※本記事は、株式会社AOKIホールディングス の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月22日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
AOKIホールディングスは持株会社であり、単体従業員数は127名、グループ連結従業員数は3,226名です。
同社グループは、ファッション、エンターテイメント、アニヴェルセル・ブライダル、不動産賃貸の4つの事業を主軸に展開しています。連結子会社5社を中心に、多様なライフスタイルに対応するサービスを提供しています。
主な国内グループ会社は、AOKI(ファッション事業)、快活フロンティア(エンターテイメント事業)、アニヴェルセル(アニヴェルセル・ブライダル事業)などです。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
株式会社AOKIホールディングスは持株会社であり、ファッション、エンターテイメント、ブライダルの3つのコア事業を展開しています。同社グループは、人材を企業価値向上の源泉と位置づけ、多様な人材が活躍できる環境づくりに注力しています。各事業の特性に応じた人材育成と、従業員が安心して長く働ける制度設計を重視していることが特徴です。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社は、従業員の平均年齢が44.8歳、平均勤続年数が7.8年となっており、比較的落ち着いた年齢構成と勤続傾向が見られます。多様な事業を展開するグループ全体の人材戦略において、各事業の特性に応じた人材育成とキャリア形成支援に力を入れています。
なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 7,359,000円 |
| 平均勤続年数 | 7.8年 |
| 平均年齢 | 44.8歳 |
| 単体従業員数 | 127人 |
| 連結従業員数 | 3,226人 |
| 単体のグループ内比率 | 3.9% |
なお、直近の主要子会社のデータは以下の通りです。
| 会社名 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年間給与 |
|---|---|---|---|
| 株式会社AOKI | 40.6歳 | 15.0年 | 5,445,000円 |
同社グループは、確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型(会社が拠出した資金を従業員が運用する)の退職給付制度を採用しています。この制度は、同社および一部の連結子会社に適用されます。退職一時金制度がありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。なお、当連結会計年度末における退職給付債務は61.2億円、年金資産は70.7億円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは、人材を持続的な企業価値向上の源泉である「資本」と位置づけ、従業員一人ひとりが主役となり、会社とともに成長し合える環境づくりを推進しています。特に、お客様に付加価値の高いホスピタリティを提供できる人材を競争優位性の源泉と認識し、多様な人材がグループの枠を超えて活躍できる環境への投資を最優先の経営課題としています。
給与体系は、従業員が安心して長く挑戦できるよう生活基盤の安定を担保する基本給を土台としつつ、能力や職務・役割に応じた役職手当を切り離すことで柔軟な報酬設計としています。賞与は各事業の業績をベースとした利益還元を基本とし、部門業績と個人の目標達成度・成果を反映させる仕組みです。評価・処遇の決定においては、目標設定と振り返り、多面的な評価による公平性の担保、成長支援フィードバックという対話型のプロセスを重視しています。
人材育成においては、新卒には新規プロジェクトへの積極的な参画、中途採用者にはスキルを最大限に活かせる職務への適材適所な配置を推進しています。各事業の特性に合わせた独自の教育・研修体系を構築しており、ファッション事業ではスタイリストとしての専門知識や提案力、エンターテイメント事業では高効率マルチマネジメント人材、アニヴェルセル・ブライダル事業では総合ライフイベントプロデューサーの育成に注力しています。
また、グループ横断的なキャリア形成を支援する「繁忙期応援制度」を導入し、異なる事業間での実践的な越境学習を促進しています。育児休業や在宅勤務、有給休暇の取得推進、残業削減にも取り組み、特に男性の育児休業取得推進や在宅手当制度、フレックスタイム制の導入など、働きやすい環境整備に努めています。多様な人材の活躍を重視し、女性、外国人、中途採用者、障がい者など、すべての人々が能力を高め、中核人材として活躍できる組織文化の醸成を目指しています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 21.1% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 100.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 64.1% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 70.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 49.2% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
▼ ㈱AOKI
