【平均年収654万円】瀧上工業 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

【平均年収654万円】瀧上工業 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

瀧上工業は、橋梁・鉄骨などの鋼構造物の設計・製作・施工を主軸とし、グループで不動産賃貸、運送など多角的な事業を手がけています。直近の業績では、売上高は微減ながら、経常利益と当期純利益は大幅増益、営業利益も黒字転換となりました。


目次

※本記事は、瀧上工業株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月25日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


瀧上工業は、橋梁・鉄骨・その他鉄構物の設計・製作・施工を主要事業とする企業です。同社グループは、鋼構造物製造を核に、不動産賃貸、材料販売、運送、太陽光発電といった多角的な事業を展開しています。

単体従業員数は312名、連結従業員数は488名です。同社グループのセグメントは、鋼構造物製造事業、不動産賃貸事業、材料販売事業、運送事業、その他の事業の5つです。

主な国内グループ会社は、瀧上建設興業(鋼構造物・製造事業)、瀧上工作所(不動産賃貸業)、丸定産業(材料販売事業・不動産賃貸事業)、丸定運輸(運送事業)などです。

なお、連結子会社であった株式会社ケイシステックニジューサンは、2026年3月に清算されています。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


瀧上工業は、社会インフラを支える鋼構造物製造を主軸とする企業です。安定した事業基盤のもと、従業員の働きがいやキャリア形成を重視する姿勢が見られます。給与水準や働き方に関する具体的なデータから、同社がどのような環境を提供しているかを確認できます。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社では、従業員の平均年齢や平均勤続年数から、長期的なキャリア形成を支援する環境が整っていることがうかがえます。経験豊富なベテラン社員が多く活躍しており、安定した組織体制の中で専門性を高めていける傾向にあると考えられます。

項目 数値
平均年間給与 6,541,204円
平均勤続年数 15.2年
平均年齢 46.2歳
単体従業員数 312人
連結従業員数 488人
単体のグループ内比率 63.9%


同社グループは、確定給付型の退職給付制度(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)を採用しています。この制度は国内グループ会社に適用されます。

また、退職一時金制度もありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。

退職給付債務は13.3億円、年金資産は4.3億円となっています。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


瀧上工業は、主力事業の強化と変化する事業環境への適応を目指し、専門性と多様性に富んだ人財の確保・育成を基本方針としています。社員一人ひとりの価値観と自律性を尊重し、安心・安全・健康で働きがいのある職場環境の整備にも注力しています。

給与その他の給付については、公平性や社外競争力の確保、成果・貢献の適切な反映を重視しています。月例給与は資格等級制度に基づく職掌と資格等級に応じて設定され、年1回の昇給では能力向上評価と人事評価結果に基づく成果連動部分が考慮されます。賞与は年2回支給され、短期的な会社業績や人事評価結果が反映されます。

退職金制度は退職一時金と確定給付企業年金制度を併用しており、従業員向け株式交付信託(ESOP信託)も導入し、中長期的な業績向上への意識を高めています。また、2024年10月には家族手当の見直しを行い、子育て支援として扶養する子どもへの手当を拡充しています。

人財育成においては、事業戦略に必要な人財要件を明確化し、社員全体のパフォーマンス向上とプロ人財の質・量充足を図っています。DX人財の育成と配置を計画的に進め、業務のデジタル化を推進するとともに、機動的な人事異動で適材適所を実現しています。社内環境整備では、経営陣と社員の対話を通じて企業理念を浸透させ、研修制度の充実や資格取得支援、多様で柔軟な働き方の促進、エンゲージメント向上に向けた取り組みを進めています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社単体の法定開示データを示します。連結子会社は法定開示の公表義務対象外のため、記載を省略しています。

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 1.7%
男性労働者の育児休業取得率 80.0%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 64.0%
労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) 70.4%
労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) 44.6%

任意開示


これらの指標は、当社グループの中核企業である瀧上工業単体を対象としています。連結子会社は適用範囲に含まれていません。

多様性・登用

指標 数値
女性管理職数 1人
全従業員に占める外国人従業員の比率 7.4%
採用者に占める中途採用者の比率 61.9%

育児・介護支援

指標 数値
男性従業員育児休業取得率 80.0%
有給休暇取得率 73.8%

健康・安全

指標 数値
死亡災害件数 0件
4日以上の休業災害件数 3件
平均残業時間 15.3時間

人材育成・エンゲージメント

指標 数値
階層別研修受講率(階層別研修・評価者研修) 92.9%
資格別資格取得者数 154人

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


瀧上工業は、橋梁や鉄骨などの鋼構造物製造を主軸に、不動産賃貸、材料販売、運送、工作機械製造、太陽光発電といった多岐にわたる事業を展開しています。これらの事業を通じて、社会インフラの整備から産業の基盤を支える製品・サービスを提供しています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、複数の事業セグメントを通じて収益を上げています。主力である鋼構造物製造事業は、社会インフラの基盤を支える重要な役割を担っています。不動産賃貸事業は安定的な収益源となり、材料販売や運送事業はグループ内外のニーズに応えています。

