【平均年収692万円】三精テクノロジーズ 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

【平均年収692万円】三精テクノロジーズ 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

三精テクノロジーズは、遊戯機械、舞台設備、昇降機の製造・施工・販売などをグループ各社とともに展開しています。連結従業員数は1,405名に上り、直近の業績は増収増益となりました。


目次

※本記事は、三精テクノロジーズ株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月24日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


三精テクノロジーズは、遊戯機械、舞台設備、昇降機の製造・施工・販売を主な事業とする企業です。同社グループは、これらの製品の保守サービスや改修工事も手掛けており、遊園地における遊戯施設営業も行っています。

単体従業員数は332名、連結従業員数は1,405名です。同社グループの事業セグメントは、遊戯機械、舞台設備、昇降機、その他の4つです。

主な国内グループ会社は、サンセイメンテナンス(遊戯機械・舞台設備・昇降機)、サンエース(その他)、サンセイファシリティーズ、テルミック(舞台設備)などです。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


三精テクノロジーズは、遊戯機械、舞台設備、昇降機といった専門性の高い事業を展開しており、従業員の専門知識や技術力が重視される環境です。同社グループでは、長期的な視点での人材育成と働きやすい環境整備に力を入れています。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社は、平均勤続年数が長く、平均年齢も比較的高めであることから、従業員が長期にわたってキャリアを築きやすい環境にあることがうかがえます。安定した人材構成の中で、専門性を深めながら働くことができる傾向が見られます。

項目 数値
平均年間給与 6,922,000円
平均勤続年数 16.1年
平均年齢 43.7歳
単体従業員数 332人
連結従業員数 1,405人
単体のグループ内比率 23.6%


同社および連結子会社は、確定給付型の制度(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型の制度(会社が拠出した資金を従業員が運用する)を設けています。これらの制度は国内のグループ会社に適用されています。

退職一時金制度もありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。なお、確定給付制度における退職給付債務は41.8億円、年金資産は20.0億円となっています。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


三精テクノロジーズグループは、人的資本および知的財産への投資を重視し、継続的な人材育成、多様性の確保、社内環境の整備の3つを人材育成の基本方針としています。これらを通じて、中期経営計画の柱である「経営基盤の強化」と中長期的な企業価値向上を目指しています。

2026年4月には新人事制度を導入し、複線型キャリアパスを通じて従業員一人ひとりが専門性を高め、希望するキャリアを実現できる仕組みを構築しています。給与等の決定においては、年齢や勤続年数ではなく、役割の重要性、専門性、発揮度合い、成果を総合的に評価し、適切に反映することを基本方針としています。成果に応じた公正な処遇と、評価プロセスの透明性・公平性の確保にも取り組んでいます。

具体的には、国内外グループ会社間での人材・技術交流や、グローバル市場での事業拡大に対応する人材育成を推進しています。技術開発人材やクリエイティブ人材の育成強化も図っており、人間性や倫理観、自発的な実行力、業務スキルや対人関係能力の向上を目指しています。また、在宅勤務、時差出勤、育児時短勤務の取得期間延長、育児休業取得の啓発など、柔軟で働きやすい社内環境の整備も進めています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社単体の法定開示データです。

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 4.7%
男性労働者の育児休業取得率 100.0%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 70.8%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 72.6%
労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) 48.2%

連結子会社の法定開示


主要事業会社3社の数値のみ掲載します。

▼ 株式会社テルミック

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 11.1%
男性労働者の育児休業取得率 100.0%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 71.1%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 74.0%
労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) 78.6%


▼ 株式会社サンセイメンテナンス

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 0.0%
男性労働者の育児休業取得率 50.0%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 59.6%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 93.6%
労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) 85.8%

人材育成・社内環境整備に関する目標と実績

指標 数値
採用する社員に占める女性の割合(提出会社) 27.3%
採用する社員に占める女性の割合(国内連結グループ) 26.7%
有給休暇取得率(提出会社) 78.9%
有給休暇取得率(国内連結グループ) 64.3%

