※本記事は、三菱化工機株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月25日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
三菱化工機グループは、エンジニアリング事業、単体機械事業、GX事業の3事業を主軸としています。都市ガス・石油関連プラント、各種化学工業用プラント、水処理装置の設計・製作、油清浄機などの単体機械、GX用途向け水素製造装置などを手掛けています。
単体従業員数は699名、連結従業員数は1,044名です。セグメントはエンジニアリング事業、単体機械事業、GX事業の3つです。
主な国内グループ会社は、三菱化工機アドバンス、MKK東北(エンジニアリング事業・GX事業)などです。
同社グループは、当連結会計年度より新たな報告セグメントとしてGX事業を追加しました。また、本社・川崎製作所の再編計画に着手しています。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
三菱化工機は、長年にわたり培ってきた技術を基盤に、社会課題解決に貢献する事業を展開しています。同社では、従業員の定着を重視し、安定した環境でキャリアを築ける傾向が見られます。また、持続的な成長を支える人材育成と多様な働き方を推進しています。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社では、平均勤続年数が長く、平均年齢も高めであることから、従業員が長期にわたってキャリアを継続する傾向が見られます。これは、培われた専門技術やノウハウが社内に蓄積されやすい環境であることも示唆しています。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 8,593,782円 |
| 平均勤続年数 | 16.2年 |
| 平均年齢 | 46.5歳 |
| 単体従業員数 | 699人 |
| 連結従業員数 | 1,044人 |
| 単体のグループ内比率 | 67.0% |
同社グループは、退職給付制度として、確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型(会社が拠出した資金を従業員が運用する)の両方を採用しています。これらの制度は、同社および連結子会社に適用されています。
退職一時金制度も設けられています。ただし支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
確定給付型の退職給付債務は95.8億円、年金資産は94.9億円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
三菱化工機は、中期経営計画で掲げるGX事業の確立といった事業ポートフォリオの進化を実現するため、人材の確保・育成・最適配置を一体的に推進する人材戦略を基本方針としています。同社の競争優位の源泉である技術力をGX領域へ展開し、新たな収益機会の創出を支える人材基盤の強化を目指しています。
給与は役割等級制度に基づき、職務内容、成果、市場水準を総合的に考慮して決定されます。業績連動の要素も取り入れ、企業価値向上と従業員の処遇の連動を図ることで、エンゲージメント向上と中長期的な企業価値向上を目指しています。また、公正な評価を通じて従業員の自律的な成長を促進する仕組みを導入しています。
同社は「高い技術とプロ意識を持ち『人の和』と『ルールの遵守』を重視する人材を育成し、一体感のある職場風土を醸成する」ことを人材理念としています。2018年に導入した役割行動主義に基づく人事制度により、期待される成果と行動プロセスを評価し、処遇に結び付けています。OJTや新入社員研修、階層別教育訓練、自己啓発支援金制度など多様な育成プログラムを展開しており、2025年度からは経営課題に対する提言に向けたディスカッション形式の研修も新たに立ち上げています。
人的資本に関する重点課題として、GX事業の人材育成強化、技術継承と人材獲得、従業員エンゲージメント強化を掲げています。これらを実現するため、事業と専門性による人材ポートフォリオ管理、新卒・経験者採用の継続・強化、GX関連研修の増加、若手人材の活躍促進、働き方・風土改革活動の継続といった人事戦略を推進しています。働き方改革ではフレックスタイム制度やテレワーク勤務制度、電子化の促進など柔軟な働き方を支援しており、育児休業等取得のための環境づくりにも力を入れています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。男女賃金差異は、役割等級や年齢における男女の分布の違いにより生じています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 4.4% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 90.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 85.3% |
| 労働者の男女の賃金の差異(うち正規雇用労働者) | 83.9% |
| 労働者の男女の賃金の差異(うちパート・有期労働者) | 87.0% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
▼ 三菱化工機アドバンス
