【平均年収685万円】特殊電極 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

【平均年収685万円】特殊電極 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

特殊電極は、溶接材料の開発力と溶接総合技術を活かし、溶接工事の施工や溶接材料などを手掛けるメーカーです。連結従業員数は268名で、直近の業績は増収減益となりました。


目次

※本記事は、特殊電極株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月18日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


特殊電極は、溶接材料の開発力と溶接総合技術を活かし、溶接工事の施工、溶接材料、特殊溶接鋼板、溶接装置などを手掛けるメーカーです。特に表面改質技術である肉盛溶接技術と、それに用いる材料を中心に事業を展開しています。

単体従業員数は257名、連結従業員数は268名です。セグメントは工事施工、溶接材料、環境関連装置、その他の4つです。

特殊電極は、溶接材料の開発力と溶接総合技術を活かしたメーカーとして、溶接工事の施工、溶接材料、特殊溶接鋼板、溶接装置などを手掛けています。国内では姫路トッププレート工場、室蘭工場、本社工場で製品を製造しています。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


特殊電極は、専門性の高い溶接技術を基盤とする事業を展開しており、従業員の長期的な育成と技術の伝承を重視する企業文化がうかがえます。安定した環境で専門スキルを磨き、キャリアを築きたいと考える方にとって、同社グループの働き方は魅力的な選択肢となるでしょう。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社は、従業員の平均勤続年数が長く、平均年齢も比較的高い傾向にあります。これは、従業員が長期にわたって安定して働き続けられる環境が整っていることを示唆しています。

項目 数値
平均年間給与 6,850,000円
平均勤続年数 14.7年
平均年齢 41.2歳
単体従業員数 257人
連結従業員数 268人
単体のグループ内比率 95.9%


同社は、従業員の退職給付に充てるため、給与や勤続年数に応じて給付額が決まる確定給付制度(退職一時金制度)と、会社が拠出した資金を従業員が運用する確定拠出制度(確定拠出年金制度)を設けています。退職給付債務は6.6億円です。

退職一時金制度はありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


同社グループの人材戦略は、特殊溶接という事業特性を踏まえ「人材の育成と技術の伝承」を基本方針としています。営業職では技術知識を持つセールスエンジニア型人材を育成し、技術職では資格取得制度や教育訓練を通じて専門性を高めることで、技術品質の安定と差別化を図っています。また、人材の採用・育成及び多様な人材が活躍できる環境整備を進めています。

従業員給与等の決定方針は、各職種に求められる職責、成果及び企業業績を総合的に勘案し、公正かつ納得性の高い処遇を実現することを基本方針としています。企業業績に応じた賞与及び公正な評価による定期昇給により、従業員の中長期的な成長意欲を高める制度設計です。多様な人材が安心して能力を発揮できるよう、福利厚生の充実や安全衛生の確保及び働きやすい職場環境整備を進めることで、人材定着率の向上と組織力強化を図っています。

持続的な成長を支える人材確保に向けて、社会経済状況の変化に対応し、従業員の生活基盤の安定を図るとともに、労働市場における競争力を維持し優秀な人材を継続的に確保するため、基本給のベースアップを実施しています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


連結子会社は法定開示の公表義務対象外のため、提出会社単体のデータを示します。

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 1.6%
男性労働者の育児休業取得率 66.7%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 62.0%
労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) 72.5%
労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) 55.6%

人材育成方針

指標 数値
溶接技能者資格(JIS)取得率 73.9%

社内環境整備方針

指標 数値
休業災害発生件数 1件

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


特殊電極は、溶接技術を核として、溶接工事の施工、溶接材料の製造・販売、環境関連装置の提供など多岐にわたる事業を展開しています。特に、特殊な溶接技術と表面改質技術に強みを持っています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、溶接材料の開発力と溶接総合技術を活かし、特殊な溶接技術を専門に事業を進めています。特に、機械部品等の表面に金属を盛り上げる肉盛溶接技術と、それに用いる肉盛溶接材料を中心に事業を展開しています。

収益モデルとしては、主に各種産業における設備や装置の加工・組立の溶接施工、特殊溶接用材料の製造・販売、そして省エネや作業環境改善を目的とした環境関連装置の製造・販売から収益を得ています。

