※本記事は、不二サッシ株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月24日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
不二サッシは、建材品やアルミ形材の製造・販売を主な事業内容とする企業です。同社グループは、建材、形材外販、環境、物流、その他といった多岐にわたる事業を展開しています。
単体従業員数は891名、連結従業員数は2,814名です。セグメントは建材、形材外販、環境、物流、その他の5つです。
主な国内グループ会社は、不二ライトメタル(建材・形材外販)、関西不二サッシ(建材)、不二倉業(物流・その他)などです。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
不二サッシは、ものづくりを原点とするメーカーとして、従業員が安定して長く働ける環境づくりに注力しています。中期経営計画では、人的資本投資の拡充を掲げ、誰もが安心して働ける企業グループを目指す方針です。従業員一人ひとりの成長と多様な働き方を支援する取り組みを進めています。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社では、平均勤続年数が長く、従業員が長期的にキャリアを築いている傾向が見られます。平均年齢も比較的高く、経験豊富な人材が多数在籍していることがうかがえます。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 6,177,000円 |
| 平均勤続年数 | 21.9年 |
| 平均年齢 | 46.8歳 |
| 単体従業員数 | 891人 |
| 連結従業員数 | 2,814人 |
| 単体のグループ内比率 | 31.7% |
同社は、確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型(会社が拠出した資金を従業員が運用する)の両方の退職給付制度を採用しています。これらの制度は同社および連結子会社が対象です。退職一時金制度があり、退職給付として給与と勤務期間に基づいた一時金が支給されます。退職給付債務は115.7億円です。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社は、中期経営計画の基本方針である「誰もが安定・安心できる企業グループとなる」の実現に向け、人的資本経営を推進しています。企業発展の原動力は優秀な社員であるとの認識のもと、人材育成と働きがいのある環境づくりに注力しています。
本社では人事制度改革に取り組み、「頑張った者に処遇で報いる」ことを目的とした新たな賃金制度を導入しました。年功的賃金体系を是正し、ジョブ型人事の考え方も取り入れ、公平公正な評価に基づく昇進・昇格制度の運用を開始しています。
従業員一人ひとりの成長を支援する「働きがいのある会社」と、多様な働き方を支援する「働きやすい会社」を目指し、持続的な人材輩出サイクルを構築しています。具体的には、業務のデジタル化や生産部門の自動化・省人化、設計・施工技能職の要員確保を重点課題としています。
女性活躍推進のための座談会開催や、役員によるタウンミーティング、エンゲージメントサーベイを通じて従業員の声に耳を傾けています。DX人財育成プロジェクトやロボット関連技術者の育成、海外からの技能実習生や高卒人材の採用、大学との共同研究への若手社員派遣など、多角的な人材育成施策を展開しています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。男女間の賃金格差は、管理職に占める女性従業員の割合が低いことなどが要因となっています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 5.7% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 54.6% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 66.6% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 65.7% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | 64.6% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。なお、提出会社及び主要な連結子会社における男性労働者の育児休業の平均取得日数は53日です。
▼ 不二ライトメタル
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 4.4% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 16.7% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 74.1% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 76.2% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | 74.9% |
▼ 関西不二サッシ
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | - |
| 男性労働者の育児休業取得率 | - |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 75.6% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 86.5% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | 96.0% |
