【平均年収604万円】福井銀行 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

【平均年収604万円】福井銀行 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

福井銀行は、銀行業務を中核に、グループ各社とともに総合金融サービス業を展開しています。連結従業員数は1,732名規模で、直近期は経常収益が継続的に増加し、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益も大幅な増加となりました。


目次

※本記事は、株式会社福井銀行 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月23日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


福井銀行グループは銀行業務を中核とする総合金融サービス業を展開しています。地域金融パートナーとして、預金・貸出・為替業務に加え、コンサルティング、保証、リース、クレジットカードなど多岐にわたる金融サービスを提供しています。

単体従業員数は1,235名、連結従業員数は1,732名です。同社グループのセグメントは総合金融サービス業の1つです。

主な国内グループ会社は、福邦銀行(銀行業)、福井信用保証サービス(保証業務)、福銀リース(リース業務)、福井カード(クレジットカード業務)、福井ネット(コンピュータ関連業務)などです。

2026年5月2日付で、福井銀行を存続会社、福邦銀行を消滅会社とする吸収合併を実施しています。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


福井銀行は、地域に根差した金融機関として、従業員の長期的な活躍を重視する企業文化がうかがえます。地域社会の持続的な発展に貢献するため、人的資本経営を重要な経営戦略と位置づけ、従業員の成長と働きがいを追求する多様な取り組みを進めています。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社は、従業員が長く働き続けられる環境を提供している傾向が見られます。平均勤続年数や平均年齢から、安定したキャリアを築いている従業員が多いことがうかがえます。

項目 数値
平均年間給与 6,041,000円
平均勤続年数 16.02年
平均年齢 41.62歳
単体従業員数 1,235人
連結従業員数 1,732人
単体のグループ内比率 71.3%


同社の退職給付制度は、確定給付型と確定拠出型の二本立てとなっています。確定給付型は給与や勤続年数に応じて給付額が決まり、確定拠出型は会社が拠出した資金を従業員が運用する制度です。

退職一時金制度も存在しますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。なお、確定給付制度に係る退職給付債務は61.4億円、年金資産は14.6億円となっています。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


同社グループは、従業員を「経営最大の財産(人財)」と認識し、企業理念の実現に不可欠な価値創造の源泉と位置づけています。長期ビジョン「Vision2032」の実現に向けた「中期経営計画Ⅱ」では、「地域の課題解決業として進化するために、人財の力で地域のポテンシャルを顕在化し、感動体験を提供する3年間」と位置づけ、人財育成と戦略的な人財配置・採用に取り組んでいます。

人事制度としては役割等級制度を導入しており、従業員に求められる役割の大きさや重要度に応じて等級を設定し、報酬や待遇、昇進を決定しています。各等級の能力や行動を明確に定義した「役割定義書」に基づき、「役割達成度評価」と「プロセス評価」の2軸で評価を実施し、評価結果は昇給や昇格に連動しています。

人財育成においては、「謙虚・自責・意欲・執念・主体・挑戦」の6項目を求める人財像とし、自律的な学びを支援する環境整備に注力しています。階層別研修や業務別研修のほか、外部トレーニー制度や外部との人財交流、e-ラーニングシステムの拡充、社内公募制度、社内/社外副業制度、自己啓発支援制度、キャリアデザイン研修などを提供しています。特に「金融」×「非金融」の総合ソリューションによる成長戦略の実行力を高めるため、ファイナンス、コンサルティング(DX/EX/GX、事業承継・M&A、自治体向け)、DX/AIといった戦略分野における人財育成を強化しています。

社内環境整備では、「ウェルビーイング」と「DEI(多様性、公平性、包摂性)」を成長ドライバーとして掲げています。ウェルビーイング実現に向けた取り組みとして、タウンホールミーティング、1on1ミーティング、褒めらLETTER、360度評価などを実施し、心理的安全性の確保と組織風土の醸成を図っています。また、初任給を含めたベースアップ、育児介護休業制度、短時間勤務制度、テレワークなどの柔軟な働き方を支援する制度を拡充し、8年連続で「健康経営優良法人」に認定されています。DEI推進では「DEI推進宣言」を定め、多様な人財の採用と活躍を促進するため、キャリア採用、リファラル採用、アルムナイ採用など複数の採用チャネルを活用しています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社単体の法定開示データです。男性の育児休業取得率については、配偶者が出産する時期と男性労働者が育児休業等を取得する時期が異なる場合があり、公表年度によっては取得率が100%を超えることがあります。なお、同社では配偶者が出産した男性労働者の100%が育児休業等を取得しています。

