【平均年収654万円】アーレスティ 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

【平均年収654万円】アーレスティ 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

アーレスティは、自動車向けダイカスト製品、アルミニウム合金地金、フリーアクセスフロアの製造・販売をグループ各社とともに展開しています。直近の業績は売上高が増加傾向にあり、当期純利益は7期ぶりに黒字転換となりました。


目次

※本記事は、株式会社アーレスティ の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月25日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


アーレスティは、自動車向けダイカスト製品、アルミニウム合金地金、フリーアクセスフロアの製造・販売を主軸に事業を展開しています。同社グループは、これら製品の設計から量産まで一貫して手掛けています。

単体従業員数は845名、連結従業員数は5,190名です。事業セグメントはダイカスト事業、アルミニウム事業、完成品事業の3つです。

なお、アーレスティは2025年4月18日付で阿雷斯提精密模具(広州)有限公司の出資持分を譲渡することを決議し、2026年3月期より連結対象から除外しています。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


株式会社アーレスティは、自動車業界の変革期において、持続的な成長と企業価値向上を目指し、人材戦略を重要な基盤と位置付けています。従業員の働きがい向上や多様な人材の活躍を推進し、変化する市場環境に柔軟に対応できる組織づくりに取り組んでいます。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社は、平均勤続年数が長く、平均年齢も比較的高めであることから、従業員が長期的にキャリアを築きやすい環境にあると考えられます。安定した人材構成の中で、経験豊富な従業員が活躍している傾向が見られます。

項目 数値
平均年間給与 6,542,118円
平均勤続年数 19年4ヶ月
平均年齢 43歳10ヶ月
単体従業員数 845人
連結従業員数 5,190人
単体のグループ内比率 16.3%


同社および一部の連結子会社は、確定給付型の制度(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型の退職給付制度(会社が拠出した資金を従業員が運用する)を設けています。退職給付債務は50.1億円、年金資産は32.6億円となっています。

退職一時金制度も存在しますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


同社グループは、自動車業界の電動化やグローバル競争激化に対応するため、人材戦略を持続的成長の重要な基盤と位置付けています。中期経営計画では、「人財育成」「エンゲージメント改革」「ダイバーシティ&インクルージョン推進」を柱とした施策を展開しています。

従業員の給与やその他の給付については、経営環境、業績動向、個人の貢献度等を総合的に判断し、労使間の協議を経て決定しています。国内関係会社も同様の制度を基盤としつつ、各社の特性を踏まえて決定しており、海外関係会社では各国の法令や慣行を尊重しつつ、日本の人事制度を参考に報酬決定プロセスを整備しています。

2040年ビジョンの重点戦略として「Ahrestyで良かった!を実現する」を掲げ、国籍、年齢、性別を超えて従業員が生きいきと活動できる会社を目指しています。具体的には、経営幹部の多様化や女性従業員比率・女性管理職比率の向上、障がい者雇用・育成の促進に取り組んでいます。また、従業員満足度向上に向けた職場環境改善や、ものづくりに関わる体系的な教育プログラム「アーレスティ学園」を通じた人財育成にも力を入れています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社単体の法定開示データです。人事体系や職種において性別による差異はないものの、男女の賃金格差は年齢構成や勤続年数による差異であり、今後国内においては女性の活躍を中心にしたダイバーシティ促進を進めていく方針です。

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 5.2%
男性労働者の育児休業取得率 66.7%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 74.2%
労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) 72.4%
労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) 80.1%

連結子会社の法定開示


主要事業会社3社の数値のみ掲載します。

▼ ㈱アーレスティ栃木

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 0.0%
男性労働者の育児休業取得率 87.5%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 61.3%
労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) 65.2%
労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) 35.1%


▼ ㈱アーレスティ熊本

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 0.0%
男性労働者の育児休業取得率 0.0%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 88.3%
労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) 76.8%
労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) -


▼ ㈱アーレスティ山形

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 0.0%
男性労働者の育児休業取得率 33.0%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 97.7%
労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) 88.1%
労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) 91.5%

D&I改革

指標 数値
女性従業員比率(国内) 16.8%
女性管理職比率(国内) 3.3%
管理職登用年齢の平均(国内) 44歳
障がい者雇用率 2.73%

エンゲージメント向上と健康経営


健康経営度評価は、日本健康会議が認定した大規模法人部門の認定対象企業における偏差値です。同業種(非鉄金属)の偏差値の平均は50.4となっています。業務中の災害件数及び死亡者数は自社構内における請負工事業者の災害についてもカウントしています。

