【平均年収642万円】タカノ 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

【平均年収642万円】タカノ 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

タカノは、オフィス用家具や福祉・医療施設用椅子などの住生活関連機器、検査計測装置などの産業機器、エクステリア製品、機械・工具の販売を手掛けています。幅広い製品の製造・販売を通じて多様な産業と人々の生活を支え、直近期は増収増益となりました。


目次

※本記事は、タカノ株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月25日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


タカノグループは、オフィス用家具や福祉・医療施設用椅子、臨床検査薬などの住生活関連機器、半導体・高機能フィルム用検査計測装置、電磁アクチュエータなどの産業機器、エクステリア製品、機械・工具の販売を手掛けています。幅広い製品の製造・販売を通じて、多様な産業と人々の生活を支える事業を展開しています。

単体従業員数は616名、連結従業員数は727名です。セグメントは住生活関連機器、検査計測機器、産業機器、エクステリア、機械・工具の5つです。

主な国内グループ会社は、ニッコー(機械・工具)、タカノ機械(検査計測機器)、ユーキ・トレーディング(住生活関連機器)などです。

当連結会計年度において、タカノは産業機器事業に係る固定資産および連結子会社である株式会社ユーキ・トレーディングの企業結合において生じたのれん等の減損損失を特別損失に計上しています。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


タカノは、多様な事業を展開する企業として、従業員の働きがいと成長を重視する環境が特徴です。長期的なキャリア形成を支援する人事制度と、個人の挑戦を促す評価制度を通じて、社員が能力を最大限に発揮できるような働き方を推進しています。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社では、比較的長く勤める従業員が多く、安定した環境でキャリアを築いている傾向が見られます。平均年齢も日本の企業としては標準的であり、幅広い年代の社員が活躍していることがうかがえます。

項目 数値
平均年間給与 6,415,858円
平均勤続年数 16.0年
平均年齢 44.7歳
単体従業員数 616人
連結従業員数 727人
単体のグループ内比率 84.7%


同社および連結子会社の一部では、退職給付制度として確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型(会社が拠出した資金を従業員が運用する)の両方を採用しています。適用範囲は国内および海外のグループ会社の一部です。退職一時金制度も設けられていますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。

なお、確定給付制度における退職給付債務は3.4億円となっています。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


同社グループは、中期経営計画「ONE TAKANO & Growth」の実現に向け、研究開発型企業として技術開発・商品開発・事業開発を進め、グローバル化を図ることを基本方針としています。この方針を支えるため、事業構造改革やDX推進、高付加価値事業へのシフト、新規事業創出を担う人材の確保・育成を重要な経営課題と位置付けています。

「人が企業のすべてである」という考えのもと、「新役割主義人事制度」を整備・運用しています。この制度は、今後の事業環境に対応できる人材育成と、公正で納得感のある仕組みづくりを目的としています。具体的には、管理職には人材育成の役割を明確化し、一般社員層にも後輩指導を期待レベルとして定義しています。

評価は「役割遂行度」「目標達成度」「業務貢献度」の3項目で行われ、特に目標達成度における「チャレンジ性」や役割遂行度における「積極的な行動」が重視されます。これにより、社員の成長を促し、役割発揮、挑戦、成果を公正に評価し処遇に反映することで、持続的成長と企業価値向上を支える人材基盤の強化を図っています。給与は役割給を軸とし、賞与は半期ごとの会社業績と個人評価に応じて算定されるため、業績連動性が明確です。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


連結子会社は法定開示の公表義務対象外のため、提出会社単体のデータを示します。

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 3.3%
男性労働者の育児休業取得率 60.0%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 64.8%
労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) 67.2%
労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) 57.8%

女性の活躍


当該指標等に関する目標および実績は、各連結子会社の規模・制度の違いから一律記載は困難であるため、連結グループにおける主要な事業を営む提出会社のものを記載しています。

指標 実績(当連結会計年度)
男性労働者の育児休業者の取得率 60.0%
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 3.3%
労働者の男女の賃金の額の差異 64.8%

教育の充実


幹部職員の高齢化、定年退職の増加への対応として、次世代幹部育成研修(対象者は主として30歳代の職員)を2021年3月期から実施しています。当該指標等に関する目標および実績は、各連結子会社の規模・制度の違いから一律記載は困難であるため、連結グループにおける主要な事業を営む提出会社のものを記載しています。

