※本記事は、株式会社SCREENホールディングス の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月25日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
SCREENホールディングスは持株会社であり、単体従業員数は653名、グループ連結従業員数は6,884名です。
同社グループは、半導体製造装置、印刷関連機器、ディスプレー製造装置、成膜装置、プリント基板関連機器の製造・販売を主な事業内容としています。これらの事業に関連する研究・開発やサービスも展開しており、連結子会社34社を中心に、製品・サービス別の事業会社を通じて国内外で包括的な戦略を立案し、事業活動を行っています。
主な国内グループ会社は、SCREENセミコンダクターソリューションズ、SCREEN SPE テック(半導体製造装置の開発・製造)などです。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
SCREENホールディングスは、持株会社としてグループ全体の経営戦略を統括しています。同社グループは、半導体製造装置をはじめとする多様な事業を展開しており、専門性の高い人材が活躍する環境です。社員一人ひとりの成長と多様な働き方を重視し、持続可能な企業価値向上を目指しています。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社では、平均年齢と平均勤続年数から、一定の経験を積んだ社員が長く活躍している傾向が見られます。多様な事業領域で専門性を発揮できる環境が、社員の定着につながっていると考えられます。
なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 10,802,000円 |
| 平均勤続年数 | 13.9年 |
| 平均年齢 | 42.0歳 |
| 単体従業員数 | 653人 |
| 連結従業員数 | 6,884人 |
| 単体のグループ内比率 | 9.5% |
なお、直近の主要子会社のデータは以下の通りです。
| 会社名 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年間給与 |
|---|---|---|---|
| 株式会社SCREENセミコンダクターソリューションズ | 43.4歳 | 15.9年 | 11,394,000円 |
| 株式会社SCREENグラフィックソリューションズ | 46.3歳 | 21.0年 | 10,200,000円 |
同社グループは、従業員の退職給付制度として、確定給付型と確定拠出型の両方を採用しています。確定給付型は給与や勤続年数に応じて給付額が決まる制度、確定拠出型は会社が拠出した資金を従業員が運用する制度です。これらの制度は、同社および連結子会社に適用されています。
なお、退職一時金の有無や支給条件、従業員ごとの会社拠出額などは、有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
退職給付債務は278億円、年金資産は415億円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは、企業理念と経営大綱に基づき、人財戦略を経営基盤強化の重要な柱と位置付けています。社員一人ひとりが「ソリューションクリエーター」として新しい価値を創出できるよう、育成に注力しています。高度専門人財の確保・育成を進め、多様な価値観を尊重しながらグローバルでの競争力強化を目指しています。
人事制度においては、持株会社および主要な事業会社・機能会社で「役割等級制度」を採用しています。これは経験年数ではなく、個人の成長と役割を重視して処遇に反映させる仕組みです。給与は基本給と賞与で構成され、基本給は社会動向や物価推移を考慮し、賞与はグループ・組織業績と個人評価に応じて算定されます。
労働市場での競争力を高めつつ、公正な評価を通じて社員の能力発揮を後押しする方針です。スペシャリスト職制度の改定や定年延長の実施など、多様な人財が長期的に活躍できる環境整備にも取り組んでいます。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。女性管理職比率は、持株会社単体では開示されていません。男女賃金差異は、等級上位層に男性労働者が多いことに起因しています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 男性育児休業取得率 | 100.0% |
| 男女賃金差異(全労働者) | 78.7% |
| 男女賃金差異(正規雇用労働者) | 79.6% |
| 男女賃金差異(パート・有期労働者) | 72.4% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
なお、男女賃金差異は、等級上位層に男性労働者が多いことに起因しています。
▼ 株式会社SCREENセミコンダクターソリューションズ
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 男性育児休業取得率 | 85.1% |
| 男女賃金差異(全労働者) | 72.9% |
| 男女賃金差異(正規雇用労働者) | 73.7% |
| 男女賃金差異(パート・有期労働者) | 84.5% |
▼ 株式会社SCREENグラフィックソリューションズ
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 男性育児休業取得率 | 100.0% |
| 男女賃金差異(全労働者) | 77.5% |
| 男女賃金差異(正規雇用労働者) | 77.5% |
| 男女賃金差異(パート・有期労働者) | - |
