【平均年収663万円】MCJ 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2025年3月期)

【平均年収663万円】MCJ 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2025年3月期)

MCJは、マウスコンピューター、aprecioなどを傘下に持つ持株会社です。グループ全体で多くの従業員を抱え、パソコン関連事業と総合エンターテインメント事業を展開しています。直近の業績は、売上高と各利益が増加し、過去最高を更新しました。


目次

※本記事は、株式会社MCJ の有価証券報告書(2025年3月期、2024年4月1日 ~ 2025年3月31日、2025年6月24日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


MCJは持株会社であり、単体従業員数は68名、グループ連結従業員数は2,251名です。

同社グループは、連結子会社20社を中心に、パソコン関連事業と総合エンターテインメント事業の2つのセグメントで事業を展開しています。パソコン本体の製造・販売からパーツの卸売、モニタの開発・販売までを手がけるほか、複合カフェや24時間フィットネスクラブの運営も行っています。

主な国内グループ会社は、マウスコンピューター(パソコン関連事業)、aprecio(総合エンターテインメント事業)などです。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


同社グループは、持株会社体制のもと、多岐にわたる事業を展開しています。人材マネジメントにおいては、社会との共生を重視し、従業員の成長と多様な働き方を支援する企業文化を育んでいます。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社は、平均年齢が38.9歳、平均勤続年数が5.5年となっており、比較的若い年齢層で構成され、一定の勤続年数を経た従業員が在籍している傾向が見られます。多様な事業領域を持つグループ全体を統括する役割を担っています。
なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。

項目 数値
平均年間給与 6,631,516円
平均勤続年数 5.5年
平均年齢 38.9歳
単体従業員数 68人
連結従業員数 2,251人
単体のグループ内比率 3.0%


同社グループは、確定給付型の退職給付制度(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)を設けています。この制度は国内および海外のグループ会社に適用されています。退職一時金制度もありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
退職給付債務は3.4億円となっています。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


同社グループは、「21世紀を代表する製品サービスを創り、人々の生活を豊かにし、よりよい社会の構築に貢献する会社になる」という経営ビジョンを掲げ、企業価値向上と社会価値向上の双方を重視しています。変化に柔軟に対応できる人材の育成と確保を至上命題とし、経験、性別、国籍、年齢などあらゆる面でのダイバーシティ推進を目指しています。

人材育成においては、グローバル人材やM&A戦略を推進する専門人材、次世代経営人材の強化・育成に注力しています。特に経営人材の多様性、ジェンダーにおける多様性推進を強化する方針です。従業員の能力開発やモチベーション向上も重視し、キャリア形成を支援する人事制度や働く環境の整備に取り組んでいます。

具体的な制度として、次世代経営幹部研修やビジネススクールへの派遣、階層別研修、定額制のオンライン研修など多様な育成プログラムを提供しています。キャリア開発の状況は人事評価項目に設定され、報酬等の処遇に反映される仕組みです。また、自己啓発支援制度やポストチャレンジ制度、社員登用制度を通じて、従業員の成長と多様なキャリアパスを支援しています。

働きやすい環境整備にも力を入れており、在宅勤務制度、フレックスタイム制度、短時間勤務制度、週休3日制度といった多様な働き方を支える制度を導入しています。コンプライアンスやハラスメントに関する研修も定期的に実施し、従業員の健康経営を推進するための定期健診やストレスチェック、相談窓口の設置も行っています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社単体の法定開示データです。男性労働者の育児休業取得率およびパート・有期労働者の男女賃金差異は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく公表義務の対象項目として選択しておらず、公表されていません。

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 27.3%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 64.1%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 62.9%

連結子会社の法定開示


主要事業会社3社の数値のみ掲載します。

▼ ㈱マウスコンピューター

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 24.1%
男性労働者の育児休業取得率 100.0%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 82.9%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 89.7%
労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) 82.6%


▼ テックウインド㈱

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 0.0%
男性労働者の育児休業取得率 66.7%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 76.3%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 75.4%
労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) 85.8%


▼ ㈱アユート

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 0.0%
男性労働者の育児休業取得率 0.0%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 80.6%
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) 79.8%

人材育成・キャリア支援


対象範囲は同社および連結対象子会社です。

指標 数値 目標(いつまでに)
教育訓練投資額 47,614,015円 40,000,000円(2026年3月)
研修参加率 28.6% 50%(2026年3月)
幹部研修派遣率 32.8% -

