【平均年収974万円】相鉄ホールディングス 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

【平均年収974万円】相鉄ホールディングス 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

相鉄ホールディングスは、相模鉄道、相鉄バスなどを傘下に持つ純粋持株会社です。運輸、流通、不動産、ホテルなど多角的な事業を展開し、グループ連結従業員数は5,321名、直近の業績は増収増益となりました。


目次

※本記事は、相鉄ホールディングス株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月24日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


相鉄ホールディングスは純粋持株会社であり、単体従業員数は85名、グループ連結従業員数は5,321名です。

同社グループは、運輸業、流通業、不動産業、ホテル業、その他事業を営む多角的な事業を展開しています。2026年3月31日現在、連結子会社45社及び関連会社7社により構成されています。

主な国内グループ会社は、相模鉄道、相鉄バス、相鉄ローゼン、相鉄ステーションリテール、その他3社などです。

同社グループは、2024年に不動産ファンド事業へ参入し、金融商品取引業の登録を受けました。また、ホテル事業では連結子会社間の吸収合併を実施し、経営資源の集約と業務効率化を図っています。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


相鉄ホールディングスは持株会社として、グループ全体の経営戦略と人材マネジメントを統括しています。同社グループは、従業員一人ひとりの働きがいと働きやすさを重視し、長期的な視点で人材の育成と活躍を支援する企業文化を醸成しています。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社単体の平均勤続年数は14.0年、平均年齢は46.6歳となっており、比較的長く勤める従業員が多い傾向が見られます。これは、安定した環境でキャリアを築きたいと考える方にとって、参考となる情報です。

なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。

項目 数値
平均年間給与 9,744,410円
平均勤続年数 14.0年
平均年齢 46.6歳
単体従業員数 85人
連結従業員数 5,321人
単体のグループ内比率 1.6%


退職給付制度

同社グループは、確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型(会社が拠出した資金を従業員が運用する)の退職給付制度を採用しています。同社は確定給付企業年金制度および退職一時金制度を、連結子会社は確定給付企業年金制度、確定拠出年金制度、退職一時金制度、中小企業退職金共済制度を採用しています。

退職一時金制度はありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。

なお、確定給付制度における退職給付債務は263億円、年金資産は403億円となっています。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


相鉄ホールディングスグループは、グループの総合力を最大化し、成長戦略を支える「人的資本投資による価値創造プロセス」を策定しています。「市場価値の高い人財が育成され、働きがいと働きやすさでその人財に選ばれる相鉄グループであり続ける」ことをテーマに、人財と組織の両面から「ありたい姿」を検討しています。

従業員の給与その他の給付額は、職務上の役割や等級に応じた水準を基本とし、目標管理・人事考課により把握される業績・貢献度を踏まえて決定されます。給与は月例給与(職能給等)を中心に、役職や勤務実態に応じた諸手当を支給し、賞与は業績や評価結果を踏まえて支給される仕組みです。処遇決定にあたっては、等級に応じた期待水準に照らし、具体的事実に基づき評価が行われ、昇給・賞与に反映されます。

同社グループは、この「ありたい姿」を実現するために7つの重点課題を設定し、課題解決のためのKGIとKPIを中長期的に策定し、データドリブンな人財政策を推進しています。具体的には、「教育体系再構築」として、市場価値の高い人財の育成に向けたグループ全体の教育研修体制の充実や、経営幹部育成のための機会提供を進めています。また、「自律的なキャリア形成支援」として、ジョブローテーションを継続しつつ、従業員が主体的にキャリアを描き、挑戦できる環境整備を目指しています。

「戦略的な人財育成・配置」では、グループ全体最適の観点から人財を計画的に育成・配置し、若手社員の育成ローテーションや管理職以上の戦略的配置を行っています。「相鉄グループ経営理念共感度向上」では、経営理念への共感を働きがいの源泉とし、グループの総合力を引き出すことを目指しています。「多様な人財の獲得」では、多様なバックグラウンドを持つ人財が活躍できる組織づくりと環境整備を一体で推進しています。「働きやすい組織(社内環境整備)」として、心理的安全性の高い組織風土の醸成やワークライフバランス、育児・介護と仕事の両立支援に取り組んでいます。さらに、「健康経営」を推進し、従業員が心身ともに健康で、安心・やりがいをもって働ける環境整備を進めています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社単体の法定開示データです。男女賃金差異の要因は、管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合が現状低いことによるものです。男性育児休業取得率および非正規労働者の男女賃金差異は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく公表義務の対象項目として選択しておらず、公表されていません。