親会社と同等の役割等級制度の人事制度により処遇していますが、役割等級や年齢における男女の分布の違いなどにより、男女の賃金差異が生じています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 9.4% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 87.5% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 87.5% |
| 労働者の男女の賃金の差異(うち正規雇用労働者) | 77.9% |
| 労働者の男女の賃金の差異(うちパート・有期労働者) | 80.8% |
グループ全体(連結)
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性従業員比率 | 15.5% |
| エンゲージメント調査の平均点 | 66ポイント |
多様性・登用
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性管理職数 | 9名 |
| 管理職に占める経験者採用割合 | 49.3% |
| 外国人の管理職数 | 1名 |
人材育成・エンゲージメント
離職率は、各事業年度内の離職者数を各事業年度の期初在籍者数で除して計算しています。専門資格保持者数は、技術継承・高度化のための指標として設定されています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 離職率 | 4.47% |
| 新卒採用充足率(採用数/計画数) | 84% |
| 教育投資額 | 41.0百万円 |
| 年間教育実施時間数 | 1,992時間 |
| 専門資格保持者数(のべ人数) | 78 |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
三菱化工機は、プラント・装置の設計・建設から各種機械の製造・販売までを手がける企業です。長年にわたる技術と実績を基盤に、社会インフラや産業の発展に貢献しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、エンジニアリング事業、単体機械事業、GX事業の3つの事業を主軸としています。それぞれの事業が異なる顧客層と収益源を持ち、多角的な事業展開を行っています。
エンジニアリング事業
都市ガス・石油関連プラント、各種化学工業用プラント、水素製造装置、下水処理装置、産業排水処理装置、各種水処理装置、強化プラスチック(FRP)による耐食容器などを取り扱っています。収益は、半導体素材関連の国内ケミカルプラントや下水処理施設といった大型案件の受注・遂行から得ています。
単体機械事業
油清浄機、各種分離機・ろ過機、海水取水用除塵設備、攪拌機などの製品を取り扱っています。収益は、好調な造船業界や海運業界の市況に支えられた三菱油清浄機本体および部品、環境規制対応機器などの販売増加から得ています。
GX事業
「戦略的事業領域」に位置付けられ、新規事業および用途開発・改良した既存技術・製品で構成されています。持続可能な循環型社会推進事業と水素を核としたクリーンエネルギー事業を重点分野としています。収益は、大型水素製造設備案件や水素利活用、微細藻類生産関連の案件成約から得ています。
同社グループの売上高は、日本国内が大部分を占めていますが、アジアやその他の地域にも売上があります。また、当連結会計年度においては、日本製鉄株式会社が主要な顧客の一つとなっており、単体機械事業とGX事業に関連する売上を計上しています。
| セグメント | 売上高(2025年3月期) | 売上高(2026年3月期) |
|---|---|---|
| エンジニアリング事業 | 365億円 | 457億円 |
| 単体機械事業 | 178億円 | 202億円 |
| GreenTransformationOperationsReportableSegmentReportableSegment | 49.1億円 | 183億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの過去5期間の業績を見ると、売上高は全体として増加傾向にあります。特に当連結会計年度は、前期に比べて大幅な増加となりました。経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益も、売上高の伸びと連動して増加傾向を示しており、当期は大きく伸長しています。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 454億円 | 446億円 | 478億円 | 592億円 | 842億円 |
| 経常利益 | 32.3億円 | 28.6億円 | 47.1億円 | 56.3億円 | 94.6億円 |
| 経常利益率 | 7.1% | 6.4% | 9.9% | 9.5% | 11.2% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 25.5億円 | 30.4億円 | 54.0億円 | 48.8億円 | 75.5億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 111.69 | 133.22 | 236.23 | 213.79 | 331.34 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたりの売上高は、当期において前期から増加しています。また、従業員1人あたりの営業利益も前期から増加しており、生産性の向上がうかがえる状況です。これは、事業規模の拡大と効率的な運営が寄与していることを示しています。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 58.2百万円 | 80.7百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 5.6百万円 | 8.8百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