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 18.2%
男性労働者の育児休業等取得率 141.7%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 56.2%
労働者の男女の賃金の差異(うち正規雇用労働者) 61.1%
労働者の男女の賃金の差異(うちパート・有期労働者) 72.6%

連結子会社の法定開示


主要事業会社3社の数値のみ掲載します。

▼ 株式会社福邦銀行

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 9.5%
男性労働者の育児休業等取得率 75.0%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 64.4%
労働者の男女の賃金の差異(うち正規雇用労働者) 65.5%
労働者の男女の賃金の差異(うちパート・有期労働者) 78.8%

グループ全体(連結)


連結会社を対象とした集計値です。

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 13.8%
男性労働者の育児休業取得率 121.2%
労働者の男女の賃金格差(全労働者) 59.0%
労働者の男女の賃金格差(うち正規雇用労働者) 63.0%
労働者の男女の賃金格差(うちパート・有期労働者) 67.3%

ウェルビーイング実現に向けた取組み

指標 目標 (2029年3月期) 実績 (2026年3月期)
ウェルビーイング比率 70.0%以上 60.9%
アブセンティーズム 2.0日以下 3.0日
プレゼンティーズム 85.0%以上 78.2%

DEIの推進

指標 目標 (2029年3月期) 実績 (2026年3月期)
管理職多様性比率 40.0%以上 33.8%

人材育成・エンゲージメント

指標 目標 (2029年3月期) 実績 (2026年3月期)
人的資本投資額 対象期間累計10億円以上 2.1億円
戦略分野への人財再配置 60名増加 -

有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


福井銀行グループは、銀行業務を中核に据え、地域社会の金融パートナーとして多岐にわたるサービスを提供する総合金融サービス企業です。顧客の課題解決に寄り添い、グループ全体で多様な金融ニーズに応える事業を展開しています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、預金、貸出、内国為替、外国為替といった銀行の基幹業務を主力としています。これに加え、連結子会社を通じてコンサルティング、保証、リース、クレジットカード、コンピュータ関連業務、人材派遣、有料職業紹介、旅行業、地場産品販売、スマートフォンアプリケーションの企画・運営、投資事業組合の運営・管理など、幅広い金融サービスを提供しています。

収益は主に貸出金利息収入の増加と株式等売却益の増加によって得られています。また、野村證券株式会社との業務提携による役務取引等収益も増加傾向にあります。同社グループの経常収益は、その大部分を本邦の外部顧客からの収益が占めており、海外事業への依存度は低い傾向にあります。

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの業績は、過去5年間で経常収益が継続的に増加傾向を示しています。経常利益は、過去には一時的に損失を計上した期もありましたが、その後は回復し、直近2期では大幅な増加となりました。親会社株主に帰属する当期純利益も同様に、直近2期で順調に増加しています。

項目 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
経常収益 458億円 549億円 554億円 644億円 791億円
経常利益 △7.5億円 7.9億円 56.1億円 87.0億円 134億円
経常利益率 △1.6% 1.4% 10.1% 13.5% 17.0%
親会社株主に帰属する当期純利益 44.4億円 18.0億円 37.2億円 71.7億円 86.0億円
1株当たり当期純利益(円) 188.96 77.14 160.96 309.15 363.64

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたり経常収益は前期から増加しており、生産性の向上がうかがえます。従業員1人あたり経常利益も同様に増加傾向にあり、組織全体の収益創出力が強化されていることが示されています。これらの指標の改善は、効率的な事業運営が進んでいることを示唆しています。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
従業員1人あたり経常収益(連結) 37.0百万円 45.7百万円
従業員1人あたり経常利益(連結) 5.0百万円 7.8百万円

業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


同社グループは、将来に向けた投資を積極的に行っている状況を示しています。資金の出入りを見ると、事業活動や投資活動を通じて資金が外部に流出している傾向が見られます。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社グループの財務基盤は、自己資本比率とROE(自己資本利益率)が前期から当期にかけて上昇しています。手元資金である現金預け金は減少しているものの、依然として潤沢な水準を維持しています。これらの状況は、同社グループが安定した事業運営を継続するための基盤を確保していることを示しています。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
純資産 1,364億円 1,530億円
自己資本比率 3.2% 3.5%
ROE(自己資本利益率) 5.3% 5.9%
現金預け金 8,724億円 8,003億円


