※本記事は、株式会社ヴィア・ホールディングス の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月26日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
ヴィア・ホールディングスは持株会社であり、単体従業員数は36名、グループ連結従業員数は383名です。
同社グループは、飲食店を展開する外食サービス事業を単一セグメントとしています。連結子会社6社とともに、多様なブランドの飲食店を運営しています。
主な国内グループ会社は、扇屋東日本注2、注3、注4(外食サービス事業)、扇屋西日本注3、注4(同)、フードリーム注3、注4(同)、一丁注2、注3(同)、一源注2、注3(同)などです。
ヴィア・ホールディングスは、2025年10月にE種優先株式割当による資本増強を実施し、財務基盤の安定化を図っています。また、本社機能と事業子会社本部の一元化による「ワンカンパニー化」を進め、組織のスリム化と経営基盤の再構築に取り組んでいます。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
ヴィア・ホールディングスは、外食サービス事業を展開する持株会社として、従業員一人ひとりの能力を最大限に引き出す人材戦略を重視しています。多様な人材の活躍を推進し、自律的なキャリア形成とエンゲージメント向上を通じて、企業価値の向上を目指す方針です。挑戦と成果を評価する報酬制度を導入し、従業員の成長と働きがいを支援する環境づくりに取り組んでいます。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社は、平均年齢が比較的高く、平均勤続年数も長めの傾向が見られます。これは、従業員が長期的にキャリアを築きやすい環境であることを示唆しています。
なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 5,824,000円 |
| 平均勤続年数 | 14.3年 |
| 平均年齢 | 48.6歳 |
| 単体従業員数 | 36人 |
| 連結従業員数 | 383人 |
| 単体のグループ内比率 | 9.4% |
同社グループは、確定拠出型年金制度(会社が拠出した資金を従業員が運用する制度)を導入しています。
退職一時金制度もありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
ヴィア・ホールディングスは、中期経営戦略「未来計画Next」において「人財総活躍モデルの進化」を柱の一つに掲げ、人材を経営戦略遂行の源泉と位置付けています。多様な人材の活用、自律的なキャリア形成と育成、エンゲージメントの向上と定着の3つの観点から、従業員が能力を最大限に発揮できる環境整備と持続的な人材育成への投資を不可欠と考えています。
報酬制度においては、年齢や勤続年数に関わらず「挑戦し成果を出した者がしっかり評価される」組織を目指しています。半期ごとの評価に基づき、基本給および役職手当をタイムリーに変動させることで、高いパフォーマンス維持への動機付けを行っています。また、月次の業績目標に連動したインセンティブ制度を設け、現場のモチベーションを短期・中長期の両面から高める設計としています。
人材育成では、経営者と従業員の対話を通じて個性を強みを見極め、キャリアの早期から挑戦の機会を与え自律的な成長を支援しています。企業理念の定着を図るワークショップや、役職階層ごとの集合研修、OJT制度、社内留学制度、外部セミナーやeラーニング等のOff-JT制度を通じてスキル習得を支援しています。2021年8月より新人事制度を運用し、評価とフィードバック面談を重視しています。
ダイバーシティ経営の推進として、女性活躍の推進、国籍等によらない多様な人材の積極的な登用、65歳以降も継続雇用を可能とする高年齢者雇用制度の充実化、障がい者雇用に取り組んでいます。店長や本部職リーダーへの女性登用を推進し、店長およびミドルマネジメント層を対象としたダイバーシティ研修も実施しています。
職場環境整備では、従業員のニーズに応じた多様な働き方を提供しており、希望に応じた勤務設定やテレワーク制度(在宅勤務、サテライトオフィス勤務、モバイル勤務)を導入しています。子育てや介護と仕事の両立支援として、育児介護休業法に基づく規程整備と面談サポートを実施しています。従業員のエンゲージメントレベルを定期的に把握し、キャリアプラン構築支援として定期的なキャリア面談や複数のキャリアパス、店舗独立支援プログラムを提供しています。新入社員向けのメンター制度、準社員から正社員への内部登用制度、リファラル採用制度も運用しています。
安全と健康の確保にも注力し、健康経営およびWell-beingへの取り組みとして、従業員の健康保持・増進、組織の活性化、生産性向上を目指しています。産業医と連携した労働安全衛生管理の徹底、新入社員への安全衛生教育、定期健康診断、過重労働・メンタルヘルス対策、病気有給休暇の積立制度、感染症・食中毒対策、労働者災害補償制度を整備しています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データは開示されていません。
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
▼ 扇屋東日本