指標 数値
従業員満足度(エンゲージメント指数)肯定的評価(国内外) 36%~91%
健康経営度評価(偏差値)(国内) 55.3
業務中の災害件数(国内外) 休業労災5件、不休労災9件
業務中の死亡者数(国内外) 1名

リスク管理(人財マネジメント)

指標 数値
管理職ポストの後継者の有無(国内) 113%
人財ロードマップ登録者から管理職に登用された者の割合(国内) 100%
アーレスティグループの自己都合退職率(国内) 2.0%

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


アーレスティは、主に自動車向けのダイカスト製品、アルミニウム合金地金、そして建築用二重床の製造・販売を手掛ける企業です。同社グループは、ダイカスト事業を日本、北米、アジアの3地域に展開し、グローバルに事業を展開しています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、ダイカスト事業、アルミニウム事業、完成品事業の3つの事業を柱としています。特にダイカスト事業は、日本、北米、アジアの各地域で展開されており、同社グループの事業の中心を担っています。海外での売上高は国内売上高を上回っており、グローバルな事業展開が特徴です。

ダイカスト事業 日本

主要な製品は、自動車向けを主とするダイカスト製品、金型鋳物製品、ダイカスト用金型などです。収益は、これらの製品の製造・販売から得ています。運営は、アーレスティのほか、アーレスティ栃木、アーレスティ熊本、アーレスティ山形、アーレスティダイモールド浜松、アーレスティテクノサービスが行っています。国内自動車生産の回復に伴い、受注量が増加しています。

ダイカスト事業 北米

主要な製品は、自動車向けを主とするダイカスト製品、金型鋳物製品、ダイカスト用金型などです。収益は、これらの製品の製造・販売から得ています。運営は、米国子会社のアーレスティウイルミントンCORP.及びメキシコ子会社のアーレスティメヒカーナS.A. de C.V.が行っています。新規製品の量産開始などにより、受注量が増加しています。

ダイカスト事業 アジア

主要な製品は、自動車向けを主とするダイカスト製品、金型鋳物製品、ダイカスト用金型などです。収益は、これらの製品の製造・販売から得ています。運営は、中国子会社の広州阿雷斯提汽車配件有限公司、合肥阿雷斯提汽車配件有限公司及びインド子会社のアーレスティインディアプライベートリミテッド、タイアーレスティエンジニアリングCO., LTD.、タイアーレスティダイCO., LTD.が行っています。中国工場で一部主要顧客の販売減少があったものの、インド工場の受注が堅調に推移しています。

アルミニウム事業

主要な製品は、ダイカスト用二次合金地金、鋳物用二次合金地金などです。収益は、これらの製品の製造・販売から得ています。運営は、アーレスティが行っています。販売重量は減少しましたが、仕入単価増に対して売上単価も増加傾向にあります。

完成品事業

主要な製品は、フリーアクセスフロア(建築用二重床)などです。収益は、フロアパネル等の製造、施工、販売から得ています。運営は、アーレスティ栃木、合肥阿雷斯提汽車配件有限公司が製造し、アーレスティが施工・販売を行っています。主要販売先である半導体関連企業の大型クリーンルーム物件の受注が減少しています。

同社グループの主要な顧客としては、㈱SUBARUへの売上高が一定の割合を占めています。

セグメント 売上高(2025年3月期) 売上高(2026年3月期)
日本 646億円 686億円
北米 497億円 522億円
アジア 365億円 362億円
アルミニウム事業 72.1億円 66.2億円
完成品事業 48.9億円 34.6億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの業績は、過去5年間で売上高が着実に増加傾向にあります。経常利益は変動が見られましたが、直近の当期においては親会社株主に帰属する当期純利益が7期ぶりに黒字を計上し、大きく改善しました。これは、構造改革効果の刈り取りと受注量の回復が寄与した結果です。

項目 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
売上高 1,163億円 1,409億円 1,583億円 1,629億円 1,671億円
経常利益 △20.3億円 94百万円 25.7億円 30.4億円 28.6億円
経常利益率 △1.7% 0.1% 1.6% 1.9% 1.7%
親会社株主に帰属する当期純利益 △51.9億円 △84百万円 △77.0億円 △28.9億円 35.8億円
1株当たり当期純利益(円) △201.23 △3.26 △300.55 △116.26 144.16

