※本記事は、石原ケミカル株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月24日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
石原ケミカルグループは、電子関連分野、自動車用品分野、工業薬品分野の3つの分野で事業を展開しています。金属表面処理剤や電子材料、自動車用化学製品、工業薬品などの製品の開発、製造、販売、アフターサービスを手掛けています。
単体従業員数は243名、連結従業員数は292名です。セグメントは金属表面処理剤及び機器等、電子材料、自動車用化学製品等、工業薬品の4つです。
主な国内グループ会社は、キザイ(金属表面処理剤及び機器等)などです。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
石原ケミカルは、界面化学を中核技術とする化学メーカーとして、専門性の高い分野で事業を展開しています。従業員の平均年齢や勤続年数からは、安定した環境で長期的なキャリアを築ける可能性がうかがえます。また、人材育成やワークライフバランスの向上にも積極的に取り組む姿勢が見られます。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社では、平均勤続年数が12年を超えており、平均年齢も30代後半であることから、従業員が比較的長く定着し、経験を積んでいる傾向が示されています。これは、安定した環境でキャリアを継続したいと考える方にとって、参考となる情報です。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 6,522,000円 |
| 平均勤続年数 | 12.44年 |
| 平均年齢 | 38.89歳 |
| 単体従業員数 | 243人 |
| 連結従業員数 | 292人 |
| 単体のグループ内比率 | 83.2% |
同社および一部の連結子会社では、確定給付型と確定拠出型の退職給付制度を設けています。確定給付型は給与や勤続年数に応じて給付額が決まる制度であり、確定拠出型は会社が拠出した資金を従業員が運用する制度です。
退職一時金制度も存在します。ただし支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
積立型制度における退職給付債務は7.3億円、年金資産は11.5億円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは、人材を最重要な経営資源と位置付け、界面化学を中核とした高付加価値製品の創出と市場開発力の強化を通じて、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。この目標達成のため、研究開発・技術人材、市場開発・事業拡大を支える人材、そしてグループ・グローバル経営を支える人材の育成を重視しています。
従業員の給与および賞与の決定にあたっては、職務・役割や専門性に応じた等級制度を基本とし、個人の業績や貢献度を評価した結果を反映する仕組みが採用されています。賞与については、個人の評価に加え、会社および事業の業績を踏まえて支給することで、従業員の成長意欲や挑戦を促し、中長期的な企業価値向上との連動を図っています。
人材育成と成長支援においては、「自己開発」に取り組み「自ら考え、自ら行動する」企業風土の醸成に努めています。具体的には、新入社員研修、若手研修、新任課長研修、管理職研修などの階層別教育に加え、専門スキル、パソコン・DX関連スキル、語学力などの技能向上のための教育を実施しています。また、専門スキル向上や資格取得を支援する自己啓発支援制度、グローバル人材育成のための海外研修制度、財務知識向上を目的とした「損益検討会」も運用されています。
社内環境の整備では、ワークライフバランス向上のための各種制度を充実させ、健康で活き活きと働ける職場環境づくりに努めています。アニバーサリー休暇、リフレッシュ休暇、永年勤続休暇などの制度運用や、有給休暇の全社一斉取得日の設定による取得率向上に取り組んでいます。さらに、育児短時間勤務の充実や事業所近隣保育園との提携による優先的な入園など、子育て世代に働きやすい環境整備も進められています。ノー残業デーの設定や時間外勤務の削減への取り組みも行われています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。人事制度において性別による処遇差は設けていないものの、管理職比率、役割等級の人数構成の差異、短時間勤務制度の利用者比率の差異が男女の賃金差異の主たる要因です。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性管理職比率 | 2.1% |
| 男性育児休業取得率 | 82.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 72.5% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 76.3% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 53.8% |
多様性・登用
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職全体に占める女性・外国人・中途採用者の合計比率 | 53.0% |