正社員についてはヴィアグループ統一の給与制度となっていますが、店長の上長にあたる職位(エリアマネージャー等)における女性比率が低いため、格差が生じています。準社員(非正規)については、時間給の設定が昼より夜の方が高い傾向にあり、昼は女性のパートタイマーが主力となるため、やや差が生じています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 5.4% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 0.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 72.5% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正社員) | 86.7% |
| 労働者の男女の賃金の差異(準社員) | 98.5% |
▼ 扇屋西日本
育児休業取得事由に該当する労働者はいません。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 3.1% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | - |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 72.8% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正社員) | 80.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(準社員) | 99.5% |
▼ フードリーム
育児休業取得事由に該当する労働者はいません。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 12.5% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | - |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 76.5% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正社員) | 87.9% |
| 労働者の男女の賃金の差異(準社員) | 95.8% |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
ヴィア・ホールディングスは、持株会社として外食サービス事業を展開しています。同社グループは、多様な飲食店ブランドを通じて顧客にサービスを提供しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
ヴィア・ホールディングスグループは、持株会社であるヴィア・ホールディングスと6社の子会社で構成され、外食サービス事業を単一セグメントとして展開しています。同社グループの収益は、主に各店舗で提供される料理や飲料、テイクアウト商品の売上から得られています。これらの収益は、料理等を顧客に提供した時点で認識されるモデルとなっています。
同社グループは、焼き鳥居酒屋「備長扇屋」「やきとりの扇屋」を展開する㈱扇屋東日本と㈱扇屋西日本、商業施設内業態で「パステル」などを展開する㈱フードリーム、刺身居酒屋「魚や一丁」の㈱一丁、地域密着型総合居酒屋「いちげん」の㈱一源、炭火串焼き専門店「日本橋紅とん」の㈱紅とんといった多様なブランドを運営しています。直近の連結会計年度では、直営店売上が収益の大部分を占めており、FC(フランチャイズ)店舗からの売上も一部あります。
各事業会社の売上高を見ると、㈱扇屋東日本と㈱扇屋西本の合算、㈱一丁、㈱紅とんは前期と比較して売上高が増加しています。一方で、㈱フードリームと㈱一源は前期と比較して売上高が減少しています。同社グループの事業は日本国内の外部顧客への売上高が大部分を占めており、特定の主要な販売先はありません。
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの直近5期間の業績を見ると、売上高は継続して増加傾向にあります。しかし、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益は変動が大きく、直近の連結会計年度では損失を計上しています。
当連結会計年度の売上高は前期からわずかに増加しましたが、原材料費や物流費の高騰、人件費の増加などにより営業損失となりました。また、不採算店舗の閉鎖に伴う減損損失などの特別損失も発生しています。一方で、営業活動によるキャッシュ・フローは前期から増加しており、非現金支出を伴う費用が影響している状況です。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 103億円 | 146億円 | 170億円 | 174億円 | 174億円 |
| 経常利益 | △8.3億円 | △10.0億円 | 2.5億円 | 1.2億円 | △1.6億円 |
| 経常利益率 | △8.1% | △6.9% | 1.5% | 0.7% | △0.9% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 5.4億円 | △13.3億円 | 2.2億円 | △19百万円 | △5.1億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 16.25 | △37.05 | 5.15 | △0.44 | △11.23 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたり売上高は前期からわずかに減少しています。また、従業員1人あたり営業利益は前期の黒字から当期は損失に転じています。これは、売上高の微増に対して、原材料費や人件費などのコスト増加が影響していると考えられます。