▼ 株式会社SCREEN SPEサービス
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性管理職比率 | 3.9% |
| 男性育児休業取得率 | 71.4% |
| 男女賃金差異(全労働者) | 86.4% |
| 男女賃金差異(正規雇用労働者) | 87.9% |
| 男女賃金差異(パート・有期労働者) | 48.0% |
グループ全体(連結)
持株会社および主要な事業会社・機能会社7社の集計値です。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性管理職比率 | 5.1% |
| 男性育児休業取得率 | 89.0% |
| 男女賃金差異(全労働者) | 75.3% |
| 男女賃金差異(正規雇用労働者) | 75.9% |
| 男女賃金差異(パート・有期労働者) | 84.9% |
多様性・登用
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性管理職比率(7社計) | 5.1% |
| 全社員に占める女性社員比率(7社計) | 11.4% |
| 女性新卒採用比率(7社計) | 23.3% |
人材育成・エンゲージメント
教育研修費用は社外委託費の総額であり、社内講師が開催する場合の人件費等は含んでいません。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 教育研修費用総額 | 5.2億円 |
| 一人当たりの研修費用(7社計) | 99,000円 |
| 一人当たりの研修費用(国内) | 83,000円 |
| 一人当たりの研修費用(連結) | 76,000円 |
| エンゲージメントサーベイ好意的回答率(7社計) | 69% |
| エンゲージメントサーベイ好意的回答率(連結) | 74% |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
SCREENホールディングスは、持株会社体制のもと、半導体製造装置、印刷関連機器、ディスプレー製造装置、プリント基板関連機器といった多岐にわたる事業を展開しています。同社グループは、各事業会社が製品・サービスごとに国内外の戦略を立案し、事業活動を進めています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、持株会社体制の下で製品・サービス別の事業会社を配置し、それぞれの専門分野で事業を展開しています。主力は半導体製造装置事業であり、その他に印刷関連機器、ディスプレー製造装置、プリント基板関連機器の事業も手掛けています。
収益モデルとしては、新規装置の販売と、保守パーツや消耗品の販売、修理・改造サービス、中古装置販売といった「ポストセールス他」の二つの柱があります。特にポストセールスは、装置導入後の継続的な収益源となっています。同社グループの売上高は海外比率が高く、特に中国や台湾が主要な市場となっています。また、特定の顧客への売上集中も見られます。
半導体製造装置事業(SPE)
半導体製造装置の開発、製造、販売、および保守サービスを行っています。
収益は、新規装置の販売と、保守サービスなどのポストセールスから得ています。運営は、SCREENセミコンダクターソリューションズが行っています。
グラフィックアーツ機器事業(GA)
印刷関連機器の開発、製造、販売、および保守サービスを行っています。
収益は、装置の販売やインクを中心としたリカーリングビジネスから得ています。運営は、SCREENグラフィックソリューションズが行っています。
ディスプレー製造装置および成膜装置事業(FT)
ディスプレー製造装置および成膜装置の開発、製造、販売、および保守サービスを行っています。
収益は、OLED向け装置の販売から得ています。運営は、SCREENファインテックソリューションズが行っています。
プリント基板関連機器事業(PE)
プリント基板関連機器の開発、製造、販売、および保守サービスを行っています。
収益は、ポストセールスから得ています。運営は、SCREEN PE ソリューションズが行っています。
その他の事業セグメント
半導体先端パッケージ・ライフサイエンス・水素関連の新規事業分野における製品の開発・製造および販売、ドキュメントの企画・製作、ソフトウエアの開発・販売等の事業を含んでいます。
| セグメント | 売上高(2025年3月期) | 売上高(2026年3月期) |
|---|---|---|
| SPE | 5,195億円 | 4,853億円 |
| GA | 529億円 | 573億円 |
| FT | 328億円 | 405億円 |
| PE | 141億円 | 145億円 |
| その他の事業セグメント | 60.0億円 | 81.2億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの過去5期間の業績を見ると、売上高は増加傾向にありましたが、直近の当連結会計年度では減少に転じました。経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益も、同様に直近の当連結会計年度では前期に比べて減少しています。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 4,119億円 | 4,608億円 | 5,049億円 | 6,253億円 | 6,057億円 |
| 経常利益 | 594億円 | 774億円 | 943億円 | 1,383億円 | 1,243億円 |