工事施工

同社グループの主要な事業であり、各種産業の設備や装置の加工・組立における溶接施工を行っています。製鉄や石油化学、セメントから家電、自動車、食品産業まで幅広い業種の製造設備に関わっていますが、特に鉄鋼・自動車産業の設備メンテナンスに関する溶接を主力としています。

特殊材料溶接や耐摩耗肉盛溶接技術を特徴としており、軟鋼以外のステンレス材、チタン材、ニッケル合金、耐摩耗材料、アルミ材、高張力材などの特殊材料を対象とした溶接を行っています。また、耐摩耗用クラッド鋼板であるトッププレートを用いた工事も施工しています。収益は、顧客との契約内容に基づき、原則として一定の期間にわたり履行義務の充足に係る進捗度に基づき認識しています。

溶接材料

工事施工で使用される特殊溶接用材料の仕入・製造・販売を手掛けています。同社の溶接材料を使用することで、設備部品の延命対策となり、新設時や補修・再生時に利用されています。

主な製品として、フラックス入りワイヤ、被覆アーク溶接棒、各種溶接用線材、粉末材などを取り扱っています。収益は、製品や商品を顧客に引き渡した時点で認識しています。

環境関連装置

省エネや作業環境改善を目的とした装置の製造・販売を行っています。自動車関連の鋳造された粗材を冷却する強制冷却装置、鋳造機金型を電気ヒーターで加熱する金型加熱装置、自動搬送車(AGV)による搬送ライン装置などが主な製品です。

これらは工事契約に基づいて販売されており、収益は顧客との契約内容に基づき、原則として一定の期間にわたり履行義務の充足に係る進捗度に基づき認識しています。

その他の事業セグメント

上記の事業の他に、主に自動車産業向けに、アルミダイカストマシーン用部品の仕入製造販売を行っています。プランジャースリーブ、スプルブッシュ、プランジャーチップ、ラドル、ボアピンなどが主な取扱品目です。

収益は、商品を顧客に引き渡した時点で認識しています。

同社グループの売上高は、工事施工が最も大きく、次いで溶接材料、その他の事業セグメント、環境関連装置が続いています。直近の当連結会計年度では、すべての事業セグメントで売上高が増加しました。特に環境関連装置事業とその他の事業セグメントは、前期から大きく伸びています。

主要な顧客としては、日本製鉄株式会社やJFEスチール株式会社への売上高が大きく、工事施工および溶接材料セグメントに関連しています。

セグメント 売上高(2025年3月期) 売上高(2026年3月期)
工事施工 79.8億円 81.3億円
溶接材料 13.2億円 13.8億円
その他の事業セグメント 6.6億円 7.3億円
環境関連装置 5.8億円 6.7億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの売上高は、直近5期間で増加傾向にあります。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益は変動が見られるものの、安定した水準を維持しています。直近の当連結会計年度では、売上高は前期から増加しましたが、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は前期から減少となりました。

項目 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
売上高 86.2億円 97.0億円 95.9億円 105億円 109億円
経常利益 6.9億円 8.3億円 5.2億円 6.5億円 6.0億円
経常利益率 8.0% 8.5% 5.4% 6.1% 5.5%
親会社株主に帰属する当期純利益 4.9億円 7.0億円 3.8億円 4.7億円 4.6億円
1株当たり当期純利益(円) 307.40 440.53 240.10 295.64 288.94

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたり売上高(連結)は、前期から横ばいの水準で推移しています。一方、従業員1人あたり営業利益(連結)は前期から減少しています。これらの指標は、同社グループの事業活動における生産性の変化を示しており、入社を検討する上で会社の収益体質や組織効率の傾向を把握する一助となります。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
従業員1人あたり売上高(連結) 40.7百万円 40.7百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 2.5百万円 2.2百万円

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


特殊電極グループの財務状況は、安定した経営基盤を示しています。本業で得た資金が投資を上回っており、健全な資金の流れが確認できます。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社グループの財務基盤は、自己資本比率が高く、安定した状態を示しています。当期の自己資本比率は65.8%であり、前期の63.8%から増加しています。これはプライム市場の製造業平均と比較しても高い水準です。