これらの指標は、同社グループが収益性の改善と生産性向上に向けて取り組んでいる状況を示しています。特に、営業損失の計上は、一時的な要因である減損損失や物流構造改革に伴う初期コストも影響していると見られます。
| 指標 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 45.7百万円 | 45.4百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 0.5百万円 | △0.2百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
ヴィア・ホールディングスグループは、本業で資金を生み出しているものの、事業拡大のための投資を積極的に行っています。一方で、営業損失および親会社株主に帰属する当期純損失を計上しており、収益構造の改善と新たなビジネスモデルへの転換に取り組んでいる状況です。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの自己資本比率はプライム市場の非製造業平均と比較して低い水準にあります。ROE(自己資本利益率)は当期に大きくマイナスとなっており、収益性の改善が課題となっています。手元資金は前期と同水準を維持しており、今後の事業展開における資金の確保が重要となります。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 11.6億円 | 12.4億円 |
| 自己資本比率 | 18.1% | 18.7% |
| ROE(自己資本利益率) | △1.6% | △43.0% |
| 現金及び預金 | 9.3億円 | 9.3億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループの営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純損失を計上したものの、減価償却費や減損損失といった現金の支出を伴わない費用があったことなどにより、1.7億円の収入となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得や敷金及び保証金の差入による支出が主な要因となり、△4.5億円の支出となっています。
財務活動によるキャッシュ・フローは、E種優先株式の発行による収入があった一方で、C種優先株式の取得や長期借入金の返済などにより、2.9億円の収入となりました。結果として、フリーキャッシュ・フローは△2.8億円の支出となっています。本業で得た資金を上回る投資を行っている状況であり、今後の収益改善と投資効果の実現が、雇用や給与の安定性、そして成長性につながる重要な要素となります。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 1.2億円 | 1.7億円 |
| 投資CF | △5.4億円 | △4.5億円 |
| 財務CF | △4.4億円 | 2.9億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | △4.2億円 | △2.8億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、外食業界や食品業界における価格競争の激化による悪影響を受ける可能性があります。また、食材の調達において、仕入先の環境変化や天候不順等による原材料の高騰などが生じた場合、業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループは、継続的な新規事業の開発及び更なる店舗展開を図っていく方針です。そのため、十分な人財の確保及び育成ができない場合には、新規事業開発の遅れやサービスの低下、計画通りの出店が困難となること等により、業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
ヴィア・ホールディングスは、「心が響きあう価値の創造」を企業理念とし、外食サービス事業を通じて顧客の「心のニーズ」に応えることを目指しています。お客様、株主、取引先、従業員などすべてのステークホルダーにとって信頼される企業グループの構築を目指す会社です。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
ヴィア・ホールディングスは、「心が響きあう価値の創造」を企業理念としています。顧客の「心のニーズ」に応え、喜びと感動に満ちた新しい価値のイノベーションに果敢に取り組むことを目指しています。お客様、株主、取引先、そして従業員などすべてのステークホルダーにとって信頼される企業グループの構築を目指しています。