指標 数値
女性管理職比率 5.3%
男女賃金差異(すべての労働者) 68.4%
男女賃金差異(正規労働者) 68.4%

グループ全体(連結)


主要事業会社3社の数値のみ掲載します。各指標は、女性活躍推進法および育児介護休業法に基づき算出されています。男性労働者の1名あたり育児休業取得日数は、2025年度に育児休業を終了し復職した労働者を対象としています。

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 7.2%
新規採用時の女性労働者の割合 29.3%
男性労働者の育児休業取得率 96.8%
男性労働者の1名あたり育児休業取得日数(育児目的休暇を除く) 144日
年次有給休暇取得率 81.3%
自己都合離職率 5.1%

働きがいと働きやすさのある職場環境づくり

指標 数値
会社が提供する教育への満足度 61.0%
キャリア支援・機会提供実感度 61.0%
管理職複数事業経験率 78.6%
グループ経営理念共感度 75.0%
女性管理職比率 7.2%
多様性を受け入れる風土実感度 62.0%

有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


相鉄ホールディングスは、純粋持株会社として、多岐にわたる事業を展開する同社グループを統括しています。鉄道やバスといった運輸業を基盤に、流通業、不動産業、ホテル業など、沿線地域の暮らしに密着した幅広いサービスを提供しています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、純粋持株会社である相鉄ホールディングスを中心に、子会社45社及び関連会社7社で構成されています。運輸業、流通業、不動産業、ホテル業、その他の事業セグメントを通じて収益を上げています。

運輸業

鉄道業とバス業を主要な事業としています。鉄道業では、ダイヤ改正による利便性向上や新型車両の導入、駅施設の改修、タッチ決済乗車サービスの開始など、お客様の快適な移動を追求しています。バス業では、EVバスの導入やASV仕様の高速バス導入、ダイヤ改定、空港リムジンバスの運賃改定などにより、収益力の向上と脱炭素社会の実現に向けた取り組みを進めています。
収益は、鉄道やバスの運賃収入、運輸雑収などから得ています。

流通業

スーパーマーケット業を中心に展開しています。店舗のリニューアルや改装による活性化を図る一方で、経営効率化のための店舗閉店も行っています。また、インストアベーカリーでの地産地消やフードロス削減に配慮した商品開発、駅売店のコンビニエンスストアへの転換など、収益力の向上に努めています。
収益は、スーパーマーケットや駅売店などでの商品販売から得ています。

不動産業

不動産分譲業と不動産賃貸業を主要な事業としています。分譲業では、集合住宅や戸建住宅の分譲を手がけ、賃貸業では、横浜駅西口周辺の大規模再開発に向けた「横浜駅西口大改造構想」の検討を進めています。また、収益物件の取得や海外での賃貸住宅開発プロジェクトへの参画、不動産ファンド事業への参入など、事業領域の拡大にも注力しています。
収益は、不動産の分譲販売や賃貸収入から得ています。

ホテル業

「横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ」と宿泊特化型ホテルを展開しています。宿泊需要の好調により平均客室単価が上昇し、売上を伸ばしています。宴会場の改修工事や産学連携プロジェクト、ケータリング事業、オリジナルフォトウエディングなどにより、集客力と収益力の向上に努めています。また、経営資源の集約と業務効率化のため、連結子会社間の吸収合併も実施しています。
収益は、宿泊料や飲食料、宴会収入などから得ています。

その他の事業セグメント

ビルメンテナンス業などを展開しています。AI建物管理クラウドシステムの導入による業務効率化や生産性向上、新規物件・既存物件における周辺業務の受注拡大に努めています。
収益は、ビルメンテナンスサービスや設備工事などから得ています。

