※本記事は、トレイダーズホールディングス株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月16日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
トレイダーズホールディングスは純粋持株会社であり、単体従業員数は18名、グループ連結従業員数は285名です。
同社グループは、金融商品取引事業を中核とし、FX証拠金取引や暗号資産証拠金取引サービスを提供しています。また、金融システム開発・保守・運用も手掛けており、連結子会社5社で構成されています。
また、2025年4月には株式会社Kパワーが同社のその他の関係会社となりました。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
トレイダーズホールディングスは、金融事業とシステム開発事業を中核とする持株会社です。同社グループは、持続的な成長の源泉を「人財」と位置づけ、人財育成と社内環境整備を重要な経営課題としています。コンプライアンスとダイバーシティを尊重し、変革に挑戦し続ける人財の育成に注力し、ウェルビーイング経営を推進していることが特徴です。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
トレイダーズホールディングス単体の従業員は、平均年齢が43.5歳、平均勤続年数が6.8年となっています。このデータからは、比較的落ち着いた年齢構成と、一定の定着傾向が見られます。なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 10,060,000円 |
| 平均勤続年数 | 6.8年 |
| 平均年齢 | 43.5歳 |
| 単体従業員数 | 18人 |
| 連結従業員数 | 285人 |
| 単体のグループ内比率 | 6.3% |
同社グループは、従業員の退職給付に充てるため、確定給付型の退職給付制度(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる制度)を採用しています。この制度は、当社および連結子会社に適用されています。退職一時金制度もありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは、金融分野の専門性と高度なシステム開発技術力を併せ持つ人材を最も重要な経営資源と認識しています。中期経営計画の実現に向け、金融・IT分野の優秀人材の確保と育成、組織全体の生産性向上を不可欠な要素としています。
人材の確保と育成においては、目標管理制度を基盤とした評価制度を通じて、個人の業績目標と経営戦略を連動させ、コンピテンシー評価で行動面の成長を促進しています。また、「コンプライアンス」と「ダイバーシティ」を尊重し、変革にチャレンジし続ける人材の育成を重視しています。
職場環境の整備では、従業員の働きがいとエンゲージメント向上を重視し、「職場の安全と社員一人ひとりの心身の健康を守り、従業員が社会的にも満足する状態を創り出す」ウェルビーイング経営に取り組んでいます。2025年4月からは新人事制度へ移行し、社員等級制度の整備、公正かつ透明性のある評価制度体系の強化、資格取得支援や研修制度の充実を進めています。
給与は、役割と職責に応じた基本給を基軸とし、業績評価とコンピテンシー評価の結果を反映して決定されます。外部環境や人材市場の動向を踏まえ、2026年4月からは全従業員の基本給を一律3%ベースアップする施策を実施し、処遇の維持向上と優秀人材の確保・定着を図っています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社は、女性活躍推進法および育児介護休業法の公表義務対象ではありませんが、参考情報として任意開示しています。従業員数が少数であるため、各指標は人員構成の変動による影響を受けやすい状況です。当事業年度において、育児休業の取得資格に該当する男性労働者がいないため、男性労働者の育児休業取得率は「-」と表示されています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 0.0% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | - |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 63.1% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 56.3% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | 79.5% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
▼ トレイダーズ証券
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 21.4% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 100.0% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 75.1% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 75.0% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | 83.2% |
▼ FleGrowth
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 11.1% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 100.0% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 68.4% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 65.1% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | - |
グループ全体(連結)
当社および国内主要連結子会社2社(トレイダーズ証券、FleGrowth)を対象とした集計値です。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位ある労働者に占める女性労働者の割合 | 16.3% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 100.0% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異 | 69.0% |
| 女性従業員比率 | 35.3% |
| 外国人労働者比率 | 6.5% |
| 月平均残業時間 | 21.4時間/月 |
有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。
有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
同社グループは純粋持株会社として、金融商品取引事業とシステム開発・システムコンサルティング事業を主軸に事業を展開しています。顧客に金融サービスとシステムソリューションを提供することで、収益を上げています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、主に外国為替証拠金取引(FX)や暗号資産証拠金取引といった金融商品取引サービスと、それらを支えるシステム開発・保守運用サービスを提供しています。金融商品取引事業で創出されるトレーディング損益を主要な収益源とし、グループ内にシステム開発会社を持つことで、システムの機能改善や安定稼働を迅速に行い、収支構造の改革を進めてきました。
