【平均年収805万円】日本パーカライジング 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

【平均年収805万円】日本パーカライジング 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

日本パーカライジングは、表面処理剤・表面処理設備の製造販売や加工サービスをグループ各社とともに展開しています。連結従業員数は4,000名を超え、直近期は売上高が過去最高を更新したものの、利益は微減となりました。


目次

※本記事は、日本パーカライジング株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月25日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


日本パーカライジングは、表面処理剤の製造・販売、表面処理設備の製造・販売、および表面処理加工サービスをグループ各社とともに展開しています。自動車や鉄鋼業界を中心に、幅広い産業分野に技術と製品を提供しています。

単体従業員数は906名、連結従業員数は4,283名です。セグメントは薬品事業、装置事業、加工事業、その他の4つです。

主な国内グループ会社は、パーカーエンジニアリング(装置事業)、日本カニゼン(薬品事業・加工事業)、パーカー加工(加工事業)、パーカー技建工業(その他)、共同輸送(薬品事業)などです。

日本パーカライジングは、2025年7月に医療機器事業をParker MedTechとして独立させ、2026年4月には加工事業をパーカープロセッシングへ承継、北海道パーカライジングを吸収合併するなど、事業再編を進めています。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


日本パーカライジングは、表面改質技術を通じて地球環境保全と豊かな社会作りに貢献する企業グループです。グローバルに事業を展開し、多様な人材の育成と活躍を重視する企業文化の醸成に力を入れています。従業員の働きがいと成長を支援する環境整備にも積極的に取り組んでいることがうかがえます。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


日本パーカライジングでは、従業員の平均年齢と平均勤続年数から、比較的長期にわたってキャリアを築いている人材が多い傾向が見られます。これは、同社が安定した環境で専門性を深めながら働ける職場であることを示唆しています。従業員が継続的に成長し、貢献できるような基盤が整っていると考えられます。

項目 数値
平均年間給与 8,050,517円
平均勤続年数 17.6年
平均年齢 44.0歳
単体従業員数 906人
連結従業員数 4,283人
単体のグループ内比率 21.2%


日本パーカライジングは、確定給付型と確定拠出型の両方の退職給付制度を導入しています。確定給付型は給与や勤続年数に応じて給付額が決まる制度、確定拠出型は会社が拠出した資金を従業員が運用する制度です。これらの制度は、同社および一部の連結子会社に適用されています。

退職一時金制度もありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。直近の退職給付債務は121億円、年金資産は32.4億円となっています。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


同社グループは、社会環境の変化に対応し、表面改質を通じて新たな価値創造に挑戦しています。企業活動における人材の確保・育成、活躍推進を経営の最優先課題と位置づけ、多様な人材の育成と活力の最大化に注力しています。「Vision2030」の実現に向け、「時代の変化に合わせ変革し続けられる人材」「高い専門性を持ち環境変化に強く、自律している人材」「グローバルな視点を持ち、世界の多様な発想や技術に目を向け、自ら学び、実践する人材」を求める人材像としています。

従業員の給与は、市場競争力を踏まえた適正水準の確保、職務内容と責任に応じた公正な評価に基づき決定されます。人事評価に基づく昇給・昇格を通じて成果を反映する方針です。昇給やベースアップは、会社の業績や消費者物価指数の動向も踏まえ、労働組合との協議で決定されます。賞与は会社業績と個人評価に基づいて算定されます。

同社グループは「多様な価値観を尊重し“力”に変えられる企業文化の醸成」をマテリアリティに掲げ、グローバル人材育成、ダイバーシティ推進、人権尊重に取り組んでいます。国内外の人材交流の活性化、海外拠点におけるローカル人材の育成強化を図っています。グローバル人材育成プログラムの推進、語学研修の充実、若手社員の海外研修支援を実施しています。

社内公募制度を活用し、社員の自律的なキャリア育成を支援しています。女性・障がい者・外国人・中途・シニアなど多様な人材の採用と定着を促進し、キャリアステージに合わせた研修でキャリア形成をサポートしています。特に女性活躍推進では、将来の管理職候補となる係長格社員への教育を強化しています。働きやすい環境整備として、フレックスタイム制度やテレワーク体制の整備、人事制度の見直しを進めています。男性従業員の育児休業取得率向上を目指す行動計画を策定し、取得しやすい環境づくりを継続しています。農園型障がい者雇用サービスの導入を通じて、障がい者雇用にも取り組んでいます。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社単体の法定開示データです。男性の賃金に対する女性の賃金の割合は、管理職に占める女性の割合が低いことも格差の要因の一つとなっています。