指標 実績(当連結会計年度)
次世代幹部育成研修受講者 2名
社員一人当たり教育研修費 5.6万円

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


タカノは、オフィス用家具や検査計測装置、産業機器、エクステリア製品、機械・工具の販売など、多岐にわたる事業を展開しています。同社グループは、これらの事業を通じて社会に新しい価値を提供することを目指しています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、主に5つのセグメントで事業を展開しており、各事業部門は国内および海外で戦略的な事業活動を行っています。収益は、各事業部門が提供する製品やサービスの販売から得ています。

住生活関連機器

オフィス用椅子などのオフィス用家具、車椅子などの福祉・医療施設用の椅子、臨床検査薬、福祉用具・健康用品の製造・販売を行っています。収益は、オフィス家具製品や福祉・医療施設用椅子、臨床検査薬、福祉用具・健康用品の販売から得ています。運営は、同社、上海鷹野商貿有限公司、ユーキ・トレーディング、ヨウホクが行っています。当連結会計年度の売上高は前期から増加しています。

検査計測機器

主に液晶や半導体・高機能フィルム用の検査計測装置などを製造販売しています。収益は、フィルム向け検査装置などの検査計測装置の販売から得ています。運営は、同社、タカノ機械、台湾鷹野股份有限公司が行っています。当連結会計年度の売上高は前期から増加しています。

産業機器

産業用機械に用いられる電磁アクチュエータおよびそのユニット品、ユニット(ばね)製品を製造販売しています。収益は、電磁アクチュエータやユニット(ばね)製品の販売から得ています。運営は、同社、香港鷹野国際有限公司、鷹野電子(深圳)有限公司、Takano of America Inc.が行っています。当連結会計年度の売上高は前期から減少しています。

エクステリア

オーニング、パラソル、跳ね上げ式門扉、その他ガーデンエクステリア製品などを製造販売しています。収益は、エクステリア製品の販売から得ています。運営は、同社が行っています。当連結会計年度の売上高は前期から減少しています。

機械・工具

機械・工具などの仕入販売に関する事業を行っています。収益は、機械・工具などの仕入販売から得ています。運営は、ニッコーが行っています。当連結会計年度の売上高は前期から減少しています。

同社グループは海外市場にも事業を展開しており、特に中国や台湾、その他地域での売上高も計上しています。また、コクヨ株式会社への売上高が同社グループ全体の売上高の約43.3%を占めており、特定の顧客への収益集中が見られます。

セグメント 売上高(2025年3月期) 売上高(2026年3月期)
住生活関連機器 128億円 134億円
検査計測機器 59.8億円 63.3億円
産業機器 22.7億円 22.4億円
機械・工具 17.0億円 16.7億円
エクステリア 12.5億円 11.7億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの売上高は直近5期間で変動が見られますが、当期は前期から増加に転じています。経常利益も前期から大きく増加し、親会社株主に帰属する当期純利益も増加しています。

項目 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
売上高 227億円 230億円 252億円 240億円 248億円
経常利益 12.4億円 11.0億円 10.2億円 5.3億円 10.0億円
経常利益率 5.4% 4.8% 4.1% 2.2% 4.0%
親会社株主に帰属する当期純利益 8.9億円 8.3億円 6.0億円 5.2億円 6.2億円
1株当たり当期純利益(円) 58.84 54.46 39.50 34.19 40.48

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたり売上高(連結)は前期から増加しており、生産性が向上している傾向が見られます。また、従業員1人あたり営業利益(連結)も前期から大きく増加しており、収益体質の改善が進んでいることがうかがえます。これらの指標の改善は、同社グループの効率的な事業運営を示唆しています。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
従業員1人あたり売上高(連結) 32.9百万円 34.1百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 0.6百万円 1.2百万円

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


同社グループの財務状況は、安定した基盤の上に、事業活動で得た資金を将来の成長に向けた投資に充てている状況を示しています。本業で着実に資金を生み出し、投資活動も行いながら、手元資金を維持しています。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社グループは高い自己資本比率を維持しており、財務基盤が強固な状態です。これは、外部環境の変化に対する耐性が高く、安定した事業運営を支える要因となります。また、手元資金も十分に確保されており、不測の事態にも対応できる体制が整っています。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
純資産 319億円 325億円
自己資本比率 82.9% 85.7%
ROE(自己資本利益率) 1.6% 1.9%
現金及び預金 89.1億円 87.0億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


