※本記事は、株式会社ヒラノテクシード の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月24日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
ヒラノテクシードは、塗工機関連機器、化工機関連機器、その他の産業用機械の製造販売を主な事業内容とする企業グループです。同社グループは、コーティング・ラミネーティング関連機器や高分子化工機械、真空成膜装置などを提供し、幅広い産業分野に貢献しています。
単体従業員数は315名、連結従業員数は417名です。同社グループの事業セグメントは、塗工機関連機器、化工機関連機器、その他の3つです。
主な国内グループ会社は、ヒラノ技研工業、ヒラノK&Eなどです。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
ヒラノテクシードは、技術者の育成に注力し、多様な働き方を推進することで、従業員が能力を最大限に発揮できる環境づくりを目指しています。中長期的な視点での人材育成や、柔軟な働き方の導入を通じて、持続的な成長を支える人材基盤を構築していることがうかがえます。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社は、平均勤続年数が比較的長く、従業員が安定してキャリアを築いている傾向が見られます。平均年齢もバランスが取れており、経験豊富な人材が活躍していることが示唆されます。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 6,992,422円 |
| 平均勤続年数 | 14.4年 |
| 平均年齢 | 39.3歳 |
| 単体従業員数 | 315人 |
| 連結従業員数 | 417人 |
| 単体のグループ内比率 | 75.5% |
退職給付制度
同社グループは、退職給付制度として確定給付型と確定拠出型の両方を採用しています。確定給付型は給与や勤続年数に応じて給付額が決まる制度、確定拠出型は会社が拠出した資金を従業員が運用する制度です。これらの制度は、同社及び連結子会社に適用されています。
退職一時金制度は設けられていますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。なお、当連結会計年度末における退職給付債務は24.6億円、年金資産は24.7億円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは、「最新の技術で最善の創造、最適な製品で最大の信頼」というポリシーを掲げ、人材を最も重要な経営資源と位置付けています。事業環境の変化に対応し、持続的な成長を実現するため、人材戦略を推進しています。
人材戦略の基本方針は、固有技術の継承と新技術の創出を担う人材の育成、高度な専門性を有する人材の確保、多様な人材が能力を最大限に発揮できる職場環境の整備の3点です。人事制度は職能資格等級制度を基礎とし、各従業員の能力・専門性・職務遂行力に応じた等級と給与レンジに基づき給与が決定されます。昇給および賞与は、会社業績、各従業員の人事評価、所属部門の業績を総合的に勘案して決定されます。
また、労働組合との協議に基づき、賃金改定や賞与原資が決定され、市場水準との乖離がないよう外部データも参照し給与体系を見直すことがあります。人材育成においては、階層別研修や計画的なOJTに加え、技術力の向上と次世代の中核人材育成に注力しています。人材確保では、新卒採用に加え、大学の研究室や地元の高等学校等との連携を強化し、専門性を有する人材の中途採用にも積極的に取り組んでいます。
多様な人材が活躍できる職場環境の整備として、従業員の希望により始業・終業時刻を変更できる時差勤務制度や、設計部門におけるテレワークの導入を進めています。全従業員の健康と安全を最優先し、安全衛生マネジメントの整備と実行、安全意識の醸成と教育を通じて労働災害ゼロを目指しています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
連結子会社は法定開示の公表義務対象外のため、提出会社単体のデータを示します。対象期間は2025年度で、賃金は所得税法第28条に規定する給与所得、労働者の範囲は役員、産業医、顧問を除く2025年度に給与を支給した人数(中途採用者、中途退職者含む)です。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 4.8% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 80.0% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 75.8% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(うち正規雇用労働者) | 85.7% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(うち非正規雇用労働者) | 83.4% |
健康・安全
| 指標 | 目標 | 実績 2024年度 | 実績 2025年度 |
|---|---|---|---|
| 労働災害件数 | 0件 | 2件 | 3件 |
人材育成・エンゲージメント
| 指標 | 目標 | 実績 2024年度 | 実績 2025年度 |