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


三精テクノロジーズは、遊戯機械、舞台設備、昇降機の3つの主要事業を展開しています。これらの事業を通じて、人々に感動と安全を提供する製品やサービスを提供しています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、遊戯機械、舞台設備、昇降機の各部門において、製品の製造・施工・販売を主な事業内容としています。これらに加えて、納入製品の保守サービスや改修工事、さらには遊園地などの遊戯施設営業も行っています。収益モデルは、大型プロジェクトの受注による製造・施工・販売が中心ですが、保守サービスや改修工事による継続的な収益も特徴です。

同社グループの事業は多岐にわたり、地域ごとの売上高を見ると、日本国内だけでなく、アジア、北米、欧州など海外での事業展開も進んでいます。当連結会計年度の海外売上高は全体の約半分を占めており、グローバルな事業展開を進めていることがうかがえます。特定の顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の10%を超えることはありません。

遊戯機械

ジェットコースター、急流すべり、タワーなどの遊戯機械の製造施工販売を行っています。テーマパーク等へのコンセプト提案やデザイン提供も手掛けています。

収益は、国内外で受注した大型工事の順調な進捗や、補修部品の堅調な需要から得ています。運営は、三精テクノロジーズ、S&S Worldwide, Inc.、Vekoma Rides B.V.、FORREC Ltd.とその子会社が行っています。当連結会計年度の売上高は前期から大きく増加し、セグメント利益も大幅な増加となりました。

舞台設備

劇場や文化ホールなどの舞台機構・吊物装置、テレビ・イベント・コンサート会場における電飾や機械装置などの舞台設備装置の製造施工販売を行っています。

収益は、コンサートやイベント向け仮設舞台装置の好調な需要や、常設施設の改修工事の着実な進捗から得ています。運営は、三精テクノロジーズおよびテルミックが行っています。当連結会計年度の売上高は前期から増加しましたが、セグメント利益は減少しています。

昇降機

エレベーター、エスカレーター、パーキング装置などの昇降機械装置の製造施工販売を行っています。

収益は、公共施設や集合住宅用の新設・改修工事の着実な進捗、安定的に推移する保守・メンテナンス事業から得ています。運営は、三精テクノロジーズが行っています。当連結会計年度の売上高、セグメント利益ともに前期から増加しています。

その他の事業セグメント

国内における遊園地でのレジャー・サービスの提供・運営管理、および駐車場管理、不動産業を行っています。

収益は、レジャー・サービスや賃貸収入から得ています。運営は、サンエースおよびサンセイファシリティーズが行っています。当連結会計年度の売上高は前期から減少しています。

セグメント 売上高(2025年3月期) 売上高(2026年3月期)
遊戯機械 358億円 466億円
舞台設備 184億円 186億円
昇降機 75.2億円 78.5億円
その他の事業セグメント 1.0億円 69百万円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの過去5期間の業績を見ると、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は一貫して増加傾向にあります。特に当連結会計年度は、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも前期から大きく増加しました。

当連結会計年度においては、一部の子会社で当初想定された事業計画を下回ったことから、のれん及び無形資産の減損を計上しています。また、遊戯機械セグメントでものれんの減損損失を計上しています。

項目 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
売上高 344億円 407億円 523億円 619億円 731億円
経常利益 18.8億円 27.6億円 36.0億円 52.9億円 67.9億円
経常利益率 5.5% 6.8% 6.9% 8.6% 9.3%
親会社株主に帰属する当期純利益 14.5億円 17.0億円 20.7億円 30.0億円 51.0億円
1株当たり当期純利益(円) 78.29 91.89 111.45 160.45 279.83

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたり売上高は、前期から増加しています。また、従業員1人あたり営業利益も前期から増加する結果となりました。

これらの指標の改善は、同社グループの事業活動における効率化が進んでいることを示しています。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
従業員1人あたり売上高(連結) 44.8百万円 52.0百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 3.5百万円 4.7百万円

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


同社グループの財務基盤は、自己資本と手元資金の厚みから安定した状態を示しています。営業活動によるキャッシュフローも大きく増加しており、事業の持続的な成長と雇用安定性につながる健全な資金の流れが見られます。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社グループの自己資本比率は、前期から増加し、高い水準を維持しています。ROE(自己資本利益率)も前期から大きく改善し、プライム市場平均を上回る水準となっています。手元資金である現金及び預金も増加しており、これらの指標は同社グループの安定した財務基盤を示しています。強固な財務基盤は、事業の継続性や将来の成長投資を支え、結果として従業員の雇用や給与の安定性にもつながります。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
純資産 453億円 516億円
自己資本比率 51.2% 52.7%
ROE(自己資本利益率) 6.9% 10.6%
現金及び預金 218億円 282億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


