※本記事は、株式会社ゲオホールディングス の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月25日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
ゲオホールディングスは持株会社であり、単体従業員数は641名、グループ連結従業員数は7,249名です。
同社グループは、衣料・服飾雑貨・家電製品等の中古品の買取販売を行うセカンドストリート事業と、ゲーム・スマホ・家電などの買取販売、新品ゲームの販売、DVD・CD・コミックのレンタルを行うゲオ事業を主な事業内容としています。これに加え、商材の卸販売事業やオンラインサービス、ECサイトの運営も展開しています。連結子会社33社を中心に事業を展開しています。
主な国内グループ会社は、ゲオ、ゲオストア.2.3(ゲオ事業)、セカンドストリート.2.3(セカンドストリート事業)、OKURA(ラグジュアリー事業)、viviON(その他事業)などです。
当連結会計年度では、株式会社セカイズの株式取得による連結子会社化がありました。また、事業部門の区分変更も行われ、リユース事業の名称が変更されています。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
ゲオホールディングスは、「豊かで楽しい日常の暮らしを提供する」という企業理念のもと、人材を事業の根幹と捉えています。同社グループは、多様な価値観を認め、個性を伸ばす集合体として、従業員一人ひとりが能力を最大限に発揮できる環境づくりに注力しています。長期ビジョン達成に向け、人材の確保と育成を最優先課題と位置づけ、人的資本経営を推進しています。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
ゲオホールディングスでは、平均勤続年数が13年を超えており、従業員が長期的にキャリアを築いている傾向がうかがえます。平均年齢も40歳代前半であることから、経験豊富な人材が組織を支えている状況が考えられます。なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 5,766,973円 |
| 平均勤続年数 | 13.51年 |
| 平均年齢 | 42.72歳 |
| 単体従業員数 | 641人 |
| 連結従業員数 | 7,249人 |
| 単体のグループ内比率 | 8.8% |
ゲオホールディングスは、主に確定拠出年金制度(会社が拠出した資金を従業員が運用する制度)を採用しています。一部の連結子会社では確定給付制度(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる制度)も採用していますが、金額的重要性は乏しいとされています。
なお、退職一時金の有無や支給条件、従業員ごとの会社拠出額などは、有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。当連結会計年度における確定拠出制度への要拠出額は736百万円です。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
ゲオホールディングスは、「2035年度にグループ連結売上高1兆円、5,000店舗達成」という長期ビジョンの実現に向け、国内外での事業拡大を牽引する人材の確保と育成を最優先課題と位置づけています。同社グループは、人材の多様性と専門性の拡充、そして能力を最大限に発揮できる組織風土の醸成を主眼とした人的資本経営を推進しています。
報酬体系は、年齢に関わらず個々の能力開発と組織貢献度を重視する方針です。正社員には「MBO-S(目標と自律によるマネジメント)」を導入し、成果評価とコンピテンシー評価の二軸で報酬を決定しています。等級昇格においては、上長評価に加えて筆記試験や面接を実施し、客観的な判定と自律的なキャリア形成支援を行っています。臨時従業員に対しても、職務スキルの習得度合いに応じた昇給制度を運用し、モチベーション向上と定着率強化を図っています。
具体的な取り組みとして、次世代リーダーの育成には「配転教育制度」を活用し、事業間異動を通じて幅広い知見と多角的な経営視点を持つマネジメント人材を早期に育成しています。また、「キャリアディベロップメントプログラム」により、海外事業経験者やリユース、EC・マーケティングの専門人材を計画的に育成・確保し、独自の競争優位性を構築しています。現場力の最大化と多様な働き方の推進にも注力し、従業員一人ひとりが自分らしく挑戦し続けられる環境整備を目指しています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。男女賃金差異については、管理職などの上位等級における女性の割合が少ないこと、および全女性労働者に占めるパート・有期労働者の割合が高いことが主な要因とされています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者割合 | 11.7% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 88.9% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 60.1% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 67.0% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | 91.3% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