鋼構造物製造事業

同社グループの主要事業であり、橋梁や鉄骨、その他鉄構物の設計、製作、施工を手掛けています。収益は、新設橋梁工事や橋梁保全工事、鉄骨工事の受注から得ています。運営は、同社を中心に、菊池鉄工所、瀧上建設興業、東京フラッグ、ベトナムのUniversal Steel Fabrication Vina-Japan Co.,LTD.が行っています。

不動産賃貸事業

不動産の賃貸および管理業務を行っています。収益は、賃貸マンションなどの不動産賃料収入から得ています。運営は、同社、丸定産業、瀧上工作所、瀧上不動産が行っています。

材料販売事業

鋼板の切断・加工販売や、鉄筋・建材の販売を行っています。収益は、鋼板や鉄筋、建材の販売から得ています。運営は、丸定産業が中心となり、ボルト・ナット類の製造販売は瀧上精機工業が行っています。

運送事業

橋梁や鉄骨、その他鉄構物といった製品の輸送を担っています。収益は、グループ内外の製品輸送サービスから得ています。運営は、丸定運輸が行っています。

工作機械製造事業

工作機械、自動車用工作機械、冶工具等の設計、製作、販売を行っていました。同事業を展開していたケイシステックニジューサンは、当連結会計年度中に清算されています。

その他の事業セグメント

太陽光発電設備による発電事業を行っています。収益は、太陽光発電による売電収入から得ています。運営は、同社が行っています。

同社グループの売上高は、鋼構造物製造事業が最も大きな割合を占めています。不動産賃貸事業は前期から売上高を伸ばしており、運送事業も増加傾向にあります。一方で、材料販売事業は前期から売上高が減少しました。

同社グループの主要な顧客は、西日本高速道路、国土交通省、中日本高速道路であり、これらは主に鋼構造物製造事業に関連しています。

セグメント 売上高(2025年3月期) 売上高(2026年3月期)
鋼構造物製造事業 207億円 207億円
材料販売事業 18.1億円 14.5億円
不動産賃貸事業 9.6億円 10.4億円
運送事業 1.2億円 1.5億円
工作機械製造事業 2.4億円 62百万円
その他の事業セグメント 33百万円 32百万円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの売上高は、直近5年間で変動が見られますが、当連結会計年度は前期からわずかに減少しました。一方で、経常利益は前期から大幅に増加し、親会社株主に帰属する当期純利益も大きく伸びています。営業利益は前期の損失から当期は利益に転換しており、収益性が改善している傾向を示しています。

営業活動によるキャッシュ・フローは当連結会計年度に減少しましたが、投資活動によるキャッシュ・フローは収入に転じています。これは、棚卸資産の減少や利息及び配当金の受取額の増加などが影響しています。

項目 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
売上高 147億円 186億円 233億円 238億円 234億円
経常利益 2.2億円 8.2億円 12.2億円 3.4億円 14.1億円
経常利益率 1.5% 4.4% 5.2% 1.4% 6.0%
親会社株主に帰属する当期純利益 1.4億円 10.2億円 9.9億円 2.0億円 9.5億円
1株当たり当期純利益(円) 63.38 464.28 449.30 91.67 462.29

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたり売上高(連結)は、当連結会計年度において前期から増加しました。また、従業員1人あたり営業利益(連結)は、前期の損失から当期は利益に転換し、大きく改善しています。

これらの指標は、同社グループの生産性が向上している傾向を示しており、組織全体の効率化が進んでいることがうかがえます。従業員一人ひとりの貢献が、売上高と営業利益の両面で高まっている状況です。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
従業員1人あたり売上高(連結) 46.8百万円 48.0百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) △0.8百万円 1.0百万円

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


同社グループの財務状況は、本業で安定した資金を生み出し、投資活動においても資金収入があることで、潤沢な手元資金を維持している状況です。これにより、事業の継続性や将来への再投資余力があることが示されています。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社グループの自己資本比率は68.9%と、プライム市場の製造業平均と比較して高い水準を維持しています。これは、強固な財務基盤を示しており、事業の安定性に寄与する要素です。