| 女性管理職・専門職比率(2030年4月目標) | 8.0%以上 |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
石原ケミカルグループは、電子関連分野、自動車用品分野、工業薬品分野の3つの分野で事業を展開しています。金属表面処理剤や電子材料、自動車用化学製品、工業薬品といった多岐にわたる製品・サービスを提供し、幅広い産業のニーズに応えています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、主に4つの報告セグメントを通じて収益を上げています。各セグメントは、それぞれの専門分野において製品の開発、製造、販売、アフターサービスを一貫して手掛けています。収益は、顧客との契約に基づく製品の販売から得ています。
金属表面処理剤及び機器等
パソコンや携帯電話、AV機器などに内蔵される半導体やコネクター、プリント配線板に使用される錫系および銅めっき液の開発、製造、販売、アフターサービスを行っています。また、無電解めっき液や現像液などの化成処理液を自動管理する装置や、それに使用する試薬の開発、製造、販売も手掛けています。収益は、めっき液や化成処理装置、試薬の販売から得ています。運営は、石原ケミカル、石原化美(上海)商貿有限公司、石原化美(上海)科技有限公司、キザイが行っています。当連結会計年度の売上高は前年と比較してわずかに減少しましたが、生成AI向け最先端半導体パッケージ向けが好調に推移しました。
電子材料
半導体製造装置や検査装置の部品に使用されるマシナブルセラミックス、エンジニアリングプラスチック、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の加工販売を行っています。耐熱性や電気絶縁性の高い材料を調達し、顧客の仕様に合わせて機械加工して販売しています。収益は、これらの機能材料加工品の販売から得ています。運営は、石原ケミカルが行っています。当連結会計年度の売上高は前年と比較して増加しており、半導体市況の伸長傾向が影響しています。
自動車用化学製品等
カーディーラーや自動車整備工場、ガソリンスタンドなどで使用されるエアコン洗浄剤、ブレーキパーツクリーナー、潤滑剤などの整備ケミカル、塗装補修用コンパウンド、コーティング剤、洗車機用洗車剤といった業務用ケミカル製品の開発、製造、販売を行っています。また、溶接時のスパッター付着を防止するスパッター付着防止剤も手掛けています。収益は、自動車アフターマーケット向け業務用ケミカル製品やスパッター付着防止剤の販売から得ています。運営は、石原ケミカル及び石原化美(上海)商貿有限公司が行っています。当連結会計年度の売上高は前年と比較して増加しています。
工業薬品
鉄鋼、化学関連の大手ユーザーの生産工程で使用される特殊性の高い商品や官公庁向け薬剤の仕入販売を行っています。自動車用鋼板等の表面処理剤、触媒、活性炭、水処理剤などが主な商品です。収益は、これらの工業薬品の仕入販売から得ています。運営は、石原ケミカルが行っています。当連結会計年度の売上高は前年と比較して減少しており、鉄鋼業界向けの需要低下や化学会社向け触媒の受注量減少が影響しています。
同社グループの海外販売高は全体の4割強を占めており、特に韓国、台湾、中国が主要な輸出先となっています。特定の顧客への収益集中については、AMPOC Far-East Co., Ltd.への販売が全体の1割強を占めています。
| セグメント | 売上高(2025年3月期) | 売上高(2026年3月期) |
|---|---|---|
| 金属表面処理剤及び機器等 | 131億円 | 130億円 |
| 工業薬品 | 60.3億円 | 56.9億円 |
| 自動車用化学製品等 | 37.1億円 | 38.8億円 |
| 電子材料 | 8.4億円 | 9.3億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの過去5期間の業績を見ると、売上高は直近の当連結会計年度でわずかに減少したものの、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益は増加傾向にあります。特に当連結会計年度においては、売上高が前年比で減少する一方で、利益は大きく伸長しました。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 190億円 | 203億円 | 207億円 | 236億円 | 235億円 |
| 経常利益 | 25.1億円 | 22.6億円 | 24.6億円 | 34.6億円 | 39.9億円 |
| 経常利益率 | 13.2% | 11.1% | 11.9% | 14.6% | 17.0% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 20.5億円 | 16.8億円 | 19.1億円 | 24.7億円 | 29.7億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 130.01 | 110.32 | 127.56 | 173.43 | 217.33 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたり売上高は、当連結会計年度において前期から減少しています。一方で、従業員1人あたり営業利益は前期から増加しており、収益性の改善が見られます。これは、売上高の微減にもかかわらず、利益率が向上していることを示唆しています。
| 指標 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 84.4百万円 | 80.3百万円 |