セグメント 営業収益(2025年3月期) 営業収益(2026年3月期)
流通業 948億円 972億円
ホテル業 665億円 751億円
不動産業 669億円 688億円
運輸業 429億円 444億円
その他の事業セグメント 210億円 221億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの過去5期間の業績は、営業収益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも増加傾向にあります。特に親会社株主に帰属する当期純利益は、直近の連結会計年度において前期から大きく伸びています。

項目 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
営業収益 2,167億円 2,497億円 2,700億円 2,922億円 3,076億円
経常利益 32.9億円 127億円 270億円 348億円 357億円
経常利益率 1.5% 5.1% 10.0% 11.9% 11.6%
親会社株主に帰属する当期純利益 18.6億円 69.8億円 161億円 224億円 248億円
1株当たり当期純利益(円) 18.94 71.25 164.13 228.84 258.56

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたり営業収益(連結)は、前期から当期にかけて増加しています。また、従業員1人あたり営業利益(連結)も前期から当期にかけて増加しており、従業員一人ひとりの稼ぐ力が向上している傾向が見られます。これらの指標の改善は、組織全体の効率化や収益体質の強化を示唆しています。

指標 2025年3月期 2026年3月期
従業員1人あたり営業収益(連結) 55.7百万円 57.8百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 7.2百万円 7.3百万円

業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


相鉄ホールディングスは、本業で安定した資金を生み出しつつ、将来に向けた積極的な投資を進めている状況です。財務の健全性を維持しながら、事業拡大を図るための資金を投下しています。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


相鉄ホールディングスは、自己資本比率がプライム市場の非製造業平均(24.2%)を上回り、ROEも平均(9.4%)を大きく超える水準で推移しています。手元資金である現金及び預金も増加しており、安定した財務基盤を築いていることがうかがえます。これにより、事業環境の変化にも対応できる余力があり、長期的な視点での事業運営が期待できます。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
純資産 1,821億円 2,033億円
自己資本比率 24.0% 25.0%
ROE(自己資本利益率) 12.9% 12.9%
現金及び預金 160億円 181億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


同社グループの当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは227億9千2百万円の収入となりました。これは売上債権の増加などにより、前期に比べて収入が減少しています。投資活動によるキャッシュ・フローは304億5百万円の支出となり、有形固定資産の取得による支出が減少したことなどにより、前期に比べて支出が減少しました。財務活動によるキャッシュ・フローは97億5千2百万円の収入となり、社債の償還による支出が減少したことなどにより、前期に比べて収入が増加しています。

これらの資金の流れを見ると、同社グループは本業で安定した資金を生み出しているものの、事業拡大のための投資が営業活動による収入を上回っており、成長投資フェーズにあることがうかがえます。これにより、将来的な事業成長が期待できる一方で、現在の資金は主に再投資に充てられている状況です。

項目 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
営業CF 366.8億円 227.9億円
投資CF △437.8億円 △304.1億円
財務CF 52.4億円 97.5億円
フリーCF(営業CF+投資CF) △71.0億円 △76.1億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク


継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク


同社グループは、少子高齢化やテクノロジーの進展、価値観や生活様式の変化が進展した場合、既存の収益モデルや顧客セグメントの大幅な変化、新規事業投資の失敗などにより、業績・成長性に大きな影響を及ぼす可能性があります。また、多額の設備投資や再開発計画を進めるため有利子負債が多い財務構造となっており、市場金利の上昇や調達コストの上昇等により支払利息・投資採算への影響を受け、企業収益の低下や資金調達環境の悪化が生じるリスクがあります。

③ 人材・組織に関するリスク


生産年齢人口の減少による労働力不足、採用活動の難航、人材の流出や大量退職、スキル継承断絶等により、事業運営に必要な人材の安定確保が困難となり、サービス水準や成長戦略の推進力の低下につながるおそれがあります。

④ 雇用安定性・リストラ


解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


相鉄ホールディングスは、純粋持株会社として、運輸業、流通業、不動産業、ホテル業を中心に事業を展開する企業グループです。
お客様の快適な暮らしをサポートし、地域社会の豊かな発展に貢献することを基本理念としています。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


同社グループは、「快適な暮らしをサポートする事業を通じてお客様の喜びを実現し、地域社会の豊かな発展に貢献します」という「基本理念」を掲げています。
この理念に基づき、各社の自立経営と相互連携を強化し、お客様のニーズを的確に捉えたサービスを提供することで、地域社会の発展に貢献することを目指しています。
また、「長期ビジョン“Vision2030”」を公表し、次の100年を見据えた持続的な企業経営とさらなる成長、そして「サステナビリティの追求」に取り組んでいます。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