一方で、ROE(自己資本利益率)は2.0%であり、プライム市場平均を下回る水準となっています。手元資金である現金及び預金は70.2億円を確保しており、不測の事態への耐性も備えている状況です。これらの財務状況は、長期的な雇用や給与の安定性にも影響を与える可能性があります。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
純資産 433億円 503億円
自己資本比率 67.4% 68.9%
ROE(自己資本利益率) 0.5% 2.0%
現金及び預金 68.6億円 70.2億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


同社グループのキャッシュフローを見ると、本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローは、当期に2.1億円の資金収入となりました。これは前期と比較して減少しています。主な要因は、税金等調整前当期純利益の増加に加え、棚卸資産の減少などによるものです。

投資活動によるキャッシュフローは、前期の資金支出から当期は8.6億円の資金収入に転じました。これは主に利息及び配当金の受取額によるものです。財務活動によるキャッシュフローは、前期の資金収入から当期は8.9億円の資金支出となりました。これは短期借入金の純減額によるものです。

これらの結果、事業活動と投資活動を通じて自由に使える資金であるフリーキャッシュフローは、当期に10.7億円のプラスとなっています。本業で資金を生み出し、投資活動でも資金収入がある状況は、事業の安定性や将来の成長に向けた再投資の余力があることを示しています。

項目 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
営業CF 36.2億円 2.1億円
投資CF △24.6億円 8.6億円
財務CF 25.7億円 △8.9億円
フリーCF(営業CF+投資CF) 11.6億円 10.7億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク


継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク


同社グループの事業構造・収益性に関するリスクとして、発注案件の減少が挙げられています。鋼構造物製造事業は公共事業や民間の都市再開発に依存しており、原材料・人件費の高騰や不測の事態により発注数量が減少した場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、原材料の価格変動リスクも指摘されています。主要材料である鉄鋼の市場価格が高騰した場合、販売価格への転嫁が困難であれば業績に影響を及ぼす可能性があります。

③ 人材・組織に関するリスク


人材・組織に関するリスクとして、人材確保のリスクが挙げられています。同社グループの鋼構造物製造事業では技術者の確保が特に重要であり、労働者人口の減少に伴う建設業人材の不足が、必要な人材の確保を困難にし、業績に影響を及ぼす可能性があります。

④ 雇用安定性・リストラ


解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


瀧上工業グループは、「鋼の強靭さと人の優しさを融合させ、高品質で安心・安全な社会基盤づくりに貢献する」ことを経営理念に掲げています。社会インフラの成熟・多様化に対応し、「変革とチャレンジ」をキーワードに持続的成長を目指す企業です。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


瀧上工業グループは、「鋼の強靭さと人の優しさを融合させ、高品質で安心・安全な社会基盤づくりに貢献する」ことを経営理念としています。同社グループは、社会インフラが成熟・多様化していく時代に的確に対応し、「受け継ぐ技術、さらなる高みへ」を合言葉に、信頼される総合エンジニアリング企業を目指すことをビジョンに掲げています。

新(第5次)中期経営計画では、「変革とチャレンジ」をキーワードに、持続的成長と企業価値の向上を実現することを基本方針としています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


瀧上工業グループは、経営理念に基づき、サステナブルな社会への貢献と持続的な成長、企業価値の向上に取り組むことを基本方針としています。同社グループは、品質の確保、生産性の向上、技術開発、労働安全衛生の確保、人的資本経営の推進、地域貢献を重要課題(マテリアリティ)としています。

人財戦略においては、主力事業の強化と変化する事業環境に適応できる専門性と多様性に富んだ人財の確保・育成を目指しています。社員の価値観と自律性を尊重し、安心・安全・健康で働きがいのある職場環境を整備することも大切にしています。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


瀧上工業グループが優先的に対処すべき課題として、デジタル化及び働き方改革を挙げています。人財不足が共通のリスクであり、労働者人口の減少や高齢化が進行する中で、省力化・省人化対策としてロボットやデジタル化の活用が期待されています。

同社グループは、働き方改革による人財確保や、ロボット・デジタル技術を活用したDX推進による生産性向上、ビジネスモデルの変革に取り組んでいます。また、高齢化に伴う技術者及び工場作業員の人財不足への対応と技術伝承も重要な課題としています。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


瀧上工業は、取締役会と監査等委員会を設置する体制を採用しており、経営の意思決定と監督機能、業務執行機能の分離を図っています。この体制により、透明性と公正性を確保しつつ、迅速な意思決定を目指しています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