▼ 日海不二サッシ
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 7.7% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | - |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 70.9% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 69.8% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | 58.8% |
グループ全体(連結)
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 採用者に占める女性割合 | 21.5% |
社員一人一人の力を引き出す組織づくり
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| エンゲージメント総合スコアの改善 | 毎年改善(2030) |
| 労働災害強度率 | 0%(2026~) |
次世代育成と技能継承
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 人的資本投資額の増加 | 毎年増加(2030) |
| 自動化・省人化による作業工数削減効果 | 3千万円以上/年(2030) |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
不二サッシグループは、建材品やアルミ形材の製造・販売を主軸とする事業を展開しています。多様な製品とサービスを通じて、幅広い顧客ニーズに応えるビジネスモデルを構築しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、主に4つの報告セグメントとその他の事業で収益を上げています。主力は建材事業であり、これに形材外販事業が続きます。環境事業と物流事業も収益に貢献しています。
建材
この事業では、カーテンウォール、ビル用サッシ・ドア、中低層用サッシ・ドア、改装用サッシ、住宅用サッシ、玄関引戸・ドア、室内建具、エクステリア製品などの製造・販売を行っています。収益は、ビル新築事業の工期変更による影響を受けつつも、リニューアル事業の堅調な推移や高付加価値活動、コストダウン活動によって得ています。運営は、不二サッシ、不二ライトメタル、日海不二サッシ、関西不二サッシ、しらたか不二サッシ、山口不二サッシ、沖縄不二サッシ、不二サッシ九州、不二サッシフィリピン,INC.などが製造を、不二サッシ、北海道不二サッシ、不二サッシリニューアル、奈良不二サッシ、不二サッシ東北、不二サッシ関東、不二サッシ東海、不二サッシ関西、不二サッシ中四国、不二サッシ九州、協同建工、北海道住宅サービス、日本防水工業などが販売を行っています。
形材外販
この事業では、外販用アルミ形材やアルミ精密加工品の製造・販売を手掛けています。収益は、形材事業や加工品事業の物量減少、原材料価格やエネルギー価格の上昇の影響を受けながらも、これらの製品の提供から得ています。運営は、不二ライトメタル、チアン・ジアン・アルミニウムSDN.BHD.が行っています。
環境
この事業では、一般・産業廃棄物処理プラントの製造・販売を行っています。収益は、新規プラント工事やメンテナンス工事、薬剤販売の好調な推移によって得ています。運営は、不二サッシが行っています。
物流
この事業では、建材やプラントなどの輸送を中心とした物流サービスを提供しています。収益は、営業倉庫の活用による取引拡大によって得ています。運営は、不二倉業が行っています。
その他の事業セグメント
この事業には、不動産事業などが含まれています。収益は、これらの事業活動から得ています。運営は、不二サッシ、不二ライトメタル、不二倉業が行っています。
同社グループの売上高は、本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の90%を超えており、国内市場が中心となっています。また、売上高の10%を超える特定の顧客は存在せず、特定の顧客への収益集中は見られません。
| セグメント | 売上高(2025年3月期) | 売上高(2026年3月期) |
|---|---|---|
| 建材 | 754億円 | 716億円 |
| 形材外販 | 233億円 | 225億円 |
| 環境 | 27.4億円 | 33.2億円 |
| 物流 | 30.9億円 | 33.2億円 |
| その他の事業セグメント | 3.0億円 | 6.7億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの過去5期間の業績を見ると、売上高は一時的に増加傾向を示した後、直近の期ではやや減少しています。一方で、経常利益は変動しつつも、近年は増加傾向にあります。親会社株主に帰属する当期純利益は、過去に損失を計上した期もありましたが、その後は黒字を維持し、直近の期ではわずかに減少しています。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 904億円 | 1,017億円 | 1,013億円 | 1,048億円 | 1,015億円 |
| 経常利益 | 11.0億円 | 9.6億円 | 21.9億円 | 27.4億円 | 28.0億円 |