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 7.6% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 83.3% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 44.5% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 67.8% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 88.0% |
▼ ㈱快活フロンティア
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 2.0% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 63.6% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 86.9% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 71.7% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 100.3% |
▼ アニヴェルセル㈱
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 8.2% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 66.7% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 67.8% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 67.4% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 90.9% |
グループ全体(連結)
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 7.1% |
| 正社員一人当たり教育訓練費 | 104,000円 |
| 従業員エンゲージメントスコア | 62% |
| ストレスチェック結果 高ストレス率 | 8.4% |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
株式会社AOKIホールディングスは、ファッション事業を主軸に、エンターテイメント事業、アニヴェルセル・ブライダル事業、不動産賃貸事業など多角的なビジネスを展開する持株会社です。同社グループは、多様なライフスタイルに対応する商品やサービスを提供し、幅広い顧客層に価値を提供しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、主に国内市場において事業活動を展開しており、海外からの売上高や海外に所在する有形固定資産はありません。また、特定の顧客への売上高が連結損益計算書の10%以上を占める相手先もありません。
ファッション事業
紳士服、婦人服、服飾品、ファッション商品の販売を行っています。新生活を迎えるフレッシャーズ向けキャンペーンや、働く女性向けブランド「MeWORK」での商品開発・提案強化、ビジカジ商品の拡充などを進めています。
収益は、商品の引渡時点での販売収益や、会員に付与したポイントの使用・失効時に認識しています。運営は、AOKIとORIHICAを展開する株式会社AOKIが行っています。
エンターテイメント事業
複合カフェ「快活CLUB」、24時間型フィットネスジム「FiT24」、カラオケルーム「コート・ダジュール」、複合カフェ「スペースクリエイト自遊空間」の運営を行っています。鍵付完全個室店舗の拡大、飲食強化、コンテンツの充実、新規会員獲得などに注力しています。
収益は、スペースやサービスの提供時点、ギフトカード等の純額認識、ポイントの使用・失効時、フィットネスの一定期間にわたる計上により得ています。運営は、株式会社快活フロンティアと株式会社ランシステムが行っています。
アニヴェルセル・ブライダル事業
ゲストハウススタイルの挙式披露宴施設の運営を行っています。受注活動の強化、価格の適正化、接客スキルの向上による組単価アップ、新しいウェディングスタイルの提案などを通じて、アニヴェルセルブランドの差別化を図っています。
収益は、挙式披露宴の完了時点でのサービス提供収益や、衣装賃貸サービスの純額認識により得ています。運営は、アニヴェルセル株式会社が行っています。
不動産賃貸事業
グループの閉店店舗をグループ内および外部へ賃貸することや、大型物件を賃借してグループ内外へ賃貸する事業を行っています。
収益は、店舗等の賃貸から得ています。運営は、AOKIホールディングスが行っています。
その他の事業セグメント
広告関連事業や有価証券の保有、損害保険の代理事業などを行っています。
運営は、株式会社アニヴェルセルHOLDINGSや青木情報開発株式会社などが行っています。
| セグメント | 売上高(2025年3月期) | 売上高(2026年3月期) |
|---|---|---|
| ファッション事業 | 1,026億円 | 1,029億円 |
| エンターテイメント事業 | 760億円 | 768億円 |
| アニヴェルセル・ブライダル事業 | 117億円 | 124億円 |
| 不動産賃貸事業 | 21.4億円 | 22.0億円 |
| その他の事業セグメント | 2.0億円 | 2.4億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの直近5期間の業績は、売上高が堅調に増加傾向を示しています。経常利益も継続的に増加しており、親会社株主に帰属する当期純利益も概ね増加傾向で推移しています。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1,549億円 | 1,762億円 | 1,877億円 | 1,927億円 | 1,945億円 |