|---|---|---|---|
| 一人当たり教育投資費 | 80,000円以上 | 75,001円 | 104,011円 |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
ヒラノテクシードグループは、産業用機械の製造販売を主軸としています。特に、塗工機関連機器と化工機関連機器の二つの事業が、同社グループの事業構造の大部分を占めています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、塗工機関連機器、化工機関連機器、その他の産業用機械の製造販売を主な事業内容としています。各事業に関連する活動も展開しており、顧客のニーズに応じた高精密・高精度な製造装置を提供しています。
収益モデルとしては、主として受注生産による機器の製造販売を行っています。一部の量産部品については顧客が製品を受け入れた時点で、また現地での消耗部品交換作業等については顧客の検収をもって収益を認識しています。特定の機器製造販売契約においては、進捗度を合理的に測定できる場合に限り、一定期間にわたり進捗度に基づいて収益を認識しています。
塗工機関連機器
当セグメントでは、コーティングやラミネーティング関連機器、各種乾燥熱処理装置の製造・販売、メンテナンスサービス、各種工事を手掛けています。二次電池電極、磁気テープ、包装用複合フィルム、粘接着テープ、合成皮革、床材、壁紙、化粧板、絶縁板などの製造装置が含まれます。収益はこれらの機器の製造販売や関連サービスから得ています。運営は、ヒラノ技研工業、ヒラノK&E、HIRANO AMERICA,INC.が行っています。当期は国内ディスプレイ市場向けの売上が堅調に推移した一方で、EV市場の減速に伴う輸出の減少が見られました。
化工機関連機器
当セグメントでは、高分子化工機械、真空成膜装置、各種乾燥熱処理装置の製造・販売、メンテナンスサービス、各種工事を行っています。プラスチックフィルム、フィルム成膜、電子プリント基板、セラミックシート成形、高熱処理機などの製造装置が含まれます。収益はこれらの機器の製造販売や関連サービスから得ています。運営は、ヒラノ技研工業、ヒラノK&E、HIRANO AMERICA,INC.が行っています。当期は電子材料関連の成膜装置や産業資材向け装置の売上が堅調に推移し、前期に発生した一部案件のコスト解消もあって利益が増加しました。
その他事業
当セグメントでは、染色整理機械装置や各種機器の部品の製造・販売、修理・改造などを行っています。収益はこれらの製造販売や修理・改造サービスから得ています。運営は、ヒラノK&E、HIRANO AMERICA,INC.が行っています。当期は売上が減少し、セグメント損失を計上しました。
同社グループの売上高は北米地域への集中が見られます。また、特定の顧客として日東電工株式会社やLG Energy Solution Arizona ESS, Inc.への販売実績があります。
| セグメント | 売上高(2025年3月期) | 売上高(2026年3月期) |
|---|---|---|
| 塗工機関連機器 | 420億円 | 253億円 |
| 化工機関連機器 | 46.5億円 | 54.8億円 |
| その他事業 | 16.9億円 | 14.6億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの直近5期間の業績を見ると、売上高は第101期まで増加傾向にありましたが、当期である第102期には減少に転じました。経常利益も第101期に大きく減少した後、当期も減少しています。一方で、親会社株主に帰属する当期純利益は、第101期に減少したものの、当期には増加に転じる結果となりました。
当連結会計年度の売上高は前期から減少しましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は増加しました。これは、北米におけるEV市場の減速や主要顧客による設備投資計画の見直しが売上高に影響を与えた一方で、一部案件における受注条件の見直しや化工機関連機器部門でのコスト解消が利益面で寄与したことによるものです。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 379億円 | 424億円 | 469億円 | 484億円 | 323億円 |
| 経常利益 | 41.2億円 | 32.2億円 | 33.9億円 | 18.9億円 | 17.1億円 |
| 経常利益率 | 10.9% | 7.6% | 7.2% | 3.9% | 5.3% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 31.0億円 | 22.4億円 | 24.4億円 | 9.1億円 | 13.1億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 206.07 | 148.87 | 161.69 | 59.91 | 86.79 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたりの売上高は、前期から当期にかけて減少しました。また、従業員1人あたりの営業利益も前期から当期にかけて減少しています。これらの指標の変化は、同社グループの事業環境の変化や効率性への取り組みの状況を示しています。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 115.4百万円 | 77.4百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 4.0百万円 | 3.8百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
