【平均年収561万円】神戸電鉄 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

【平均年収561万円】神戸電鉄 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

神戸電鉄は、鉄道事業を核とする運輸業を中心に、不動産業、流通業、その他事業をグループ各社とともに多角的に展開しています。直近の連結会計年度では、営業収益、利益ともに前期を上回り、着実な成長を続けています。


目次

※本記事は、神戸電鉄株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月12日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


神戸電鉄グループは、鉄道事業を核とした運輸業を中心に、不動産業、流通業、その他事業を多角的に展開しています。地域に密着し、人々の生活を支える幅広いサービスを提供しています。

単体従業員数は436名、連結従業員数は827名です。同社グループの事業セグメントは、運輸業、不動産業、流通業、その他の4つです。

主な国内グループ会社は、当社、神鉄バス ①(A)、大阪神鉄豊中タクシー ①、神鉄タクシー ①、神鉄エンタープライズ ①(A)、神鉄観光 ①(A)などです。

同社グループは、保育事業及び健康事業において運営していた「御影スイミングスクール」を2025年12月に営業終了しました。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


神戸電鉄は、地域社会に貢献しながら、従業員一人ひとりが活き活きと働ける職場環境の整備に力を入れています。多様な人材の活躍を推進し、従業員エンゲージメントの向上や健康経営にも積極的に取り組むことで、持続的な成長を目指しています。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社は、平均勤続年数が長く、従業員が長期的にキャリアを築いている傾向が見られます。年齢構成も安定しており、経験豊富な人材が多数在籍していることがうかがえます。

項目 数値
平均年間給与 5,610,000円
平均勤続年数 19.9年
平均年齢 41.0歳
単体従業員数 436人
連結従業員数 827人
単体のグループ内比率 52.7%


同社グループは、規約型確定給付企業年金制度、中小企業退職金共済制度、確定拠出年金制度、前払退職金制度、退職一時金制度を設けています。確定給付型は給与や勤続年数に応じて給付額が決まり、確定拠出型は会社が拠出した資金を従業員が運用する制度です。これらの制度は国内グループ会社に適用されています。

退職一時金制度があります。ただし支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
なお、確定給付制度における退職給付債務は24.5億円、年金資産は48.1億円となっています。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


同社グループは、「神鉄グループみらいビジョン2030」において、「多様な人材一人ひとりが活躍できるステージづくり」を人的資本投資の強化に向けた方針として掲げています。新しい時代に対応した収益構造の構築や沿線活性化といった事業戦略を自律的に推進できる人材の確保と育成に努めています。

人事制度については、労使協議に基づき、資格制度や賃金制度の見直しを適宜実施しています。賃金制度は、職務・職責や経験に加え、個別の目標管理制度に基づいた評価によって昇給額等が決定される仕組みです。

具体的には、キャリア採用や外国人採用を含めた幅広い採用活動を強化しています。従業員の能力向上や組織力強化のため、階層別研修や目的別研修など体系的な人材育成に取り組むとともに、外部研修の受講も積極的に実施しています。

女性活躍推進では、「係長級以上の女性管理監督職人数」や「総合職の採用者に占める女性割合」をKPIに設定し、女性が長く働ける職場環境づくりや意識醸成、知識・技能習得機会の増加に取り組んでいます。また、定年年齢の改定による高齢者層の活用や、障がい者の活躍推進にも努めています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


連結子会社は法定開示の公表義務対象外のため、提出会社単体のデータを示します。男女賃金差異は、女性活躍推進法に基づき、2025年4月から2026年3月の実績をもとに男女別の平均年間賃金を算出し、女性労働者の平均年間賃金について男性労働者に対する割合を記載しています。

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 2.0%
男性労働者の育児休業取得率 57.0%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 71.3%
労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) 75.3%
労働者の男女の賃金の額の差異(非正規雇用労働者) 98.5%

連結子会社の法定開示


主要事業会社3社の数値のみ掲載します。

▼ 神鉄バス

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 0.0%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 37.1%
労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) 66.7%
労働者の男女の賃金の額の差異(非正規雇用労働者) 46.7%


▼ 大阪神鉄豊中タクシー

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 0.0%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 88.7%
労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) 101.1%
労働者の男女の賃金の額の差異(非正規雇用労働者) 40.1%