多様性確保


対象範囲は同社および連結対象子会社です。女性管理職比率は、連結グループに属する全ての会社を集計の対象としています。

指標 数値 目標(いつまでに)
女性管理職比率 14.3% 15%(2026年3月)
中途採用者管理職比率 82.2% -
外国人管理職比率 0.5% 1%(2026年3月)
女性労働者比率 31.2% 35%(2026年3月)
中途採用人数(正規雇用) 177人 -
社員登用数 184人 -
障がい者雇用率 2.370% 2.7%(2027年3月)

ワークライフバランス


対象範囲は同社および連結対象子会社です。

指標 数値 目標(いつまでに)
平均継続勤務年数の男女差 (女性/男性×100) 83.1% 80%以上
定着率 84.6% 90%以上
1か月あたりの平均残業時間(正社員) 6.9時間 10時間以内
有給休暇取得率 70.8% -

コンプライアンス・職場環境の整備


対象範囲は同社および連結対象子会社です。

指標 数値 目標(いつまでに)
ハラスメントの発生件数 1件 0件

職場環境の整備


対象範囲は同社および国内の連結対象子会社です。

指標 数値 目標(いつまでに)
労災発生件数(うち死亡者数) 9件(0件) 10件以内

健康経営


対象範囲は同社および国内の連結対象子会社です。喫煙習慣に関するアンケートに回答のあったものを集計した実績となります。

指標 数値 目標(いつまでに)
喫煙率 18.7% 15%(2028年3月)

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


MCJグループは、パソコン関連事業と総合エンターテインメント事業の二つの主要な事業セグメントを展開しています。これらの事業を通じて、幅広い顧客層に対して製品とサービスを提供し、収益を上げています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


MCJグループは、主にパソコン関連製品の製造・販売と、複合カフェやフィットネスクラブの運営を事業の柱としています。多岐にわたる製品やサービスを提供することで、市場のニーズに対応しています。

パソコン関連事業

パソコン本体の製造・販売、パソコンパーツの卸売・販売、モニタの開発・販売などを手掛けています。収益は、BTO(受注生産)パソコンや完成品パソコン、汎用モニタなどの販売から得ています。運営は、マウスコンピューター、ユニットコム、テックウインド、iiyama Benelux B.V.、R-Logic International Pte Ltdなどの連結子会社が行っています。当連結会計年度においては、国内事業が好調に推移し、グループ全体の増収増益を牽引しました。海外事業では、欧州で増収を確保し、東南アジア事業では増収増益を達成しています。

総合エンターテインメント事業

「aprecio」ブランドでの複合カフェ店舗の運営や、「MIRA fitness」ブランドでの24時間フィットネスクラブの運営を行っています。収益は、これらの店舗運営から得ています。運営は、aprecioおよびMIDの連結子会社が行っています。当連結会計年度では、ネットカフェ事業の営業黒字が定着し拡大したことや、24時間フィットネス事業が引き続き好調を維持したことから、売上高および営業利益ともに過去最高を更新しました。

セグメント 売上高(2024年3月期) 売上高(2025年3月期)
パソコン関連事業 1,817億円 2,008億円
総合エンターテインメント事業 57.7億円 64.1億円


MCJグループの売上高は、日本が最大の市場であり、欧州がこれに次ぐ規模となっています。当連結会計年度では、日本市場の売上高が前期から増加し、欧州市場も増加傾向を示しています。

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


MCJグループの業績は、直近の連結会計年度において売上高と各利益が増加し、過去最高を更新しました。これは、主要なパソコン市場の需要が回復基調にあることが主な要因となっています。過去5期間で見ると、売上高は堅調に推移し、利益も安定的に成長する傾向が見られます。

項目 2021年3月期 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期
売上高 1,742億円 1,912億円 1,911億円 1,875億円 2,072億円
経常利益 155億円 137億円 139億円 171億円 200億円
経常利益率 8.9% 7.2% 7.3% 9.1% 9.7%
親会社株主に帰属する当期純利益 100億円 92.8億円 96.0億円 122億円 141億円
1株当たり当期純利益(円) 101.98 94.63 97.79 124.16 143.07