ROE(自己資本利益率)は当期5.9%で、前期の6.3%からやや減少しています。手元資金である現金及び預金は当期21.3億円と、前期の17.0億円から増加しており、資金の厚みがあることがうかがえます。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
純資産 76.5億円 79.1億円
自己資本比率 63.8% 65.8%
ROE(自己資本利益率) 6.3% 5.9%
現金及び預金 17.0億円 21.3億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


同社グループのキャッシュフローは、本業で安定した資金を生み出し、それを投資に充てながらも余剰資金を確保している状況を示しています。営業活動によるキャッシュフローは当期5.3億円の収入となり、前期の△1.1億円の支出から大きく改善しました。これは税金等調整前当期純利益の計上や売上債権の減少などが主な要因です。

投資活動によるキャッシュフローは当期△3.6億円の支出となり、前期の△4.3億円の支出から減少しています。これは主に有形固定資産の取得による支出によるものです。財務活動によるキャッシュフローは当期2.4億円の収入となり、前期の2.5億円の収入からわずかに減少しました。これは短期借入金の純増額があった一方で、長期借入金の返済や配当金の支払があったためです。

結果として、フリーキャッシュフローは当期1.8億円のプラスとなり、前期の△5.4億円のマイナスから大幅に改善しました。これは本業で得た資金が投資を上回っており、事業の安定性と成長に向けた健全な資金運用が行われていることを示しています。

項目 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
営業CF △1.1億円 5.3億円
投資CF △4.3億円 △3.6億円
財務CF 2.5億円 2.4億円
フリーCF(営業CF+投資CF) △5.4億円 1.8億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク


継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク


同社グループは、取引先メーカーの設備投資動向に影響を受けるリスクがあります。2026年3月期において販売先上位10社の割合が51.8%を占め、特に鉄鋼業及び自動車産業への依存度が高い状況です。これらの顧客の設備投資需要が悪化した場合、受注減少や価格競争の激化により経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

また、仕入先への依存もリスクとして挙げられています。溶接材料の一部製造や混合粉末の加工を特定の協力会社に委託しており、特に混合粉末の加工委託先である昭和KDE株式会社からの仕入割合は33.3%と高い水準です。これらの安定調達に支障が生じた場合、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

③ 人材・組織に関するリスク


同社グループは、協力会社への外注に関するリスクを認識しています。機械加工や熱処理加工など、社内設備や技術で対応困難な工程において外注を活用していますが、外注先が必要な技術的・経済的資源を維持できない場合や、同社グループが適時・適切に有能な外注先を確保・活用できない場合、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

④ 雇用安定性・リストラ


解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


特殊電極は、特殊溶接材料のメーカーとして長年の歴史を持ち、「技術のトクデン」として顧客第一主義を掲げています。社会貢献と従業員が誇りを持てる会社づくりを基本方針に、持続的な成長を目指しています。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


同社グループの経営の基本方針は、景気に左右されない経営基盤を構築し、社会への貢献を通じて従業員一人ひとりが『胸を張って誇れる会社』を実現させることです。
経営理念として、諸法令や社内規程の遵守、社会倫理に沿った企業活動の実践を掲げています。
顧客第一主義に徹し、信頼される品質を創り上げるとともに、新しい技術の開発と導入を図り、広い分野に製品を提供することを目指しています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


同社グループは、「安全は全てに優先する」という永年方針のもと、安全衛生活動を最重要視し、『ゼロ災』を目標としています。
品質面では「品質の維持向上は企業の社会的責任」と認識し、お客様に満足いただける品質を追求しています。
コンプライアンスを重視し、法令や社会的規範を遵守した公平で健全な企業活動を行い、透明性の高い経営を推進する方針です。

また、環境面では緑豊かな地球環境を守り、次の世代に引き継ぐことを社会的責任と認識し、自然の保全と調和に努める企業活動を実践しています。
サステナビリティを経営戦略の重要な要素と捉え、「環境を守り、地域と歩み、社員を大切にする企業へ」という理念を軸に取り組んでいます。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


同社グループは、安全面において災害予知感度を向上させる教育を継続的に実施し、労働災害・交通災害ゼロの達成を目指しています。
健康衛生面では「整理・整頓・清掃・清潔・躾」を基本に、心身ともに健やかで快適に働ける職場環境づくりを進めています。
組織体制と人材戦略の強化として、教育体系の拡充、技術伝承の強化、キャリア形成支援に注力し、従業員が安心して働き続けられる職場づくりに取り組んでいます。