| 経常利益率 | 1.2% | 0.9% | 2.2% | 2.6% | 2.8% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | △33.3億円 | 3.4億円 | 17.1億円 | 22.2億円 | 20.3億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | △26.36 | 2.68 | 135.84 | 176.43 | 161.65 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたりの売上高は、前期からわずかに減少しています。これは、ビル新築事業の工期変更や形材外販事業の物量減少といった事業環境の影響を受けていることを示しています。一方で、従業員1人あたりの営業利益は前期から増加しており、高付加価値活動の徹底やコストダウン活動などの収益改善施策が奏功していることがうかがえます。労働人口の減少が続く厳しい事業環境において、効率的な組織運営と収益性の向上が図られている状況です。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 36.3百万円 | 36.1百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 0.9百万円 | 1.0百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
不二サッシの財務状況を見ると、本業で資金を生み出しつつも、将来に向けた投資を積極的に行っている状況がうかがえます。これにより、事業の成長と安定性の両面を追求していることが示されています。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
不二サッシの財務基盤を見ると、自己資本比率は当期で29.6%となっており、前期の27.7%から増加しています。これはプライム市場の製造業平均と比較すると低い水準です。ROE(自己資本利益率)は当期で8.3%であり、前期の10.1%から減少しています。手元資金である現金及び預金は当期で142億円を確保しており、前期の134億円から増加しています。これらの状況は、事業活動を支えるための資金を確保しつつ、資本効率の改善が今後の課題であることを示しています。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 236億円 | 258億円 |
| 自己資本比率 | 27.7% | 29.6% |
| ROE(自己資本利益率) | 10.1% | 8.3% |
| 現金及び預金 | 134億円 | 142億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
不二サッシのキャッシュフローを見ると、当期は営業活動によるキャッシュフローが28.5億円のプラスとなりました。これは主に売上債権の減少によるものです。一方、投資活動によるキャッシュフローは、主に有形固定資産の取得による支出により63.2億円のマイナスとなっています。
この結果、本業で得た資金を上回る投資を行っており、フリーキャッシュフローは34.7億円のマイナスとなりました。財務活動によるキャッシュフローは、主に長期借入れによる収入により38.0億円のプラスとなっています。同社グループは本業で資金を生み出しつつ、将来の成長に向けた積極的な投資を行っており、その資金を借入れで賄っている状況です。これは、事業拡大や競争力強化のための投資を優先していることを示しており、長期的な成長への期待が持てる一方で、短期的な資金流動性には注意が必要な局面であると言えます。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | △74百万円 | 28.5億円 |
| 投資CF | △15.9億円 | △63.2億円 |
| 財務CF | △18.7億円 | 38.0億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | △16.7億円 | △34.7億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
不二サッシグループは、売上・利益ともに建材事業への依存率が高い傾向にあります。この事業の業績がグループ全体の経営成績に大きく影響する可能性があります。また、営業活動においては競合他社との競争が避けられず、市場環境が大きく変化した場合には厳しい価格競争にさらされるリスクがあります。
③ 人材・組織に関するリスク
不二サッシグループは、労働人口の減少が事業環境に影響を及ぼす可能性があると認識しています。これにより、工期変更などの影響を受け、事業環境の改善が見通せない状況が続くリスクがあります。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
不二サッシは、窓から夢をひろげるという経営理念のもと、お客様との絆を大切にし、心をこめた商品を世に送り出すことを目指しています。活力あふれる気風づくりに努め、持続的な企業価値の向上に向けた変革を進めている会社です。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
同社グループは、「不二サッシは窓から夢をひろげていきます」という経営理念を掲げています。この理念のもと、「選ばれる企業グループ」として、全てのステークホルダーの信頼に応えることを目指しています。
収益性と資本効率の向上、ならびにESG・サステナビリティを意識した経営を基本方針としています。2030年に迎える創業100周年を見据え、持続的な企業価値の向上に向けた変革を推進しているところです。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、経営理念において「私たちはお客様との絆を大切にします」「私たちは心をこめた商品を世に出します」「私たちは活力あふれる気風づくりに努めます」という行動指針を示しています。企業発展の原動力は優秀な社員であるとの認識に立っています。
