【平均年収785万円】イチネンホールディングス 転職ガイド(イチネン、イチネンアクセスなど):知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

【平均年収785万円】イチネンホールディングス 転職ガイド(イチネン、イチネンアクセスなど):知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

イチネンホールディングスは、イチネン、イチネンTDリースなどを傘下に持つ持株会社です。自動車リースを基盤に多岐にわたる事業を展開し、M&Aや海外展開で事業領域を拡大しています。直近の連結会計年度では、売上高・利益ともに前期比増を達成しました。


目次

※本記事は、株式会社イチネンホールディングス の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月16日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


イチネンホールディングスは持株会社であり、単体従業員数は89名、グループ連結従業員数は2,067名です。

同社グループは、自動車リース関連事業を基盤に、ケミカル、パーキング、機械工具販売、合成樹脂、農業関連など多岐にわたる事業を展開しています。既存事業の強化に加え、M&Aや海外展開を通じて事業領域の拡大に積極的に取り組んでおり、子会社38社及び関連会社3社により構成されています。

主な国内グループ会社は、イチネン、イチネンTDリース、イチネンオートス・ジャパン、イチネンケミカルズ、イチネンパーキングなどです。

当連結会計年度において、イチネンホールディングスグループは、イチネンを存続会社、野村オートリースを消滅会社とする吸収合併による組織再編を実施しました。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


同社グループは、多様な事業を展開する持株会社として、人材を最も重要な経営資源と位置づけています。社員一人ひとりの自律的な成長と挑戦を支援し、多様性を尊重する組織づくりを進めていることが特徴です。

ワークライフバランスの実現やグループ内での連携強化にも注力し、働きやすい環境を整備しています。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社は、従業員の平均年齢が比較的高く、平均勤続年数も長めであることから、安定して長く働くことができる環境がうかがえます。多様な事業を展開するグループ全体を支える役割を担う人材が、長期的にキャリアを形成している傾向が見られます。

なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。

項目 数値
平均年間給与 7,850,566円
平均勤続年数 14.4年
平均年齢 44.4歳
単体従業員数 89人
連結従業員数 2,067人
単体のグループ内比率 4.3%


なお、直近の主要子会社のデータは以下の通りです。

会社名 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与
株式会社イチネン 43.2歳 17.0年 8,265,052円
株式会社イチネンアクセス 46.7歳 18.7年 5,414,775円


同社グループは、従業員の退職給付制度として、確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型(会社が拠出した資金を従業員が運用する)の両方を採用しています。これらの制度は、同社および一部の連結子会社に適用されています。

退職一時金制度も設けられていますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。

なお、退職給付債務は39.6億円、年金資産は24.5億円となっています。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


同社グループは、「最高の品質とサービスで、より多くの顧客に満足を与え、適正な利潤を確保することにより、株主及び従業員に報い、かつ社会に奉仕する」という経営理念のもと、人材を最も重要な経営資源と位置づけています。持続的な企業価値向上を実現するため、社員一人ひとりの「努力」と「挑戦」を通じて、自律的な成長を支援する人材戦略を推進しています。

具体的には、中長期的な成長戦略である「既存事業の強化」「事業領域の拡大」「グループ一体経営の推進」を実現するため、純粋持株会社体制のもと、各事業会社の自立性を尊重しつつ人材戦略を進めています。採用においては、新卒採用で将来の中核人材を計画的に確保し、キャリア採用では専門性を持つ人材を獲得しています。育成面では、次代の経営層や管理職の育成を重要課題とし、グループ横断での選抜型階層別研修やeラーニング、資格取得費用補助などを通じて、経営視点や組織マネジメント力の強化を図っています。

給与等の額や内容については、持続的な成長を支える人的資本投資と位置づけ、各社の業績、事業特性、人事制度、従業員の役割および貢献度等を踏まえて決定しています。物価動向や労働市場における賃金水準、人材獲得競争の状況も考慮し、従業員の生活水準維持と将来の成長を担う人材確保につながる処遇の実現を目指しています。

また、DEI(ダイバーシティー&エクイティ&インクルージョン)を推進し、性別、年齢、国籍等にかかわらず多様な価値観や経験を尊重する組織づくりに取り組んでいます。社内環境整備としては、時間単位年次有給休暇制度や土日を含む9連休の取得促進、ハラスメント防止研修、子育て支援として第三子以降の特別支給金制度などを導入し、働きやすい職場環境を整備しています。グループシナジー創出のため、グループ各社の相互理解を深める事業説明会やグループ内転職制度を通じた人材流動化も促進しています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社単体の法定開示データです。