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


MCJグループの従業員1人あたりの売上高は前期から増加しており、生産性が向上している傾向を示しています。また、従業員1人あたりの営業利益も同様に増加しており、組織全体の収益を創出する力が強化されていることがうかがえます。

指標 2024年3月期 2025年3月期
従業員1人あたり売上高(連結) 81.6百万円 92.0百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 7.5百万円 8.6百万円

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


MCJグループは、本業で安定的に資金を獲得しながら、将来の成長に向けた投資を積極的に行っている状況です。財務の健全性を保ちつつ、事業拡大を目指す同社グループの現在地を示しています。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


MCJグループの財務基盤は、自己資本比率がプライム市場平均と比較して高い水準にあり、安定した経営状況を示しています。ROE(自己資本利益率)もプライム市場平均を上回っており、効率的な収益獲得能力があることがうかがえます。手元資金も厚く、事業環境の変化や不測の事態にも対応できる体制が整っていると言えるでしょう。

指標 2024年3月期(前期) 2025年3月期(当期)
純資産 793億円 895億円
自己資本比率 65.6% 66.6%
ROE(自己資本利益率) 16.7% 16.7%
現金及び預金 485億円 577億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


MCJグループのキャッシュフローを見ると、本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローは、税金等調整前当期純利益の増加や仕入債務の増加により、前期から大きく増加しています。これは、同社グループが事業活動を通じて着実に資金を生み出していることを示しています。

一方で、投資活動によるキャッシュフローは、定期預金の純増や有形固定資産の取得による支出が増加したため、前期と比較して大幅なマイナスとなっています。これにより、本業で得た資金を上回る規模で投資を行っており、フリーキャッシュフローはマイナスに転じています。

財務活動によるキャッシュフローは、長期借入金の返済や配当金の支払い、自己株式の取得による支出が収入を上回ったため、資金を使用する状況が続いています。同社グループは本業で安定的に資金を創出しつつ、将来に向けた積極的な投資を行っており、事業の成長性への期待が持てる状況です。

項目 2024年3月期(前期) 2025年3月期(当期)
営業CF 82.0億円 175.9億円
投資CF △62.0億円 △248億円
財務CF △132百万円 △81.2億円
フリーCF(営業CF+投資CF) 20.0億円 △72.5億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

MCJグループは、パソコン製造事業において原材料や部品の調達が不可欠であり、急激な価格高騰や供給不足が発生した場合、原価上昇や製品出荷の遅延、棚卸資産の評価損が発生する可能性があります。また、AIやロボティクスを含むデジタル関連技術の革新が著しく、ユーザーの行動変化やデジタル機器に対する指向の変化が急激に起きた場合、同社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

③ 人材・組織に関するリスク

MCJは純粋持株会社としてグループ子会社の統括・運営を行っており、効率的な運営にはマネジメントスキルに優れた管理要員が必須です。グループ内での人材育成や外部からの人材登用が計画通りに進まない場合、または業務依存度の高い人材が流出した場合、円滑なグループ経営が困難となり、同社グループの業績に影響を与える可能性があります。

④ 雇用安定性・リストラ

解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


MCJグループは、既存事業の強化と新たな成長軸の確立を目指し、社会との共生を重視する企業です。お客様の理想を形にし、挑戦し続けることを大切にする文化が根付いています。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


MCJグループは、2028年3月期を最終年度とする新中期経営計画において、長期的な経営ビジョンを掲げています。既存のパソコンやモニタ、その他周辺機器等の事業拡大に注力しつつ、「取扱うハードウェアの多様化」と「ハードウェアに関連する各種サービス事業への進出」の2軸での成長を目指しています。

同社グループは、ハードウェアの種類の拡充による既存のパソコンを中心とするハードウェア事業の強化と、コンテンツなどのサービス分野の強化を長期的な事業の方向性としています。ハードウェアとサービス分野双方からの相乗効果により、企業価値の最大化を目指しています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


MCJグループは、企業価値の向上と社会的価値の向上を両立させることを重視し、「社会との共生」を大切な価値観の一つとしています。同社は「21世紀を代表する製品サービスを創り、人々の生活を豊かにし、よりよい社会の構築に貢献する会社になる」ことを目指す企業の姿としています。