| 経常利益 | 43.6億円 | 84.3億円 | 132億円 | 148億円 | 164億円 |
| 経常利益率 | 2.8% | 4.8% | 7.1% | 7.7% | 8.4% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 25.6億円 | 56.3億円 | 75.7億円 | 95.7億円 | 94.6億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 30.21 | 66.34 | 90.03 | 113.89 | 112.45 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたりの売上高は、前期からわずかに減少しています。一方で、従業員1人あたりの営業利益は前期から増加しており、組織全体の収益効率が改善している傾向が見られます。
| 指標 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 62.2百万円 | 60.3百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 5.1百万円 | 5.3百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
同社グループは、本業で安定した資金を生み出し、財務基盤を強化しながら事業を展開しています。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの財務基盤は、自己資本比率が高く、安定した経営状況を示しています。ROEはプライム市場平均を下回る水準ですが、手元資金は一定の厚みを保っており、事業の継続性や雇用安定性につながる要素と言えます。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 1,421億円 | 1,452億円 |
| 自己資本比率 | 60.9% | 64.3% |
| ROE(自己資本利益率) | 6.9% | 6.6% |
| 現金及び預金 | 349億円 | 270億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループの営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益や減価償却費があった一方、法人税等の支払額や仕入債務の支払額により減少となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、設備投資のための有形固定資産の取得により使用が増加しています。財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済や配当金の支払いがあった一方、短期借入れや長期借入れを実施したことで使用が増加しました。
同社グループは、本業で安定した資金を生み出しており、その資金を成長のための投資に充てています。これにより、将来的な事業拡大と雇用安定性への貢献が期待されます。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 217億円 | 176億円 |
| 投資CF | △85.2億円 | △106億円 |
| 財務CF | △140億円 | △149億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 132億円 | 70.7億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
ファッション事業では、ビジネススタイルの変化によりスーツ等のビジネス衣料が苦戦する傾向があります。アニヴェルセル・ブライダル事業では、全国の婚姻組数の減少傾向や競争激化により、市場環境が厳しい状況です。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループは、お客様への接客サービスを重視しており、人財の確保や教育が十分に行われない場合に業績に影響を及ぼす可能性があります。特にエンターテイメント事業では、積極的な出店に伴い多くの人財が必要となる点がリスクとして挙げられています。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
AOKIホールディングスグループは、多様な事業を通じて「人々の喜びを創造する」ことを目指し、社会の変化に対応しながら持続的な成長を追求しています。お客様のニーズに応え、感動を提供する企業として、グループ全体のシナジーを高めることを重視しています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
同社グループは、「社会性の追求」、「公益性の追求」、「公共性の追求」という3つの経営理念を基本としています。これらを追求しながら、「人々の喜びを創造する」ことを事業コンセプトに掲げています。
年齢や性別に関わらず、すべての個人消費者を対象に、時代に合った様々な商品とサービスをお値打ちな価格で提供することを目指しています。お客様や株主からの信頼と期待に応え、企業価値の向上を図ることを目標としています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、創業以来の3つの経営理念を実践し、社会課題の解決と企業価値向上の両立を目指しています。そのために7つのサステナビリティ方針を策定し、企業活動に関わるすべての人々が安心して活躍できる場を提供することを重視しています。