▼ 神鉄エンタープライズ

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 5.0%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 45.3%
労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) 87.7%
労働者の男女の賃金の額の差異(非正規雇用労働者) 69.5%

従業員エンゲージメントの向上

指標 数値
エンゲージメント調査スコア 63.9点

多様な人材の活躍

指標 数値
総合職の採用者に占める女性の割合 100%
係長級以上の管理監督職につく女性社員 4人

健康経営の推進

指標 数値
「BMI25以上」の従業員の割合 31.2%
「運動をしていない」従業員の割合 57.4%
高ストレス者の割合 13.3%
ストレスチェック回答率 86.7%
従業員の喫煙率 20.1%

有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


神戸電鉄は、地域社会に密着した多角的な事業を展開しています。鉄道事業を核に、人々の生活を支える幅広いサービスを提供することで収益を上げています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、運輸業、不動産業、流通業、そしてその他の事業セグメントの4つの柱でビジネスを展開しています。これらの事業を通じて、地域住民の移動、住まい、日々の買い物、さらには子育てや健康まで、多様なニーズに応えることで収益を確保しています。海外での事業展開は行っておらず、収益はすべて国内の顧客から得ています。また、特定の顧客への収益集中は見られません。

運輸業

鉄道、バス、タクシーの各事業を通じて、人々の移動を支えています。安全の確保と設備投資に注力し、企画乗車券やデジタル乗車券の導入、沿線活性化の取り組みを進めています。運賃改定も収益に寄与しており、当連結会計年度の営業収益は前期から増加し、営業利益も大きく伸びています。

不動産業

土地建物の賃貸業を主な収益源としています。賃貸物件へのテナント誘致や新規物件の取得、駐車場の管理受託業務などを通じて事業を拡大しています。当連結会計年度の営業収益は前期から増加しましたが、営業利益は減少しました。

流通業

食品スーパー、コンビニ、飲食業を展開し、地域住民の生活をサポートしています。生鮮部門の品揃え強化や移動スーパー「とくし丸」の運行など、販売促進策を積極的に実施しています。しかし、エネルギー価格や食料品価格の高騰による消費者の買い控え傾向を受け、当連結会計年度の営業収益、営業利益ともに前期から減少しました。

その他の事業セグメント

保育事業、健康事業、建設業など、多岐にわたるサービスを提供しています。駅に近接する施設の強みを活かした利用者増に努め、建設業ではグループ外からの受注拡大を図っています。当連結会計年度の営業収益は前期から増加しましたが、営業利益は減少しました。

セグメント 営業収益(2025年3月期) 営業収益(2026年3月期)
運輸業 130億円 140億円
流通業 53.4億円 52.8億円
その他の事業セグメント 19.9億円 21.7億円
不動産業 17.8億円 18.6億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの業績は、過去5期にわたり着実に成長を続けています。営業収益は一貫して増加傾向にあり、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益も同様に伸びています。特に直近の当連結会計年度では、営業収益、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のすべてにおいて前期を上回る結果となりました。

項目 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
営業収益 205億円 213億円 223億円 221億円 233億円
経常利益 6.5億円 10.0億円 13.6億円 15.9億円 18.6億円
経常利益率 3.2% 4.7% 6.1% 7.2% 8.0%
親会社株主に帰属する当期純利益 5.2億円 6.8億円 10.2億円 11.5億円 14.6億円
1株当たり当期純利益(円) 64.68 84.16 127.46 143.57 184.83

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたりの営業収益は、当連結会計年度において前期から増加しています。また、従業員1人あたりの営業利益も前期から伸びており、これは同社グループ全体の収益体質が強化され、組織の効率性が向上していることを示唆しています。これらの指標の改善は、安定した事業運営と持続的な成長への取り組みが実を結んでいる状況を表しています。

指標 2025年3月期 2026年3月期
従業員1人あたり営業収益(連結) 27.1百万円 28.2百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 2.5百万円 2.9百万円

