡績、、タイ・クラボウ、などです。
同社グループは、前期に中国子会社の全持分を譲渡し、化成品事業の一部を再編しました。また、繊維事業では安城工場の閉鎖を実施しています。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
倉敷紡績は、多角的な事業展開を通じて社会に貢献する企業です。同社グループは、中期経営計画において「エンゲージメントの高い組織の構築」を掲げ、社員一人ひとりが働きがいを感じられる職場環境づくりに注力しています。ここでは、同社の給与水準や働き方の特徴、そして人材育成や多様性推進への具体的な取り組みについてご紹介します。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社では、平均勤続年数が長く、社員が安定してキャリアを築いている傾向が見られます。平均年齢も40代前半であり、経験豊富な人材が活躍する組織であることがうかがえます。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 6,385,000円 |
| 平均勤続年数 | 17.8年 |
| 平均年齢 | 43.2歳 |
| 単体従業員数 | 1,090人 |
| 連結従業員数 | 3,714人 |
| 単体のグループ内比率 | 29.3% |
同社グループは、従業員の退職給付制度として、確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型(会社が拠出した資金を従業員が運用する)の両方を採用しています。これらの制度は、同社および連結子会社に適用されています。退職一時金制度もありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
退職給付債務は116億円、年金資産は22.7億円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは、中期経営計画「Accelerate'27」において「エンゲージメントの高い組織の構築」を重点施策に掲げています。社員一人ひとりが充実感やポジティブな感情を持ち、組織に主体的に貢献することで、生産性向上やイノベーション創出、持続的な企業価値向上を目指しています。
2025年4月には、処遇の透明性向上や社員の成長意欲向上、採用力強化、シニア層の活躍推進を目的とした新たな人事制度を導入しました。給与体系は職能等級に応じた職務給と、年間の人事考課結果を反映する評価給で構成され、職務内容と成果に基づく公正な処遇を基本方針としています。管理職の賞与にはグループ連結利益との連動や中期経営計画達成加算が新設され、人事考課によるメリハリのある処遇が実現されています。
また、評価制度は相対評価から絶対評価へ変更され、育成を目的としたフィードバックが徹底されています。業務グレードや達成度、挑戦度を定量化した評価方法も導入されました。同社は、DE&I推進による組織活性化、社員の活躍推進、人材の確保・定着・育成を人事施策の3つの柱としています。
具体的には、アンコンシャス・バイアス研修やハラスメント教育の実施、女性総合職の積極採用と配属先の拡大、シニア層の処遇改善や役職継続制度の導入、障がい者雇用やLGBTQ+の理解促進、外国籍社員の採用など、多様な人材が活躍できる環境整備を進めています。さらに、時間外労働の削減や有給休暇取得の促進、男性の育児休業取得促進といったワーク・イン・ライフの推進にも力を入れています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。労働者の男女の賃金の額の差異の主たる要因は、男性総合職社員に比べ女性総合職社員の正規雇用労働者に占める比率が低いこと、平均勤続年数が短いこと、また男性に比べ女性の有期労働者に占める定年後再雇用者比率が低いことによるものです。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 4.5% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 78.6% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 66.9% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(うち正規雇用労働者) | 69.4% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(うちパート・有期労働者) | 49.3% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社2社の数値のみ掲載します。
▼ 倉敷繊維加工
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | - |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 100.0% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 66.3% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(うち正規雇用労働者) | 70.5% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(うちパート・有期労働者) | 49.4% |
▼ 東名化成