品質管理と内部統制の強化も重点テーマであり、製品・工事・サービス品質の全てを高い基準で管理し、「TOKUDEN品質」の向上と透明性の高い経営を推進しています。
さらに、サステナビリティや社会貢献活動への取り組みを強化し、省エネルギーの推進や廃棄物削減、工程改善などを通じて環境負荷の低減を図っています。
地域社会とともに成長する企業であるために、気候変動やESG・SDGsへの取り組み、女性活躍の推進など、社会貢献活動を継続しています。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


特殊電極は、監査等委員会設置会社として、取締役会と監査等委員会が連携し、経営の透明性と責任の明確化を図る体制を構築しています。取締役会は、社外取締役を含む多様な構成で、経営に関する重要事項を決定し、業務執行を監督しています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


特殊電極の株主構成を見ると、筆頭株主は投資事業有限責任組合であり、複数の投資事業有限責任組合が上位に名を連ねています。また、従業員持株会や取引先持株会も主要株主として存在しており、多様なステークホルダーによって支えられている資本構成となっています。

株主名 持株比率
U H P a r t n e r s 2 投資事業有限責任組合 9.88%
特殊電極従業員持株会 7.72%
光通信K K 投資事業有限責任組合 7.46%
U H P a r t n e r s 3 投資事業有限責任組合 6.95%
特殊電極取引先持株会 2.37%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は8名(男性8名・女性0名)で構成され、女性役員比率は0.0%です。代表取締役社長は西川誉氏が務めています。社外取締役比率は25.0%です。

氏名 役職 主な経歴
西川 誉 取締役社長 (代表取締役) 1993年4月同社入社。福山営業所長、第三営業部長、第二営業本部長を歴任し、2021年6月同社代表取締役社長に就任。2023年4月TOKUDEN TOPAL CO.,LTD. PRESIDENTより現職。
畑 博康 取締役 第一営業本部長兼 工事企画部長 1995年8月同社入社。京浜営業所長、第二鉄鋼営業部長兼京浜営業所長、第4営業部長などを歴任。2021年6月同社取締役に就任し、2026年4月同社取締役第一営業本部長兼工事企画部長より現職。
小金丸 明人 取締役 第二営業本部長 1997年4月同社入社。広島営業所長、第2営業部長兼広島営業所長、第一営業本部長兼第2営業部長などを歴任。2023年6月同社取締役に就任し、2026年4月同社取締役第二営業本部長より現職。
片岡 達哉 取締役 管理本部長兼 経理部長 1999年4月同社入社。経理部長補佐、経理部長、管理統括本部長代理兼経理部長を歴任。2024年6月同社取締役に就任し、管理本部長兼経理部長より現職。
阿比留 宣栄 取締役 本社工場本部長兼 品質保証部長 1997年4月同社入社。東海営業所長、業務部長補佐、業務部長などを歴任。2025年4月同社取締役本社工場本部長兼業務部長に就任し、2026年4月同社取締役本社工場本部長兼品質保証部長より現職。


社外取締役は、河野裕行氏(河野公認会計士・税理士事務所 公認会計士・税理士・大本組社外取締役・宮本組社外監査役)、濵田雄久氏(弁護士法人なにわ共同法律事務所 弁護士・大阪大学法科大学院 招聘教授・藤原運輸監査役)です。

同社は監査等委員会設置会社であり、取締役会は社外取締役2名を含む8名で構成されています。監査等委員会は3名で構成され、内部監査部門や会計監査人と連携し、監査を実施しています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


特殊電極の役員報酬は、企業価値の持続的な向上と株主との価値共有を目的として設計されています。取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く)の報酬は、基本報酬(金銭報酬)、業績連動報酬(金銭報酬)、および株式報酬(譲渡制限付株式)で構成されています。監査等委員である取締役と社外取締役には、その職務に鑑み基本報酬のみが支払われる体系です。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(監査等委員及び社外除く) 7名 48百万円 6.8百万円
監査等委員(社外除く) 2名 5百万円 2.4百万円
社外役員 2名 12百万円 5.9百万円


役員報酬の総額は64.3百万円であり、対象となる役員の総数は11名です。
なお、人数は事業年度中に報酬の支給対象となった人数であり、期中に退任した役員を含みます。取締役の支給額には、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まれていません。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。