金融商品取引事業
この事業では、FX証拠金取引サービス『みんなのFX』、『みんなのシストレ』、『LIGHT FX』、FXオプション取引サービス『みんなのオプション』、そして暗号資産証拠金取引サービス『みんなのコイン』を主力としています。収益は、主に一般の投資家との取引から生じるトレーディング損益から得ています。運営は、トレイダーズ証券が行っています。
システム開発・システムコンサルティング事業
この事業は、金融システム開発やシステムの保守・運用を行っています。収益は、主にグループ会社であるトレイダーズ証券向けのFX取引システム開発・保守運用による内部売上と、外部顧客へのシステム販売や運用保守から得ています。運営は、FleGrowth、耐科斯托普軟件(大連)有限公司、Nextop Co.,Ltdが行っています。
同社グループの営業収益は、金融商品取引事業が大部分を占めており、システム開発・システムコンサルティング事業はグループ内取引が中心となっています。直近では、金融商品取引事業の営業収益は前期から減少しましたが、システム開発・システムコンサルティング事業の営業収益は増加しました。
| セグメント | 営業収益(2025年3月期) | 営業収益(2026年3月期) |
|---|---|---|
| 金融商品取引事業 | 133億円 | 131億円 |
| システム開発・システムコンサルティング事業 | 1.3億円 | 1.2億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの過去5期間の業績を見ると、営業収益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、直近の当期を除いて増加傾向にありました。特に前期までは順調な成長を示していましたが、当期は営業収益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも前期から減少に転じています。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 営業収益 | 70.8億円 | 91.9億円 | 101億円 | 134億円 | 132億円 |
| 経常利益 | 23.6億円 | 37.3億円 | 43.9億円 | 66.5億円 | 61.6億円 |
| 経常利益率 | 33.3% | 40.6% | 43.4% | 49.5% | 46.6% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 21.9億円 | 32.2億円 | 33.3億円 | 45.5億円 | 42.4億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 75.12 | 111.12 | 117.39 | 164.58 | 159.11 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたりの営業収益と営業利益は、前期と比較して当期は減少しています。これは、営業収益の減少と販売費及び一般管理費の増加が影響していると考えられます。組織全体の効率性や収益体質を維持していく上で、今後の動向が注目されます。
| 指標 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり営業収益(連結) | 48.3百万円 | 46.4百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 23.9百万円 | 21.6百万円 |
業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。
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4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
トレイダーズホールディングスグループの財務状況は、事業活動と投資活動の資金の流れから、現在の経営状態と将来に向けた方向性を示しています。自己資本と手元資金の厚み、そしてキャッシュフローの動向から、同社グループの安定性を確認します。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
トレイダーズホールディングスグループの財務基盤を見ると、純資産は増加傾向にあります。自己資本比率はプライム市場の非製造業平均(24.2%)と比較して低い水準にあります。ROE(自己資本利益率)はプライム市場平均(9.4%)を上回る水準を示しています。手元資金である現金及び預金は減少しています。これらの財務状況は、同社グループの経営の安定性を示す指標となります。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 174億円 | 199億円 |
| 自己資本比率 | 13.8% | 11.9% |
| ROE(自己資本利益率) | 29.0% | 22.9% |
| 現金及び預金 | 121億円 | 85.0億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
トレイダーズホールディングスグループのキャッシュフローを見ると、当連結会計年度の営業活動によるキャッシュフローは支出超過となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益による資金増加があったものの、FX取引にかかる短期差入保証金の増加や法人税等の支払額による資金減少が影響しています。投資活動によるキャッシュフローは、無形固定資産の取得や長期前払費用の取得、投資有価証券の取得などにより、支出超過が継続しています。財務活動によるキャッシュフローは、配当金の支払いや自己株式の取得により支出超過となっています。これらの結果、フリーキャッシュフローは当連結会計年度にマイナスに転じています。同社グループは、事業運営上の安定化を促進させるための取り組みを進めており、今後の資金調達方法も検討している状況です。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 64.7億円 | △7.9億円 |
| 投資CF | △6.1億円 | △9.7億円 |
| 財務CF | △25.8億円 | △19.7億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 58.7億円 | △17.7億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループの主力事業である外国為替証拠金取引サービスは、市場の拡大と多数の金融機関の参入により競争が激化しており、収益性低下のリスクがあります。また、金融商品取引業を営む上で、金融規制強化が継続的に行われることにより、事業活動に制約を与え、業績に影響を及ぼすリスクも存在します。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループでは、事務処理の複雑化や管理対象範囲の拡大に伴う業務遂行過程において、オペレーショナルエラーが発生するリスクがあります。これに対し、優秀な人材の確保と育成、教育体制の充実、業務記述書やマニュアルの整備を通じて対応しています。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