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 4.3%
男性労働者の育児休業取得率 33.3%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 69.3%
労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) 68.3%
労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) 84.9%

連結子会社の法定開示


主要事業会社3社の数値のみ掲載します。

▼ 株式会社イチネン

管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合を10.0%まで引き上げる。労働者の月平均残業時間10時間以内を目指す。

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 7.2%
男性労働者の育児休業取得率 33.3%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 74.0%
労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) 79.2%
労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) 84.3%


▼ 株式会社イチネンケミカルズ

女性社員管理職及び管理職層職級に1名以上の登用を目指す。有給休暇取得率70%以上の継続を目指す。

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 1.7%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 74.8%
労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) 80.4%
労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) 70.1%


▼ 株式会社イチネンアクセス

女性の平均勤続年数が男性の平均勤続年数と同等以上(男女比100%以上)となることを目指す。有給休暇取得率60%以上を目指す。

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 5.2%
男性労働者の育児休業取得率 100.0%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 61.8%
労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) 74.6%
労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) 59.1%

有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


株式会社イチネンホールディングスは、自動車リース関連事業を基盤に、ケミカル、パーキング、機械工具販売、合成樹脂、農業関連といった多岐にわたる事業を展開する持株会社です。同社グループは、既存事業の強化に加え、M&Aや海外展開にも積極的に挑戦し、事業領域の拡大を図っています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、多角的な事業ポートフォリオを持つ純粋持株会社として、幅広い分野で収益を上げています。基盤となる自動車リース関連事業を中心に、ケミカル事業、パーキング事業、機械工具販売事業、合成樹脂事業、農業関連事業を展開しています。収益は、製品の販売やサービスの提供、リース取引に基づくものが中心です。

自動車リース関連事業

自動車リース、設備リース、リース満了車の処分、自動車メンテナンスの受託、自動車の販売、点検・整備、石油燃料の販売、ガソリン給油カードの募集、卸売自動車用品の販売、損害保険代理店業務などを手掛けています。収益は、リース契約やメンテナンス受託、燃料販売などから得ています。

ケミカル事業

自動車用、機械・設備用、工業用などのケミカル製品の製造と販売を行っています。収益は、化学品関連のケミカル製品や工業薬品関連の燃料添加剤、船舶用燃料添加剤の販売から得ています。

パーキング事業

「OnePark」ブランドでコインパーキングや来客用駐車場の運営、病院や官公庁、商業施設に付帯する駐車場の運営管理を行っています。収益は、新規駐車場の開発や既存駐車場の収益改善活動による販売増加から得ています。

機械工具販売事業

プロ向けや個人向けの各種工具類、自動車部品、産業・建設機械部品など幅広い商材を取り扱っています。自社でのインターネット通販も展開しており、収益は、自動車部品、産業資材、空調工具、計測工具、産業機械部品の販売から得ています。

合成樹脂事業

遊技機部品の製造・販売を主力とし、自動車用内外装部品の製造・販売も行っています。収益は、半導体実装装置メーカー等へのセラミックヒーターの販売や、遊技機メーカーへの合成樹脂製品の販売から得ています。

農業関連事業

肥料の製造・販売を主力とし、農産物の生産販売、肥料・工業用原材料等の輸入・販売も手掛けています。収益は、肥料製品の販売や農作物の販売から得ています。

その他の事業セグメント

ガラス加工製品の製造販売、不動産の賃貸及び管理などを行っています。収益は、ガラス製品の販売などから得ています。

同社グループの事業は主に国内に集中しており、特定の顧客への収益集中は見られません。

セグメント 売上高(2025年3月期) 売上高(2026年3月期)
自動車リース関連事業 611億円 639億円
機械工具販売事業 360億円 378億円
農業関連事業 176億円 196億円
合成樹脂事業 190億円 190億円
ケミカル事業 112億円 114億円
パーキング事業 79.0億円 81.7億円
その他の事業セグメント 21.5億円 23.6億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの業績は、過去5期間にわたり売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも増加傾向にあります。特に当連結会計年度においては、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の全てで前期比増を達成しました。