三菱化工機は、事業活動で得た資金を将来の成長に向けた投資に充てている状況です。これにより、財務基盤を強化しつつ、事業拡大を目指していることがうかがえます。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの財務基盤は、自己資本比率とROEの推移からその健全性がうかがえます。当期の自己資本比率は57.5%であり、前期の57.8%からわずかに減少したものの、プライム市場の製造業平均と比較して高い水準を維持しています。これは、外部からの借入に過度に依存しない安定した経営体質を示しています。
ROE(自己資本利益率)は当期18.2%と、前期の13.4%から大きく向上しており、プライム市場平均を上回る高い収益性を示しています。手元資金である現金及び預金は、当期末に90.2億円となっています。これらの財務指標は、同社グループが安定した事業運営を継続し、従業員の雇用や給与の安定性にも寄与する基盤を持っていることを示しています。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 382億円 | 449億円 |
| 自己資本比率 | 57.8% | 57.5% |
| ROE(自己資本利益率) | 13.4% | 18.2% |
| 現金及び預金 | 108億円 | 90.2億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループのキャッシュフローは、本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローが当期に18.0億円のプラスとなりました。前期は△33.1億円の使用でしたが、税金等調整前当期純利益の計上や仕入債務の増加などが寄与し、プラスに転じています。
投資活動によるキャッシュフローは、当期に△35.3億円の使用となりました。これは主に固定資産の取得による支出が収入を上回ったことによるものです。財務活動によるキャッシュフローは、当期に△1.8億円の使用となりました。短期借入による資金増加があったものの、長期借入金の返済や配当金の支払いにより資金が減少しています。
結果として、フリーキャッシュフローは当期に△17.3億円のマイナスとなりました。これは、本業で得た資金を将来の成長に向けた設備投資などに積極的に充てている成長投資フェーズにあることを示しています。このような資金の流れは、事業拡大への意欲と、それに伴う将来的な雇用や給与の安定性・成長性への期待につながる可能性があります。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | △33.1億円 | 18.0億円 |
| 投資CF | 0.4億円 | △35.3億円 |
| 財務CF | △10.5億円 | △1.8億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | △32.7億円 | △17.3億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、国内外の物価・金利上昇や地政学リスクの高まりによる経済環境の不透明さ、主要顧客の設備投資計画の動向が業績に影響を及ぼす可能性を認識しています。また、請負契約が主体であるため、激化する価格競争の中で価格優位性が保てない場合、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループは、雇用環境の変化が急速に進む中で、必要とする人材の確保や事業に必要な技術を有するエンジニアの確保と育成ができない場合、業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があると認識しています。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
三菱化工機は、「モノづくりに根ざした確かな技術と徹底した品質管理」を基本方針とし、社会課題の解決と持続的な発展を目指す企業グループです。長年にわたり培ってきた技術とノウハウを活かし、新しい時代のニーズに応える製品・サービスの提供に取り組んでいます。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
三菱化工機グループは、「モノづくりに根ざした確かな技術と徹底した品質管理に基づく高品質な製品・設備を提供すること」を一貫した基本方針としています。同社グループは「三菱化工機グループ2050経営ビジョン」を策定し、2050年までに「持続可能な発展に挑戦し、快適な社会を実現する」ことを全社目標に掲げています。具体的には、「CO2・気候変動」「資源循環」「水・食料」「自然災害」「労働力不足」の5つの社会課題解決に貢献する企業グループを目指しています。そのために、「持続可能な循環型社会推進事業」や「水素を核としたクリーンエネルギー事業」など、4つの戦略的事業領域を展開しています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