なお、銀行は預金が主な負債のため、一般的な計算式による自己資本比率は構造上低くなります。規制上は国内基準4%以上・国際統一基準8%以上が求められます。

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


同社グループのキャッシュフローは、事業活動による資金の出入りが前期から当期にかけて大きく減少しました。これは主に貸出金の増加による支出と借用金の減少による支出が、債券貸借取引受入担保金の増加による収入を上回ったためです。投資活動による資金の出入りは、有価証券の取得による支出が、有価証券の売却及び償還による収入を上回ったことを主因に、支出が減少しています。

財務活動による資金の出入りは、配当金の支払いを主因に支出が減少しました。これらの資金の流れは、同社グループが事業の拡大や有価証券への投資を継続しつつ、株主還元も行っている状況を示しています。

項目 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
営業CF 1,121億円 △506億円
投資CF △1,334億円 △191億円
財務CF △24億円 △16億円
フリーCF(営業CF+投資CF) △213億円 △697億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

同社グループは、地域経済・社会環境の変化が存立基盤に直結するリスクを認識しています。具体的には、人口減少・少子高齢化による営業地盤の悪化や地域産業・経済の停滞、地政学リスクの長期化が挙げられます。また、経営統合効果を十分に発揮できないリスクや競争激化による収益基盤の縮小も認識されています。

③ 人材・組織に関するリスク

同社グループは、外部環境を背景とする人材確保の難化が持続的成長の停滞につながるリスクを認識しています。地域とともに成長する人材の確保・育成が競争力の源泉であると考えています。

④ 雇用安定性・リストラ

解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


福井銀行は、「地域産業の育成・発展と地域に暮らす人々の豊かな生活の実現」を企業理念に掲げ、地域社会の持続的な発展に貢献することを目指しています。2026年5月の合併を機に、“新”福井銀行グループとして「感動の瞬間(とき)を、ともに。」をコーポレートスローガンに掲げ、進化を続けています。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


同社グループは、「地域産業の育成・発展と地域に暮らす人々の豊かな生活の実現」を企業理念としています。社会に対する経営のコミットメントとして「経営理念」を、役職員が日々の活動で大切にする価値観として「行動理念」を掲げています。

2022年4月からは、長期ビジョン『Vision 2032 ~私たちは 職員・お客さまの多様なチャレンジに伴走し「地域価値循環モデル」を実現します~』を掲げています。この「地域価値循環モデル」とは、職員・お客さま・地域のチャレンジへの伴走支援を通して、地域価値を持続的に向上させるモデルのことです。

また、2026年4月よりスタートした「中期経営計画Ⅱ」では、「『地域の課題解決業』として進化するために、人財の力で地域のポテンシャルを顕在化し、『感動体験』を提供する3年間」と位置づけています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


同社グループは、役職員が日々の活動において大切にする価値観として「行動理念」を掲げています。求める人財像として「謙虚・自責・意欲・執念・主体・挑戦」の6項目を定めており、これは行動理念に基づく基本的な素養とされています。職員の人事評価ではプロセスを重視し、求める人財像に定める行動の有無で判断しています。

職員は経営最大の財産(人財)であると認識し、「人的資本経営の実践」を重要課題の一つとしています。職員一人ひとりが高い目標へのチャレンジを通して成長し、ウェルビーイングを実感できる企業風土を目指しています。

「ウェルビーイング」と「DEI(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)」を成長ドライバーとして掲げ、職員が自身の個性や強みを活かしながら成長し続けられる職場環境の整備に取り組んでいます。性別、国籍、経歴、年齢、障がいの有無、採用形態などに関係なく、多様な人財を積極的に採用し、その多様性を受け入れることで組織力を最大化させることを目指しています。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


同社グループは、持続的な成長を実現するため、重要課題(マテリアリティ)を6つに再整理しています。具体的には、「人口減少・少子高齢化への対応」、「地域経済の持続的な成長への貢献」、「気候変動・環境負荷軽減への対応」、「デジタル社会への適応」、「人的資本経営の実践」、「企業価値の向上」です。

中期経営計画Ⅱでは、これらの課題を解決し、『地域の課題解決業』として進化することを目指しています。地域のポテンシャルを顕在化するため、「県内マーケットの深掘り」「事業領域の拡大」「県外マーケットとの連携」の『3つの成長戦略』を実行する方針です。

