【平均年収824万円】八洲電機 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

【平均年収824万円】八洲電機 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

八洲電機は、電気機器や情報機器、産業用設備、空調関連機器の販売とソリューションエンジニアリングを主軸に、社会インフラから産業設備まで幅広い分野で事業を展開しています。直近の連結会計年度では増収増益を達成し、堅調な成長が続いています。


目次

※本記事は、八洲電機株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月19日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


八洲電機グループは、電気機器、情報機器、産業用設備、空調関連機器の販売とソリューションエンジニアリングを主軸としています。プラント、公共・設備、交通の3つの事業セグメントを通じて、社会インフラから産業設備まで幅広い分野で事業を展開しています。

単体従業員数は454名、連結従業員数は1,062名です。セグメントはプラント事業、公共・設備事業、交通事業の3つです。

主な国内グループ会社は、八洲ファシリティサービス(プラント事業)、八洲産機システム(公共・設備事業)、東京キデン(交通事業)などです。

同社グループは、当連結会計年度より経営管理区分の見直しを行い、従来の「産業・設備事業」を「プラント事業」と「公共・設備事業」に再編しました。また、八洲EIテクノロジーは2026年4月1日付で八洲冷熱へ商号変更しています。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


八洲電機は、エンジニアリング力を活かした事業展開を通じて社会に貢献している企業です。同社グループでは、社員を大切な「人財」と位置付け、能力開発や多様な働き方を推進することで、持続的な成長を目指しています。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社では、従業員の平均勤続年数が長く、平均年齢も比較的高い傾向にあります。これは、長期的なキャリア形成を支援し、安定して働き続けられる環境が整っていることを示唆しています。経験豊富な人材が多数在籍し、専門性を高めながら活躍している様子がうかがえます。

項目 数値
平均年間給与 8,238,000円
平均勤続年数 17.1年
平均年齢 41.8歳
単体従業員数 454人
連結従業員数 1,062人
単体のグループ内比率 42.7%


同社グループは、確定給付企業年金制度と退職一時金制度、確定拠出企業年金制度を設けています。これらの制度は、当社及び連結子会社に適用されています。退職一時金制度がありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。

確定給付制度における退職給付債務は18.2億円、年金資産は19.1億円です。確定拠出制度への要拠出額は、当連結会計年度で296百万円となっています。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


同社グループは、「クオリティの高いエンジニアリング力を通じ社会に貢献するエクセレントカンパニーとして、サステナブルな未来を創造する」という経営ビジョンを掲げており、その実現には人的資本の充実が最も重要であると位置付けています。職務上求められるスキルに連動した研修プログラムの着実な実行を通じて能力開発を推進し、女性採用・登用を通じて多様な発想を受け入れ、社員の自律性を尊重した柔軟な働き方を実現することを目指しています。

従業員の給与は、非管理職については職務遂行能力に応じて、管理職については役職に応じて決定されます。給与改定は毎年度の人事考課の結果に基づいて実施され、人事考課では年度の成果だけでなく行動やプロセスも評価対象となります。賞与は年2回支給され、会社業績と人事考考結果に応じて決定される仕組みです。

また、多様性の確保を重視しており、特に女性の採用・登用を先行して進め、中途及びシニア採用を通じて多様な技能・経験の確保とその伝承に努めています。社員の自主性を重んじる「柔軟な働き方」を原則とし、関係する制度及び環境の整備を進めています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」の規定に基づき算出された、提出会社単体のデータです。

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 9.2%
男性労働者の育児休業取得率 72.7%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 72.5%
労働者の男女の賃金の差異(うち正規雇用労働者) 70.6%
労働者の男女の賃金の差異(うちパート・有期労働者) 60.2%

連結子会社の法定開示


主要事業会社3社の数値のみ掲載します。

▼ 八洲制御システム㈱

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 7.4%
男性労働者の育児休業取得率 66.7%


▼ 八洲ファシリティサービス㈱

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 3.3%
男性労働者の育児休業取得率 0.0%

任意開示


同社グループが独自に設定している人的資本に関する目標値です。

指標 数値
女性管理職候補育成ならびに女性社員の能力開発及びキャリアアップ支援を目的に、異業種交流が可能で、視野や価値観を広げられる外部研修へ、4年間で20%以上派遣する -
男性労働者の育児休業取得日数を平均14日以上とする -
男性社員の育児休業または育児目的の特別休暇の取得率を100%にする -