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたり売上高は前期から増加し、生産性が向上している傾向が見られます。従業員1人あたり営業利益も同様に増加しており、組織全体の効率化が進んでいることを示しています。これらの指標の改善は、同社グループの収益体質の強化に貢献していると考えられます。

指標 2025年3月期 2026年3月期
従業員1人あたり売上高(連結) 31.0百万円 32.2百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 0.6百万円 0.7百万円

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


同社グループは、安定した財務基盤を維持しつつ、事業活動に必要な資金を確保しています。本業で得た資金を投資に充て、将来の成長に向けた取り組みを進めている状況です。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社グループの財務基盤は、自己資本比率やROE(自己資本利益率)といった指標からその健全性を確認できます。自己資本比率はプライム市場の製造業平均と比較してやや低い水準にありますが、前期から改善傾向にあります。手元資金の状況も、不況時の耐性を見る上で重要な要素となります。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
純資産 520億円 559億円
自己資本比率 38.7% 41.1%
ROE(自己資本利益率) - 6.7%
現金及び預金 135億円 122億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


同社グループのキャッシュフローは、本業で安定的に資金を生み出し、その資金を将来の成長に向けた投資に充てている状況を示しています。営業活動によるキャッシュフローはプラスを維持しており、本業の稼ぐ力が確認できます。投資活動によるキャッシュフローは、有形固定資産の取得による支出が主な要因となり、マイナスとなっています。財務活動によるキャッシュフローは、短期借入金及び長期借入金の返済による支出が主な要因となり、マイナスとなっています。

これらの資金の流れから、同社グループは本業で得た資金を元手に事業拡大のための設備投資を進め、財務基盤の強化を図っていることがうかがえます。

項目 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
営業CF 153.1億円 122.8億円
投資CF △128.9億円 △115.5億円
財務CF △10.4億円 △25.2億円
フリーCF(営業CF+投資CF) 24.2億円 7.3億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

同社グループは、ダイカスト事業の営業収入の9割以上を自動車関連で占めており、景気動向やサプライチェーンの混乱による自動車OEMの生産変動が業績に影響を及ぼす可能性があります。また、自動車市場の構造変化(CASEの進展や電動化)により、現在主力としている製品群が将来的に変化し、事業構造に影響を与える可能性も指摘されています。

③ 人材・組織に関するリスク

人材・組織に関するリスクの記載はありません。

④ 雇用安定性・リストラ

解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


アーレスティは、Research、Service、Technologyの3つの要素を統合した社名に、高品質な製品とサービスを通じて社会に貢献したいという強い想いを込めています。この経営基本方針のもと、同社グループは持続的な成長と社会貢献を目指しています。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


アーレスティは、社名に込められたResearch、Service、Technologyの追求を通じて、高品質な製品とサービスを提供し、広く社会に貢献することを経営方針としています。同社グループは「常に生きいきと活動し、理論と実験と創意と工夫を尊重して、品質のすぐれた製品と行き届いたサービスを提供しよう」という経営基本方針を掲げています。さらに、2040年に向けて「2040年ビジョン」を定め、創業100周年を超える発展・成長を目指す長期経営計画「10年ビジネスプラン」を推進しています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


アーレスティは、経営基本方針として「常に生きいきと活動し、理論と実験と創意と工夫を尊重して、品質のすぐれた製品と行き届いたサービスを提供しよう」を掲げています。同社グループは「Ahrestyで良かった!」の実現を2040年ビジョンの重点戦略の一つとし、従業員がお互いの価値観を尊重し、国籍、年齢、性別を超えて常に生きいきと活動できる企業風土を目指しています。

具体的には、ダイバーシティの実現を重視し、経営幹部の多様化や女性従業員・管理職比率の向上に取り組んでいます。また、ジェンダーフリーな職場環境の整備やワークライフバランスの実現、障がい者雇用の促進にも力を入れています。従業員満足度(エンゲージメント指数)の向上や健康経営の推進も重要な取り組みであり、心理的安全性の向上や挑戦行動の促進、作業環境の改善を通じて、社員が働きがいを感じられる職場づくりを進めています。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