指標 数値
管理職に占める女性の割合 2.5%
男性の育児休業取得率 70.0%
男性賃金に対する女性賃金の割合(全従業員) 64.2%
男性賃金に対する女性賃金の割合(うち正規雇用従業員) 79.4%
男性賃金に対する女性賃金の割合(うち非正規雇用従業員) 87.6%

連結子会社の法定開示


主要事業会社3社の数値のみ掲載します。

▼ 国内連結子会社

「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」の規定に基づき算出されています。

指標 数値
管理職に占める女性の割合 1.0%
男性の育児休業取得率 62.5%
男性賃金に対する女性賃金の割合(全従業員) 58.8%
男性賃金に対する女性賃金の割合(うち正規雇用従業員) 70.8%
男性賃金に対する女性賃金の割合(うち非正規雇用従業員) 74.4%


▼ 海外連結子会社

「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」の規定に基づいて算出したものとは異なっています。男性の賃金に対する女性の賃金の割合は未集計です。

指標 数値
管理職に占める女性の割合 25.3%
男性の育児休業取得率 57.1%
男性賃金に対する女性賃金の割合(全従業員) -
男性賃金に対する女性賃金の割合(うち正規雇用従業員) -
男性賃金に対する女性賃金の割合(うち非正規雇用従業員) -

多様性・登用


2024年の現状値および2030年の目標値です。

指標 数値
女性管理職比率(2024年現状) 2.6%
女性管理職比率(2030年目標) 10.0%

健康・安全


2024年度の現状値および2030年度の目標値です。

指標 数値
労働災害度数率(2024年度現状) 2.97
労働災害度数率(2030年度目標) 0.50

有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


日本パーカライジングは、表面処理技術を核に、幅広い産業分野で事業を展開する企業です。同社グループは、素材の機能性を高める薬品の製造・販売、各種設備の製造・販売、そして表面処理加工サービスを提供しています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、金属などの素材に付加価値を与える表面処理技術を基盤として事業を展開しています。この技術を通じて、既存事業の深耕、海外事業の拡大、新規分野の開拓に注力しています。また、新総合技術研究所を開所し、脱炭素社会の実現に向けた研究開発やコア技術の発展、将来を見据えた研究開発の強化にも取り組んでいます。

薬品事業

この事業部門では、あらゆる産業分野における素材の洗浄、防錆、塗装下地、潤滑、意匠などを目的とした表面処理剤の製造・販売を行っています。これに加えて、関連するノウハウや技術サポートも提供しています。収益は、主にこれらの表面処理剤の販売から得ており、国内の鉄鋼分野や自動車分野、アジア地域を中心に販売が増加しています。

装置事業

この事業部門は、輸送機器業界を中心に、前処理設備、塗装設備、粉体塗装設備などを製造・販売しています。収益は、これらの設備の販売から得ており、インドや中国など海外での販売拡大に加え、国内でも販売が増加しています。

加工事業

この事業部門では、潤滑性や高密着性を付与する「防錆加工」、金属の強度や耐久性を高める「熱処理加工」、高耐食性や耐摩耗性を付与する「めっき処理」といった表面処理の加工サービスを提供しています。収益は、これらの加工サービスの提供から得ており、主に国内の自動車業界向けで販売が増加しています。

その他の事業セグメント

この事業部門は、ビルメンテナンス事業、太陽光発電事業、医療機器事業などを営んでいます。当期には医療機器事業の会社を新設分割により設立しました。主にビルメンテナンス事業において販売が伸びています。

同社グループは、日本、アジア、欧米の各地域で売上を上げており、海外事業も展開しています。為替変動が売上高や営業利益に影響を与えることがあります。特定の顧客への収益集中は見られません。

セグメント 売上高(2025年3月期) 売上高(2026年3月期)
薬品事業 576億円 589億円
加工事業 478億円 486億円
装置事業 242億円 276億円
その他の事業セグメント 27.0億円 30.4億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの売上高は、過去5連結会計年度にわたり増加傾向にあり、当連結会計年度には過去最高を更新しました。一方で、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益は、直近2期で微減となりました。

セグメント別に見ると、薬品事業と加工事業は売上高が増加したものの、原材料価格の高値圏での推移や人件費、減価償却費の増加により営業利益は減少しています。装置事業は、国内外での販売拡大により売上高と営業利益ともに大きく増加しました。

