【平均年収584万円】串カツ田中ホールディングス 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2025年11月期)

【平均年収584万円】串カツ田中ホールディングス 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2025年11月期)

串カツ田中ホールディングスは、串カツ田中、ジーティーデザインなどを傘下に持つ持株会社です。全国1,000店舗体制を目指し飲食事業を展開し、直近期は増収増益となりました。


目次

※本記事は、株式会社串カツ田中ホールディングス の有価証券報告書(2025年11月期、2024年12月1日 ~ 2025年11月30日、2026年2月25日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


串カツ田中ホールディングスは持株会社であり、単体従業員数は40名、グループ連結従業員数は563名です。

同社グループは、全国1,000店舗体制の構築を目指し、「串カツ田中」ブランドを中心に全国規模で飲食事業を展開しています。また、店舗出店に伴う内装工事を内製化することでグループシナジーを創出し、持続的な成長と企業価値の向上を図っています。国内子会社3社、海外子会社2社の計5社で構成されています。

主な国内グループ会社は、串カツ田中(飲食事業・ハウスミール事業)、ジーティーデザイン(内装工事事業)、UKYE(国内その他・(広告デザイン))などです。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


同社グループは、「唯一無二の”おもてなし”と”おいしさ”で笑顔あふれる未来を創造する」という企業理念のもと、多様な人材が活躍できる職場環境の整備に力を入れています。従業員一人ひとりの能力開発支援や、柔軟な働き方を推進する制度を通じて、働きがいのある環境づくりを目指していることが特徴です。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社は、平均年齢が40代前半であり、平均勤続年数は3年台半ばとなっています。これは、比較的若手から中堅層が中心となっており、人材の流動性も一定程度ある傾向を示していると言えます。

なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。

項目 数値
平均年間給与 5,837,000円
平均勤続年数 3.6年
平均年齢 40.3歳
単体従業員数 40人
連結従業員数 563人
単体のグループ内比率 7.1%


同社グループは、確定給付型の退職給付制度を採用しています。これは、給与や勤続年数に応じて将来の給付額が決まる制度です。

この制度は同社および一部の連結子会社に適用されています。

退職一時金制度があり、退職給付として給与と勤務期間に基づいた一時金が支給されます。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


同社グループは、「唯一無二の”おもてなし”と”おいしさ”で笑顔あふれる未来を創造する」という企業理念に基づき、人材育成と社内環境整備に注力しています。おもてなしのプロとして自ら考え行動できる能力開発を支援し、年齢や性別、国籍に関わらず多様な人材が最大限に力を発揮できる職場環境の整備を目指しています。

具体的には、実践的な教育拠点として「串カツ田中 高田馬場研修センター店」を本格稼働させ、新卒・中途採用者が現場実務を通じてスキルを習得できる環境を整備しています。また、DXを活用したオンライン講座やeラーニングプログラムの導入により、継続的なキャリア形成を支援しています。

働き方の多様化を促進するため、フレックスタイム制度やテレワーク勤務、短時間勤務制度などを導入し、ワークライフバランスの向上を図っています。社員のエンゲージメントレベルを把握するため月次サーベイを実施し、経営陣への信頼や事業への誇り、給与への納得感の改善が見られています。

ダイバーシティ&インクルージョンにも力を入れており、グローバル人材の採用・支援体制の強化や、女性管理職登用を視野に入れた積極的な人員配置を進めています。高年齢者や障害者の雇用促進にも取り組み、多様な人材が活躍できる組織づくりを推進しています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社単体の法定開示データです。男性労働者の育児休業取得率は開示されていません。

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 3.4%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 58.1%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 58.0%
労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) 92.3%

連結子会社の法定開示


主要事業会社3社の数値のみ掲載します。

▼ 株式会社串カツ田中

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 4.0%
男性労働者の育児休業取得率 10.0%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 88.9%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 89.2%
労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) 98.7%