お客様満足と社会課題解決に資する商品・サービスの提供、多様性の尊重、ステークホルダーとの良好な関係構築、法令遵守と公正な取引、地域社会の発展への貢献、環境負荷の最小化、そして企業情報の適時・適切な開示と対話を大切にしています。女性、外国人、中途採用者、障がいを持つ方など、多様な人材の活躍が企業の成長に重要であると認識しており、能力を高めスキルを持つ中核人材の育成に力を入れています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
同社グループは、エネルギーコストや原材料価格の高騰、国際情勢の不透明さといった経営環境のなかで、市場環境やライフスタイルの変化に対応した商品・サービスの提供を継続することを課題としています。各事業間でのシナジーを高め、グループとしての企業価値向上を図ることを目指しています。
特に「環境(気候変動)」と「人財」を重要な課題と認識し、サステナビリティに関する取り組みを推進しています。人材育成においては、新卒・中途採用者それぞれが能力を最大限に活かせる職務にチャレンジできる環境を整備しています。また、育児休業や在宅勤務、有給休暇の取得推進、残業削減など、働きやすい社内環境の整備にも努めています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
AOKIホールディングスは監査等委員会設置会社であり、経営の透明性、公正性を高めることを基本としています。監査等委員である取締役が業務執行の監査・監督を担う体制です。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
AOKIホールディングスの筆頭株主は関連会社の株式会社アニヴェルセルHOLDINGSです。上位株主には創業家関係者や関連会社が複数名を連ねており、同社グループの資本構成は特定の株主グループが経営に影響力を持つ特徴があります。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| アニヴェルセルHOLDINGS | 38.51% |
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 6.11% |
| トレイデアーリ | 5.10% |
| 青木彰宏 | 3.08% |
| 青木柾允 | 3.05% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は13名(男性11名・女性2名)で構成され、女性役員比率は15.4%です。代表取締役社長は田村春生氏が務めています。社外取締役比率は53.8%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 青木彰宏 | 代表取締役会長 | 1994年同社入社後、オリヒカ事業を創業。執行役員、常務取締役を経て、2010年6月に代表取締役社長に就任。2022年6月より代表取締役会長を務めています。 |
| 田村春生 | 代表取締役社長 | 1980年横浜銀行入行後、アニヴェルセル取締役管理本部長を経て、2006年同社入社。執行役員、取締役副社長を歴任し、2022年12月より代表取締役社長を務めています。 |
| 照井則男 | 取締役副社長執行役員グループ事業戦略・デジタル・広報管掌 | すかいらーく、日本マクドナルド、スターバックスコーヒージャパンを経て、2015年同社入社。執行役員、取締役副社長を歴任し、2023年6月より取締役副社長執行役員を務めています。 |
| 青木柾允 | 取締役専務執行役員 グループブランド管掌 | 1993年同社入社後、アニヴェルセル取締役副社長、同社常務取締役を歴任。2023年6月より取締役専務執行役員グループブランド管掌を務めています。 |
| 投元谿太 | 取締役専務執行役員 グループ人事・総務・コンプライアンス管掌 | 1985年同社入社後、執行役員、常務取締役を歴任。2023年6月より取締役専務執行役員グループ総務・コンプライアンス管掌に就任し、2025年2月より現職を務めています。 |
社外取締役は、髙橋光夫氏(元パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス専務執行役員CFO)、中村英一氏(バロックジャパンリミテッド取締役副社長)、笹尾敬子氏(元ティップネス取締役常務執行役員)、宮本進氏(ネオキャリア社外監査役)、横見瀬薫氏(燦ホールディングス社外取締役)、上平洋輔氏(公認会計士・税理士)、金井暁氏(大知法律事務所代表弁護士)です。
同社は監査等委員会設置会社です。監査等委員会の過半数を社外取締役が占め、業務執行の適法性・妥当性の監査・監督を担うことで、取締役会に対する監督・監査機能を強化しています。独立社外取締役は財務、サプライチェーン、コンプライアンス、経営企画、企業ブランド価値向上など多岐にわたる専門知識と経験に基づき助言を行っています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
AOKIホールディングスの役員報酬は、固定報酬である基本報酬、業績連動報酬、そして株式報酬によって構成されています。社外取締役にはその職務に鑑み基本報酬のみが支払われます。業績連動報酬はグループ売上高と営業利益の目標達成度合いに応じて算出され、企業価値の持続的な向上へのインセンティブとして機能するよう設計されています。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(監査等委員及び社外除く) | 6名 | 2.2億円 | 36.0百万円 |
| 監査等委員(社外除く) | 1名 | 15百万円 | 15.0百万円 |
| 社外取締役 | 9名 | 51百万円 | 5.7百万円 |
同社グループの役員報酬総額は2.82億円であり、報酬支給対象となった役員の総数は16名です。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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