項目 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
売上高 1,178億円 1,192億円 1,251億円 1,323億円 1,382億円
経常利益 170億円 166億円 199億円 199億円 197億円
経常利益率 14.4% 13.9% 15.9% 15.1% 14.2%
親会社株主に帰属する当期純利益 90.5億円 99.7億円 132億円 131億円 129億円
1株当たり当期純利益(円) 76.93 86.10 114.43 112.20 117.16

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたり売上高(連結)は、前期から増加しており、事業規模の拡大とともに生産性が向上している傾向が見られます。また、従業員1人あたり営業利益(連結)も前期から増加しており、従業員一人あたりの収益創出力が高まっている状況です。これらの指標は、同社グループの事業運営効率が改善していることを示しています。

指標 2025年3月期 2026年3月期
従業員1人あたり売上高(連結) 30.4百万円 32.3百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 3.4百万円 3.5百万円

業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


日本パーカライジングは、強固な財務基盤と安定したキャッシュフローを維持しています。
これにより、事業活動を通じて着実に資金を生み出し、将来に向けた投資余力も確保している状況です。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


日本パーカライジングは、高い自己資本比率を維持しており、強固な財務基盤を築いています。手元資金も潤沢に確保されており、事業運営の安定性を示しています。ROEはプライム市場平均を下回る水準ですが、安定した財務状況は、入社後の雇用や給与の安定性にもつながる要素です。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
純資産 2,233億円 2,215億円
自己資本比率 73.0% 73.9%
ROE(自己資本利益率) 6.9% 6.5%
現金及び預金 778億円 728億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


同社グループの当連結会計年度における営業活動によるキャッシュフローは収入となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益や減価償却費、売上債権及び契約資産の減少によるものです。投資活動によるキャッシュフローも収入となっており、定期預金の払戻や有価証券及び投資有価証券の売却及び償還が主な要因です。

財務活動によるキャッシュフローは支出となりました。自己株式の取得や配当金の支払い、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出が主な要因です。本業で安定的に資金を創出しているため、事業運営の基盤は安定していると言えます。このようなキャッシュフローの状況は、事業の持続可能性と安定した雇用環境を支える要素となります。

項目 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
営業CF 120億円 254億円
投資CF △163億円 6.2億円
財務CF △152億円 △259億円
フリーCF(営業CF+投資CF) △42.7億円 260億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

同社グループは、自動車や鉄鋼など主要な供給先の需要動向に影響を受ける可能性があります。各国・地域の景気低迷や需要縮小は、同社グループの財政状態や経営成績に悪影響を与えるリスクがあります。

また、競合他社がより高品質で安価な製品やサービスを提供した場合、収益性やシェアが低下する可能性も指摘されています。

③ 人材・組織に関するリスク

同社グループは、将来の成長に必要な新製品開発力やグローバル展開を担う人材の確保と育成を重要な経営課題としています。人材獲得や育成が計画通りに進まない場合、同社グループの将来の成長に悪影響を及ぼす可能性があります。

④ 雇用安定性・リストラ

解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


日本パーカライジングは、表面改質技術を通じて地球環境の保全と豊かな社会作りに貢献することを企業理念に掲げています。グローバルな事業展開と持続可能な社会の実現に向けた取り組みを重視し、変革への挑戦を続ける企業風土が特徴です。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


同社グループは、「地球上に限りある資源の有効活用を図り、あらゆる素材の表面改質を通じて、資源の新しい価値を創造し、地球環境の保全と豊かな社会作りに貢献します」を企業理念としています。この理念に基づき、2030年のあるべき企業像と成長の道筋を示した「Vision2030」を策定しています。

表面改質のスペシャリストとして、「表面改質技術を通じて、新たな価値を創造し、持続可能な社会の実現に貢献します」を目標に掲げています。アジアを中心に、北米や欧州などでグローバルに事業を展開し、リージョナル経営を推進することで、各地域のニーズに即した製品とサービスを提供することを目指しています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


同社グループは、「変革への挑戦~Challenge for Change!~」をスローガンに掲げ、既成概念やこれまでの慣習にとらわれない発想で、新規分野の開拓とビジネスプロセスの変革に挑戦する企業風土があります。持続可能な社会の実現に向けた「サステナビリティ基本方針」を制定し、社会課題の解決に貢献する姿勢を大切にしています。