同社グループのキャッシュフローは、本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローが前期から大きく増加し、94.5億円の収入となりました。これは主に税金等調整前当期純利益の増加や売上債権の回収によるものです。

投資活動によるキャッシュフローは、有形固定資産の取得などにより13.6億円の支出となりましたが、前期に比べて支出額は減少しています。この結果、本業で得た資金で投資を賄い、余剰資金を生み出すフリーキャッシュフローは80.9億円のプラスとなっています。

財務活動によるキャッシュフローは、長期借入金の返済や配当金の支払い、自己株式の取得などにより31.8億円の支出となりました。同社グループは本業で安定的に資金を生み出し、事業拡大のための投資を行いながら、株主還元や借入金の返済も進めている状況です。これは、事業の持続的な成長と雇用安定性につながる健全な資金の流れを示しています。

項目 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
営業CF 32.7億円 94.5億円
投資CF △34.0億円 △13.6億円
財務CF △11.8億円 △31.8億円
フリーCF(営業CF+投資CF) △1.3億円 80.9億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

同社グループは、景気変動や自然災害、パンデミックの発生などにより、事業活動が停滞し業績及び財務状況が影響を受ける可能性があります。また、遊戯機械分野を中心にグローバルに事業を展開しており、海外各国の規制や税制の変更、経済状況の変化、政治的・社会的リスク、為替変動などが業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。

③ 人材・組織に関するリスク

人材・組織に関するリスクの記載はありません。

④ 雇用安定性・リストラ

解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


三精テクノロジーズは、「動かす技術で社会に笑顔を」をテーマに掲げ、グローバル市場での成長と社会貢献を目指しています。グループ力を結集し、持続的な発展と企業価値向上を追求する企業です。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


三精テクノロジーズは、2025年度を初年度とする中期経営計画において、「動かす技術で社会に笑顔を~“ TEAM Sansei ”~の深化と進化 !」をテーマに掲げています。同社グループは、三精グループ(TEAM Sansei)をより深くより高度に発展(深化)させ、同時に成長(進化)し続けることを目指しています。
「TEAM」とは、Theater(舞台)、Elevator(昇降機)、Amusement(遊戯)、Maintenance(保守、改修)の頭文字を取ったものです。グローバル市場での受注拡大と国内市場での案件獲得を通じて、既存事業の成長を図るとともに、新たな柱となる事業分野への参入・構築に取り組んでいます。
また、持続的な成長を支える経営基盤の強化や、環境保全、社会的課題解決にも積極的に取り組む方針です。サステナビリティに関する基本的な方針として、「世界中のお客様に笑顔と感動、そして安全で快適なくらしを提供することを通して、持続的な発展と社会課題の解決に貢献し、中長期的に企業価値を向上させていく」ことを掲げています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


三精テクノロジーズは、グループ全体の力を結束し、顧客ニーズの変化に対応した製品開発と提案活動に注力する企業風土です。国内外のグループ会社との連携を推進し、製品開発力の強化と採算性の改善に取り組んでいます。
AIや自動化技術の活用、基幹システムの改定、設備投資を通じて業務効率化を図り、安心・安全な「ものづくり」を深化させています。また、サイバーセキュリティの強化にもグループ一体となって継続的に取り組んでいます。
人材育成においては、人間として社会に貢献する意識と高い倫理観を持つ人材の育成を重視しています。企業理念達成と組織活性化のため、経営施策を自発的に実行し成果を残せる人材を育成する方針です。
個々のキャリアビジョン実現のため、企業と個人が共に成長できる関係を構築し、社員の業務スキルと対人関係能力の向上を目指しています。多様な人材の確保や、イノベーション創出をリードする人材、自発的貢献意欲を持つ人材の強化にも取り組んでいます。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