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | - |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 100.0% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 65.7% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(うち正規雇用労働者) | 72.6% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(うちパート・有期労働者) | 44.7% |
DE&I推進による組織活性化
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| エンゲージメントスコア | 48.0 |
| エンゲージメント・レーティング | B |
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 4.5% |
| 新卒総合職に占める女性の割合 | 28.6% |
| 経験者総合職採用に占める女性の割合 | 27.8% |
| 女性総合職の配属課比率 | 53.0% |
| 障がい者雇用率 | 2.78% |
| 外国籍総合職採用数 | 2名 |
社員の活躍推進
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 月平均時間外労働 | 10.6h |
| 有休取得日数 | 14.7日 |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 78.6% |
| 男性労働者の育児休業14日以上取得率 | 78.6% |
人材の確保・定着・育成
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 総合職採用に占める経験者の割合 | 46.2% |
| 業務上災害発生件数 | 9件 |
| 健康経営優良法人認定取得(偏差値) | 58.0 |
| 1人当たり社内研修費用 | 4.3万円 |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
倉敷紡績は、多岐にわたる事業を展開する複合企業です。化成品、繊維、環境メカトロニクス、食品・サービス、不動産の5つのセグメントを通じて、社会の様々なニーズに応える製品とサービスを提供しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、幅広い分野で事業を展開し、それぞれの領域で収益を上げています。特に、高機能樹脂製品や機能フィルムなどの化成品、糸やユニフォームなどの繊維製品、ライフサイエンス・テクノロジーやエレクトロニクスなどの環境メカトロニクスが主要な事業です。これらの事業は、国内外の顧客に対して製品の製造・加工・販売、設備の設計・製作・施工・販売、サービスの提供などを行っています。
化成品事業
高機能樹脂製品、機能フィルム、産業マテリアル(軟質ウレタン、合成木材、無機建材、硬質ウレタン、不織布、機能資材)の製造・加工・販売を行っています。収益は、半導体製造関連市場や自動車市場、太陽電池向けなどの製品販売から得ており、当期は減収となりました。
繊維事業
糸、ユニフォーム、カジュアル製品の製造・加工・販売を行っています。収益は、高機能製品「NaTech」やデニム、ユニフォームアパレル向け製品の販売から得ており、当期は減収となりました。
環境メカトロニクス事業
ライフサイエンス・テクノロジー(バイオ関連製品、ロボットビジョン、自動化装置)、エレクトロニクス(色彩・生産管理等に関する情報システム機器、検査・計測システム)、エンジニアリング(環境・エネルギー関連の各種プラント等の設計・製作・施工・販売、バイオマス発電事業)の製造・販売・保守を行っています。収益は、半導体製造装置向け液体成分濃度計や排ガス処理設備、ウェハー洗浄装置などの販売・施工から得ており、当期は増収となりました。
食品・サービス事業
フリーズドライ食品の製造・販売、ホテルや自動車教習所等の経営を行っています。収益は、即席麺具材の拡販やホテル宿泊・レストラン、宴会需要の回復などから得ており、当期は増収となりました。
不動産事業
不動産の賃貸を行っています。収益は、賃貸物件の新規開店などによる賃料収入から得ており、当期は増収となりました。
同社グループの売上高は、日本国内が大部分を占めていますが、中国やその他の地域でも事業を展開し、海外からの収益も得ています。特定の顧客への売上高集中は見られません。
| セグメント | 売上高(2025年3月期) | 売上高(2026年3月期) |
|---|---|---|
| 化成品事業 | 660億円 | 627億円 |
| 繊維事業 | 485億円 | 433億円 |
| 環境メカトロニクス事業 | 219億円 | 227億円 |
| 食品・サービス事業 | 105億円 | 111億円 |
| 不動産事業 | 37.2億円 | 39.6億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの過去5期間の業績を見ると、売上高は変動しつつも、直近の当期は前期から減少しました。一方で、経常利益は前期から減少しましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は大きく増加しています。これは、政策保有株式の売却益を特別利益に計上したことなどが影響しています。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1,322億円 | 1,535億円 | 1,513億円 | 1,507億円 | 1,438億円 |
| 経常利益 | 87.8億円 | 100億円 | 102億円 | 118億円 | 111億円 |