アーレスティは、自動車産業のCASE(Connected、Autonomous/Automated、Shared、Electric)化という大変革期に対応するため、電動車向け部品や車体系部品群への事業ポートフォリオシフトを重点テーマとしています。また、製品開発のデジタルトランスフォーメーションによる技術開発力の強化や、カーボンニュートラルダイカストの開発にも挑戦しています。

社会課題の解決に向けては、「アルミダイカスト製品供給によるクルマのエネルギー消費効率向上」と「エネルギー効率の改善等による使用化石燃料資源の低減」を重要課題と位置づけ、CO2排出量削減に取り組んでいます。人的資本の面では、従業員エンゲージメントの向上やダイバーシティの実現を掲げ、人財ロードマップの整備を通じて次世代管理職候補者の育成を進めています。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


株式会社アーレスティは監査等委員会設置会社として、取締役会の監督機能を強化しつつ、業務執行は経営会議や執行役員に権限委譲する体制を構築しています。これにより、迅速な意思決定と経営の効率性向上を目指しています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


同社の筆頭株主は創業家である高橋新氏であり、創業家と見られる高橋利江氏も上位株主として名を連ねています。また、アーレスティ取引先持株会やアーレスティ従業員持株会も上位に位置しており、取引先や従業員による支えも資本構成の特徴となっています。

株主名 持株比率
高橋 新 4.50%
アーレスティ取引先持株会 3.80%
INTERACTIVE BROKERS LLC 3.70%
アーレスティ従業員持株会 3.70%
日本軽金属 2.60%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は10名(男性9名・女性1名)で構成され、女性役員比率は10.0%です。代表取締役社長最高経営責任者は高橋新一氏が務めています。社外取締役比率は50.0%です。

氏名 役職 主な経歴
高橋 新一 代表取締役社長最高経営責任者 2009年4月 同社入社、2019年6月 同社代表取締役就任、2023年3月 同社代表取締役社長就任、2024年6月 同社最高経営責任者より現職。
金田 尚之 代表取締役専務執行役員品質保証本部長 1983年4月 同社入社、2015年6月 同社取締役就任、2019年6月 同社専務執行役員、2023年3月 同社代表取締役就任、同社品質保証本部長より現職。
高橋 新 取締役会長会長執行役員 1979年4月 同社入社、1987年6月 同社取締役就任、1997年10月 同社代表取締役社長就任、2024年6月 同社取締役会長就任、同社会長執行役員より現職。
成家 秀樹 取締役常務執行役員管理本部長 1986年4月 三菱UFJ銀行入社、2015年6月 同社入社、2023年6月 同社取締役就任、同社常務執行役員、同社管理本部長より現職。
酒巻 孝光 取締役 1980年4月 日産ディーゼル工業(現UDトラックス)入社、2018年10月 同社代表取締役社長兼生産担当専務執行役員、2024年6月 同社取締役就任より現職。


社外取締役は、酒巻孝光氏(元UDトラックス代表取締役社長・指名報酬委員)、塩澤修平氏(東京国際大学特命教授・監査等委員・指名報酬委員長)、森明吉氏(弁護士・監査等委員・指名報酬委員)、寺井公子氏(慶應義塾大学教授・監査等委員・指名報酬委員)、松葉俊博氏(日本軽金属ホールディングス上席執行役員・日本軽金属取締役上席執行役員・監査等委員・指名報酬委員)です。

同社は2015年6月から監査等委員会設置会社体制を採用しています。社外取締役の機能を活用し、取締役会の監督機能強化とコーポレート・ガバナンスの充実を図っています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


同社の取締役(監査等委員を除く)の報酬は、固定報酬である基本報酬、毎期の業績達成度合いに応じて変動する業績連動報酬、および長期インセンティブとしての株式報酬で構成されています。業績連動報酬の比率は総報酬額の30%程度、株式報酬の比率は15%程度とされており、役位に応じて比率が高まる設計です。監査等委員である取締役の報酬も固定報酬と業績連動報酬を基本とし、常勤取締役には長期インセンティブも含まれます。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(監査等委員及び社外除く) 4名 1.8億円 44.8百万円
監査等委員(社外除く) 1名 23百万円 23.0百万円
社外役員 5名 32百万円 6.4百万円


なお、取締役の報酬等の額には、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まれていません。また、当事業年度に係る役員賞与として支払予定の金額を含んでいます。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。


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