▼ ゲオ
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者割合 | 12.5% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 37.5% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 52.9% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 76.2% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | 95.5% |
▼ ゲオストア
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者割合 | 0.0% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 100.0% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 80.7% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 81.6% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | 100.6% |
▼ セカンドストリート
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者割合 | 4.0% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 66.7% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 78.3% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 87.9% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | 100.5% |
人材育成・エンゲージメント
基準日は2026年3月31日です。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| マネジメント候補者の昇格人数 | 293名 |
| マネジメント候補者の昇格時平均在籍年数 | 5年11ヵ月 |
| スペシャリストの人数(2023年度比増加数) | 116名増加 |
| 従業員エンゲージメントトータルスコア | 66 |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
株式会社ゲオホールディングスは、リユース事業と新品販売事業を主軸に、幅広い商材を取り扱う小売サービスを展開しています。お客様の多様なニーズに応え、豊かで楽しい日常の暮らしを提供することを目指しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、衣料・服飾雑貨・家電製品等の中古品を扱う「セカンドストリート事業」と、ゲーム・スマホ・家電などの買取販売、新品ゲームの販売、DVD・CD・コミックのレンタルを行う「ゲオ事業」を主な事業内容としています。これらに加え、これらの商材の卸販売事業やオンラインサービス、ECサイトの運営も展開しています。
セカンドストリート事業では、リユース衣料・服飾雑貨が堅調に推移しており、国内での新規出店を積極的に進めています。海外事業においてもシンガポールや香港などへの新規進出により売上高を拡大しています。ゲオ事業では、家庭用ゲーム機本体の需要減退やダウンロード販売への移行といった市場環境の変化があるものの、中古ソフトや周辺機器の需要は底堅く推移しています。スマートフォンやタブレット端末などのリユース通信機器商材は「GEO mobile」の出店拡大が寄与し、前期を上回る売上を記録しました。ラグジュアリー事業では、米国における関税政策の影響により主力商材の流通が一時停滞する場面も見られました。新品販売では、新型家庭用ゲーム機本体やトレーディングカードのヒット作が売上を牽引しています。
収益は主に物販による売上と、DVD・CD・コミックのレンタルによるリース売上から得ています。国内外での店舗展開とオンラインサービスの拡充を通じて、持続的な成長に取り組んでいます。
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの売上高は、過去5年間で増加傾向にあります。特に当期は前期から大きく伸びました。経常利益も変動しながらも増加傾向を示し、当期は前期から大きく増加しました。親会社株主に帰属する当期純利益も同様に変動が見られますが、当期は前期から大幅に増加しています。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 3,348億円 | 3,773億円 | 4,338億円 | 4,277億円 | 4,812億円 |
| 経常利益 | 96.6億円 | 119億円 | 187億円 | 122億円 | 153億円 |
| 経常利益率 | 2.9% | 3.2% | 4.3% | 2.9% | 3.2% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 59.9億円 | 56.8億円 | 109億円 | 45.4億円 | 87.4億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 141.15 | 135.93 | 275.31 | 114.27 | 219.77 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたり売上高は前期から増加しており、従業員1人あたり営業利益も前期から増加しています。これは、同社グループの生産性が向上している傾向を示しており、組織全体の効率的な運営が進んでいることがうかがえます。