業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


神戸電鉄グループは、安定した財務基盤を築きながら、事業活動と投資活動を通じて資金を創出している状況です。同社グループの経営の安定性について、財務基盤、キャッシュフロー、そして事業リスクの観点から見ていきます。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社グループの財務基盤は、自己資本比率が前期から増加し、27.0%となっています。これはプライム市場の非製造業平均と比較して同等かやや高い水準を示しています。ROE(自己資本利益率)は6.0%と前期から改善傾向にあり、収益性を高めていることが示されています。手元資金である現金及び預金も増加しており、事業運営における資金の柔軟性が確保されている状況です。これらの財務状況は、同社グループが事業を継続し、従業員の雇用や給与を安定的に支える基盤となっていることを示しています。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
純資産 235億円 253億円
自己資本比率 26.0% 27.0%
ROE(自己資本利益率) 4.9% 6.0%
現金及び預金 10.5億円 13.2億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


同社グループの当連結会計年度における営業活動によるキャッシュフローは、税金等調整前当期純利益及び仕入債務の増減額が増加したこと等により、前期から増加しています。これは本業で安定的に資金を創出している状況を示しています。投資活動によるキャッシュフローは、有形固定資産の取得による支出が増加したこと等により、前期に比べて資金の使用が増加しました。これは将来に向けた積極的な投資が行われていることを示しています。財務活動によるキャッシュフローは、自己株式の取得による支出が減少したこと等により、前期に比べて資金の使用が減少しています。

これらの結果、フリーキャッシュフローは前期から増加しており、本業で得た資金を投資に回しつつも、余剰資金を生み出している優良な資金の流れとなっています。この状況は、同社グループの事業が安定しており、将来の成長に向けた投資余力も確保されていることを示唆しています。

項目 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
営業CF 29.6億円 38.4億円
投資CF △20.2億円 △23.9億円
財務CF △13.6億円 △11.8億円
フリーCF(営業CF+投資CF) 9.5億円 14.5億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

同社グループは、鉄道事業を中心に沿線で事業展開しているため、沿線人口の減少や他社との競合激化が続いた場合、財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。また、有利子負債が営業キャッシュフローに比べ過大であるため、金利上昇が長期間続いた場合、財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

③ 人材・組織に関するリスク

同社グループは労働集約型の事業を展開しており、労働人口の減少や価値観の多様化による人材流出により、要員の確保が難しくなるリスクがあります。要員計画の未達成が続いた場合、財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

④ 雇用安定性・リストラ

解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


神戸電鉄グループは、地域社会への貢献を深く追求し、お客様の豊かな暮らしを実現することを目指しています。地域との共創を通じて、持続的な価値向上と社会・経済活動を支える存在となることを掲げています。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


同社グループは、「安心」・「安全」・「快適」をお届けすることで、お客様の豊かな暮らしを実現し、地域社会に貢献することを経営理念としています。
ミッションとして、沿線が便利で活気に満ち、喜びや感動で彩られた魅力あるエリアとなるよう、地域と手を取り合い共に歩むことを掲げています。
2030年度に向けた長期経営ビジョン「神鉄グループみらいビジョン2030」では、『暮らしに彩を添える地域の共創プラットフォーム』を“あるべき企業像”と定めています。
暮らしに彩りを添える時間やモノ、サービスの共創プラットフォームとして確固たる地位を築き、地域の持続的な価値向上と社会・経済活動を支える存在となることを目指しています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


同社グループは、お客様の信頼を築く「心のこもったサービス」を重視しています。
法令と社会規範を遵守し、誠実に行動することを基本とし、地球環境の保護・保全にも積極的に取り組んでいます。
柔軟な発想で社会のニーズに応え、新たな価値を創造することを目指しています。
また、人を尊重し、活力のある企業風土の醸成を大切にしています。
多様な価値観や個性を尊重し、従業員一人ひとりが活き活きと働くことができる職場環境の整備を不可欠と考えています。
「多様な人材一人ひとりが活躍できるステージづくり」を人的資本投資の方針とし、従業員エンゲージメントの向上に取り組んでいます。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


同社グループは、経営環境の変化に対応するため、いくつかの重点課題に取り組んでいます。
新しい時代への対応として、鉄道事業における新技術導入により安全性や利便性、生産性、環境性の向上に努め、持続可能な収益構造の構築を進めています。
沿線の活性化も重要なテーマであり、沿線自治体や地域住民との連携・共創を通じて駅を中心としたまちづくりを推進しています。
これにより、賑わいを創出し、関係人口や交流人口の拡大、ひいては人口の定着を目指しています。
また、収益性の改善に向けて、既存事業や周辺事業の強化、新規事業の開拓にも取り組んでいます。