| 員1人あたり営業利益(連結) | 12.1百万円 | 13.2百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
石原ケミカルは、堅実な財務基盤と安定したキャッシュフローを維持しており、事業活動を通じて着実に資金を生み出しています。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
石原ケミカルは、強固な財務基盤を特徴としています。当期末の自己資本比率は82.4%であり、プライム市場の製造業平均(46.8%)を大きく上回る水準です。これにより、外部環境の変化にも耐えうる安定性を示しています。
また、ROE(自己資本利益率)は当期末で12.7%となっており、プライム市場平均(9.4%)を上回る水準です。これは、効率的な資本活用により利益を生み出していることを示しています。手元資金である現金及び預金も91.7億円と潤沢であり、事業運営の安定性を支える要素となっています。これらの財務指標は、長期的な雇用や給与の安定性につながる健全な経営状態を反映しています。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 219億円 | 247億円 |
| 自己資本比率 | 81.1% | 82.4% |
| ROE(自己資本利益率) | 11.0% | 12.7% |
| 現金及び預金 | 65.3億円 | 91.7億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
石原ケミカルのキャッシュフローは、本業で安定的に資金を生み出し、健全な財務活動を行っている状況を示しています。当期の営業活動によるキャッシュフローは32.7億円の収入となり、税金等調整前当期純利益の増加や減価償却費などにより、堅調な資金流入を確保しています。
投資活動によるキャッシュフローは△1.2億円の支出となりました。これは主に有価証券の取得や有形固定資産の取得による支出があった一方で、有価証券の売却及び償還による収入も発生したことによるものです。本業で得た資金で投資を賄い、さらに余剰資金を生み出すフリーキャッシュフローは31.5億円のプラスとなっています。
財務活動によるキャッシュフローは△5.9億円の支出で、配当金の支払いなどによるものです。このキャッシュフローの状況は、同社グループが安定した事業運営を通じて資金を創出し、将来への投資と株主還元をバランス良く行っていることを示しており、長期的な雇用や給与の安定性につながる経営基盤があると言えます。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 35.9億円 | 32.7億円 |
| 投資CF | 1.8億円 | △1.2億円 |
| 財務CF | △36.8億円 | △5.9億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 37.7億円 | 31.5億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループの主力事業である金属表面処理剤及び機器等、電子材料は、電子関連分野の新技術開発や競合他社の台頭、需給サイクルにより影響を受ける可能性があります。取扱製品の急速な陳腐化や市場性低下、需要先の大幅な生産調整等が起きた場合、経営に重大な影響を与える可能性があります。
また、同社グループは海外市場の開拓を積極的に進めており、中国や東南アジアを中心に営業活動を行っています。海外活動においては、予期しえない法律・規制の変更や不利な政治的要因、社会的混乱などが発生した場合、経営成績及び財政状況等に悪影響を及ぼす可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループの企業成長のためには、特に研究開発に係る有能な人材に依存するため、技術スキルの高い人材の確保と育成、研究成果の適正な評価が重要であると認識しています。このような人材確保または育成ができなかった場合、同社グループの企業成長、経営成績及び財政状況等に悪影響を及ぼす可能性があります。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
石原ケミカルは、「自己開発、商品開発、市場開発」の「三つの開発」を企業理念とし、ニッチ市場での高い市場占有率を維持しながら、社会貢献を目指す会社です。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
同社グループは、自己開発、商品開発、市場開発の「三つの開発」を企業理念としています。ニッチ市場で高い市場占有率を維持し、基幹となる3つの分野で事業をバランスよく展開することで、各々の収益力を高め、業績の伸長を図ることを目指しています。
このような事業活動を通じて常に新しいニーズの創造・発掘に取り組み、会社の発展を通じて株主、取引先、従業員など関係各位の信頼と期待に応え、社会に貢献していくことを経営の基本方針としています。中長期経営方針として「成長路線の創造」を掲げ、世界に通用する製品、技術、サービスを創造駆使し、グローバルに社会課題を解決し持続可能な社会の実現に貢献することで、さらなる成長を目指しています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、経営理念の「三つの開発」と社是に則り、「行動憲章」を制定しています。公正かつ自由な競争の下、社会に有用な付加価値および雇用の創出と自律的で責任ある行動を通じて、持続可能な社会の実現に貢献することを目的としています。