| 経常利益率 | 14.4% | 16.8% | 18.7% | 22.1% | 20.5% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 455億円 | 575億円 | 706億円 | 995億円 | 920億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 244.14 | 304.08 | 371.05 | 511.77 | 486.63 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたり売上高は、前期に比べて減少しています。また、従業員1人あたり営業利益も前期から減少する傾向が見られます。これらの指標は、同社グループの事業規模に対する生産性の動向を示すものとなっています。
| 指標 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 97.5百万円 | 88.0百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 21.2百万円 | 17.8百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
同社グループの財務状況は、安定した基盤と健全な資金の流れを示しています。本業で着実に資金を創出し、将来への投資と株主還元を両立できる財務的な余力がある状況です。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの財務基盤は、高い自己資本比率と潤沢な手元資金によって安定している状況です。自己資本比率はプライム市場の製造業平均を大きく上回っており、強固な財務体質を示しています。ROE(自己資本利益率)もプライム市場平均を上回る水準で推移しており、効率的な資本活用がうかがえます。手元資金も増加傾向にあり、事業運営の安定性につながる要素です。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 4,207億円 | 4,867億円 |
| 自己資本比率 | 62.7% | 67.4% |
| ROE(自己資本利益率) | 25.1% | 20.3% |
| 現金及び預金 | 1,404億円 | 1,474億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループのキャッシュフローは、本業で安定した資金を創出している状況を示しています。営業活動によるキャッシュフローは前期に比べて増加し、927.1億円の収入となりました。これは税金等調整前当期純利益や減価償却費、棚卸資産の減少などが主な要因です。
投資活動によるキャッシュフローは、研究開発設備等の有形固定資産の取得により297.1億円の支出となり、将来に向けた投資を継続していることがうかがえます。財務活動によるキャッシュフローは、配当金の支払いや自己株式の取得により402.0億円の支出となりましたが、前期より支出は減少しています。
結果として、営業活動で得た資金が投資活動の支出を上回るフリーキャッシュフローは630.0億円のプラスとなり、前期から増加しています。この健全な資金の流れは、同社グループが安定した事業運営を継続し、成長投資と株主還元を両立できる財務的な余力があることを示しています。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 712.3億円 | 927.1億円 |
| 投資CF | △217.7億円 | △297.1億円 |
| 財務CF | △464.7億円 | △402.0億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 494.6億円 | 630.0億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループの売上は国内外の主要半導体メーカーに集中する傾向があり、特定顧客の設備投資動向や受注動向が業績に影響を与える可能性があります。また、半導体・ディスプレー市場は急速な技術革新と好不況の波に晒されており、市況が予想と乖離した場合には売上や利益に悪影響をもたらす可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
優秀な人材の確保における競争が激化しており、必要な人材を継続的に採用・維持できない場合や、後継者育成計画が滞り、資質を持つ人材が不足する場合には、同社グループの事業や業績に悪影響をもたらす可能性があります。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
SCREENホールディングスは、「人と技術をつなぎ、未来をひらく」という存在意義を掲げ、社会課題の解決を通じて持続可能な未来を切り拓くことを目指しています。同社グループは「ソリューションクリエーター」として、社会的価値と経済的価値を共に実現する共通価値(CSV)の創出を推進しています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
同社グループは、存在意義として「人と技術をつなぎ、未来をひらく」を掲げています。これは、社員を含むすべてのステークホルダーと、独自技術やノウハウを融合させることで新たな価値を創造し、未来へ伝承していくことを意味しています。また、社会課題の解決を通じて持続可能な未来への扉を開き、社会の発展に貢献するという思いが込められています。
創業の精神である「思考展開」も、人と技術を育む重要な基盤です。同社グループは10年後のありたい姿を「Be a Solution Creator -共に歩む人たちと、世界が求める存在に-」と定め、事業を通じて社会課題を解決する「ソリューションクリエーター」として、共通価値(CSV)の創出を目指しています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、企業理念の「人と技術をつなぎ、未来をひらく」に示されるように、社員を含むすべてのステークホルダーとのつながりを重視しています。創業の精神である「思考展開」は、長きにわたり人と技術を育み続ける精神的な支えとなっています。