人材育成と教育プログラム

指標 数値
日本人スタッフ(新卒・中途)研修時間 200時間
グローバル人材(特定技能等)研修時間(1人あたり) 304時間

社員のエンゲージメントレベルの把握

指標 数値
2025年11月期 総合スコア 72
2026年度目標スコア 75点以上

ダイバーシティー&インクルージョン

指標 数値
特定技能外国人数 117名
特定技能人材の自社による直接支援割合 91%
新規入社者に占める女性の割合 36.9%

指標及び目標

指標 数値
グローバル人材比率(目標) 20%
特定技能2号取得者(目標) 5名
女性管理職比率年間増加目標 5%
男性育休取得率(目標) 50%

有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


串カツ田中ホールディングスは、飲食事業を主軸に、ハウスミール事業や内装工事事業を展開する持株会社です。同社グループは、多様な事業を通じて収益を上げています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、持株会社である串カツ田中ホールディングスがグループ全体の経営戦略を立案・決定し、各事業会社が商品・サービスを提供しています。主に「串カツ田中」ブランドの飲食事業を核とし、全国1,000店舗体制の構築と串カツを日本を代表する食文化にすることを目指しています。また、店舗出店に伴う内装工事の内製化を通じてグループシナジーを創出し、持続的な成長と企業価値の向上を図っています。

串カツ田中

このセグメントは、大阪の伝統的なB級グルメである串カツの専門店「串カツ田中」を運営しています。大阪の下町で愛されてきた田中家の味を基盤に、ソースの二度づけ禁止といった大阪の食文化を提供しています。常時30品以上の串カツメニューに加え、かすうどんやたこ焼きなどの大阪名物も提供し、客単価は2,900円程度に設定されています。

収益は、直営店の売上、フランチャイズ(FC)加盟店への商品売上、およびFCロイヤリティ収入から得ています。直近では、継続的な新規出店や新定番商品の発売、SNSやメディアを活用した積極的なプロモーションにより、客数が増加し売上高が伸びています。

国内その他

このセグメントは、同社グループが展開する新業態・新規事業を含みます。具体的には、「鳥玉」「くるとん」といった業態に加え、2024年8月にオープンした「京都天ぷら天のめし」ブランドが確立され、シリーズ展開されています。

収益は、これらの新業態の直営店売上から得ています。特に「天のめし」ブランドはインバウンド需要を取り込み、売上高が大きく増加しています。

ハウスミール事業

このセグメントは、株式会社Antwayが展開する手作り惣菜の冷蔵宅配サービス「つくりおき.jp」との業務提携を通じて事業を行っています。適正人員の確保と人材採用の強化により、キッチンの生産性向上と稼働率向上を実現しています。

収益は、冷蔵宅配サービスの提供から得ています。人員体制の強化と工場稼働の安定化により、売上高が大幅に増加しています。

内装工事事業

このセグメントは、連結子会社のジーティーデザインが事業を担っています。同社グループの新規出店に伴う内装工事を内製化し、コスト低減に貢献しています。

収益は、グループ店舗の内装工事に加え、グループ外からの受注も好調に推移しており、売上高が伸びています。

同社グループの売上高はすべて本邦からのものであり、海外からの売上高はありません。また、特定の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先はないため、収益が特定の顧客に集中している状況ではありません。

セグメント 売上高(2024年11月期) 売上高(2025年11月期)
串カツ田中 151億円 175億円
内装工事事業 9.9億円 14.3億円
IngredientsDeliveryToHomeBusinessReportableSegmentsReportableSegment 2.7億円 13.0億円
OthersInJapanReportableSegmentsReportableSegment 5.4億円 8.3億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの過去5期間の業績を見ると、売上高は一貫して増加傾向にあります。経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益も、直近の期では大きく増加しています。

過去には新型コロナウイルス感染症の影響による営業自粛要請や減損損失の計上により、経常損失および親会社株主に帰属する当期純損失を計上した期もありました。しかし、その後の経済活動の正常化や事業戦略の推進により、業績は回復基調にあります。

項目 2021年11月期 2022年11月期 2023年11月期 2024年11月期 2025年11月期
売上高 49.8億円 109億円 141億円 169億円 211億円
経常利益 △5.0億円 14.0億円 8.3億円 8.5億円 12.4億円
経常利益率 △10.1% 12.8% 5.9% 5.0% 5.9%
親会社株主に帰属する当期純利益 △5.8億円 7.4億円 3.6億円 3.8億円 7.4億円
1株当たり当期純利益(円) △63.76 81.29 38.95 41.39 81.02

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたり売上高は前期から増加しており、従業員1人あたり営業利益も同様に増加しています。これらの指標の改善は、同社グループが効率的な事業運営を進め、従業員一人ひとりの生産性を高めている傾向を示しています。