有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


八洲電機は、電気機器、情報機器、産業用設備、空調関連機器などの販売と、それらに関連するソリューションエンジニアリングを提供しています。同社グループの事業は、「プラント事業」「公共・設備事業」「交通事業」の3つのセグメントで構成されています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、社会インフラや産業設備の維持・更新、省エネ・省力化、デジタル化、脱炭素化といった顧客の経営課題に応えるソリューションを提供することで収益を上げています。収益は主に商品売上高と工事売上高から得られており、特定の顧客への収益集中は見られません。また、連結売上高の90%以上を本邦の外部顧客への売上高が占めており、国内事業が中心となっています。

プラント事業

鉄鋼業界や非鉄金属業界の大型設備維持・管理・更新、石油・化学プラント、製薬・精密機器工場などに対し、電機制御、発電・受配電設備、電気計装、監視制御、プロセス冷熱・空調、保守・メンテナンスといった幅広いソリューションを提供しています。収益は、電機制御システムや各種生産設備、省エネ・環境技術を活用したグリーン製品などの販売と、これらに関わる保守・メンテナンスから得ています。運営は、八洲ファシリティサービス、中国パワーシステム、西日本パワーシステム、八洲プラント建設が行っています。前期と比較して売上高は増加しています。

公共・設備事業

上下水道・空港・公共施設などの公共分野、ビル・商業施設などの建設分野、通信・データセンター分野向けに、監視制御システム、受変電設備、空調設備、冷却装置、照明機器、保守サービスを提供しています。収益は、監視制御システム、空調設備、冷却装置、照明機器などの販売と、これらに関わる保守・メンテナンスから得ています。運営は、八洲産機システム、八洲制御システム、八洲EIテクノロジー(現:八洲冷熱)が行っています。前期と比較して売上高は大幅に増加しており、同社グループ全体の売上を牽引しています。

交通事業

鉄道の安全・安定輸送を支える車両や設備等の提供からメンテナンス&サービスまで幅広く対応しており、鉄道事業者が運営する沿線開発事業向けにもソリューションを提供しています。収益は、車両及び車両電気品、受変電設備、信号システム、駅設備などの販売と、これらに関わる保守・メンテナンスから得ています。運営は、東京キデンが行っています。前期と比較して売上高は増加しています。

セグメント 売上高(2025年3月期) 売上高(2026年3月期)
公共・設備事業 265億円 321億円
プラント事業 251億円 263億円
交通事業 145億円 161億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの業績は、過去5期間にわたり売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも増加傾向を示しています。特に直近の連結会計年度では、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のすべてが増加し、増収増益を達成しました。経常利益は上場以来4年連続で最高益を更新しており、堅調な成長が続いています。

項目 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
売上高 600億円 603億円 649億円 661億円 746億円
経常利益 22.5億円 29.3億円 40.2億円 53.7億円 74.4億円
経常利益率 3.7% 4.9% 6.2% 8.1% 10.0%
親会社株主に帰属する当期純利益 15.3億円 19.2億円 26.6億円 40.1億円 51.5億円
1株当たり当期純利益(円) 71.63 90.10 125.22 188.74 241.62

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたり売上高は、直近の連結会計年度で前期から増加しています。従業員1人あたり営業利益も同様に前期から増加しており、生産性の向上がうかがえます。これらの指標の改善は、同社グループの収益体質の強化と組織効率化の進展を示しています。

指標 2025年3月期 2026年3月期
従業員1人あたり売上高(連結) 64.4百万円 70.2百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 5.1百万円 6.9百万円