中期経営計画「Value Up Further 2026」では、「ソリューションクリエーターとして一人ひとりの成長と競争力の強化によりさらなるプレゼンス向上」を基本コンセプトとしています。人財戦略においては、組織の活性化と個の成長を掲げ、従業員エンゲージメントの向上を図っています。
また、事業を通じて社会的価値と経済的価値を共に実現するサステナブル経営を推進し、CSR憲章に対応する9つの個別方針を開示しています。代表取締役社長が最高責任者となり、従業員の心身の健康づくりを推進する健康経営にも取り組んでいます。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
同社グループは、中期経営計画「Value Up Further 2026」において、「長期の成長を支える経営基盤を構築する3年間」と位置付け、事業成長戦略、経営基盤強化戦略、共通戦略の実行を通じて「SCREEN Value」のさらなる向上を目指しています。
経営基盤強化戦略では、組織の活性化と個の成長を掲げた人財戦略や、DX推進と情報セキュリティマネジメントシステム強化に取り組む情報戦略を重点テーマとしています。また、半導体製造装置事業の生産能力拡大と拠点機能の最適化を図るファシリティ戦略も推進しています。
共通戦略としては、環境・社会・ガバナンスの課題解決に向けた「Sustainable Value 2026」を策定し、サステナブル経営をグローバルに展開しています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
SCREENホールディングスは、監査役会設置会社であり、持株会社体制を採用しています。経営と執行の分離体制を構築し、社外取締役の選任を通じて経営監視機能の強化と客観性の維持に努めています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
同社グループの株主構成を見ると、筆頭株主は日本マスタートラスト信託銀行(信託口)であり、信託業務を担う機関投資家が上位に名を連ねています。複数の金融機関や生命保険会社が主要株主として同社グループを支えている状況です。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 18.33% |
| 日本カストディ銀行(信託口) | 9.09% |
| 日本生命保険相互会社 | 3.85% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は12名(男性11名・女性1名)で構成され、女性役員比率は8.3%です。代表取締役取締役社長最高経営責任者(CEO)は後藤正人氏が務めています。社外取締役比率は50.0%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 廣江 敏朗 | 代表取締役 取締役会長 | 1983年同社入社。半導体機器カンパニー副社長、執行役員等を経て、2019年6月同社代表取締役取締役社長最高経営責任者(CEO)。2025年6月より同社代表取締役取締役会長現職。 |
| 後藤 正人 | 代表取締役 取締役社長 最高経営責任者(CEO) | 1990年同社入社。半導体機器カンパニー副社長、執行役員等を経て、2019年2月SCREENセミコンダクターソリューションズ代表取締役社長執行役員。2025年6月より同社代表取締役取締役社長最高経営責任者(CEO)現職。 |
| 近藤 洋一 | 取締役副会長 | 1982年三菱UFJ銀行入行。執行役員等を経て、2013年6月同社入社上席執行役員。常務取締役、専務取締役、代表取締役専務取締役、取締役副社長を歴任し、2026年4月より同社取締役副会長現職。 |
| 石川 義久 | 取締役 | 1986年同社入社。執行役員、上席執行役員、常務執行役員を経て、2022年6月より同社取締役現職。 |
社外取締役は、高須秀視氏(サムコ社外取締役)、奥平寛子氏(同志社大学大学院ビジネス研究科准教授)、楢原誠慈氏(東洋紡取締役会長)、佐藤文一氏(九州大学マス・フォア・インダストリ研究所教授)です。
同社は監査役会設置会社であり、社外取締役4名を選任することで経営監視機能の強化と経営の客観性維持を図っています。社外取締役は取締役会において内部統制評価や監査結果の報告を受けています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
同社グループの役員報酬は、中長期的な企業価値向上を促すインセンティブとして設計されています。取締役の報酬は、固定報酬である「基本報酬」、短期業績に連動する「業績連動型報酬」、そして中長期の業績や企業価値に連動する「業績連動型株式報酬」の3つの要素で構成されています。社外取締役の報酬は基本報酬と業績連動型報酬のみであり、監査役の報酬は基本報酬のみとなっています。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外除く) | 5名 | 5.1億円 | 1.02億円 |
| 監査役(社外除く) | 2名 | 57百万円 | 28.5百万円 |
| 社外役員 | 6名 | 96百万円 | 16.0百万円 |
なお、人数は事業年度中に報酬の支給対象となった人数であり、期中に退任した役員を含みます。
個人別報酬が開示されている役員は、廣江敏朗氏(1.76億円)、後藤正人氏(1.47億円)です。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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