瀧上工業の株主構成を見ると、筆頭株主は瀧上精機工業であり、関連会社が上位に名を連ねています。これにより、安定した資本基盤のもとで事業運営が行われていることがうかがえます。

株主名 持株比率
瀧上精機工業 19.32%
万年青投資事業有限責任組合 9.87%
ジーグ 5.22%
三菱UFJ銀行 4.92%
瀧上 茂 4.39%


なお、前事業年度末において主要株主であった万年青投資事業有限責任組合は、当事業年度末現在では主要株主ではなくなりました。

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は10名(男性10名・女性0名)で構成され、女性役員比率は0.0%です。代表取締役社長は瀧上晶義氏が務めています。社外取締役比率は20.0%です。

氏名 役職 主な経歴
瀧上 晶義 代表取締役 社長 監査室管掌 1990年4月 同社入社、2010年6月 同社代表取締役社長監査室管掌、2024年4月 同社代表取締役社長監査室管掌より現職。
小山 研造 取締役 兼 常務執行役員 社長補佐 兼 コンプライアンス統括 兼 品質管理室管掌 兼 安全環境管理室管掌 ・橋梁インフラ本部長 2015年4月 同社入社 執行役員保全本部長、2018年6月 同社取締役兼常務執行役員 保全本部長兼工事本部管掌、2024年6月 同社取締役兼常務執行役員 社長補佐兼コンプライアンス統括兼品質管理室管掌兼安全環境管理室管掌・橋梁インフラ本部長より現職。
瀧上 定隆 取締役 兼 常務執行役員 調達室管掌 ・鉄構本部長 2009年4月 同社入社、2013年4月 同社執行役員管理本部長、2019年4月 同社取締役兼常務執行役員鉄構本部長、2025年4月 同社取締役兼常務執行役員調達室管掌・鉄構本部長より現職。
武藤 英司 取締役 兼 執行役員 橋梁インフラ本部 技術統括部長 1986年4月 同社入社、2018年6月 同社取締役兼執行役員 鉄構生産本部長、2022年4月 同社取締役兼執行役員 技術本部長、2024年4月 同社取締役兼執行役員 橋梁インフラ本部技術統括部長より現職。
岩田 亮 取締役 兼 執行役員 管理本部管掌・社長室長 兼 事業創造本部長 2018年10月 同社入社 管理本部副本部長、2021年6月 同社取締役兼執行役員 管理本部長、2024年6月 同社取締役兼執行役員 管理本部管掌・社長室長兼事業創造本部長より現職。
畠山 智行 取締役 兼 執行役員 橋梁インフラ本部副本部長 兼 保全統括部長 2005年11月 同社転籍 工事本部工事グループ工事チーム課長代理、2024年6月 同社取締役兼執行役員橋梁インフラ本部保全統括部長、2025年4月 同社取締役兼執行役員橋梁インフラ本部副本部長兼保全統括部長より現職。
香川 尚史 取締役 兼 執行役員 橋梁インフラ本部副本部長 2008年3月 同社入社、2018年4月 同社執行役員営業本部副本部長兼東京支店長、2025年6月 同社取締役兼執行役員橋梁インフラ本部営業統括部長、2026年4月 同社取締役兼執行役員橋梁インフラ本部副本部長より現職。


社外取締役は、小野寺隆実氏(元三菱UFJ証券ホールディングス代表取締役副社長・監査等委員)、大瀧敏幸氏(元中部電力執行役員・監査等委員)です。

同社は監査等委員会設置会社を採用しており、取締役会による経営の意思決定と監督機能、各本部の業務執行機能を明確に分離しています。監査等委員である取締役3名のうち2名が社外取締役であり、独立した立場から経営を監査する体制となっています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


同社の役員報酬は、固定報酬としての基本報酬、業績連動型の役員賞与、そして譲渡制限付株式報酬で構成されています。企業価値の持続的な向上と株主利益との連動を重視し、各役員の職責に応じた適正な水準となるよう設定されています。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(監査等委員及び社外除く) 8名 99百万円 12.4百万円
監査等委員(社外除く) 1名 10百万円 10.0百万円
社外役員 2名 10百万円 5.0百万円


なお、取締役(監査等委員である取締役を除く。)に対する非金銭報酬等の総額の内訳は、譲渡制限付株式報酬18百万円であります。

連結報酬等の総額が1億円以上の役員は存在しないため、個人別の報酬開示はありません。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。