同社グループは、経営の基本方針として「経営姿勢」を定めています。
具体的には、「徹底したお客様視点の実践」「グループ連結利益の最大化」「活力ある企業風土の醸成」「よりよい社会への貢献」の四つを掲げています。
これらの経営姿勢は、サステナビリティ経営においても共通の価値観として重視されており、役員・社員行動原則の改定も審議されています。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


同社グループは、少子高齢化や人手不足、各種コストの増加、金利上昇、社会情勢の不透明さなど、厳しい経営環境に直面しています。
こうした状況に対し、「既存事業の構造改革と新たな稼ぐ力の強化」「選ばれる沿線の創造」「新たな事業領域への拡大」を重点戦略としています。
また、「グループ総合力の最大化」と「サステナビリティの追求」を通じて、次の100年においても持続的な企業経営を目指しています。

会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


相鉄ホールディングスは持株会社体制を採用しており、監査役会設置会社としてコーポレート・ガバナンスの強化に取り組んでいます。取締役会は経営の意思決定を迅速化し、監督機能を強化することで透明性の確保を重視しています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


相鉄ホールディングスの株主構成を見ると、複数の金融機関や信託銀行が上位に名を連ねています。筆頭株主は信託銀行であり、安定した資本構成を形成していることがうかがえます。主要な株主は、同社グループの事業活動を金融面から支える存在となっています。

株主名 持株比率
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 8.96%
三井住友銀行 4.26%
横浜銀行 4.26%
日本カストディ銀行(信託口) 3.05%
日本生命保険相互会社 2.43%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は12名(男性9名・女性3名)で構成され、女性役員比率は25.0%です。代表取締役会長は滝澤秀之氏、代表取締役社長社長執行役員は加藤尊正氏が務めています。社外取締役比率は42.9%です。

氏名 役職 主な経歴
滝澤 秀之 代表取締役 会長 1984年4月同社入社、2012年6月同社取締役、2016年6月相模鉄道取締役社長、2019年6月同社代表取締役社長社長執行役員、2025年6月同社会長より現職。
加藤 尊正 代表取締役 社長 社長執行役員 1985年4月同社入社、2014年6月同社取締役、2019年6月相鉄ホテル取締役社長、2025年6月同社代表取締役社長社長執行役員より現職。
後藤 亮一 取締役 執行役員 1989年4月同社入社、2019年6月相鉄ビジネスサービス取締役社長、2023年6月同社取締役執行役員総務部担当、労務部担当より現職。
廣瀨 佳恵 取締役 執行役員 1990年4月同社入社、2018年7月相鉄ホテルマネジメント運営本部運営部長、2025年6月同社取締役執行役員経営戦略室長より現職。


社外取締役は、恩地祥光氏(有限会社オズ・コーポレーション取締役代表)、藤川裕紀子氏(公認会計士・税理士法人会計実践研究所代表社員)、芳仲美惠子氏(畑・芳仲法律事務所パートナー)です。

同社は監査役会設置会社であり、独立性の高い社外取締役が客観的な視点から経営への意見や助言を行っています。また、指名・報酬諮問委員会を設置し、コーポレート・ガバナンスの強化を図っています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


相鉄ホールディングスでは、取締役(社外取締役を除く)の報酬は、役位と経験に応じた基本報酬と業績連動報酬等で構成されています。社外取締役の報酬は、その職務の性質から業績連動しない仕組みです。同社グループは鉄道事業を中核とする公共性の高い業種であるため、長期的な健全経営を重視した報酬体系となっています。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(社外除く) 6名 1.7億円 28.5百万円
監査役(社外除く) 2名 48百万円 24.0百万円
社外役員 7名 66百万円 9.4百万円


同社グループの役員報酬総額は2.85億円であり、報酬の支給対象となった役員は合計15名です。
なお、人数は事業年度中に報酬の支給対象となった人数であり、期中に退任した役員を含みます。また、総額には期中に退任した役員の報酬が含まれます。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

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この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。