個人別報酬が開示されている役員は、金丸貴行氏(2.65億円)です。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。
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5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
トレイダーズホールディングスは、金融サービスとシステム開発を両輪とし、社会・経済の発展に貢献することを目指す持株会社です。お客様からの信頼を基盤に、常に革新を追求する企業文化を育んでいます。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
同社グループは、「金融サービスを通じて、社会・経済の発展に貢献する」、「金融サービスにおける革新者を目指す」、「健全な事業活動を通じて、関わる全ての人を大切にする」という三つの基本理念を掲げています。これらの理念に基づき、各事業の企業価値向上と株主利益の最大化を経営の基本的な方針としています。
また、同社グループのMissionは「Create the New Values ~ 新たな価値を創造し続ける~」であり、Visionとして「お客様から最も信頼される“FinTech”グループとなり、だれもが未来に投資できる社会を実現させる」ことを目指しています。1999年の創業以来、個人投資家向けに最先端の金融デリバティブ取引サービスを提供するリーディング・カンパニーとなることを目標に成長を遂げてきました。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループは、「健全な事業活動を通じて、関わる全ての人を大切にする」という経営理念を重視しています。スピード感あるサービス提供とシステム開発体制を原動力とし、新たな金融サービスの創出や協業先との連携強化を推進しています。
人財育成に関する方針では、「関わるすべての“人”を大切にし、『コンプライアンス』と『ダイバーシティ』を尊重し、変革にチャレンジし続ける人財」の育成を掲げています。また、社内環境整備においては「職場の安全と社員一人ひとりの心身の健康を守り、従業員が社会的にも満足する状態を創り出すため、ウェルビーイング経営に取り組む」ことを方針としています。サステナビリティに関する取り組みも推進しており、SDGsの趣旨を踏まえたマテリアリティ(重要課題)を設定し、ステークホルダーとの協働を通じて社会的価値と経済的価値の向上を目指しています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
同社グループは、持続的な成長と企業価値向上に向け、いくつかの重点テーマに取り組んでいます。システム開発力の強化として、国内・海外の開発拠点における優秀なエンジニアの確保と国内拠点の育成に積極的な投資を行っています。生成AIを活用した業務システムなど、金融取引システム以外の先端領域の製品開発や企業のDX推進に向けたコンサルティングへの活用も進めています。
また、地政学的リスクへの対応として、国内におけるシステム開発体制の強化・拡充やシステム品質の向上、海外子会社との相互補完体制の構築を進めています。優秀な人材の確保と長期定着化も重要な課題と認識しており、人事諸制度の改善や公正な評価・処遇体系の整備を通じて、人的資本への重点的投資を実践しています。さらに、コーポレートガバナンスの充実を図り、内部管理体制の強化や株主との対話推進、サステナビリティを巡る諸課題への積極的な取り組みを進めています。
会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
トレイダーズホールディングスは、監査等委員会設置会社として、取締役会の監査・監督機能の強化と企業価値の向上を図っています。効率的かつ機動的な意思決定を行うため、定例の取締役会を月次で開催しています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
トレイダーズホールディングスの株主構成を見ると、筆頭株主はKパワーであり、有限会社ジェイアンドアールがそれに続いています。これらの上位株主は、同社グループの創業家またはその関連会社と見られ、経営に対して一定の影響力を持つ資本構成となっています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| Kパワー (注)2 | 22.29% |
| 有限会社ジェイアンドアール | 12.73% |
| 金丸 多賀 | 3.94% |
| BNP PARIBAS LUXEMBOURG /2S/JASDEC/FIM/LUXEMBOURG FUNDS/UCITS ASSETS | 3.69% |
| 旭興産 | 2.99% |
なお、Kパワーは2026年5月11日現在で所有株式数が6,915,400株となっています。
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は8名(男性8名・女性0名)で構成され、女性役員比率は0.0%です。代表取締役会長兼社長は金丸貴行氏が務めています。社外取締役比率は50.0%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 金丸 貴行 | 代表取締役 会長兼社長 | 1967年10月大和商品株式会社代表取締役社長、2002年4月同社取締役、2009年1月同社代表取締役、2020年6月同社代表取締役会長兼社長より現職。 |
| 金丸 武嗣 | 代表取締役 副社長 | 2015年4月株式会社電通入社、2021年9月同社戦略事業推進部部長、2022年6月同社取締役、2024年6月同社代表取締役副社長より現職。 |
| 新妻 正幸 | 常務取締役 | 1995年10月監査法人トーマツ入所、2000年3月公認会計士登録、2001年9月トレイダーズ証券入社、2003年4月同社取締役、2008年11月新妻公認会計士事務所設立代表、2022年6月同社常務取締役より現職。 |
社外取締役は、市川正史氏(市川公認会計士事務所代表)、川畑大輔氏(日比谷見附法律事務所パートナー)、菅川洋氏(税理士法人TGN東京代表社員・監査等委員)、淺枝謙太氏(牛込橋法律事務所パートナー弁護士・監査等委員)です。
同社は監査等委員会設置会社であり、社外取締役が取締役会の半数を占めています。独立役員の要件を満たす社外取締役が、経営陣から独立した立場で業務執行の監督や意見表明を行っています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
トレイダーズホールディングスの役員報酬は、各職責に応じた基本報酬、業績連動の賞与、そして中長期的な企業価値向上を目的とした譲渡制限付株式報酬で構成されています。これにより、経営陣の短期的な業績への貢献と長期的な企業価値向上へのインセンティブを両立させることを目指しています。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(監査等委員及び社外除く) | 3名 | 4.5億円 | 1.49億円 |
| 監査等委員(社外除く) | 1名 | 21百万円 | 21.0百万円 |
| 社外役員 | 4名 | 42百万円 | 10.5百万円 |
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ただ、数字だけでは見えてこないこともあります。職場の雰囲気、上司との関係、実際の残業の実態、昇給のリアル——こうした情報は、現役社員やOB・OGの声から得られます。
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