また、これらの成長戦略を実行する「人財の力」を最大化するため、「ウェルビーイング」「DEI」「リスキリング」「DX/AI」「パートナーシップ」の『5つの成長ドライバー』の強化に取り組んでいます。

会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


福井銀行は指名委員会等設置会社であり、業務執行と監督の分離によるガバナンス体制を強化しています。取締役会は執行役を選任し、業務執行の決定権限を委任することで、迅速な業務執行を可能にしています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


福井銀行の筆頭株主は日本マスタートラスト信託銀行(信託口)です。上位株主には明治安田生命保険相互会社や日本カストディ銀行(信託口)など、複数の機関投資家や生命保険会社が名を連ねています。特定の株主グループが経営に強い影響力を持つような記述は見られません。

株主名 持株比率
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 8.21%
明治安田生命保険相互会社 4.13%
日本カストディ銀行(信託口) 3.39%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


福井銀行の役員は17名(男性15名・女性2名)で構成され、女性役員比率は11.7%です。代表執行役頭取は長谷川英一氏が務めています。社外取締役比率は27.3%です。

氏名 役職 主な経歴
林 正 博 取締役会長兼代表執行役 1981年4月福井銀行入行。取締役、取締役兼執行役、取締役兼常務執行役、取締役兼代表執行役専務、取締役兼代表執行役頭取を経て、2022年6月より同社取締役会長兼代表執行役。
長谷川 英 一 取締役兼代表執行役頭取 1988年4月福井銀行入行。執行役員、執行役、取締役兼常務執行役、取締役兼代表執行役常務、取締役兼代表執行役専務を経て、2022年6月より同社取締役兼代表執行役頭取。
岡 田 伸 取締役兼常務執行役 1990年4月福井銀行入行。執行役員、執行役を経て、2022年6月より同社取締役兼常務執行役ALM本部長市場金融グループマネージャー。2023年6月より同社取締役兼常務執行役ALM本部長。
吉 田 啓 介 取締役兼常務執行役 1991年4月福井銀行入行。執行役員、執行役を経て、2023年6月より同社取締役兼常務執行役営業支援本部長。2024年6月より同社取締役兼常務執行役地域まるごと支援本部長。
荒 木 健 一 取締役兼常務執行役 1992年4月福井銀行入行。執行役員、執行役を経て、2024年6月より同社取締役兼常務執行役企画本部長。
小 林 義 史 取締役兼常務執行役 1992年4月福井銀行入行。執行役、執行役兼株式会社福邦銀行取締役を経て、2025年6月より同社取締役兼常務執行役地域まるごと支援副本部長兼株式会社福邦銀行取締役。2026年5月より同社取締役兼常務執行役地域まるごと支援副本部長。
藤 原 正 嗣 取締役 1991年4月福井銀行入行。執行役を経て、2025年6月より同社取締役。
梅 田 景 子 (現姓 羽生) 取締役 2005年10月東京地方検察庁検事。2010年12月退官後、九頭竜法律事務所勤務。2023年6月より福井銀行取締役。


社外取締役は、田川博己氏(JTB相談役・指名委員長・報酬委員)、梅田景子氏(九頭竜法律事務所勤務・指名委員・監査委員長)、岡﨑英一氏(放送大学福井学習センター所長兼特任教授・監査委員)、瀧波史織氏(マウンテン・パシフィック・インベストメント・アドバイザーズシニアアドバイザー・報酬委員長)です。

同社は指名委員会等設置会社であり、社外取締役が過半数を占める指名委員会、報酬委員会、監査委員会を設置しています。これにより、業務執行の監督機能の実効性向上と経営の透明性確保に努めています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


福井銀行では、報酬委員会が役員の報酬体系と内容を決定しています。取締役の報酬は月額報酬のみで構成されています。一方、執行役の報酬は月額報酬に加え、連結当期純利益を指標とした業績連動型の賞与と株式報酬で構成されており、中長期的な企業価値向上へのインセンティブ設計がされています。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(社外除く) 2名 17百万円 8.5百万円
執行役 13名 3.3億円 25.2百万円
社外取締役 5名 22百万円 4.4百万円


なお、人数は事業年度中に報酬の支給対象となった人数であり、期中に退任した役員を含みます。執行役を兼務する取締役の報酬は執行役の区分に含めて記載されています。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

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この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。