具体的には、安全と品質を確保し、環境に配慮した製品やサービスの提供を積極的に進めています。人権の尊重と雇用における機会の均等を通じ、多様な人材が活躍する社会の実現を目指しており、「多様な価値観を尊重し“力”に変えられる企業文化の醸成」をマテリアリティ(重要課題)の一つとしています。また、従来の縦割り組織による業務遂行を見直し、部署間およびグループ会社間の連携を強化することで、柔軟かつ迅速に変化へ対応できる組織体制の構築を目指しています。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


同社グループは、第5次グループ中期経営計画において、「変革への挑戦~Challenge for Change!~」をスローガンに掲げています。重点項目として、「「Vision2030」実現に向けた種まきと刈り取り」、「業務改革」、「人材育成」を定めています。

具体的には、リージョナル経営によるグローバル事業拡大や、脱炭素など環境関連の研究開発テーマの拡充に取り組んでいます。AIやDXを活用した業務の標準化・自動化・効率化を推進し、柔軟かつ迅速に変化へ対応できる組織体制の構築を目指しています。また、ダイバーシティの推進や働き方改革の推進など、多様な人材が活躍できる環境を整備し、グローバルに通用する人材の育成にも力を入れています。

会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


日本パーカライジングは、監査等委員会設置会社として、経営の意思決定と監督機能、業務執行機能を分離した体制を構築しています。取締役会は社外取締役を複数名含む構成で、透明性の高い経営を目指しています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


同社の筆頭株主は信託銀行(信託口)であり、上位には複数の生命保険会社や銀行といった機関投資家が名を連ねています。特定の創業家や事業会社が突出して高い比率を占めるというよりは、幅広い機関投資家によって支えられている資本構成であると言えます。

株主名 持株比率
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 11.09%
日本生命保険相互会社 6.29%
明治安田生命保険相互会社 4.50%
雄元 4.46%
千葉銀行 4.27%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は11名(男性10名・女性1名)で構成され、女性役員比率は9.0%です。代表取締役会長最高経営責任者は里見多一氏が、代表取締役社長執行役員最高執行責任者は青山雅之氏が務めています。社外取締役比率は45.5%です。

氏名 役職 主な経歴
里見多一 代表取締役会長最高経営責任者 同社入社後、取締役、代表取締役社長を経て、2024年6月より現職。
青山雅之 代表取締役社長執行役員 最高執行責任者 同社入社後、マーケティング部担当部長、国際統括部長、執行役員グループ統括本部長などを歴任し、2024年6月より現職。
田村裕保 代表取締役副社長執行役員 同社入社後、経理部統括部長、取締役管理本部長、取締役常務執行役員を経て、2024年6月より現職。
尾﨑文一 取締役専務執行役員 パーカー加工(現・パーカープロセッシング)入社後、同社代表取締役社長を務め、2025年6月より同社取締役専務執行役員。
福田康政 取締役常務執行役員 同社入社後、マーケティング部長、製品事業本部長、執行役員製品事業本部長などを歴任し、2024年6月より現職。


社外取締役は、江森史麻子氏(大洋綜合法律事務所弁護士)、森達哉氏(オフィス・プライフィス代表)、櫨山重貴氏(櫨山公認会計士事務所公認会計士・監査等委員)、久保田正治氏(神宮前法律事務所所長・監査等委員)、近浩二氏(ライフプラザパートナーズ代表取締役会長・監査等委員)です。

同社は監査等委員会設置会社を採用しており、取締役会の監査・監督機能を高めることでコーポレート・ガバナンスの強化を図っています。社外取締役が経営の透明性と客観性を確保する役割を担っています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


同社の役員報酬体系は、固定報酬、賞与、業績連動型株式報酬で構成されています。社外取締役および監査等委員である取締役に対しては、月額報酬のみが支給されます。業績連動型株式報酬制度は、事業年度ごとの業績に応じたポイント付与により、退任時に同社普通株式および金銭が支給される仕組みです。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(監査等委員及び社外除く) 5名 2.6億円 52.4百万円
監査等委員(社外除く) 1名 10百万円 10.0百万円
社外役員 5名 45百万円 9.0百万円


取締役(監査等委員及び社外取締役を除く)に対する非金銭報酬等の内容は、業績連動型株式報酬であります。

個人別報酬が開示されている役員は、里見多一氏(1.17億円)です。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

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この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。