同社グループのキャッシュフローは、本業で安定的に資金を生み出し、その資金を将来の成長に向けた投資に充てている状況を示しています。営業活動によるキャッシュフローは増加しており、税金等調整前当期純利益や減価償却費、減損損失、棚卸資産の減少などが資金増加の主な要因です。一方で、投資活動によるキャッシュフローは、有形固定資産の取得や投資有価証券の取得により資金が支出されていますが、投資有価証券の売却収入も一部ありました。財務活動によるキャッシュフローは、主に配当金の支払いにより資金が減少しています。本業で得た資金を成長投資に回しつつ、健全な財務活動を行っていることから、安定した事業運営と将来への投資意欲がうかがえます。

項目 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
営業CF 8.4億円 11.1億円
投資CF △3.3億円 △10.6億円
財務CF △4.3億円 △4.0億円
フリーCF(営業CF+投資CF) 5.0億円 48百万円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

同社グループは、事業分野が多岐にわたっているため、経営資源の集中化による事業成長が阻害される可能性があります。また、住生活関連機器事業においては、特定の主要顧客企業への依存度が高いことがリスクとして挙げられています。検査計測機器事業では、半導体製造業界の設備投資動向に経営成績が大きく影響を受ける可能性があります。

③ 人材・組織に関するリスク

同社グループは、特定の経営者や有能な技術者に事業が依存している部分があり、将来の成長のためには有能な技術者や経験豊富な営業・管理スタッフの確保と育成が重要な課題であると認識しています。これらの人材を確保・育成できない場合や、優れた人材が大量に離職した場合には、事業活動に影響を及ぼす可能性があります。

④ 雇用安定性・リストラ

解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


タカノは、社会の変化を見据え、持続的な成長と発展を通じて豊かな社会の実現に貢献することを目指す企業です。株主、顧客、従業員、社会の視点から企業価値の向上を図ることを基本的な姿勢としています。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


タカノは「常に高い志を持ち、社会のルールを守り、世の中の変化を見すえ、持続的成長・発展を通じ、豊かな社会の実現に貢献する」ことを経営の基本的な考え方、目指すべき姿として掲げています。株主・顧客・従業員・社会の視点から企業価値の向上を図ることを通じて、豊かな社会の実現に貢献していくことを基本的な姿勢としています。

同社グループは、中期経営計画「ONE TAKANO & Growth」を策定し、経営を進めています。この計画の基本方針は「研究開発型企業を目指し、他に勝る技術開発・商品開発・事業開発を確実に進め、世の中に新しい価値を提供すると共にグローバル化を進め、事業の発展を図る」ことです。社会とタカノがサステナブルであるために、構造改革とプロセス改革を進め、高付加価値事業へのシフトとSDGsに向けた動きを加速させ、成長を確実なものにすることを目指しています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


タカノは、人材の育成と活用を急務と捉え、社員のモチベーション向上と組織力・企業力強化のため「新役割主義人事制度」を制定しています。この制度は、今後の事業環境に対応できる人材育成と、公正で納得感のある仕組みづくりを目的としています。

具体的には、事業競争力の強化、新規事業展開、グローバル化への対応を目指しています。また、よりチャレンジを促進し、努力や結果を公正に評価し、処遇に適切に反映する仕組みを重視しています。

人材育成面では、管理職には「計画的な人材育成」と「後進の指導育成」が、一般社員層には「部下・後輩の指導育成」と「下位等級者のレベルアップ支援」が求められています。評価制度では「チャレンジ性」や「積極的な行動」を評価項目に加えることで、人材の成長を促すカルチャーを醸成しています。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


同社グループは、中期経営計画「ONE TAKANO & Growth」を着実に推進し、研究開発型企業を目指すことを重要な課題としています。具体的には、技術開発・商品開発・事業開発を確実に進め、新しい価値を提供すると共にグローバル化を進め、事業の発展を図ることを目指しています。

住生活関連機器事業では、新しい働き方に即した新製品の開発や、DX化・AI活用による製造ラインの合理化と生産性向上、そして「新しいオフィス」に対応した製品分野への事業展開に注力しています。