| 指標 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 64.0百万円 | 66.4百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 1.7百万円 | 2.0百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
同社グループは、本業で安定した資金を生み出し、将来に向けた投資も行いながら、財務基盤を強化している状況です。このような財務状況は、事業の継続性や成長性を示す重要な要素となります。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの自己資本比率はプライム市場の非製造業平均と比較して高い水準にあり、財務基盤の安定性を示しています。ROE(自己資本利益率)もプライム市場平均とほぼ同水準で推移しており、効率的な経営が行われていることがうかがえます。また、手元資金である現金及び預金も増加しており、不測の事態への耐性や将来の事業展開に向けた余力があることを示しています。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 905億円 | 982億円 |
| 自己資本比率 | 35.7% | 33.2% |
| ROE(自己資本利益率) | 5.1% | 9.3% |
| 現金及び預金 | 601億円 | 867億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
当期の営業活動によるキャッシュフローは増加し、本業で安定的に資金を生み出していることを示しています。投資活動によるキャッシュフローは、主に有形固定資産の取得による支出があり、将来の成長に向けた投資を継続している状況です。財務活動によるキャッシュフローは、長期借入れによる収入が長期借入金の返済による支出を上回り、資金調達を積極的に行っていることがうかがえます。
これらの結果、フリーキャッシュフローはプラスに転じており、本業で得た資金で投資を賄い、さらに余剰資金を生み出す優良な状態を示しています。このような資金の流れは、同社グループが安定した事業運営を基盤としつつ、成長戦略を着実に実行していることを示しており、入社後の雇用や給与の安定性にも良い影響を与える可能性があります。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 80.1億円 | 194.8億円 |
| 投資CF | △124.9億円 | △153.4億円 |
| 財務CF | 107.8億円 | 224.9億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | △44.8億円 | 41.4億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
リユース品の仕入については、店舗における一般顧客からの「買取」がほとんどであり、競合激化の中で量と質の確保が業績に影響を与える可能性があります。法的規制等については、大規模小売店舗立地法や古物営業法、著作権法などの規制を受けています。特に、モバイル商材の買取表示に関して景品表示法に基づく措置命令を受けており、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
情報セキュリティに関するリスクとして、お客様に関する情報の漏洩・消失やシステム障害が挙げられています。これらは人為的な原因によっても発生する可能性があり、従業員教育の実施や体制構築が重要であると認識されています。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
ゲオホールディングスは、「豊かで楽しい日常の暮らしを提供する」ことを企業理念に掲げ、持続的な成長と社会貢献を目指しています。人々の多様な価値観を尊重し、循環型社会の実現に貢献する企業風土を醸成しています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
同社グループの企業活動の基本方針は、「豊かで楽しい日常の暮らしを提供する」ことです。この方針に基づき、付加価値の高いさまざまなサービスを提供し、長期的な成長を目指しています。
同社グループは、お客様の消費行動を理解し、オンライン・オフラインの境目をなくした“ネットワークリテイラー”の体制構築を目指しています。リユースとレンタルの循環型流通やリテールを通して、世界の人々に豊かで楽しい「日常」を届け続ける“グローバルプラットフォーマー”となることを課題意識としています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、「豊かで楽しい日常の暮らしを提供する」という企業理念の実現を「人」が支えると考えています。一人ひとりの多様な価値観に寄り添い、「今、何をすべきか?」を追求し続けることを重視しています。
従業員一人ひとりが多様な価値観を持つ個人であることを認め、お互いの個性を伸ばすことのできる集合体であることを重要視しています。知的好奇心を発揮し、自らの強みを追求してスペシャリストとなることで、唯一無二の価値を確立できると考えています。