会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


同社は監査等委員会設置会社であり、取締役会は社外取締役を含む構成で、経営に関する重要事項の決定と業務執行の監督を行っています。また、指名・報酬委員会を設置し、客観性・透明性・公正性の高い経営体制を構築しています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


同社グループの筆頭株主は阪急阪神ホールディングスであり、同社グループの経営に大きな影響力を持つことがうかがえます。その他、複数の金融機関が上位株主として名を連ねています。

株主名 持株比率
阪急阪神ホールディングス 27.74%
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 4.85%
三井住友銀行 1.99%
みなと銀行 1.05%
阪急電鉄 0.98%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は11名(男性10名・女性1名)で構成され、女性役員比率は9.1%です。代表取締役社長は井波洋氏が務めています。社外取締役比率は0.0%です。

氏名 役職 主な経歴
寺田 信彦 代表取締役 会長 1980年4月阪急電鉄株式会社入社、2013年4月阪急バス株式会社代表取締役社長、2016年6月同社代表取締役社長を経て、2024年6月より現職。
井波 洋 代表取締役 社長 1985年4月阪急電鉄株式会社入社、2016年4月阪急バス株式会社代表取締役社長を経て、2024年6月より現職。
中野 雅文 取締役 専務執行役員 (鉄道事業本部長) 1988年4月阪急電鉄株式会社入社、2021年2月能勢電鉄株式会社代表取締役社長、2023年6月同社代表取締役専務執行役員を経て、2024年6月より現職。
津山 裕昭 取締役 常務執行役員 (経営企画部担当) (人事総務部担当) (サステナビリティ推進部担当) 1982年4月同社入社、2007年6月大阪神鉄豊中タクシー株式会社代表取締役社長、2012年6月同社取締役を経て、2022年6月より現職。
糟谷 昌俊 取締役 1981年4月兵庫県採用、2018年4月公益財団法人兵庫県園芸・公園協会理事長、2019年4月公益財団法人兵庫県まちづくり技術センター理事長を経て、2020年6月より現職。
松坂 隆廣 取締役 1974年4月株式会社太陽神戸銀行入行、2012年6月神戸土地建物株式会社代表取締役社長、2018年6月バンドー化学株式会社社外取締役(監査等委員)を経て、2023年6月より現職。
油井 洋明 取締役 1983年4月神戸市採用、2019年4月同市副市長、2023年4月同市文化スポーツ局博物館長を経て、2025年6月より現職。
畑 栄一 取締役 執行役員 (鉄道事業本部副本部長) (鉄道事業本部 安全対策部長) 1983年4月同社入社、2019年4月同社鉄道事業本部副本部長、2020年4月同社鉄道事業本部安全対策部長を経て、2022年6月より現職。


社外取締役は、糟谷昌俊氏(元兵庫県土整備部長)、松坂隆廣氏(元三井住友銀行執行役員)、油井洋明氏(元神戸市副市長)、野崎光男氏(阪急電鉄常任監査役・監査等委員)、今井陽子氏(弁護士・監査等委員)、小林公一氏(阪急電鉄常任監査役・監査等委員)です。

同社は監査等委員会設置会社を採用しており、取締役会において議決権を有する社外取締役の比率を高めることで、取締役会の監査・監督機能の強化と経営の公平性・透明性の推進を図っています。また、業務執行の機動性向上のため、取締役会の業務執行決定権限の一部を取締役に委任できる旨を定款に定めています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


同社の役員報酬は、職責に応じて支給される基本報酬と、業績に連動して支給される業績連動報酬で構成されています。業績連動報酬の評価指標には、親会社株主に帰属する当期純利益を採用しており、社外取締役は独立性・客観性を保つ観点から基本報酬のみが支給されます。報酬額の決定は、代表取締役社長と独立社外取締役で構成される指名・報酬委員会が審議し、取締役会に答申する仕組みです。

区分 人数 総額 1人あたり平均
社外取締役(監査等委員を除く) 3名 7百万円 2.3百万円


※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

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この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。