同社グループは、本業で資金を生み出しながら、将来に向けた投資も行っています。
財務基盤の状況から、同社グループの現在地を確認することができます。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの自己資本比率は当期で68.2%となっており、前期の62.0%から増加しています。
これはプライム市場の製造業平均と比較しても高い水準を示しています。
ROE(自己資本利益率)は当期3.4%で、前期の2.4%から改善していますが、プライム市場平均を下回っています。
手元資金である現金及び預金は当期121億円を確保しており、前期の118億円から増加しています。
これらの財務状況は、同社グループが安定した財務基盤を維持していることを示しています。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 382億円 | 394億円 |
| 自己資本比率 | 62.0% | 68.2% |
| ROE(自己資本利益率) | 2.4% | 3.4% |
| 現金及び預金 | 118億円 | 121億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループの営業活動によるキャッシュフローは、当期に47.0億円の収入となりました。
これは前期の△7.2億円の支出から大幅に改善しています。
主な増加要因は、税金等調整前当期純利益の計上、売上債権及び契約資産の減少、前渡金の減少、並びに前受金の増加によるものです。
投資活動によるキャッシュフローは、当期に△8.4億円の支出となりました。
これは研究開発設備への投資に伴う有形固定資産の取得による支出が主な要因です。
財務活動によるキャッシュフローは、当期に△34.2億円の支出となりました。
これは短期借入金の減少や配当金の支払いが主な減少要因であり、長期借入れによる収入があったものの、全体としては支出が上回っています。
これらのキャッシュフローの状況から、同社グループは本業で安定的に資金を生み出し、将来に向けた投資も行いつつ、財務の健全性を保っていることがうかがえます。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | △7.2億円 | 47.0億円 |
| 投資CF | △1.5億円 | △8.4億円 |
| 財務CF | △17.8億円 | △34.2億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | △8.7億円 | 38.6億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、新規設備等の投資需要に関するリスクを認識しています。
EV市場の減速や米国の政策転換により、主要市場である北米での設備投資計画の見直しや投資時期の後ろ倒しが相次ぎ、経営成績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、為替変動に関するリスクも挙げています。
海外子会社の財務諸表を円換算しているため、大幅な為替変動が生じた場合、輸出入取引や連結財務諸表に影響を及ぼす可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループは、技術者の確保と育成に関するリスクを事業リスクとして挙げています。
労働市場の逼迫により採用や育成、雇用に支障をきたす事態や、従業員の大量退職が発生した場合、事業展開が制約される可能性があります。
このため、優秀な人材の育成と技術継承、新技術開発力の強化が重要であると考えています。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
ヒラノテクシードは、独自の技術を核に社会の進歩発展に貢献することを基本理念とし、ステークホルダーの信頼に応えることを行動指針とする企業です。技術革新と人材育成を通じて、持続的な成長を目指しています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
ヒラノテクシードグループは、コーティング・ラミネーティング技術、乾燥技術、走行制御技術を柱に、高精密・高精度の製造装置を市場に供給することで、社会の進歩発展に貢献することを基本理念としています。最先端技術分野における高精密・高精度な製造装置メーカーとしてリーディングカンパニーを目指しています。
「顧客満足度の向上」「環境エネルギー市場への拡販」「コスト競争力の強化」を最優先に、技術革新に対応した最新機器を提供し、グローバルな活動を推進しています。また、各先端分野の薄膜新素材開発に重点を置いた戦略へ転換し、収益性を重視した将来的な成長戦略の事業基盤構築を目指しています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
ヒラノテクシードグループは、株主・取引先・社員など全てのステークホルダーの信頼と期待に応えることを行動指針としています。「最新の技術で最善の創造、最適な製品で最大の信頼」というポリシーを掲げ、人材をその源泉と捉えています。