その実現のために、以下の4つの価値観を掲げています。『Get The Ideal ~お客様の理想を形に~』は、お客様一人ひとりの価値を創造し、他社との差別化を図り成長する姿を表しています。
『社会との共生』は、自社益の追求だけでなく、全てのステークホルダーとの共存共栄を図り、社会全体の発展に貢献する姿勢を示しています。
『正しく真っすぐな道を歩む』は、高度な倫理観と志を持ち、正しい道を愚直に進むことを重視しています。
『あくなきチャレンジ精神』は、現状に満足せず、ベンチャースピリットと情熱を持って新たな価値創造に挑戦し続けることを求めています。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


MCJグループは、持株会社として、個々の事業会社の収益性管理とグループ全体の事業ポートフォリオ管理の効率的なバランスを取ることを課題としています。持続的な企業価値向上に向け、営業利益率、ROIC、ROE、配当性向、総還元性向、DOEの6つの重要指標を経営上重視しています。

また、事業推進にあたっては、グローバルな事業展開を支えるグローバル人材の確保・育成に注力しています。変化への対応を念頭に、多様な人材が活躍できる環境と体制の整備、社員教育制度の強化、柔軟な働き方に対応した新たな人事制度の構築を進めています。

さらに、ESG推進も重要な課題です。2020年7月に定めた「ESG方針」に基づき、「事業価値の向上と社会価値の向上の両立」を掲げています。環境、社会、ガバナンスの各分野における活動を推進し、責任ある上場企業としての責務を果たすべく取り組んでいます。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


MCJは純粋持株会社体制を採用し、グループ全体の経営方針決定と管理・監督機能を担っています。監査役会設置会社であり、取締役会と監査役会に加えて、独立社外役員で構成される諮問委員会を任意で設置しています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


MCJの筆頭株主は個人であり、創業家が主要な株主として経営を支える資本構成となっています。複数の信託銀行も上位株主に名を連ねており、安定した基盤のもとで事業を展開していることがうかがえます。

株主名 持株比率
髙島 勇二 33.04%
日本カストディ銀行(信託口) 4.99%
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 3.64%
BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND 2.61%
野村信託銀行(投信口) 2.44%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は11名(男性10名・女性1名)で構成され、女性役員比率は9.1%です。代表取締役会長最高経営責任者は髙島勇二氏が務めています。社外取締役比率は50.0%です。

氏名 役職 主な経歴
髙島 勇二 代表取締役会長最高経営責任者 1993年4月 ㈲高島屋衣類店入社、1996年5月 同社代表取締役社長、1998年8月 ㈲エムシージェイ(現同社)代表取締役社長、2017年4月 同社代表取締役会長兼最高経営責任者(CEO)より現職。
安井 元康 代表取締役社長最高執行責任者 2002年9月 同社入社、2005年4月 同社経営企画室執行役員、2016年6月 同社取締役兼グループ事業開発推進及びIR責任者、2021年6月 同社代表取締役社長兼最高執行責任者(COO)より現職。
浅貝 武司 取締役コーポレート本部長 1990年4月 ㈱協和銀行(現㈱埼玉りそな銀行)入行、2001年4月 同社取締役、2008年6月 同社取締役兼コーポレート本部長より現職。
石戸 謙二 取締役最高財務責任者 1991年4月 ㈱三菱銀行(現㈱三菱UFJ銀行)入行、2007年6月 同社コーポレート本部経営企画室長、2008年10月 同社取締役兼最高財務責任者(CFO)より現職。


社外取締役は、浦勝則氏(東京丸の内法律事務所パートナー弁護士・諮問委員)、ギディオン・フランクリン氏(Gideon Franklin Limited CEO・諮問委員)、宮谷正一氏(MMグループホールディングス代表取締役社長・諮問委員)、山口畝美氏(U・アカデミー代表・諮問委員)です。

同社は監査役会設置会社です。独立社外役員で構成される諮問委員会を設置し、取締役の指名・報酬決定や取締役会の実効性評価に重要な役割を果たしています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


MCJの役員報酬は、固定報酬である基本報酬と、業績連動報酬である役員賞与および業績連動型株式報酬、さらに有償ストックオプションで構成されています。社外取締役と監査役は業務執行から独立した立場であるため、基本報酬のみが支給される仕組みです。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(社外除く) 4名 2.5億円 63.2百万円
監査役(社外除く) 1名 12百万円 12.0百万円
社外役員 6名 36百万円 6.0百万円


※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。