同社グループは外食サービス事業を主軸とし、食の安全・安心・健康をテーマに、品質と顧客ニーズに即したサービス提供を通じてライフスタイルにおける価値を具現化していく方針です。グループ会社の自主性・独立性を尊重しつつ、グループ全体での生産性と効率性を追求することで、長期的かつ安定的な成長と拡大を実現する企業グループの構築を目指しています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、「心が響きあう価値の創造」という企業理念のもと、すべてのステークホルダーから信頼される企業を目指しています。全社方針として「総活躍」を掲げ、従業員一人ひとりが能力を発揮できる環境整備と人材育成に積極的に投資することで、個人と組織のパフォーマンス最大化を図っています。新たな経営戦略「未来計画Next」では、従業員が「成長・豊かさ・幸せ」を感じられる会社への変革を目指しています。
コンプライアンスの基本原則として「相互の人格・個性を尊重し、オープンで公正な企業文化の構築を通じた、グループで働く人々の生きがいや幸福実現」を掲げています。具体的には、差別の禁止、セクシャルハラスメントの禁止、パワーハラスメントの禁止、個人情報の保護、不透明な慣習の排除といった5つの行動規範を遵守事項として定めています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
同社グループは、持続的な成長を実現するため、新たな経営戦略「未来計画Next」を推進しています。従業員のリスキリングによる労働生産性の向上や、新たなテクノロジーの導入とオペレーションの合理化による高収益モデルへの転換を図っています。
また、「社員を豊かに幸せに出来る会社」という経営理念のもと、多様な人財の確保と育成、新たな働き方の推進を重要な経営課題としています。労働環境の整備、公平な評価と成長機会の提供、多様な働き方の支援などを強化し、従業員エンゲージメントを高める方針です。食の安全・安心の追求とサステナビ
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
ヴィア・ホールディングスは、経営の監督機能と業務執行機能を分離し、迅速な意思決定と実効性の高いガバナンス体制の構築を図るため、監査等委員会設置会社へ移行しています。同社グループはホールディングス体制をとり、取締役会が戦略的な意思決定および事業会社の監督を行っています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
同社グループの株主構成を見ると、筆頭株主は事業会社であるアサヒビールであり、主要な取引先でもあります。また、上位株主には横川氏を始めとする複数の個人株主が名を連ねており、特定の個人や創業家が一定の影響力を持つ資本構成となっています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| アサヒビール | 6.99% |
| 横川 てるよ | 4.70% |
| 横川 紀夫 | 4.32% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は7名(男性7名・女性0名)で構成され、女性役員比率は0.0%です。代表取締役社長は楠元健一郎氏が務めています。社外取締役比率は57.1%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 楠元 健一郎 | 代表取締役社長 | 1988年4月大和銀行(現りそな銀行)入社、2012年10月同社へ業務出向執行役員財務政策担当部長兼社長室長、2017年4月同社入社常務執行役員社長室長、2021年4月同社代表取締役社長就任より現職。 |
| 石岡 健生 | 取締役兼専務執行役員 | 1991年12月アイク入社、2009年3月紅とん入社、2021年4月同社執行役員事業推進室長、2021年6月同社取締役就任、2024年4月同社取締役兼専務執行役員事業推進本部長より現職。 |
| 関川 周平 | 取締役兼常務執行役員 | 2005年7月同社入社、2018年10月同社執行役員企画副本部長、2023年6月同社取締役就任コーポレート企画室長、2024年4月同社取締役兼常務執行役員コーポレート企画本部長より現職。 |
社外取締役は、髙橋康忠氏(元物語コーポレーション取締役常務)、古川徳厚氏(グロースパートナーズ代表取締役・監査等委員)、仮屋裕一氏(グロースパートナーズ在籍・監査等委員)、枝伸氏(アサヒビール常勤監査役・監査等委員)です。
同社は監査等委員会設置会社であり、取締役会は社外取締役が過半数を占める構成となっています。社外取締役は、経営の健全化維持・強化のため、独立した立場から経営全般に対する監督や助言を行っています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
同社の取締役の報酬は、固定報酬と業績連動型報酬で構成されており、いずれも現金で支給されます。この報酬構成は、取締役の利益水準に対する意識を高め、業績および株式価値との連関性を明確にすることで、中長期的な企業価値向上への貢献意識を高めることを目的としています。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外除く) | 4名 | 49百万円 | 12.2百万円 |
| 監査役(社外除く) | 1名 | 6百万円 | 6.0百万円 |
| 社外役員 | 8名 | 19百万円 | 2.4百万円 |
同社グループの役員報酬総額は74百万円であり、対象となる役員の総数は13名です。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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