項目 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
売上高 1,206億円 1,278億円 1,383億円 1,549億円 1,623億円
経常利益 87.3億円 91.0億円 94.6億円 103億円 110億円
経常利益率 7.2% 7.1% 6.8% 6.7% 6.8%
親会社株主に帰属する当期純利益 56.5億円 59.2億円 123億円 66.6億円 76.5億円
1株当たり当期純利益(円) 234.36 246.63 509.46 280.28 323.49

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたり売上高(連結)は前期から増加しており、従業員1人あたり営業利益(連結)も同様に増加しています。これらの指標の改善は、同社グループ全体の生産性が向上していることを示しています。

指標 2025年3月期 2026年3月期
従業員1人あたり売上高(連結) 74.9百万円 78.5百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 5.0百万円 5.3百万円

業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


同社グループの財務状況は、事業活動で安定的に資金を生み出し、投資活動も行いながら、手元資金を確保している状態です。これにより、将来に向けた成長と安定した経営基盤を両立していることがうかがえます。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社グループの財務基盤を見ると、純資産は増加傾向にあり、自己資本比率も向上しています。これはプライム市場の非製造業平均と比較して高い水準を示しており、安定した財務体質を構築していることがうかがえます。ROE(自己資本利益率)もプライム市場平均を上回る水準で推移しており、効率的な経営が行われていることを示しています。手元資金である現金及び預金も増加しており、不測の事態への耐性も備えていると言えます。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
純資産 654億円 721億円
自己資本比率 31.5% 33.8%
ROE(自己資本利益率) 10.7% 11.2%
現金及び預金 91.6億円 106億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


同社グループのキャッシュフローを見ると、本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローは前期から増加し、94.5億円のプラスとなっています。これは事業活動が順調に推移し、安定的に資金を生み出していることを示しています。投資活動によるキャッシュフローは前期からマイナス幅が拡大し、44.5億円の支出となっています。これは建設仮勘定の増加等によるものであり、将来に向けた投資を積極的に行っている状況がうかがえます。

財務活動によるキャッシュフローは前期からマイナス幅が拡大し、36.9億円の支出となっています。これは有利子負債の減少等によるものです。結果として、フリーキャッシュフローは前期から増加し、50.0億円のプラスを確保しています。本業で稼いだ資金を成長投資に回しつつ、余剰資金も生み出していることから、安定した経営基盤と将来への成長性が期待できる状況です。

項目 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
営業CF 40.2億円 94.5億円
投資CF △20.7億円 △44.5億円
財務CF △13.3億円 △36.9億円
フリーCF(営業CF+投資CF) 19.5億円 50.0億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク


継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク


同社グループの事業構造・収益性に関するリスクとして、自動車リース事業における競合に関するリスクが挙げられます。新規参入や過度な価格競争が発生した場合、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、リースの契約満了後の自動車売却における残価リスクも認識されています。中古車市場の状況によっては、実際の処分額と想定した価額との差が大きくなり、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

③ 人材・組織に関するリスク


同社グループは、事業運営上のリスクとして人材の確保及び育成、労働安全衛生に係る問題があることを認識しています。これらのリスクに対し、できる限り回避あるいは低減するよう適切な管理に努めている状況です。

④ 雇用安定性・リストラ


解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


イチネンホールディングスは、多岐にわたる事業を展開する純粋持株会社として、顧客満足と社会貢献を経営の基本理念に掲げています。同社グループは、持続的な成長と企業価値向上を目指し、グループ一体経営と人財育成に注力する企業風土を築いています。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


同社グループの経営の基本理念は、「最高の品質とサービスで、より多くの顧客に満足を与え、適正な利潤を確保することにより、株主及び従業員に報い、かつ社会に奉仕すること」です。

中長期的には、既存事業の強化と次代に向けたグループ経営基盤の強化に努めています。事業領域の枠にとらわれず、幅広くお客様に「快適さ」を提供し、社会に貢献できる事業の拡大を目指しています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


同社グループは、社員一人ひとりの努力と挑戦によって人財価値を高め、グループの企業価値を向上させることを目指しています。「努力」「挑戦」「信頼」を重んじる組織風土の醸成を図っています。

DEI(ダイバーシティー&エクイティ&インクルージョン)を推進し、性別、年齢、国籍、宗教、社会的身分、障がいの有無、働き方等にかかわらず、多様な価値観や経験を尊重する組織づくりに取り組んでいます。多様な人財がそれぞれの能力を最大限に発揮できる安全・安心な職場環境の整備を進めています。