行動憲章では10の原則を定めており、関係法令、国際ルールおよびその精神を遵守しつつ、高い倫理観をもって社会的責任を果たすことに努めています。また、主体性、多様性、人格、個性を尊重し、社員一人一人が「自己開発」に取り組み、「自ら考え、自ら行動する」企業風土の醸成に努めています。さらに、「石原ケミカル人権方針」を制定し、全ての人々の人権を尊重する経営を行うことを宣言しています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
石原ケミカルは監査等委員会設置会社へ移行しており、透明性の高い経営と取締役会の監督機能強化を図っています。社外取締役が過半数を占める監査等委員会が、業務執行の適法性および妥当性の監査・監督を担う体制です。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
石原ケミカルの筆頭株主は石原ケミカル取引先持株会であり、同社グループの事業を支える取引先との関係性を重視した資本構成となっています。上位株主には信託銀行や金融機関、生命保険会社などが名を連ねています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 石原ケミカル取引先持株会 | 8.64% |
| 日本カストディ銀行(信託口) | 7.83% |
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 5.79% |
| 日本生命保険相互会社 | 5.55% |
| NOMURA CUSTODY NOMINEES LIMITED OMNIBUS-FULLY PAID(CASHPB) | 5.21% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は11名(男性10名・女性1名)で構成され、女性役員比率は9.1%です。代表取締役社長は藤本昭彦氏が務めています。社外取締役比率は36.4%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 藤本 昭彦 | 代表取締役社長 | 1985年4月同社入社。新規事業推進部長などを経て、2022年4月執行役員。2023年6月取締役、2024年6月代表取締役社長兼新規事業推進部長に就任。2026年4月代表取締役社長より現職。 |
| 内田 衛 | 常務取締役 | 1986年4月同社入社。第二研究部長、開発本部長などを歴任し、2011年10月執行役員。2013年6月取締役、2019年6月常務取締役開発本部長に就任。2024年5月常務取締役兼キザイ株式会社代表取締役社長より現職。 |
| 谷田 豊 | 常務取締役生産本部長 | 1985年4月同社入社。滋賀工場長などを経て、2016年10月執行役員。2019年6月取締役生産本部長兼滋賀工場長に就任。2025年6月常務取締役生産本部長兼滋賀工場長。2026年4月常務取締役生産本部長より現職。 |
| 伊内 祥哉 | 常務取締役 開発本部長 | 2002年4月同社入社。第二研究部長などを経て、2021年7月執行役員。2025年6月取締役開発本部長兼第二研究部長に就任。2026年4月常務取締役開発本部長より現職。 |
| 住 勝哉 | 取締役 管理本部長経理部長IR室長 | 2000年5月同社入社。経理部長兼IR室長などを経て、2024年5月執行役員。2025年6月取締役管理本部長兼経理部長兼IR室長より現職。 |
| 伊藤 善隆 | 取締役営業本部長 第五営業部長 | 1997年9月同社入社。第五営業部長などを経て、2023年4月理事。2025年6月取締役営業本部副本部長兼第五営業部長に就任。2026年5月取締役営業本部長兼第五営業部長兼東京支店長兼キザイ株式会社取締役より現職。 |
社外取締役は、有原邦夫氏(アリハラマネジメント代表取締役社長)、永野卓美氏(税理士法人はやぶさ会長社員税理士・監査等委員)、芝池勉氏(芝池公認会計士事務所開設者・監査等委員)、大槻和子氏(今岡公認会計士・税理士事務所入所者・監査等委員)です。
同社は監査等委員会設置会社であり、監査等委員の過半数を社外取締役が占めることで、業務執行の適法性および妥当性の監査・監督を強化し、経営の透明性を高めています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
石原ケミカルの取締役(監査等委員および社外取締役を除く)の報酬は、固定報酬の月額報酬、業績連動報酬の取締役賞与、非金銭報酬の譲渡制限付株式で構成されています。監査等委員である取締役および社外取締役の報酬は、高い独立性を確保するため月額報酬のみが支給される仕組みです。報酬委員会が個人別報酬の検討を行い、取締役会に助言・提言する体制となっています。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(監査等委員及び社外除く) | 10名 | 1.8億円 | 17.6百万円 |
| 監査等委員(社外除く) | 2名 | 11百万円 | 5.7百万円 |
| 社外役員 | 4名 | 17百万円 | 4.3百万円 |
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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