三菱化工機グループは、「モノづくりに根ざした確かな技術と徹底した品質管理」を基本に、社会の発展に貢献することを企業理念としています。同社は「高い技術とプロ意識を持ち「人の和」と「ルールの遵守」を重視する人材を育成し、一体感のある職場風土を醸成する」ことを人材理念に掲げています。従業員一人ひとりが自らの役割を主体的にとらえ、創造性を発揮する「自律型人材」の育成を進めています。また、「三菱化工機グループ行動憲章」と「三菱化工機グループ人権方針」に基づき、人権尊重の取り組みを推進しています。安全・衛生を経営の基盤と位置づけ、安全で安心して働ける職場環境の実現を目指しています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
三菱化工機グループは、中期経営計画において「事業ポートフォリオの進化」「人的資本・技術資本の強化」「経営ガバナンスの透明性向上」を優先的に対処すべき課題としています。
特に、経営ビジョンに掲げる社会課題解決に資する事業を「GX事業」と位置づけ、その確立と推進を加速しています。また、事業戦略実現のための人的資本戦略を推進し、GX事業に資する人材育成・獲得の強化、従業員エンゲージメントの向上、技術継承に取り組んでいます。
さらに、川崎製作所をGX事業の製品開発・生産拠点と位置づけ、モノづくり戦略の実践を通じて事業拡大と効率化・高度化を図っています。サステナビリティの推進も重点テーマであり、マテリアリティに係るKPI達成への取り組みを通じて社会課題への対応を促進しています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
三菱化工機グループは、株主をはじめとするすべてのステークホルダーとの信頼関係を強化するため、効率的な経営体制と公正で透明性の高い経営をコーポレート・ガバナンスの基本としています。同社は監査等委員会設置会社制度を採用しており、取締役会が経営の基本方針決定と業務執行の監督を行い、監査等委員会が取締役の職務執行を監査することで、経営の公正性と透明性を高める体制となっています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
同社の筆頭株主は日本マスタートラスト信託銀行(信託口)であり、機関投資家が上位を占める資本構成となっています。明治安田生命保険相互会社も上位株主であり、安定株主の存在がうかがえます。また、三菱化工機取引先持株会も上位に位置しており、取引先との関係性も資本面で示されています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 12.87% |
| 明治安田生命保険相互会社 | 5.41% |
| 三菱化工機取引先持株会 | 4.19% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は11名(男性8名・女性3名)で構成され、女性役員比率は27.3%です。代表取締役社長執行役員は田中利一氏が務めています。社外取締役比率は54.5%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 田中 利一 | 代表取締役社長執行役員 | 1985年4月同社入社。執行役員管理本部長、取締役管理本部長などを経て、2021年6月同社取締役社長(代表取締役)に就任。2025年6月より現職。 |
| 矢島 史朗 | 取締役常務執行役員技術開発・生産統括本部担当兼機械事業本部担当 | 1986年4月同社入社。執行役員機械事業本部長などを経て、2022年6月同社取締役技術開発・生産統括本部担当兼機械事業本部担当に就任。2025年6月より現職。 |
| 井上 隆 | 取締役常務執行役員営業統括本部担当兼プラント事業本部担当兼環境・水素・エネルギー事業本部担当兼GX事業推進室長 | 1991年4月同社入社。執行役員水素・エネルギープロジェクトセンター長などを経て、2025年6月より現職。 |
| 宮本 智成 | 取締役常務執行役員サステナビリティ担当兼企画管理統括本部担当兼生産戦略企画室担当 | 2008年1月同社入社。執行役員企画管理統括本部長兼総務人事部長などを経て、2025年6月同社取締役常務執行役員サステナビリティ担当兼企画管理統括本部担当に就任。2025年10月より現職。 |
社外取締役は、楠正顕氏(元三菱重工業執行役員)、中山美加氏(元JSR取締役兼上席執行役員)、河口眞理子氏(立教大学社会デザイン研究科特任教授)、増田純一氏(元三菱UFJキャピタル常務取締役投資第一本部長)、吉川知宏氏(弁護士)、亀井純子氏(公認会計士・国立大学法人東京大学監事)です。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
同社は、取締役の報酬を固定報酬である基本報酬、業績連動報酬としての役員賞与、そして業績連動型株式報酬で構成しています。競争力ある報酬水準と中長期的な企業価値向上への適切なインセンティブ付与を基本方針としており、指名報酬委員会での審議を経て取締役会で決定されます。業績連動報酬は連結営業利益や目標管理制度による評価など複数の指標に基づいて決定され、非金銭報酬は中期経営計画の達成度に応じた株式を退任後に交付する仕組みです。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(監査等委員及び社外除く) | 6名 | 2.9億円 | 48.5百万円 |
| 監査等委員(社外除く) | 1名 | 18百万円 | 18.0百万円 |
| 社外取締役 | 7名 | 61百万円 | 8.7百万円 |
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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