また、グループ各社の相互理解の深化と連携強化を目的とした事業説明会を定期的に開催しています。グループ内転職制度を通じて人財の流動化を促進し、グループ全体での知見やノウハウの共有・循環を図っています。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


同社グループは「いちねんで、いちばんの毎日を。」をスローガンに掲げています。既存事業の強化を進めながら、次代に向けたグループ経営基盤の強化に努めています。

事業領域の枠にとらわれず、幅広くお客様に「快適さ」を提供し、持続可能で豊かな社会の実現に貢献できる事業の拡大を目指しています。サステナビリティの観点では、地球環境保全と持続可能な発展のため「環境方針」を定めています。

気候変動に関する課題に対しては、コンプライアンス・リスクマネジメント委員会及びTCFD分科会を中心に課題の抽出や対策の議論を行い、取締役会で監視・評価・管理する体制を構築しています。

会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


イチネンホールディングスは、取締役会による経営上の意思決定と監査役会による監査を通じて、経営の健全性と透明性を高める体制を構築しています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


イチネンホールディングスの株主構成を見ると、筆頭株主は事業会社である第一燃料です。その他、複数の信託銀行が上位株主として名を連ねています。また、創業家と見られる個人株主も複数名が上位に位置しており、同社グループの経営を多角的な視点から支える資本構成となっています。

株主名 持株比率
第一燃料 11.67%
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 10.45%
日本カストディ銀行(信託口) 3.01%
光通信KK投資事業有限責任組合無限責任組合員光通信 2.99%
黒田 雅史 2.99%


なお、前事業年度末に主要株主であった黒田 哲也氏は当事業年度末現在では主要株主ではなくなり、光通信KK投資事業有限責任組合無限責任組合員光通信株式会社が新たに主要株主となっています。

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は14名(男性11名・女性3名)で構成され、女性役員比率は21.4%です。代表取締役社長は黒田雅史氏が務めています。社外取締役比率は50.0%です。

氏名 役職 主な経歴
黒田 雅史 代表取締役 社長 1988年4月同社入社、1992年6月取締役、2009年4月代表取締役社長に就任。第一燃料株式会社代表取締役社長などを歴任し、現在に至ります。
黒田 勝彦 取締役 副社長 1983年4月同社入社、1992年6月取締役、2006年4月取締役副社長に就任。第一燃料株式会社取締役などを歴任し、現在に至ります。
村中 正 取締役 グループ管理本部長 CSR担当 2001年2月同社入社、2017年6月取締役、2024年4月常務執行役員グループ管理本部長に就任。株式会社イチネンファシリティーズ取締役などを歴任し、現在に至ります。
井本 久子 取締役 総合企画部長兼 グループ事業開発 室長 2002年2月同社入社、2019年6月取締役、2021年4月グループ事業開発室長に就任。タスコジャパン株式会社取締役などを歴任し、現在に至ります。
木村 平八 取締役 1988年4月同社入社、2011年6月取締役、2025年4月日東エフシー株式会社代表取締役社長に就任。株式会社イチネンファシリティーズ監査役などを歴任し、現在に至ります。


社外取締役は、廣冨靖以氏(共英製鋼取締役相談役)、川村群太郎氏(ダイキン工業特別顧問)、常陰均氏(三井住友信託銀行特別顧問)、下村信江氏(近畿大学法学部法律学科教授)、宮口亜希氏(公認会計士宮口亜希事務所所長)です。

同社は監査役会設置会社であり、取締役会による意思決定と監査役会による監査を通じて経営の健全性を確保しています。独立社外取締役は、経営陣から独立した立場で経営監視機能を果たしています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


イチネンホールディングスの役員報酬は、業務執行責任報酬と業績報酬に区分され、それぞれの役割と業績に応じて決定される仕組みです。業務執行責任報酬は、担う役割の大きさや責任の範囲などを考慮して決定されます。業績連動報酬は、各事業年度の業績や株主への配当、従業員給与水準などを総合的に勘案して水準が決められています。監査役の報酬は、その独立性を重視し固定報酬のみとなっています。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(社外除く) 6名 1.9億円 31.5百万円
監査役(社外除く) 1名 14百万円 14.0百万円
社外役員 8名 71百万円 8.9百万円


なお、取締役の報酬等の総額には使用人兼務取締役の使用人分給与は含まれていません。また、取締役(社外取締役を除く)に対する非金銭報酬等には新株予約権に係る費用計上額2百万円が含まれています。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

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この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。


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