三精テクノロジーズは、世界経済の大きな変動に対処するため、世界各地のグループ各社との連携強化を経営課題としています。これらを支える経営基盤の強化やサステナビリティへの取り組みを重点課題とし、中長期的な成長と企業価値向上に努めています。
具体的には、グループ全体最適化を図り、国内外グループ会社との連携を推進することで、製品開発力の強化および採算性の改善に取り組んでいます。AIや自動化技術の活用、生産管理に係る各種基幹システムの改定、生産能力向上に向けた設備投資を通じて業務効率化を図り、安心・安全な「ものづくり」を深化させています。
サイバーセキュリティの強化にも継続的に取り組むとともに、人材育成や働く環境整備への投資、環境に配慮した製造・製品開発、CO2削減など、サステナビリティへの取り組みも推進しています。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


三精テクノロジーズは監査役会設置会社として、迅速な意思決定と取締役会の活性化を通じて、経営の公正性及び透明性を高めることを重視しています。また、取締役会の諮問機関として、社外取締役を半数以上とする指名委員会および報酬委員会を設置しています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


三精テクノロジーズの株主構成を見ると、筆頭株主は事業会社である丸一鋼管です。その他にも京阪神ビルディングや三井住友銀行といった事業会社や金融機関が上位に名を連ねています。特定の個人や創業家が突出して多くの株式を保有しているわけではなく、多様な法人株主に支えられている資本構成となっています。

株主名 持株比率
丸一鋼管 9.20%
京阪神ビルディング 4.55%
三井住友銀行 4.43%
三十三銀行 4.43%
酉島製作所 4.40%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は13名(男性12名・女性1名)で構成され、女性役員比率は7.7%です。代表取締役社長執行役員は板垣治氏が務めています。社外取締役比率は33.3%です。

氏名 役職 主な経歴
良知 昇 代表取締役会長 2016年5月 同社専務執行役員保守サービス本部長兼生産本部副本部長、2018年4月 同社代表取締役社長執行役員CEO、2025年4月 同社代表取締役会長より現職。
板垣 治 代表取締役社長執行役員 2019年7月 同社執行役員東京支店長兼生産本部副本部長兼品質本部副本部長、2024年6月 同社代表取締役副社長執行役員、2025年4月 同社代表取締役社長執行役員CEOより現職。
大野 慎治 取締役副社長執行役員 2023年5月 同社専務執行役員保守サービス本部長、2024年6月 同社取締役専務執行役員企画担当役員、2025年4月 同社取締役副社長執行役員企画担当役員より現職。
野口 幸男 取締役常務執行役員舞台機構事業本部長兼ニューテクノロジー&ビジネス開発室担当役員 1983年4月 同社入社、2018年6月 同社取締役執行役員舞台機構事業本部長、2023年4月 同社取締役常務執行役員舞台機構事業本部長兼ニューテクノロジー&ビジネス開発室担当役員より現職。
西山 泰治 取締役常務執行役員遊戯機械事業本部長 1987年4月 千代田化工建設㈱入社、2019年4月 同社常務執行役員遊戯機械事業本部長、2022年6月 同社取締役常務執行役員遊戯機械事業本部長より現職。
仲辻 猛士 取締役常務執行役員 生産本部長 1995年3月 ㈱サンセイメンテナンス入社、2013年5月 ㈱サンセイメンテナンス代表取締役社長、2026年4月 同社取締役常務執行役員生産本部長より現職。


社外取締役は、アイアトン・ウィリアム氏(アイアトン・エンタテインメント代表取締役)、安藤よし子氏(元厚生労働省人材開発統括官)、川島勇氏(元日本電気代表取締役執行役員常務兼CFO)です。

同社は監査役会設置会社であり、社外取締役3名を含む取締役9名と社外監査役3名を含む監査役4名で構成される取締役会が業務執行の意思決定と監督を行っています。また、取締役会の諮問機関として、社外取締役を半数以上とする指名委員会および報酬委員会を設置し、経営の透明性向上に努めています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


三精テクノロジーズの役員報酬は、月額基本報酬、業績連動報酬としての賞与、および非金銭報酬としての譲渡制限付株式で構成されています。この報酬体系は、役員の業績向上への意欲を高め、中長期的な企業価値向上に寄与することを基本方針としています。社外取締役の報酬は、その独立性を重視し、固定報酬である月額基本報酬のみとなっています。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(社外除く) 7名 2.9億円 41.6百万円
監査役(社外除く) 1名 19百万円 19.2百万円
社外役員 7名 62百万円 8.9百万円


※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。