仕事に対する生きがいを持った創造的な従業員の育成を図ることを基本的な考え方としています。従業員一人ひとりが自律的にキャリアを形成し、創造性を最大限に発揮できるよう、人事制度改革に取り組んでいます。
「頑張った者に処遇で報いる」ことを目的とし、年功的賃金体系を是正し、ジョブ型人事の考え方も盛り込んだ新たな賃金制度を導入しています。受け身の姿勢を捨て自らが考え行動する「付加価値の高い人材」への進化を期待し、従業員の挑戦を後押しする企業風土です。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
同社グループは、人的資本戦略の高度化を今後の課題としています。人材獲得競争の激化に対応するため、人事・給与制度の抜本的な見直しに着手し、採用・育成・配置・リテンションまで一貫した人材マネジメント体制を構築しています。
従業員としての誇りや帰属意識の醸成を図るべく、障がい者就労施設の運営や災害支援、地域清掃等の社会貢献活動を継続的に実施しています。また、ESG戦略の強化も重点テーマの一つです。
脱炭素社会の実現に向けたGHG排出削減、再生アルミや再生可能エネルギーの活用、EVの導入を進めています。人権尊重を基本方針とし、社内外における人権デューデリジェンス体制の構築を通じて、ESG経営の一層の定着を図っています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
不二サッシは監査役会設置会社であり、取締役会による業務執行の監督機能と監査役による監査機能を通じて、経営の透明性向上と監視・監督機能の強化を図っています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
不二サッシの筆頭株主は文化シヤッターであり、事業会社が主要な株主として同社グループを支える資本構成となっています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 文化シヤッター | 23.51% |
| 大栄不動産 | 4.25% |
| 中島 和信 | 2.61% |
なお、「完全議決権株式(その他)」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が400株含まれております。また、「議決権の数」欄には、同機構名義の完全議決権株式に係る議決権4個が含まれております。 なお、上記「完全議決権株式(その他)」には役員向け株式給付信託に係る信託財産として、日本カストディ銀行が保有する同社株式61,800株を含んでおります。
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は11名(男性10名・女性1名)で構成され、女性役員比率は9.1%です。代表取締役社長は江崎裕之氏が務めています。社外取締役比率は37.5%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 江崎 裕之 | 代表取締役 社長執行役員 | 1988年4月同社入社、2020年6月同社取締役、2023年4月同社代表取締役社長、社長執行役員より現職。 |
| 宮﨑 恒史 | 代表取締役 専務執行役員 | 1986年4月埼玉銀行入行、2020年4月ジェイアンドエス保険サービス代表取締役社長、2023年6月同社代表取締役、専務執行役員、監査部担当、2025年4月同代表取締役、専務執行役員、監査部担当 管理本部所管より現職。 |
| 新野 伸宏 | 取締役 執行役員 管理本部長 | 1985年4月同社入社、2018年2月同社執行役員管理本部長、2021年6月同社取締役より現職。 |
| 石井 浩 | 取締役 執行役員 生産本部長 | 1988年4月同社入社、2017年4月同社執行役員経営企画室長、2021年6月同社取締役、2024年3月同社執行役員生産本部長 環境安全部担当より現職。 |
| 土井 和之 | 取締役 執行役員 技術本部長 | 1990年4月同社入社、2017年4月同社執行役員技術本部長、品質保証部担当、2024年6月同社取締役より現職。 |
社外取締役は、澤飯明広氏(構造計画研究所シニアアドバイザー)、濵﨑利香氏(かんぽ生命保険執行役)、宮越極氏(元警察庁関東管区警察局長)です。
同社は監査役会設置会社であり、取締役会は取締役8名(うち社外取締役3名)で構成されています。社外取締役は、企業経営、人事制度改革、警察庁及び外務省での経験など、多様な知見に基づき経営に対する助言を行っています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
不二サッシの役員報酬は、月例の固定報酬である役位別基本報酬と、企業業績に応じて変動する業績連動報酬、個人業績を反映させる個人業績報酬で構成されています。社外取締役の報酬は、その役位と独立性の観点から役位別基本報酬のみで構成されています。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外除く) | 5名 | 1.5億円 | 29.8百万円 |
| 監査役(社外除く) | 1名 | 15百万円 | 15.0百万円 |
| 社外役員 | 8名 | 28百万円 | 3.5百万円 |
なお、取締役の支給額には、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まれておりません。取締役の報酬限度額は、1990年6月28日開催の第9期定時株主総会において、年額4億5千万円以内(ただし、使用人分給与は含まない。)と決議いただいております。監査役の報酬限度額は、1990年6月28日開催の第9期定時株主総会において、年額8千万円以内と決議いただいております。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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