「人と技術と未来を創る」というコンセプトに基づき、従業員一人ひとりの育成を通じて、多様化・高度化する社会のニーズに応え続けることを目指しています。多様な人材が働きがいと働きやすさをもって活躍できる職場環境と組織風土の構築・維持に努め、全従業員の健康と安全を最優先し、労働災害ゼロを目指すとともに、ワークライフバランスを重視した職場づくりを推進しています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
ヒラノテクシードグループは、市場ニーズの急速な変化に対応するため、新技術の開発を不可欠と認識し、積極的に推進しています。具体的には、「高クリーン・超薄膜コーティング技術」および「ウェットコーティングとドライコーティングの融合」を軸とした新技術開発に注力しています。
また、持続的な成長と発展のため、次代を担う優秀な人材の育成を重視しています。継続的な人材採用に加え、国内外の大学機関との共同研究開発、OJTや各種研修を通じた人材育成を積極的に実施し、経営層および技術者層の強化を図っています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
ヒラノテクシードは監査等委員会設置会社であり、取締役会と監査等委員会が業務執行の監視・監査・監督を担っています。経営の透明性と効率性の向上を基本方針としています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
ヒラノテクシードの株主構成を見ると、明治安田生命保険相互会社と伊藤忠商事株式会社が筆頭株主として並んでいます。また、取引先持株会であるヒラノ会も上位株主として名を連ねており、幅広いステークホルダーに支えられていることがうかがえます。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 明治安田生命保険相互会社 | 9.58% |
| 伊藤忠商事株式会社 | 9.58% |
| ヒラノ会 | 9.24% |
なお、光通信は2025年9月19日現在で787千株(5.12%)を保有している旨の報告を受けていますが、2026年3月31日現在の実質所有株式数は確認できていません。
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
ヒラノテクシードの役員は10名(男性8名・女性2名)で構成され、女性役員比率は20.0%です。代表取締役会長は岡田薫氏、代表取締役社長は安居宗則氏が務めています。社外取締役比率は50.0%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 岡田 薫 | 取締役会長 代表取締役 | 1981年同社入社。2014年取締役就任、2015年代表取締役社長就任。2017年株式会社ヒラノK&E代表取締役社長、2026年代表取締役会長就任より現職。 |
| 安 居 宗 則 | 取締役社長 代表取締役 | 1982年同社入社。2012年取締役就任、2018年常務取締役就任。2026年代表取締役社長就任より現職。 |
| 原 昌 史 | 取締役兼 執行役員コーポレート部門管掌 | 1989年株式会社三和銀行入行。2018年同社入社、取締役総務部長就任。2024年取締役兼執行役員コーポレート部門管掌就任より現職。 |
| 大 森 克 洋 | 取締役兼 執行役員設計・ 開発部門管掌 | 1988年同社入社。2018年取締役設計部長就任。2023年取締役兼執行役員設計・開発部門管掌就任より現職。 |
| 鶴 谷 信 佳 | 取締役兼執行役員 営業部門管掌 | 1991年伊藤忠商事株式会社入社。2019年同社へ出向。2024年取締役兼執行役員営業部門管掌就任より現職。 |
社外取締役は、藤本万太郎氏(新日本理化相談役)、小西隆志氏(元東洋炭素代表取締役社長)、大久保俊哉氏(元タキロンテック代表取締役社長・常勤監査等委員)、吉田郁子氏(エクスリンク法律事務所パートナー・監査等委員)、西田真規子氏(西田公認会計士事務所代表・監査等委員)です。
ヒラノテクシードは監査等委員会設置会社であり、監査等委員である社外取締役が独立した立場から取締役の職務執行を監査・監督し、経営の透明性と客観性を確保しています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
ヒラノテクシードの役員報酬は、企業価値の持続的な向上と株主利益に連動する報酬体系を基本方針としています。業務執行取締役は基本報酬と株式報酬で構成され、社外取締役は独立性を重視し基本報酬のみが支払われます。監査等委員である取締役の報酬は、その役割と職務内容を考慮し協議により決定されます。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(監査等委員及び社外除く) | 5名 | 1.0億円 | 20.0百万円 |
| 社外取締役 | 5名 | 34百万円 | 6.8百万円 |
なお、取締役の支給額には使用人兼務取締役の使用人分給与は含まれていません。譲渡制限付株式報酬は当期に費用計上された額です。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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