| 経常利益率 | 6.6% | 6.5% | 6.7% | 7.8% | 7.7% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 56.0億円 | 55.2億円 | 67.4億円 | 90.1億円 | 129億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 280.35 | 287.08 | 362.50 | 516.19 | 781.89 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたりの売上高は、前期からわずかに減少しました。また、従業員1人あたりの営業利益も前期から減少しています。これらの指標は、同社グループの収益体質や組織効率の傾向を示すものとなります。
| 指標 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 38.8百万円 | 38.7百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 2.7百万円 | 2.5百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
同社グループの財務状況は、事業活動と投資活動から安定した資金を生み出しており、強固な財務基盤を築いていることを示しています。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループは、強固な財務基盤を維持しています。自己資本比率はプライム市場の製造業平均を上回る水準であり、ROE(自己資本利益率)もプライム市場平均を上回っています。手元資金も十分に確保されており、事業環境の変化に対する耐性があることを示しています。このような財務の安定性は、従業員の雇用や給与の安定性にもつながる要素となります。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 1,212億円 | 1,337億円 |
| 自己資本比率 | 62.9% | 65.5% |
| ROE(自己資本利益率) | 7.6% | 10.2% |
| 現金及び預金 | 152億円 | 155億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループのキャッシュフローは、営業活動による資金の増加が146億円と、本業で安定して資金を生み出していることを示しています。これは、税金等調整前当期純利益や減価償却費の内部留保が主な増加要因となっています。
投資活動によるキャッシュフローは14億円の増加となり、前期の減少から増加に転じました。これは主に投資有価証券の売却による収入があったことによるものです。
財務活動によるキャッシュフローは△158億円の減少となりました。自己株式の取得による支出や配当金の支払いが主な減少要因となっています。
結果として、フリーキャッシュフローは160億円のプラスであり、同社グループが事業活動と投資活動から十分な資金を創出している状況です。この安定した資金の流れは、事業の継続性や将来の成長に向けた基盤を支えるものとなります。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 110億円 | 146億円 |
| 投資CF | △30億円 | 14億円 |
| 財務CF | △90億円 | △158億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 81億円 | 160億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、主要な市場である半導体、自動車、住宅、衣料品、不動産の各業界における景気悪化が、受注減や売上減少につながる市場リスクを認識しています。また、綿花や石化原料などの原材料価格、エネルギー価格の高騰が、製品価格への転嫁が不十分な場合に利益を減少させる経済リスクも挙げています。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループは、多様な人材の活躍推進が計画通りに進まなかった場合、中長期的な事業展開や業績、成長の見通しに重要な影響を与える可能性がある人事リスクを認識しています。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
倉敷紡績は、「新しい価値の創造を通じてより良い未来社会づくりに貢献する」という経営理念を掲げ、サステナビリティ経営を推進しています。ステークホルダーからの信頼と安心を得られる企業を目指し、独創的な商品・サービス提供を通じて企業価値の向上を図っています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
倉敷紡績グループは、「私たちクラボウグループは、新しい価値の創造を通じてより良い未来社会づくりに貢献します。」という経営理念を掲げています。この理念のもと、サステナビリティ経営を推進し、株主や取引先をはじめとするステークホルダーから信頼され、安心感を与えられる企業を目指しています。
地球環境の保全やサステナブルな社会の実現に貢献しながら、独創的で真に価値のある商品・情報・サービスを提供し、グループの企業価値を高めていく方針です。
「イノベーションと高収益を生み出す強い企業グループ」を目指す「長期ビジョン2030」を策定しており、その第3ステージとして中期経営計画「Accelerate'27」を実行中です。この計画では「高収益事業の成長加速と経営資源の効率的な活用による企業価値の向上」を基本方針としています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
倉敷紡績グループは、社会的責任遂行のための行動指針として「クラボウグループ倫理綱領」を定めています。これに則り、地球環境の保全をはじめとするサステナブルな社会の実現に貢献することを目指しています。