この生産性の向上は、同社グループの収益体質の強化や組織効率化の進展を示唆しており、持続的な成長に向けた基盤が整いつつあることを表しています。

指標 2024年11月期 2025年11月期
従業員1人あたり売上高(連結) 32.4百万円 37.5百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 1.6百万円 2.1百万円

業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


同社グループの財務基盤と資金の流れから、経営の安定性について見ていきます。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社グループの自己資本比率は非製造業のプライム市場平均と比較して高い水準にあります。ROE(自己資本利益率)もプライム市場平均を上回る水準を示しています。また、現金及び預金が増加していることから、手元資金にも厚みがあることがうかがえます。これらの財務状況は、同社グループが安定した経営基盤を築いており、入社後の雇用や給与の安定性を支える要素の一つとなっています。

指標 2024年11月期(前期) 2025年11月期(当期)
純資産 24.8億円 41.2億円
自己資本比率 33.6% 42.3%
ROE(自己資本利益率) 16.3% 22.7%
現金及び預金 18.0億円 33.5億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


当連結会計年度における営業活動によるキャッシュフローは20.1億円の増加となり、前連結会計年度と比較して増加しています。これは、税金等調整前当期純利益の計上や減価償却費などによる資金の増加が、売上債権の増加や法人税等の支払額による資金の減少を上回ったことによるものです。投資活動によるキャッシュフローは△10.6億円の減少となり、有形固定資産の取得や差入保証金の差入などによる支出が主な要因となっています。財務活動によるキャッシュフローは6.2億円の増加となり、新株式申込証拠金の払込や長期借入れによる収入が、短期借入金の返済や長期借入金の返済、配当金の支払額を上回ったことによるものです。

当期は営業活動で得た資金が投資活動による支出を上回り、フリーキャッシュフローが9.5億円のプラスに転じています。これは本業で安定的に資金を生み出し、投資を賄いつつ余剰資金を確保できている状態を示しています。このような資金の流れは、同社グループが事業活動を通じて着実に利益を創出し、将来に向けた投資も継続しながら、財務的な健全性を維持していることを示唆しています。入社後の雇用や給与の安定性、そして会社の持続的な成長を支える基盤となっていると言えます。

項目 2024年11月期(前期) 2025年11月期(当期)
営業CF 7.1億円 20.1億円
投資CF △10.5億円 △10.6億円
財務CF 0.7億円 6.2億円
フリーCF(営業CF+投資CF) △3.4億円 9.5億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

外食業界は成熟した市場であり、価格競争の激化や新規参入が多く、厳しい競合状態が続いています。また、海外事業展開先において、予期せぬ政治的動乱や法規制の強化、商慣習の変更などが発生した場合、店舗運営の休止や撤退を余儀なくされ、投資額の回収が困難となる可能性があります。

③ 人材・組織に関するリスク

直営店舗による店舗展開を継続していくためには、必要な人材の確保と十分な育成が不可欠です。人材採用環境の変化などにより必要な人材が確保できない場合や、採用した人材の教育が計画通りに進まない場合は、直営店の出店計画に影響を与える可能性があります。

④ 雇用安定性・リストラ

解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


株式会社串カツ田中ホールディングスは、「唯一無二の”おもてなし”と”おいしさ”で笑顔あふれる未来を創造する」という企業理念を掲げています。この理念のもと、顧客と従業員双方の笑顔を追求する企業文化を育んでいます。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


同社グループは、「唯一無二の”おもてなし”と”おいしさ”で笑顔あふれる未来を創造する」という企業理念を掲げています。主力ブランドである串カツ田中を「全国1,000店舗体制を構築し、串カツ田中の串カツを日本を代表する食文化とする」ことを長期的な目標としています。

また、持続的な成長に向けては、「天のめし」等の新業態の確立や開発、新事業であるハウスミール事業「つくりおき.jp」の安定稼働を目指しています。顧客満足度の追求と企業価値の向上に尽力し、従業員、顧客、株主等のステークホルダーの利益最大化の実現に努める方針です。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


同社グループは、従業員満足が顧客満足を生み出すという考えに基づき、従業員が笑顔で楽しくやりがいを感じて働ける環境整備を重視しています。各店の社員数を拡充し、週休2日制(連休)を導入するなど、働きやすい環境づくりを進めています。