検査計測機器事業では、半導体・高機能フィルム・電池部材関連分野への事業シフトをさらに進め、早期の販売拡大を通じてバランスの取れた事業構造を確立することを課題としています。産業機器事業では、半導体製造装置向けの電磁アクチュエータの増産体制を整え、災害に強い生産体制を構築することを重点テーマとしています。

また、事業横断的な営業情報活用により、既存事業のノウハウを活かした新製品・新分野の事業化を推進し、新規事業を早期に確立することで将来の成長性を確保することに取り組んでいます。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


タカノは監査等委員会設置会社であり、取締役会と監査等委員会が経営を監督する体制です。これにより、迅速な意思決定と経営の透明性確保の両立を図っています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


コクヨ株式会社と日本発条株式会社が同社の筆頭株主として名を連ねています。また、堀井朝運氏をはじめとする個人株主や、同社従業員持株会、同社取引先持株会、一般財団法人鷹野学術振興財団など、同社に関連する複数の株主が上位に位置しています。

株主名 持株比率
コクヨ 14.13%
日本発条 14.13%
堀井 朝運 9.77%
鷹山 7.65%
水元 公仁 2.80%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は12名(男性12名・女性0名)で構成され、女性役員比率は0.0%です。代表取締役社長は鷹野雅央氏が務めています。社外取締役比率は25.0%です。

氏名 役職 主な経歴
鷹野 準 代表取締役会長 1971年4月日発販売㈱入社、1974年3月同社入社。1978年8月同社取締役、1998年6月同社代表取締役社長を経て、2025年6月より同社代表取締役会長に就任し現職。
鷹野 雅央 代表取締役社長 経営全般、人事部管掌 2012年4月㈱東芝入社、2014年1月㈱浜銀総合研究所入社。2018年1月同社入社、2021年6月同社取締役、2025年6月より同社代表取締役社長に就任し現職。
大原 明夫 常務取締役 メディカル部門管掌、特命担当 1971年4月㈱日本興業銀行入行。2001年8月同社入社、2005年6月同社取締役、2007年6月より同社常務取締役に就任し現職。
下島 久志 取締役 ファニチャー部門、ヘルスケア部門、エクステリア部門管掌 1984年4月同社入社。2012年4月同社執行役員、2016年6月より同社取締役に就任し現職。
植田 康弘 取締役 薬事室、技術開発本部管掌 1980年4月オリンパス光学工業㈱入社。2016年11月同社入社、執行役員、2017年6月より同社取締役に就任し現職。
山本 幸康 取締役 経営企画本部、TQM推進室、画像計測部門、アグリ事業推進室管掌 1994年4月同社入社。2018年4月同社執行役員、2025年6月より同社取締役に就任し現職。
黒田 康裕 取締役 1975年4月コクヨ㈱入社。1991年6月同社取締役、2009年3月同社代表取締役専務、2011年3月同社代表取締役副社長を経て、2018年6月より同社取締役に就任し現職。
堀江 雅之 取締役 1986年4月日本発条㈱入社。2017年4月同社執行役員、2025年6月より同社代表取締役副社長執行役員に就任し現職。2025年6月より同社取締役に就任し現職。


社外取締役は、濵本真矢氏(KHネオケム取締役常務執行役員)、長谷川洋二氏(弁護士・監査等委員)、小松哲夫氏(長野計器常務取締役・監査等委員)です。

同社は監査等委員会設置会社であり、社外取締役が過半数を占める監査等委員会が取締役会の監督機能を強化しています。これにより、経営の透明性とチェック機能の拡充を図る体制となっています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


同社は、役員の報酬について、持続的な発展と中長期の企業価値向上を目指す方針を定めています。業務執行取締役の報酬は、定額の金銭報酬である基本報酬(固定報酬と業績連動報酬)と賞与で構成され、固定報酬と業績連動報酬の比率は概ね50:50です。社外取締役および非業務執行取締役の報酬は、全て固定報酬となっており、非金銭報酬は設けていません。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(監査等委員及び社外除く) 9名 2.0億円 22.7百万円
監査等委員(社外除く) 1名 15百万円 14.5百万円
社外役員 3名 12百万円 3.9百万円


なお、総額には期中に辞任した取締役1名の報酬が含まれます。また、一部の取締役は役位に応じて報酬の一部を自主返納しており、上記の額は自主返納後の金額です。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。