「ゲオグループ 人権方針」を定め、人権と個性が尊重され、能力を最大限に発揮できる安全で働きやすい職場環境の構築と、多様な働き方の推進に取り組んでいます。サステナビリティ委員会では、環境・社会への配慮や多様性の尊重などを定めた行動指針を規定しています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
同社グループは、持続的成長のため、リユース市場の深耕に取り組んでいます。収益基盤の再構築と拡充、ITの積極活用とオンラインの強化も重点テーマです。
グローバルマネジメントの構築、人材の獲得と教育投資も優先的に対処すべき課題としています。サステナビリティに関する最重要課題として、「ダイバーシティ&インクルージョンの推進」と「スペシャリストの育成とタレントマネジメントの推進」を掲げています。
また、「公正な取引の推進と健全な企業文化の醸成」および「コーポレート・ガバナンスの強化」にも取り組んでいます。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
ゲオホールディングスは監査等委員会設置会社へ移行し、取締役会の監督機能と監視体制の強化を図っています。経営効率の向上と業務執行機能の強化のため、執行役員制度を導入しています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
ゲオホールディングスの筆頭株主は城蔵屋であり、発行済株式の4割以上を保有しています。上位株主には、筆頭株主と同じ住所の常興薬品も名を連ねています。これらの株主構成から、特定の株主グループが同社グループの経営に強い影響力を持っていることがうかがえます。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 城蔵屋 | 41.02% |
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 7.77% |
| 常興薬品 | 4.48% |
| みずほ信託銀行 退職給付信託 みずほ銀行口 再信託受託者 日本カストディ銀行 | 1.68% |
| 日本マスタートラスト信託銀行(リテール信託口820079276) | 1.50% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は13名(男性11名・女性2名)で構成され、女性役員比率は15.4%です。代表取締役社長執行役員は遠藤結蔵氏が務めています。社外取締役比率は46.2%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 遠藤 結蔵 | 代表取締役 社長執行役員 | 2000年11月 株式会社ゲオ(現同社)入社、2004年6月 同社取締役社長室副室長、2011年11月 同社代表取締役社長、2019年4月 同社代表取締役社長執行役員より現職。 |
| 久保 幸司 | 取締役 専務執行役員 | 1995年10月 株式会社フォー・ユー(現同社)入社、2010年5月 株式会社セカンドストリート(現同社)代表取締役社長、2013年4月 同社執行役員、2024年4月 同社取締役専務執行役員より現職。 |
| 村上 幸正 | 取締役 専務執行役員 | 1989年4月 株式会社スターリング入社、2016年8月 株式会社ゲオホールディングス入社(同社)、2018年4月 同社執行役員、2025年4月 同社取締役専務執行役員より現職。 |
| 今井 則幸 | 取締役 常務執行役員 | 1990年8月 株式会社ゲオミルダ(現同社)入社、2004年3月 株式会社ゲオグローバル(現同社)代表取締役社長、2011年11月 同社執行役員、2019年4月 同社取締役常務執行役員より現職。 |
| 森田 広史 | 取締役 常務執行役員 | 1989年3月 株式会社エスポ(現東和エンタープライズ株式会社)入社、2001年7月 株式会社ゲオ(現同社)入社、2017年4月 同社執行役員、2025年6月 同社取締役常務執行役員より現職。 |
社外取締役は、荻野恒久氏(荻野公認会計士事務所所長)、安田加奈氏(安田会計事務所所長・監査等委員)、堀江容子氏(堀江容子公認会計士事務所所長・監査等委員)、小宮山太氏(小宮山公認会計士事務所所長・監査等委員)、太田裕之氏(全日本遊技事業協同組合連合会専務理事・監査等委員)、服部真也氏(セントラル法律事務所パートナー弁護士・監査等委員)です。
同社は監査等委員会設置会社であり、社外取締役が取締役会の意思決定および業務執行の妥当性・適正性を確保する役割を担っています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
ゲオホールディングスの役員報酬は、固定報酬とストック・オプションで構成されています。社外取締役を除く取締役に対しては、月例の固定報酬に加え、業績連動報酬として現金報酬や株式報酬型ストック・オプションが付与される仕組みです。監査等委員である取締役の報酬は、監査業務内容などを考慮し、監査等委員会で決定されます。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(監査等委員及び社外除く) | 7名 | 1.4億円 | 19.9百万円 |
| 監査等委員(社外除く) | 2名 | 26百万円 | 13.0百万円 |
| 社外役員 | 6名 | 33百万円 | 5.5百万円 |
なお、人数は事業年度中に報酬の支給対象となった人数であり、期中に退任した役員を含みます。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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