業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


八洲電機グループは、財務基盤が安定しており、本業で得た資金を効率的に活用している状況を示しています。これは、事業の持続可能性や将来の成長に向けた投資余力があることを意味します。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社グループの財務基盤は、自己資本比率とROE(自己資本利益率)の面で安定した状態を示しています。自己資本比率はプライム市場の製造業平均を上回っており、財務の健全性が高い水準にあることがうかがえます。また、ROEもプライム市場平均を上回っており、効率的な資本活用ができていることを示しています。手元資金である現金及び預金も増加傾向にあり、不測の事態への耐性も備わっていると言えます。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
純資産 308億円 363億円
自己資本比率 47.7% 49.5%
ROE(自己資本利益率) 13.9% 15.4%
現金及び預金 155億円 174億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


八洲電機グループのキャッシュフローは、本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローが大幅に増加しています。これは、税金等調整前当期純利益の増加や売上債権の減少が主な要因となっています。投資活動によるキャッシュフローは、無形固定資産の取得や長期預金の預入により支出が増加しており、将来に向けた投資を積極的に行っている状況を示しています。

財務活動によるキャッシュフローは、長期借入金の返済や配当金の支払いにより支出が継続しています。結果として、本業で得た資金が投資活動を上回り、自由に使える資金であるフリーキャッシュフローはプラスを維持しています。この資金の流れは、同社グループが安定した事業運営を基盤としつつ、成長に向けた投資も行っていることを示しており、雇用や給与の安定性、将来の成長性につながる傾向にあると言えます。

項目 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
営業CF 34.8億円 62.1億円
投資CF 0.1億円 △38.3億円
財務CF △7.6億円 △8.2億円
フリーCF(営業CF+投資CF) 34.9億円 23.8億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

同社グループは、株式会社日立製作所及びその関係会社(日立グループ会社)との特約店契約を事業活動の前提としています。日立グループ会社からの仕入高が同社グループ全体の仕入高の55.3%を占めており、日立グループ会社との関係変化やブランドイメージの低下が財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

また、国内設備投資の動向や主要販売先が属する事業分野の市況悪化も、同社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。市場環境やニーズへの対応の遅れ、エンジニアリング力の強化やソリューションビジネスにおける品質管理責任の拡大もリスクとして認識されています。

③ 人材・組織に関するリスク

同社グループは、事業を遂行する上で人材の確保や喪失が財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があると認識しています。

④ 雇用安定性・リストラ

解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


八洲電機は、クオリティの高いエンジニアリング力を通じて社会に貢献し、持続可能な未来を創造するエクセレントカンパニーを目指しています。ステークホルダーへの社会的責任を果たし、企業価値の向上に努めることを基本方針としています。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


同社グループの経営ビジョンは、「クオリティの高いエンジニアリング力を通じ社会に貢献するエクセレントカンパニーとしてサステナブルな未来を創造する」ことです。ステークホルダーに対し社会的責任を果たし、同社グループの企業価値の向上に努めることを経営の基本方針としています。また、同社グループは経営理念である「信・愛・和」の精神を受け継いでいます。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


同社グループは、経営理念「信・愛・和」のもと、エンジニアリング力を活かした事業活動を通じて社会貢献と持続可能な社会の構築を推進しています。新たな中期経営計画『Happiness2028中期経営計画』では、「社員の幸せが原動力となる循環型成長の実現」を基本方針に掲げています。スローガンは「ハピネスから、ビジネスを」であり、Well-beingとDXを通じて成長の循環を創造することを目指しています。

サステナビリティ方針として、環境に配慮した事業推進、環境問題への取組み、個人の尊重、ガバナンスの強化、情報公開の推進、目標の設定を掲げています。特に個人の尊重においては、ウェルビーイング経営に取り組み、エンゲージメントを高めることで生産性向上と業績向上を目指すとしています。人財の育成を持続的成長に不可欠と位置づけ、多様性の確保や柔軟な働き方を原則としています。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


同社グループは、2026年度をスタートとする新たな中期経営計画『Happiness2028中期経営計画』において、経営理念である「信・愛・和」の精神を受け継ぎ、3つの柱「ウェルビーイング・DX戦略・グループシナジー」を推進しています。マインドを変革し、デジタルを活用したコア技術とDXにより業績向上を目指すとしています。