公平公正な評価制度を運用することで、従業員の努力が還元される仕組みを構築しており、社員独立支援制度も整備しています。

企業理念に従い、事業活動を通じて社会的価値と経済的価値の両立を図り、多様な人材が最大限力を発揮できる働きがいのある職場環境を整備することで、持続可能な社会の実現と同社の発展につなげる方針です。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


同社グループは、持続的な事業の継続と成長、収益基盤の強化のために複数の重要な経営課題に取り組んでいます。売上の維持・向上においては、従業員のエンゲージメント向上や精神的・金銭的報酬の向上を実現する施策を実行する方針です。

ビジネス基盤の再構築では、コスト構造の適正化を図るため、物流改善やDXによる食品ロスの削減、業務の効率化及び省人化に取り組んでいます。人手不足の解消や採用の多様化、コスト抑制にも積極的に取り組んでいます。

人材採用・教育強化も重点課題の一つであり、企業理念を理解し賛同した人材の採用・定着を最重要視し、従業員が笑顔で楽しくやりがいを感じて働ける環境整備を進め、変化に柔軟な組織を目指しています。

会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


串カツ田中ホールディングスは、長期的な目標達成に向けて、透明かつ公正な経営を重視する持株会社です。株主総会の充実や取締役会の活性化、監査役の監査機能強化、積極的な情報開示を通じて、コーポレート・ガバナンスの強化を図る方針です。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


串カツ田中ホールディングスの株主構成を見ると、筆頭株主は創業家関連の事業会社であるノートです。また、創業家メンバーが上位株主として複数名を占めています。このことから、創業家が同社グループの経営に強い影響力を持っていることがうかがえます。

株主名 持株比率
ノート 33.63%
貫 啓二 8.10%
日本マスタートラスト信託銀行 5.63%
田中洋江 3.02%
貫 花音 2.92%


なお、貫啓二氏は2025年12月1日付で所有株式数が1,126,956株となっています。

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は9名(男性9名・女性0名)で構成され、女性役員比率は0.0%です。代表取締役会長兼社長は貫啓二氏が務めています。社外取締役比率は33.3%です。

氏名 役職 主な経歴
貫 啓二 代表取締役会長兼社長 1989年4月トヨタ輸送株式会社入社、1998年11月個人事業にて飲食業を創業。2002年3月ケージーグラッシーズ有限会社(現同社)設立代表取締役社長。2015年8月ノート設立代表取締役。2025年12月同社代表取締役会長兼社長より現職。
大須賀伸博 取締役副社長 2011年1月協和企業株式会社入社、2011年5月同社入社。2015年2月同社執行役員。2020年3月株式会社セカンドアロー代表取締役社長。2022年6月同社取締役副社長より現職。
近藤昭人 取締役出店戦略部管掌 1995年9月株式会社プロントコーポレーション入社。2014年1月同社入社執行役員。2020年3月株式会社平城苑専務取締役。2025年12月同社取締役出店戦略部管掌より現職。
織田辰矢 取締役 2012年1月同社入社。2016年12月同社東日本営業部長。2018年6月株式会社串カツ田中取締役営業本部長。2025年2月同社取締役より現職。


社外取締役は、赤羽根靖隆氏(元DTS代表取締役社長・指名・報酬委員会委員長)、臼井健一郎氏(U.RAKATA代表取締役社長)です。

同社は監査役会設置会社であり、社外取締役と社外監査役が客観的な立場から経営を監視する体制を採用しています。これにより、経営の透明性確保と合理的な意思決定を目指しています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


串カツ田中ホールディングスでは、役員報酬について、同社グループの業績と中長期的な企業価値との連動を重視する方針です。株主との価値観共有を図り、役員の役割と職責に見合った水準を設定しています。報酬の決定プロセスにおいては、社外取締役が委員長を務める指名・報酬委員会に一任することで、公正性、透明性、客観性を確保しています。監査役の報酬は、定額報酬のみで構成され、監査役間の協議により決定されます。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(社外除く) 6名 1.6億円 26.1百万円
社外取締役 2名 8百万円 4.2百万円
社外監査役 3名 11百万円 3.7百万円


なお、取締役の報酬等の総額には、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まれていません。また、2025年2月27日開催の第23回定時株主総会の決議に基づき、退任取締役1名に対し役員退職慰労金が支給されています。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

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この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。