サステナビリティに関する基本方針として、「事業を通じた社会課題解決への貢献」「地球環境の保全を意識した事業活動の推進」「人権の尊重及び働きやすさとやりがいのある職場環境の整備」「信頼される企業づくりの推進」を掲げています。
中期経営計画「Accelerate'27」では、「エンゲージメントの高い組織の構築」を重点施策の一つとしています。好奇心と行動力で新しい価値を生み出すチャレンジ精神と創造的思考力を持った社員の育成に注力し、働きやすさとやりがいを感じられる職場環境づくりを通じて、社員一人ひとりが企業価値向上に主体的に貢献する組織を目指しています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
倉敷紡績グループは、中期経営計画「Accelerate'27」において、サステナブル社会の実現への貢献を重点施策の一つとしています。また、エンゲージメントの高い組織の構築にも取り組んでいます。
R&D活動の強化や新規事業の創出に加え、サステナブルな循環型社会の実現に向けた貢献を推進しています。
これらの取り組みを通じて、企業価値の向上を目指しています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
倉敷紡績は監査等委員会設置会社であり、取締役会の監督機能の強化と経営の意思決定の迅速化を図る体制を構築しています。経営と執行の分離を目的とした執行役員制度を採用し、任意の指名・報酬諮問委員会を設置することで、客観性と透明性の高いガバナンスを目指しています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
倉敷紡績の株主構成を見ると、複数の機関投資家や金融機関が上位に名を連ねています。筆頭株主は信託銀行であり、安定した資本構成を形成していることがうかがえます。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 10.28% |
| 日本生命保険相互会社 | 5.68% |
| AVI JAPAN OPPORTUNITY TRUST PLC | 4.54% |
| 中国銀行 | 4.49% |
| みずほ銀行 | 3.45% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は12名(男性11名・女性1名)で構成され、女性役員比率は8.3%です。代表取締役社長は西垣伸二氏が務めています。社外取締役比率は33.3%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 藤田 晴哉 | 代表取締役 取締役会長 | 1983年同社入社。2014年同社代表取締役・取締役社長。2024年同社代表取締役・取締役会長より現職。 |
| 西垣 伸二 | 代表取締役 取締役社長 | 1986年同社入社。2023年同社取締役・常務執行役員。2024年同社代表取締役・取締役社長より現職。 |
| 馬場 紀生 | 取締役・専務執行役員 化成品事業部長 | 1982年同社入社。2014年同社取締役・執行役員 化成品事業部長。2024年同社取締役・専務執行役員より現職。 |
| 川野 憲志 | 取締役・常務執行役員 環境メカトロニクス事業部長 | 1985年同社入社。2017年同社取締役・執行役員 環境メカトロニクス事業部長。2020年同社取締役・常務執行役員より現職。 |
| 中川 眞豪 | 取締役・常務執行役員 繊維事業部長 | 1985年同社入社。2025年同社取締役・常務執行役員 繊維事業部長より現職。 |
| 藤井 裕詞 | 取締役・執行役員 財経部、IT統括部、 総務部、不動産開発部担当 | 1983年同社入社。2016年同社取締役・執行役員より現職。 |
| 松井 一雄 | 取締役・執行役員 企画室長 企画室、知的財産部、技術研究所担当 | 1985年同社入社。2025年同社取締役・執行役員 企画室長より現職。 |
社外取締役は、茂木鉄平氏(弁護士法人大江橋法律事務所社員・指名・報酬諮問委員会委員長)、新川大祐氏(北斗税理士法人代表社員・指名・報酬諮問委員会委員)、西村元秀氏(泉州電業代表取締役社長・指名・報酬諮問委員会委員)、谷澤実佐子氏(谷澤公認会計士事務所設立・指名・報酬諮問委員会委員)です。
同社は監査等委員会設置会社であり、監査等委員である取締役5名のうち4名が社外取締役で構成されています。これにより、取締役会の監督機能の強化とコーポレート・ガバナンスの充実を図っています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
倉敷紡績の役員報酬は、基本報酬(固定金銭報酬)、業績連動型金銭報酬、および業績連動型株式報酬で構成されています。業績連動型報酬は、業績向上と企業価値の増大への貢献意識を高めることを目的としており、中期経営計画の業績目標やROE目標の達成度に応じて決定されます。監査等委員である取締役の報酬は固定金銭報酬であり、役割や社会水準を考慮して協議により決定されます。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(監査等委員及び社外除く) | 9名 | 2.8億円 | 30.9百万円 |
| 監査等委員(社外除く) | 1名 | 22百万円 | 22.0百万円 |
| 社外役員 | 4名 | 31百万円 | 7.8百万円 |
なお、人数は事業年度中に報酬の支給対象となった人数であり、期中に退任した役員を含みます。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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