管理系戦略では、エンゲージメント・サーベイの目標スコアを明確化し、改善施策を実行することで従業員が実感できる「スコア向上」を実現するとしています。また、八洲電機グループ全体のIT環境について、グループ横断での標準化・統合を検討し、最適なシステム基盤の構築を推進しています。コンプライアンス及びCSR活動の推進においては、グループ経営を深化させる方針のもと、グループ一体となってコンプライアンスの徹底を図り、サステナビリティ経営を推進するとしています。

会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


八洲電機は監査等委員会設置会社として、業務執行と監督の役割を明確化したコーポレート・ガバナンス体制を構築しています。取締役会の諮問機関として、過半数を独立社外取締役で構成する指名・報酬諮問委員会を設置しています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


八洲電機の筆頭株主は日本マスタートラスト信託銀行(信託口)です。上位株主には、公益財団法人八洲環境技術振興財団や八洲電機従業員持株会といった同社グループに関連する団体も名を連ねています。これにより、幅広いステークホルダーによって支えられている資本構成となっています。

株主名 持株比率
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 8.50%
公益財団法人八洲環境技術振興財団 6.70%
八洲電機従業員持株会 2.90%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は8名(男性8名・女性0名)で構成され、女性役員比率は0.0%です。代表取締役社長兼グループCOOは清宮茂樹氏が務めています。社外取締役比率は37.5%です。

氏名 役職 主な経歴
太田 明夫 取締役会長兼 CEO(代表取締役) 1971年3月同社入社。2001年4月同社執行役員産機営業本部長、2005年6月同社取締役、2013年4月同社代表取締役社長を経て、2023年4月より同社代表取締役会長兼CEO現職。
清宮 茂樹 取締役社長 兼 グループCOO (代表取締役) 1993年4月同社入社。2020年4月同社執行役員交通システム本部長、2023年4月同社社長兼COOを経て、2023年6月より同社代表取締役社長兼COO現職。2024年12月より同社代表取締役社長兼グループCOO現職。
松﨑 正 取締役 兼専務執行役員 CMO事業統括本部長 1987年4月同社入社。2017年4月同社執行役員プラント第二事業部長、2020年4月同社上席執行役員プラントエンジニアリングビジネスユニット長を経て、2025年6月より同社取締役兼専務執行役員CMO事業統括本部長現職。
織田 富造 取締役 兼常務執行役員 CFO 経営統括本部長 1987年4月国際電気㈱入社。2015年4月同社入社。2017年6月同社執行役員経営企画本部長、2020年6月同社取締役兼上席執行役員経営統括本部長兼財務本部長を経て、2025年4月より同社取締役兼常務執行役員CFO経営統括本部長現職。
岡谷 洋介 取締役 兼常務執行役員 CHRO経営統括本部副統括本部長 1991年4月㈱日立製作所入社。2019年1月同社入社。2020年4月同社執行役員法務・CSR本部長、2023年6月同社取締役兼上席執行役員管理統括本部長を経て、2025年4月より同社取締役兼常務執行役員CHRO経営統括本部副統括本部長現職。


社外取締役は、宮直仁氏(公認会計士事務所開設・監査等委員)、山内豊氏(公認会計士事務所開業・監査等委員)、岩瀬淳一氏(JXTGエネルギー取締役副社長執行役員・監査等委員)です。

同社は会社法上の機関設計として監査等委員会設置会社を採用しています。監査等委員である取締役は、取締役会や監査等委員会を通じて経営の監督機能を果たし、会計監査人や内部監査担当部署とも連携して経営チェックを行っています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


八洲電機の取締役の報酬は、企業価値の持続的な向上と株主利益に連動する体系を採用しています。報酬は固定報酬、業績連動報酬、非金銭報酬で構成され、その比率の目安は固定報酬60%、業績連動報酬30%、非金銭報酬10%です。報酬決定方針は、過半数が独立社外取締役で構成される指名・報酬諮問委員会の審議・答申を経て、取締役会で決定されています。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(監査等委員及び社外除く) 6名 3.5億円 57.5百万円
社外役員 3名 33百万円 11.0百万円


同社グループの役員報酬総額は3.8億円であり、対象となる役員は合計9名です。1人あたりの平均報酬は42.0百万円となっています。

個人別報酬が開示されている役員は、太田明夫氏(1.31億円)です。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

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この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。


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